「異国」の検索結果
全体で574件見つかりました。
日本で暮らす紫吹星良(しぶきせら)の元に、ある日イギリスから一人の青年が訪ねてくる。
一冊の日記をその手に携えて。
それは青年の、亡くなった曾祖母が書いたものだったそうだが、最近祖父が亡くなって、初めて遺品として見つかったのだと言う。
日記の最初のページには「この日記を読んで、書いた者の想いを汲んで欲しい」と書かれている。
星良は好奇心を押さえられず、そのページをめくった――。
――明治二十五年――
「旧世代の弊害を取り除け」との掛け声の中、時の政府が海の向こうにある国から人を招いて、他国への「追いつけ追い抜け」政策を推進していた頃。
優秀な外国人を国内に留めるためには結婚だと、妙齢の令嬢との縁組が幾つも組まれ――紫吹琴星(ことせ)とハウディート・フォーレンとの婚約も、そうして成立した。
代々鉱山経営を家業とし、鉱脈の発見に特別な能力を発揮する紫吹家と、鉱山学者で地震学者、幅広い地震学や耐震の研究を行うフォーレンとの婚姻は、国を富ませるのにうってつけの組み合わせだと、当時判断されたのだ。
だが、鉱脈を読むという紫吹家の特別な血を色濃く繋いでゆきたい当主・星樹(せいじゅ)にとっては、この結婚には不満しかなく、裏で破談にすべく密かに動き始める。
フォーレンが嘱託として名を連ねていた震災予防調査会を縮小させ、イギリスへの帰還を促す傍ら、別の女性を近付けたり、自らが琴星を囲い込もうと手を回す。
追い詰められていく二人が取る行動は――。
※アニバーサリーカップ用に「カクヨム」掲載分とは少し設定を変えています。
文字数 30,141
最終更新日 2025.12.07
登録日 2025.11.07
江戸時代末期、世界が揺らぎ始めた長崎。
幕末の風が吹き荒れる中、港町の片隅――丸山遊郭では、人と妖(あやかし)が交わる夜が続いていた。
放浪の浪人・** 千早(ちはや)** は、過去を捨て、夢も名もなく漂う旅人。
ある夜、霧の中に浮かぶ丸山の灯に導かれるようにして遊郭にたどり着く。
香の煙と三味線の音に包まれたその場所で、彼は一人の遊女・** 紫苑(しおん)** と出会う。
白い狐の面をかぶったその女は、どこかこの世のものではなかった。
紫苑は、人々の“記憶”を喰らって生きる妖。
百年のあいだ、時代の移り変わりを見つめ続け、男たちの夢や欲望を糧に存在してきた。
しかし、千早に出会ったことで、彼女の心に“人の感情”が芽生え、記憶の層が崩れはじめる。
一方、長崎では坂本龍馬と勝海舟が時代の行く末を語らい、開国と維新の潮流を導こうとしていた。
だが、龍馬の背後には、人の形をした“もう一つの存在”――夢と理想を操る“影の龍
馬”が潜んでいた。
黒船の影が再び長崎に現れる頃、異国の使節に取り憑いた“幽霊”たちが人々の思想に感染し始める。
現実と幻、国家と理想、人と妖――その境が曖昧になっていく中で、勝海舟は未来の幻を見始める。
彼の夢の中には、焼け落ちる江戸、そしてかつて人であった千早の面影が見え隠れする。
やがて丸山を覆う炎の夜。
紫苑の正体が暴かれ、龍馬はこの国を動かしているのが“人の意志”なのか、“夢の呪
い”なのかを問う。
千早は紫苑を抱き、燃えさかる楼閣の中へと消える。
残された龍馬と海舟は、幻と現実のあわいを彷徨いながらも、時代の奔流へと身を投じていく。
長崎の空には、狐の面が浮かび、妖たちの夜会が再び始まる。
やがて千早は、自らも“幻の存在”であったことを知り、滅びゆく記憶の中で紫苑の面影を探す。
龍馬が京都へと旅立つ前夜、千早は夢の中で“もう一つの未来”を垣間見る。
そこでは龍馬が生き延び、紫苑は人間となり、二人は静かな海辺を歩いていた。
だが、それは決して訪れぬ未来――。
春。
丸山には新しい遊女たちが笑い、過去の幻を知る者はいない。
ただ、一枚の花弁が風に舞い、千早の記憶に触れて消える。
それは紫苑の最後の涙であり、人と妖、理想と滅びを織りなしたこの国の“美の記憶だった。
