「雨」の検索結果

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恋愛 完結 長編 R15
第19回恋愛小説大賞 中華・和風・後宮ラブ賞受賞
 神々の眷属である四つの種族に、百年に一度当主の嫁取りがある。  花嫁を手にした当主は膨大な力を得、一族には繁栄が約束される。  神託により決定される花嫁は通常一人。 その一人を|八咫烏《やたがらす》一族、狐一族、狛犬一族、龍の一族で奪い合う。  何故か二人も選ばれてしまった花嫁をめぐる、お見合い現代ファンタジー。
24h.ポイント 1,393pt
小説 1,007 位 / 224,414件 恋愛 625 位 / 65,332件
文字数 279,642 最終更新日 2026.05.22 登録日 2026.01.01
恋愛 完結 ショートショート
「俺には愛する人がいるんだ。両親がどうしてもというので仕方なく君と結婚したが、君を愛することはできないし、床を交わす気にもなれない。どうか了承してほしい」 結婚式の晩、新妻クロエが夫ロバートから要求されたのは、お飾りの妻になることだった。 「君さえ黙っていれば、なにもかも丸くおさまる」と諭されて、クロエはそれを受け入れる。そして――
24h.ポイント 1,334pt
小説 1,055 位 / 224,414件 恋愛 652 位 / 65,332件
文字数 3,886 最終更新日 2020.09.19 登録日 2020.09.19
ファンタジー 完結 長編
三年に及ぶ泥沼の聖戦を終結させたのは、一人の聖女と一人の英雄だった。 しかし、勝利に沸く王都で待っていたのは、あまりに醜悪な裏切り。 戦場の傷を癒やし続けた聖女イリスは『ただの洗浄係』と蔑まれて居場所を奪われ、英雄ヴァレントもまた、国を救った功績を「なかったこと」にされようとしていた。 「二度と、君を泥の中に置いたりはしない」 全てを失い、雨の街を去ったイリスを、ヴァレントは地の果てまで追いかける。 辿り着いたのは、戦争の傷跡が色濃く残る、最果ての辺境領。 そこには、国に見放され、生きる希望を失ったかつての戦友たちがいた――。 これは、あまりに優しく、あまりに強い二人が、自分たちを捨てた国を余所に、ただ穏やかに幸せを掴み取るための物語。 無自覚な聖女の癒やしと、過保護な英雄の守護。 一匹の幽霊猫(シャドー)と共に贈る、温かな辺境スローライフ、開幕。
24h.ポイント 1,293pt
小説 1,085 位 / 224,414件 ファンタジー 170 位 / 52,164件
文字数 100,836 最終更新日 2026.06.04 登録日 2026.04.20
恋愛 完結 ショートショート
婚約者の裏切りを知り周りの力を借りて婚約者と婚約破棄をする。 令嬢は幸せを掴む事が出来るのだろうか。
24h.ポイント 1,249pt
小説 1,132 位 / 224,414件 恋愛 702 位 / 65,332件
文字数 7,429 最終更新日 2026.01.16 登録日 2025.12.16
恋愛 完結 短編
愛も情も関係ありません。
24h.ポイント 1,185pt
小説 1,197 位 / 224,414件 恋愛 736 位 / 65,332件
文字数 10,673 最終更新日 2026.05.26 登録日 2026.05.26
恋愛 完結 長編
 あなたが好きだったから、わたしは身を引いた。  もともと、3年だけの契約婚だった。  恋愛感情なしに、偽装夫婦を演じよう。  そういうあなたに同意をして一緒に暮らし出した日々。  それなのに。  約束の期限の三日前、まさか酔ったあなたとそういう関係になるなんて、思わなかった。  だから。 わたしはそのまま翌朝家を出た。  わたしだけが、どんどんあなたを好きになってしまったことを隠したくて。  こんな気持ちを悟られ、あなたに迷惑がかかるのに、耐えられなくて。    ############# なろうさんで開催されていた、氷雨そら先生、キムラましゅろう先生主催、 シークレットベビー企画参加作品だった、「あなたが好きだったから」という短編に、少し加筆修正して連載化しました。 初めてのシクべ、ちょっと変わったタイプのシクべ作品となりました。 お楽しみいただけると幸いです。
24h.ポイント 1,164pt
