「本」の検索結果
全体で48,369件見つかりました。
SNSの「映え」を生きがいにする高校生・湊は、写真を撮ることには熱心だが、食べることにも、人と向き合うことにも本気になれずにいた。いいねの数が増えれば満足し、減れば不安になる。そんな薄っぺらな日常の中で、彼は旧校舎の奥にひっそりと存在する謎の部活――「最後の晩餐部」と出会う。
そこにいたのは、鍋の中身が空っぽでも、湯気だけで「おいしい」と笑う少女・紬。彼女は病気のため、物理的な食事をほとんど口にできない。その代わり、誰かが語る“食べ物の思い出”や“味の記憶”を聞くことで、心だけ満たされるという不思議な体質を持っていた。最初は理解できず反発する湊だったが、成り行きで「言葉で料理をする」役目を担うことになる。
部室ではいつも軽口が飛び交い、失敗談やくだらない思い出が次々と語られる。伸びきったうどん、冷めたピザ、形の悪いオムライス。どれも大したことのない話のはずなのに、紬は楽しそうに笑い、「ごちそうさま」と言う。その姿に、湊は初めて“誰かのために語る”ことの楽しさを知っていく。物語は終始明るく、仲間同士の掛け合いや笑いに満ち、青春漫画のような軽やかさで進んでいく。
しかし、その明るさの裏で、少しずつ違和感が積み重なっていく。咳の回数、青ざめた顔、意味深な沈黙。幼なじみの蓮だけが知る真実に、湊は最後まで気づかない。鈍感なまま、いつも通りの日常が続くと信じて疑わなかった彼の前に、ある日突然、取り返しのつかない現実が突きつけられる。
笑っていた時間があまりにも鮮やかだったからこそ、その喪失は残酷だ。言葉で誰かを生かしていたつもりの少年が、言葉では救えなかった現実と向き合うとき、初めて「食べること」「生きること」の意味が浮かび上がる。
『最後の晩餐部』は、軽やかな青春のトーンから一転、心をえぐる落差で読者を揺さぶる物語だ。何気ない会話、くだらない思い出、そのすべてが“最後のごちそう”だったと気づいたとき、あなたの胸にも、忘れられない味が残るだろう。
文字数 147,056
最終更新日 2026.01.05
登録日 2026.01.04
阿藤真弘は浪人生。ろくに勉強もせずコンビニでバイトする、夢も希望もない毎日を送っていた。
それどころか、幼少期から見えていた”イマージナリーフレンド”が一向に消えてくれないという、自分で自分の精神を疑いたくなるような毎日だった。
そんなある日のバイト中、気が狂った女に襲われた真弘は、常連のサラリーマン馬渕恵とその愛犬ギンに助けられる。
実はギンは本物の犬ではなく”タルパ”と呼ばれる存在で、”イマージナリーフレンド”がいる真弘には、”タルパ”を生み出す才能があると言われると、清三はその気になって”タルパ”の修行を始めることにする。
修行を始め、何もない生活から脱却した真弘だが、事態は思わぬ方向へ。テレビやネットを騒がせて失踪・殺人事件に巻き込まれていく。
文字数 107,992
最終更新日 2015.08.15
登録日 2015.08.14
気付けば追い剥ぎに追われ、上下に揺れる胸。
どうしてこうなってしまったのか、とメイは思う。
昨日まで男であったはずなのに、パソコンの電源を切ってベッドで寝ていたハズ。
それなのになぜか女の子になって、追われている。
しかも追い剥ぎの手には現代日本に似合わぬ西洋風の剣。
わけのわからぬまま、助けられてヒラヒラした服を着せられてウェイトレス?