文字数 19,680
最終更新日 2025.11.21
登録日 2025.11.20
「世の中は、三割の嘘と、七割の理(ことわり)でできている」
江戸・本所のあばら家で、老絵師・葛飾北斎は、雀の骨格や荷車の沈み込みを執拗にスケッチしていた。それは単なる写生ではない。江戸に流入する物資の総量から「幕府の動脈」を読み解く、数理的な観測であった。
折しも、異国の黒船という脅威が迫る中、北斎は幕府の諜報を司る「妖怪」鳥居耀蔵から密命を受ける。それは、富士山を絶対定点(ゼロ・ポイント)とし、日本全土の射程や潮流、防衛の死角を風景画に偽装して記録する、究極の兵法図——**『富嶽三十六景』**の作成だった。
北斎は名を**「為一(いいつ)」**と改め、九十一度目の脱皮を遂げる。光と影の暗号を操る娘・応為とともに、江戸という檻を抜けた老隠密。行く手を阻む薩摩の密偵や異国の影を、幾何学に裏打ちされた筆技で切り捨てながら、彼は東海道を西へと進む。
箱根の険を越え、相模の荒れ狂う海を前にしたとき、ついに伝説の一筆が振るわれる。それは、後に世界を震撼させる『神奈川沖浪裏』が、この国の**「絶対防衛境界線」**として定義された瞬間であった。芸術という名の欺瞞を纏った、老天才の孤独な戦争が幕を開ける。
※本作はAIのを補助的に使用し作成しています。
文字数 106,612
最終更新日 2026.05.29
登録日 2026.05.01
田舎のとある村で、一本角の灰色の小鬼、黒朗は、今日も人間相手に薬を売ろうと座り込んでいた。
その側には、危険な鬼を見張るよう村長に命じられた、引きこもりのぐうたら人間な青柳が寝っ転がっている。
黒朗は村人に恐れられ、薬代を踏み倒す豪胆な婦人しか寄り付かない。
そんなある日、山に大きな異形が現れた。
なりゆきで戦うことになった青柳は、村の神社に祀られている竜神の力を借りてなんとか倒す。
が、切り開いた異形の中から人間の手が出てきた。
手は腹が減ったとしゃべり始めて、異国の老人へと姿を変える。
全てを黒灰にしてしまう最凶の鬼、黒朗と、死んだ母の復讐を誓う、水神の蛇に守護された少女、青柳、それを取り巻く人間と神と魔の者たちとのお話。
※不定期更新です。
文字数 260,940
最終更新日 2025.11.29
登録日 2024.10.01
妻、恋人とも別れ、すべてを捨ててアントワープへやって来た北川伸之。
夫を失った声楽家、嶋村由紀恵。
ふたりは異国の地、アントワープで出会い、恋に落ちる。
冬のアントワープを舞台に、北川と由紀恵の切ない想いが交錯してゆく。
文字数 9,160
最終更新日 2024.01.09
登録日 2024.01.09
文明の頂点を極め、人々が永遠に近い生を謳歌する惑星。
その極東に位置する島国「アオイ」で、学生の霧雨クロガネは、静かで満ち足りた日々を送っていた。
ある日、彼は同級生の少女に呼び止められる。
ラーヴェンブルク・マルガレーテ。 白く輝く金髪と青い瞳、そして目を奪われるほどの肢体を持つ、異国から来た美少女。
「水族館に行きたいのだけど、一緒に行ってくれませんか?」
彼女からの突然の誘いは、退屈で平和な世界に生きるクロガネの運命を、鮮やかに彩り始める。
これは、ここではないどこかの、小さくて大きなおとぎ話。
クールで無愛想、けれど内には燃えるような情熱を秘めた彼女との、初々しい交際。 そして、初めて肌を重ねる夜。 彼女は十年間秘めてきた想いと、その純潔のすべてをクロガネに捧げる――。
※ハッピーエンド確約。将来的なハーレム要素を含みます。
文字数 89,433
最終更新日 2025.12.29
登録日 2025.12.29
《いいわけじゃない。某恋人のはなし》シリーズ 第3弾 異国の女 編
ごく普通だろう男の
端的にいって、恋愛あるある的なつぶやき。
年齢が10コずつ上がっていっても離れなかった理由とは?
なかなかあり得ないと思われるのですが本当ですか?
余程ひと肌が恋しかったとか?