小説 1,215 位 / 224,414件 恋愛 748 位 / 65,332件
文字数 103,824 最終更新日 2026.05.06 登録日 2026.01.31
大衆娯楽 連載中 長編
中学二年生の杉本 翔は、ある日突然、女神と名乗る女性から、女子に自分のおしっこを転送する能力を貰った。 「これで女子のお漏らし見放題じゃねーか!」 果たして上手くいくのだろうか。 ※雑ですが許してください(笑)
24h.ポイント 1,136pt
小説 1,240 位 / 224,414件 大衆娯楽 11 位 / 6,032件
文字数 61,250 最終更新日 2024.05.23 登録日 2022.08.18
ファンタジー 連載中 長編
転生した。それは確かだ。 でも目が覚めたら、五十二歳だった。 神様は確かに言った。「目覚めたらすぐに思い出せるよ」と。 すぐ、というのは、どう考えても三日以内のはずだ。 五十二年は、どの辞書を引いても「すぐ」ではない。 王都外れの薬草屋、ガルド・ライナス。 白髪交じりで、膝は雨の日に軋み、豆スープで胃もたれする、どこにでもいるおじさん。 転生者とは、あまりにかけ離れた姿で、彼は今日も調合台に向かう。 チートスキルはなし。魔力もなし。冒険者になるには遅すぎる。無双できる体力もない。 あるのは——三十年間、薬草を刻み続けた手と、気づけば宿っていた不思議な力と、目の前の人を放っておけない性分だけ。 神様への苦情窓口は、今日も開いていない。 これは、遅すぎた転生者が、それでも静かに誰かの役に立ちながら生きていく、ほのぼの異世界日常譚。 カクヨムで連載中 Amazonで電子書籍の第1巻発売中です。 「神様、「すぐ」って言いましたよね?-おじさんの薬草屋スローライフ-」 興味のある方は是非読んでください。
24h.ポイント 1,084pt
小説 1,306 位 / 224,414件 ファンタジー 200 位 / 52,164件
文字数 279,749 最終更新日 2026.06.05 登録日 2026.04.01
BL 完結 ショートショート R18
ブログに掲載した短編です。
24h.ポイント 1,079pt
小説 1,311 位 / 224,414件 BL 200 位 / 31,172件
文字数 1,434 最終更新日 2018.10.24 登録日 2018.10.24
恋愛 連載中 長編
三年目。 子どもができなければ、離婚できる制度。 それを“使われる側”ではなく―― 自ら選んだ女がいた。 元公爵夫人オーレリア。 「ルート、離婚しましょう」 静かな執務室で告げられたその一言は、 彼女が“飾り”として生きることを拒んだ証だった。 望んだのは、ただ一つ。 ――女性が、公の場で“立てる服”を作ること。 引き止めない夫。 淡々とした署名。 静かに終わる結婚。 そして彼女は、小さな仕立て屋を開く。 最初は“元公爵夫人”の肩書きで集まった客。 だがやがて、人々は彼女の服そのものを求めるようになる。 その服は、少しずつ世界を変え始めていた。 ――その夜までは。 衣装を届ける途中、 激しい雨の中、暴走した馬車に轢かれ―― 彼女は命を落とす。 「まだ、届けていない」 その想いを残したまま。 だが次に目を覚ました時、 そこは―― すべてが始まる前の世界だった。 これは、 一度すべてを失った女が “仕事”と“人生”と、そして―― 知らなかった愛を、もう一度選び直す物語。 ーーー 不定期更新になります、よろしくお願いします🙇
24h.ポイント 1,065pt
小説 1,325 位 / 224,414件 恋愛 811 位 / 65,332件
文字数 120,227 最終更新日 2026.06.04 登録日 2026.02.24
恋愛 連載中 長編
「五年間、この国を清めてきたのは私ですわ」ラズリス王国の聖女エレナは、魔力の限りを尽くして国を浄化し続けてきた。しかし、婚約者であるカイル殿下から告げられたのは、あまりに無慈悲な言葉だった。「エレナ、君は今日から『二番目』だ。君の魔法は所詮、汚れを落とすだけの洗濯だろう?」真の聖女を名乗る令嬢リリアに一番の座を奪われ、ボロボロになった魔法の洗濯板さえも踏みにじられたエレナは、絶望の末に国を去る決意をする 。 しかし、彼女が浄化の結界を解いた瞬間、王国は五年分の「穢れ」に飲み込まれ、泥の雨が降り注ぐ腐敗の地へと変わり始めた 。 一方、エレナは「生贄」として、世界中から恐れられるガルズイン帝国の皇帝ゼクスの元へ送られることになる。 そこで待っていたのは、死の運命ではなく、狂おしいほどの独占欲を孕んだ溺愛だった。 「逃がさない。お前は私の、帝国を潤す唯一の源泉だ」 捨てた男は泥にまみれ、拾った男は彼女を神と崇める。「二番目」の烙印を刻まれた少女が、美しき死神の腕の中で真の奇跡を起こす逆転ファンタジー、開幕。