そんな迷子になった女の子?のお話。
登録日 2015.09.01
公爵令嬢ソフィーは、悪意なく人を追い詰める“本物の天然”である。多忙な王太子と会えず寂しさを感じていた彼女は、ある日「小さなパーティーがある」と聞き、招待もないままサプライズ訪問を決行する。ところがその会場では、帝国の策略によって、若き貴族たちが薬を使われ、女性との関係を強制的に作らされるという不穏な集まりが開かれていた。
状況を理解しきらぬまま「なんということでしょう!」と叫び、人を呼んだソフィーの行動により、計画は一気に露見。王太子を含む関係者は処罰され、彼は継承権を失い戦場へ送られることになる。一方で、以前からソフィーに想いを寄せていた第二王子が新たな王太子となり、彼女との婚約が決まる。
結果として国家を救った形となり王から感謝されるソフィーだが、本人は戸惑い気味である。ただ一つ、「呼ばれていない場には行かない方がいい」という教訓だけを、春の出来事としてぼんやりと胸に刻むのだった。
文字数 7,658
最終更新日 2026.04.05
登録日 2026.03.22
人生。
それは生きることが許された、しかし誰にも時間も内容も先読みのできない『本来』1度だけのゲームだ。
持ち合わせた手札のカード。
そこにはそれぞれが左右しあう『性格と体質』『出会いと別れ』『仕事と恋愛』
このゲームのメインとも呼べるカードがこれらだろう。
だがその手札の中でも忘れちゃいけないのがレアカード『運』だ。
しかし、どのゲームにもレア物には付きもののリスクもこのゲームにだって無縁な訳ではない。
トランプのジョーカーが、時に厄介者、そして時として英雄になるかのように。
『運が良かった』と事故や災害をまぬがれたりすることもあれば『運が悪かった』と最悪このゲームに終止符をうちかねなくなるケースもある。
それがレアカード『運』
今回の話は『運命の大女神』のスーパーレアカードを手に入れた『人世ゲーム』
の話だ。
文字数 2,660
最終更新日 2016.08.22
登録日 2016.08.22
大手総合商社「安宅興商」。
そこは東大卒や帰国子女が跋扈するエリートの巣窟。
そんな魔境に、人事ミスか神の悪戯か、Fラン大学卒の青島直人は紛れ込んでしまった。
入力
「俺の人生、詰んだか?」
そう思った直人だったが、彼には偏差値では測れない武器があった。それは、異常なほどの**「現地適応力」と「人たらし」の才能、そして「トラブルをチャンスに変える悪運」**だった!
岡山でのドブ板営業で伝説を作り、飛ばされたルーマニアでは「置き去り」にされたはずが、現地の美女母娘と同居しつつ、酒とタバコと愛嬌で難攻不落の国営企業を攻略。
さらに南米コロンビアへ飛ばされれば、今度は現地マフィアのボスと意気投合し、美女秘書たちに囲まれてハーレム状態に!?
「あいつは一体何者なんだ!?」
本社でふんぞり返るエリートたちが青ざめる中、直人は規格外の成果を叩き出し続ける。
これは、落ちこぼれ商社マンが、世界を股にかけて(主に女性関係とトラブルで)大暴れし、いつの間にか憧れのマドンナ・長峰幸まで惚れさせてしまう、痛快・下克上・お仕事ラブコメディ!
文字数 134,599
最終更新日 2026.08.09
登録日 2026.08.08
俺は、一度死んだ。
ダンジョンで命を落とした俺は、死者の力を奪い取る異質なスキルによって蘇った。だが、蘇生の代償は大きかった。俺はもう、人間ではない。生者と死者、そのどちらにも属さない存在になっていた。
それでも俺は強さを求めた。力を得るため、死体から能力を奪い、ダンジョンの深淵へと潜っていく。
そこで出会ったのは、人間に恐れられ、殺されてきたモンスターたち。
彼らと共に歩むうち、俺は気づいてしまう。
――本当に恐ろしいのは、死者なのか。
正義とは何か。命とは何か。
生きる資格すら失った青年が、生と死の狭間でその答えを探す。
そこまで強烈では無いと思いますが
念の為R15いれてます!
文字数 8,551
最終更新日 2026.08.31
登録日 2026.08.30
基本ギャグですので、お気を付けください。
彼、深井誠二がさわやかに目を覚ますと、そこは土の上だった。
あれ?俺、部屋のベッドで寝てたよな?
夢かな?ま、いっか♪
あてもなく歩いていると、人を発見!
その人たちが言うには、姫様を助けてくれとのこと。
異世界召喚された勇者くんは、頑張って姫を助けます!