言い訳でなく正直なところを吐露したまえ。
――――――――
著者の呟き:
30歳サバ読み可能な容姿に、
羨望の眼差しと声援を送ってしまう著者ですが、なにか?
ある程度は脚色を施してますが、
基本っ相談を受けてた件! てことで〜
文字数 3,860
最終更新日 2021.09.18
登録日 2021.09.17
女神を奉る神殿で穏やかに暮らしていたセシリア。
ある日突然何者かに海に投げ込まれて意識を失う。
目を覚ましたのは遠い異国だった。
***
突然居場所と視力を奪われた少女と彼女を支える青年のお話です。
「小説を読もう」にも投稿しています。
文字数 64,811
最終更新日 2016.04.28
登録日 2016.04.28
中世を生きて伝説になった聖職者たちの青春劇。褐色の美女アネッテは、女性聖職者として清く正しく異国の地で生きるはずだった。
でも、年下で兄弟子でもある美貌のギールはトラブルメーカーでいつも彼女を悩ませ……!?
登録日 2015.02.13
二足歩行の多様な種族が文明を持って暮らす世界。
大昔、ヒト族とケモノ族との異種交配から始まった彼らは今――
*
王城勤務とはいえ高貴な人々の目にとまる華やかな表方とは無縁。そこそこ重要な裏方部署に務めるエリカはぴちぴちの三十歳である。番はまだ見つけていない。
ある日、庭でとんでもなく強い香源に当てられて立ち上がれないほどの目眩を覚えるエリカ。腐敗臭とは正反対の芳香だが、強烈な香りに辟易を通り越して苦悶する。匂いの元は見知らぬ異国風情の男だということが判り……なぜかその男は翌日からエリカの職場に現れるようになる。
強すぎる匂いに慣れないエリカと、申し訳ないと言いつつも接近してくる傍迷惑な公害男の目的は――
(青い瞳のあなた)
•―――――――――――•
表題作を含めた様々な人々の日常もしくは恋愛模様を描く、断片的な小説集《異世界・獣人版》。
舞台となる土地や時代の設定はランダムで、別の話と繋がりがあったり無かったり。基本的に同一世界。
獣属性な人々の、半身・番探し、異種族婚、異文化・異世界の話が書いてみたいがためのプロローグ的な短い話。
R18版は「ムーンライトノベルズ」で連載。
ただの息抜きで書いているので全体的にお手軽構成。万が一、お気に召した話があれば幸いです^^*
文字数 35,385
最終更新日 2024.05.04
登録日 2019.05.17
梓茉莉(あずさ まつり)は高校生で名門男子校に幼稚舎から通っていた。
学業優秀で容姿端麗、性格も温厚な茉莉は友達も多くて両親に愛されて育っていたハズだった。
しかし!16歳を迎えた茉莉は帰宅途中に拉致され、そのまま海外に誘拐される。
そこで出会った異国の男、藍月(らんげつ)は強大な海外マフィアのボスであり、茉莉の実の父親と名乗るのだった。
犯罪者は嫌だと拒絶する茉莉だったが父藍月の計略で帰る家を失う。
16歳の茉莉は仕方なく異国でマフィアとして生きることに。
絶望する茉莉だったが異国で運命の出逢いをすることに!
平和に暮らしていた少年の運命が急変する異国マフィアストーリー!
文字数 54,830
最終更新日 2024.12.08
登録日 2024.11.23
「私の名前はおみっちゃん。私の夢は江戸で歌姫になることです! エヘッ!」茶店でアルバイトをするおみっちゃんは、いつか江戸に行って歌姫になることを夢見ていた。しかし、おみっちゃんは極度の音痴でデスボイスの持ち主。おみっちゃんの歌の犠牲者数は人間抹殺数的には酒呑童子、玉藻の前、大嶽丸と並ぶ大妖怪の一人。何も知らないのはおみっちゃん本人だけ。師匠である茶店の女将さんが何とかして妨害しようとも試練を夢を叶えたい力で突破していく。しかし、未だに江戸にはたどり着けないで、今度は海に頬り出されて漂流し異国にたどり着いた所から始まる物語。
おみっちゃん。幽霊。
ダイアナ。幽霊。
シャーロット。王女
文字数 100,335
最終更新日 2021.08.06
登録日 2021.08.06
魔法がちょっと使えて人に好かれてしまう伯爵令嬢、ソフィア。
祖母が異国からやってきた力のある善い狐であり、新鋭ながら家としては上手くいっており、また狐の血が流れる彼女にも婚約者がいるのだが──その婚約者であり愛する王子、ウィリアムに出会い頭に「あなたを好きにならない」と冷たくされた過去を持ちながらも慕っていた。
ある日そんなウィリアムの兄王子から呼び出された事から、ふたりの関係が動いて……?