24h.ポイント 1,044pt
小説 1,352 位 / 224,414件 恋愛 827 位 / 65,332件
文字数 47,631 最終更新日 2026.06.05 登録日 2026.05.14
BL 完結 短編 R18
女の子として育てられたラナには、誰にも言えない秘密があった。 ――僕は、男だ。 18歳の冬、没落した一族の罪を贖うため、冷酷な公爵・セヴェランにメイドとして捧げられた。 純白のフリルに身を包み、偽りの乙女を演じ続ける日々。 正体が露見すれば即処刑――薄氷の上を歩くような緊張が、常にラナを縛りつけていた。 しかし、ある穏やかな午後。 その均衡は、あまりにも呆気なく崩れ去る。 逃げ場を失った身体を捕らえられ、隠し続けてきた真実を見抜かれたとき、 氷のように冷え切っていた主従関係は、静かに形を変えた。 「お前は男ですらない。……ただの、私の所有物だ」 突きつけられたのは死ではなく、逃れられない執着。 行き場を失った孤独な存在を囲い込み、決して手放そうとしない絶対的な支配。 偽りの乙女としての時間は終わりを告げ、 ラナは一人の青年として、抗えないほど深く書き換えられていく。 それは救いか、それとも堕落か。 孤独を抱えた二人の魂は、背徳の熱の中で静かに絡み合っていく――。
24h.ポイント 986pt
小説 1,429 位 / 224,414件 BL 221 位 / 31,172件
文字数 13,395 最終更新日 2026.05.26 登録日 2026.04.10
恋愛 完結 短編 R15
私にはイザックという愛しの婚約者様がいる。 ある日イザックは、隣国の王女が私たちの学園へ通う間のお世話係を任されることになった。 え?イザックの婚約者って私でした。よね…? 二人の仲睦まじい様子を見聞きするたびに、私の心は折れてしまいました。 ええ、バッキバキに。 もういいですよね。あとは好きにさせていただきます。
24h.ポイント 887pt
小説 1,591 位 / 224,414件 恋愛 962 位 / 65,332件
文字数 44,031 最終更新日 2023.05.15 登録日 2023.04.12
BL 連載中 長編 R18
{あらすじ}  登山途中に降ってきた雨の中、美中年パパと可憐な息子が導かれた先には、神々しい双子の龍神が暮らす豊穣のお屋敷――?! ‼️イメージボイスはあくまで個人的なものです‼️ ‼️ご本人様の許可は得ておりません‼️ ♠︎双子の龍♠︎ 天嶺 AMANE(CV.堀内賢雄様) :天を統べる龍 :伊織を番とし、不老不死とした :キセルと酒を嗜む ▲ 185cm / 76kg ▲肩にかかるくらいの艶のある漆黒の髪をハーフアップでラフに結んでいる ▲妖艶に光る切れ味の鋭い切れダークブラウンの瞳 ▲濃紺や紫の着流しを少し着崩して、胸元が見えている 地郷 CHISATO(CV.安元洋貴様) :地を統べる龍 :詩織を番とし、不老不死とした :料理が得意(お菓子作りもする) ▲ 192cm / 92kg ▲ 短めで少し無骨にワイルドに整えられた深いアッシュグレーの髪 ▲誠実さと力強さを秘めたエメラルドグリーンの瞳 ▲動きやすいしっかりとした仕立ての和服の袖をまくっている ♠︎不老不死となった父子♠︎ 伊織 IORI(CV.井上和彦様) :天嶺の番で40歳で不老不死になった :詩織の父 ▲ 177cm / 65kg ▲優しげな少しウェーブの落ち着いた栗毛の髪 ▲暖かみのある穏やかなタバコブラウンの瞳 ▲天嶺にお屋敷で着せられている、上質な和服 詩織 SHIORI(CV.村瀬歩様) :地郷の番で18歳で不老不死となった :伊織の息子(実は施設育ちの養子で血の繋がりは無い) ▲ 163cm / 50kg ▲ ふわふわとした柔らかいミルクティーベージュの髪 ▲くりくりとした透明感あふれるアクアマリンの瞳 ▲地郷が用意してくれた大きめのセーターがマイクロミニワンピースになっている ♠︎お世話係♠︎ 多種多様な猫たち(CV.