「私、好きな人に好きになって欲しいだけです」
これは、一目惚れして一途に恋する狐のお姫様と人間の王子様のお話。
※カクヨム様にも同様の小説を掲載しております
文字数 63,217
最終更新日 2022.10.29
登録日 2021.11.10
この国『バースストーン』は 約100年前『ヒコーキ』と言うドラゴンが空を飛び交い 『タワー』と言う大きな木が地上にそびえ立っている という異国の地からお越しになられた『イブキ バースストーン』が建国した。
イブキ バースストーンは とても不思議な人物で この世界では製作不可能な道具を さも見て来たかの様に設計したり 誰にも理解出来ない知識を披露したりもした。加えて 未来に対する予言 その予言に対応する策までも残していた。そんな予言の中に『王太子暗殺から国の崩壊に繋がる』予言があった。そして その予言に対応する策として『イブキ バースストーン』が残した策が『悪役令嬢システム』である。
主人公『シレン ターコイズ』は 突然 国王陛下から『3代目悪役令嬢 ヴィラン カシェット』になる事を命じられる。
様々な訓練を積んで『3代目悪役令嬢 ヴィラン カシェット』となった『シレン ターコイズ』は 王太子暗殺を防ぎ この国の崩壊を阻止する事が出来るのか?
主人公の『頑張り』の物語である。
登録日 2023.04.08
小さな街でパン屋を営むセタは客として訪れる異国の美しい少女に恋をした。ひょんなことから少女をパン屋の売り子として雇い共に暮らすことになったが、彼女は男性が苦手で自分の魅力にも気付いていない。恋が初めての不器用なセタと少女の日常。
文字数 15,797
最終更新日 2025.07.11
登録日 2025.04.17
「戦火の後宮に芽生えたのは……」
戦火に飲み込まれた小国の後宮、ただ一人佇む青年の運命は……
「愛された王様」
節操なしの王様は、それでも皆に愛されていました。
「宇宙から後宮へやって来た王様」
地球から遥か遠い星の王様の趣味は地球ウォッチングだったのです。
「恋人は舞台俳優」
僕の恋人は舞台俳優。今度の役は後宮の寵妃なんだって。
「後宮に近寄らない困った王様」
王様は女性に飽きて、後宮に近寄らなくなってしまいました。侍従は困ってしまいます。
「孤独な王様と獣人族の王子様」
後宮にやって来た隣国の王子は、獣人だったのです。
「新米兵士は赤面する」
王の護衛の新米兵士は夜の後宮で赤面した。
「男やもめの将軍は宦官を後妻に迎える」
一作目の「戦火の後宮……」の攻め視点です。
「趣味の悪い王様」
白い肌が尊ばれる国で、異国の褐色肌の青年たちを愛した王様の話。
「後宮の悲恋」
後宮に囚われた隣国の王子。彼の恋心は王によって踏みにじられた。
後宮をテーマとしたBLの短編連作です。
表紙は朝子師範(@ayumiasako1 )に書いて頂きました!!ありがとうございます!!
挿絵をSF様(@SF30844166)いなぐま様(@iru_tachibana)に描いて頂きました!!
ありがとうございます!!
Twitterのアンソロジー企画、#2020男子後宮BLに参加しております。
文字数 11,403
最終更新日 2020.08.27
登録日 2020.05.05
1部公開(20260218-0222)
イブちゃんのにゃんこの日を書くために1部公開します🐱 この機会にお楽しみください🥰
*あらすじ
産まれたその日から性別診断をされ各施設に振り分けられる。
Ωの中でも男Ωは多く奴隷として扱われる。
βやαは特別な施設に預けられ教育を受ける。
特にβの役職は広く
騎士・医者・警備・料理人・獣医……etc
と教育の入り口は広くある。
αは高貴なαとして貴族の屋敷に送られる。
得意分野を活かし生活する。
続きは本編にて…→
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2/20 まで続きはDLsiteにてお楽しみください。
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※性描写多く含みます。
※文章の無断転載禁止。
※オメガバース物語
文字数 6,444
最終更新日 2023.12.05
登録日 2023.12.03