大谷育江様) :皆同じ声だが毛の柄や性格はそれぞれ違う、屋敷に住むお世話係 ▲ 35cm〜45cm / 3kg〜5kg ♠︎創世の龍と、その番♠︎ 黎明 REIMEI(CV.森川智之様) :世界を創造した龍であり、天嶺と地郷の父 :人間の神が最初に創造した人間である白妙を番とした ▲ 190cm / 85kg ▲ 地面に届くほど長い、純金の髪 ▲深い琥珀色の瞳 ▲ゆったりとした、神々しい白と金の豪奢な着流し ▲白妙を見る時だけ、目元がとろけそうに優しくなる 白妙 SHIROTAE(CV.速水奨様) :黎明と共に数億年の時を生きる不老不死の美中年 :黎明とイチャラブ ▲ 180cm / 68kg ▲ハーフアップにした絹のように艶やかな銀髪 ▲涼しげで気品あふれる紫水晶の瞳 ▲黎明に贈られた最高級のシルクの薄衣(黎明の瞳と同じ琥珀色の刺繍が入っている) ▲スッと通った鼻筋と、黎明に愛されすぎて常にほんのり赤い唇
24h.ポイント 839pt
小説 1,674 位 / 224,414件 BL 260 位 / 31,172件
文字数 14,397 最終更新日 2026.06.05 登録日 2026.06.04
恋愛 完結 ショートショート
 十年に一度、女神へ歌を捧げる歌姫に選ばれた伯爵令嬢レオニー。  癒やしの力を宿す歌声を持つ彼女は、大役を前に懸命に努力していた。だが奉納祭直前、妹ミレーヌから渡された薬草茶によって突然声を奪われ、歌姫失格の烙印を押されてしまう。婚約者の第二王子にも見捨てられ、家族からも信じてもらえない彼女を救ったのは、学院時代の友人である辺境伯子息セルジュだった。  北の領地で彼の優しさと治療に支えられたレオニーは、失った声と心を少しずつ取り戻していく。一方、偽りの歌姫が奉納した王都では雨が降らず、聖堂の泉まで枯れる異変が起こる。再び真の歌声を求められたレオニーは、過去の痛みと向き合いながら大聖堂へ戻る。  声を奪われた歌姫は、信じてくれる愛に包まれ、真実と幸せを取り戻す。
24h.ポイント 823pt
小説 1,705 位 / 224,414件 恋愛 1,021 位 / 65,332件
文字数 12,893 最終更新日 2026.05.12 登録日 2026.05.12
経済・企業 連載中 短編 R18
「誰にも要らないと言われたのなら、俺が貰うよ。君の心も、体も、その絶望も全部」 ブラック企業で心身を擦り減らし、婚約者にも裏切られ、雨の路地裏で倒れ伏していた底辺OLの美羽。 すべてを諦め、冷たいアスファルトの上で死を待っていた彼女を拾ったのは、夜の街の裏側を支配する人外の美青年・宵(よい)だった。 「君は今までよく耐えた。これからは、俺が一生甘やかしてあげる」 極上のペントハウスで与えられるのは、常軌を逸した過保護と、人間離れしたテクニックによる絶頂の嵐。 これまで誰にも愛されることのなかった美羽は、宵の狂おしいほどの執着と甘い毒牙によって、抗う間もなく身も心もドロドロに溶かされていく。 傷ついた心が満たされていくたび、身体は彼なしでは生きられないほどに開発されていき――。 やがて彼女を捨てた者たちがその価値に気づき擦り寄ってくるが、夜の王の『極上の所有物』となった美羽には、もう彼らの声など届かない。 これは、すべてを失った少女が、底知れぬ愛と圧倒的な快楽によって「世界で一番幸せな生贄」へと堕ちていく、極上の救済譚。
24h.ポイント 781pt
小説 1,790 位 / 224,414件 経済・企業 1 位 / 417件
文字数 47,835 最終更新日 2026.05.03 登録日 2026.02.17
恋愛 連載中 長編
雨の日、庶民街で働くミレイアが拾ったのは、ずぶ濡れの犬……ではなく、とんでもなく顔のいい美青年でした。 一晩助けただけのはずなのに、翌朝には当然のように朝食を作り、 「助けていただいた責任を取ります。旦那として」 とにこやかに言い出す始末。 結婚していません。恋人でもありません。 なのに家事万能、気遣い完璧、迎えまで来る。 穏やかな顔で生活のすべてに入り込んでくる押しかけ旦那候補に、ミレイアは毎日振り回されっぱなし! 困る。すごく困る。 でも、いないと少しだけ静かすぎる――。 押しかけ美青年×愛され慣れていない頑張り屋ヒロインの、 明るくて甘い、じわじわ距離が近づく同居ラブコメです。 ˖ . ݁𝜗𝜚. ݁₊火木土21:00更新ー全50話 内訳:  【本編】明るくハイテンポな掛け合いの中で、ぐいぐい距離を詰めてくるヒーローと、慣れそうで慣れないヒロインの関係が少しずつ変わっていくラブコメです。(全16話+エピローグ)  【番外編】本編後の番外編では、“何でもない日常”をたっぷりお届けします。「ただいま」「おかえり」「また明日」――そんな小さな言葉や仕草が、少しずつ特別になっていく甘い後日談です。大事件はないのに胸があたたかくなる、じわじわ愛が深まっていく空気を楽しみたい方におすすめです。(全32話+エピローグ)
24h.ポイント 640pt
小説 2,190 位 / 224,414件 恋愛 1,263 位 / 65,332件
文字数 95,255 最終更新日 2026.06.04 登録日 2026.04.21
キャラ文芸 完結 長編 R15
愛蘭が二十歳の誕生日を迎えた初春の日、港湾都市・緑港には重たい雲が垂れこめていた。  本来なら祝われるはずのその日、彼女は緑港伯爵家の大広間にひとり立たされていた。  正面には叔父、その隣には従姉の麗香、そして――昨日まで婚約者だった沈琳道。 「どうして……わたしが家をでないといけないの?」  問いかけても、答えは返らない。  沈琳道は視線を逸らし、「麗香を選んだ」とだけ告げた。  麗香は勝者のように微笑み、愛蘭が五年間フラン王国に渡っていたことを責め立てる。 「あなたの後ろ盾だったおじい様も亡くなった。  フラン人とのハーフであるあなたが、この家にいる理由はもうないわ」  叔父は淡々と命じた。 「今日限りで屋敷を出て、街からも去りなさい」  愛蘭に許されたのは、小さな荷物袋ひとつだけ。  怒鳴ることも泣くこともなく、彼女は静かに頭を下げた。  屋敷の門を出た瞬間、冷たい雨が降り始めた。  それはまるで、彼女の代わりに空が泣いているようだった。  ――これで、この街での暮らしは終わり。  市場の喧騒も、港の鐘の音も、すべてが遠ざかる。  愛蘭が向かう先は帝都だった。  祖父が遺した言葉だけを胸に刻む。 『何かあったら、顔中蓮を頼りなさい』  後ろは振り返らなかった。  戻れる場所は、もうないと知っていたから。  誕生日に家を追われるという皮肉な運命の中で、  愛蘭はまだ知らない。  この日が――  一人の女性が「家族」を失い、  一人の女性絵師が生まれる、始まりになることを。
24h.ポイント 639pt
小説 2,198 位 / 224,414件 キャラ文芸 19 位 / 5,512件
文字数 107,101 最終更新日 2026.01.31 登録日 2025.12.28
BL 完結 長編 R18
美貌オメガのシノンは、辺境の副将軍ヘリオスのもとに嫁ぐことになった。 実はヘリオスは、昔、番になろうと約束したアルファだ。その約束を果たすべく求婚したのだが、ヘリオスはシノンのことなどまったく相手にしてくれない。 こうなることは最初からわかっていた。 それでもあなたのそばにいさせてほしい。どうせすぐにいなくなる。それまでの間、一緒にいられたら充分だ——。 健気オメガの切ない献身愛ストーリー!
24h.ポイント 626pt
小説 2,242 位 / 224,414件 BL 368 位 / 31,172件
文字数 70,355 最終更新日 2025.12.11 登録日 2025.12.01
キャラ文芸 完結 長編
香蘭(コウラン)は、後宮で香を作る仕事に就く女官。同僚に口の利けない子と蔑まれているが、香蘭には秘密がある。「反魂香」という幽世の者と話すことができる特別な香を唯一作ることができ、その代償で声を失っているのだった。 ある日、皇太子の明龍(メイロン)が香蘭のもとを訪れる。人嫌いと噂される彼だが、それは他人の嘘が聞こえてしまう特殊な力のせい。宮廷に赤い雨が降った事件の、唯一の目撃者である「幽霊」に話を聞くため、協力を要請される。事件は次第に宮廷全体を脅かすものになっていく。 特別な力を持つがゆえの孤独を、互いに埋め合っていく、中華後宮ファンタジー。
24h.ポイント 617pt
小説 2,280 位 / 224,414件 キャラ文芸 20 位 / 5,512件
文字数 118,597 最終更新日 2026.06.02 登録日 2026.05.29
6,821 12345