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
初投稿作品です。
誤字脱字などあるかとは思います。お教えいただければ幸いです。
温かい目で見てください。よろしくお願いします。
文字数 43,533
最終更新日 2020.11.16
登録日 2020.10.18
ちょっと冷めた薬師の女の子と、無愛想だけど優しい魔王の男の話。
私は魔女と呼ばれている。薬師なだけで魔族ではない。
ある日狼に喰われかけていた男を拾った。魔物用に近い配合の薬でやっと治ったそいつは、どうやら魔族の中で最も強い力を持つ魔王という存在らしい。
へえそう。それより早くご飯作って。あ、でも魔法は見てみたい。
基本的には森の奥でのんびり暮らしています。時々女の子が過激です。魔王がちょっとおとんみたいです。
お互い名前が後半まで出てきません。
家族のようでそうではない、ふわふわした二人暮らしです。
※たまに残虐な表現が入ります。
文字数 52,698
最終更新日 2020.12.13
登録日 2020.10.29
登録日 2022.02.03
この物語はフィクションです。実在の人物や、団体などとは一切 肉体関係も愛情関係もありませんので悪しからず。作品を鑑賞するときは、精神状態を可能な限り明るくして、作者の意図からは出来る限り遠く離れ、既成概念からはなるべく逸脱して御覧下さい。また、本篇の一部にノイズが発生しておりますが、作品自体の品質に於いては何ら問題は御座いませんので、ご了承下さい。そして、この作品の内容には不適切な比喩や、配慮すべき表現事故、千年の誤読、虚実の誤謬、趣味嗜好の濫用、不純形而上交遊、言語感覚の老成麻痺、ことばの解体業者による不法投棄、支離滅裂な思考占拠、思念舞踏会、被害妄想パラノイア、世にも奇妙な諧謔図鑑、反社会的マインドマップ、有害ルネッサンス、ネオシュールレアリスモ、大規模なソサイエティに挑む闇の俳諧師 ... 等々、多数のぶざまな生きざまが収録されておりますが、執筆当時の作者の精神的状況を鑑みて、作品は風吹鴉;オリジネイター、出物?腫物?地獄変!一部無修正にて「永遠」と云う字を切り盛りしておりますので、ご了承ください。それではァあああああ!!!!!
文字数 3,435
最終更新日 2022.08.03
登録日 2022.08.03
やりたいことを我慢して質素に暮らしてきたアラフォー地味女ミタラシ・アンコが、理不尽な理由で神に命を奪われ地球から追放される。新たに受けた生は惑星エルモアにある小国ガーランディアの第二子となるハーフエルフの王女ノイン・ガーランディア。アンコは死産する予定だった王女に乗り移る形で転生を果たす。またその際、惑星エルモアのクピドから魔物との意思疎通が可能になるなどの幾つかのギフトを授かる。ところが、死産する予定であった為に魔力を持たず、第一子である腹違いの兄ルイン・ガーランディアが魔族の先祖返りとして第一王妃共々追放されていたことで、自身もまた不吉な忌み子として扱われていた。それでも献身的に世話をしてくれる使用人のロディとアリーシャがいた為、三歳までは平穏に過ごしてきたのだが、その二人も実はノインがギフトを用いたら始末するようにと王妃ルリアナから命じられていた暗殺者だった。ノインはエルモアの導きでその事実を知り、またエルモアの力添えで静寂の森へと転移し危機を脱する。その森で帝国の第一皇子ドルモアに命を狙われている第七皇子ルシウスと出会い、その危機を救う。ノインとルシウスはしばらく森で過ごし、魔物を仲間にしながら平穏に過ごすも、買い物に出た町でロディとアリーシャに遭遇する。死を覚悟するノインだったが、二人は既に非情なルリアナを見限っており、ノインの父であるノルギス王に忠誠を誓っていたことを明かす。誤解が解けたノイン一行はガーランディア王国に帰還することとなる。その同時期に帝国では第一皇子ドルモアが離反、また第六皇子ゲオルグが皇帝を弑逆、皇位を簒奪する。ドルモアはルリアナと共に新たな国を興し、ゲオルグと結託。二帝国同盟を作り戦争を起こす。これに対しノルギスは隣国と結び二王国同盟を作り対抗する。ドルモアは幼少期に拾った星の欠片に宿る外界の徒の導きに従い惑星エルモアを乗っ取ろうと目論んでいた。十数年の戦いを経て、成長したノイン一行は二帝国同盟を倒すことに成功するも、空から外界の徒の本体である星を食らう星プラネットイーターが降ってくる。惑星エルモアの危機に、ノインがこれまで仲間にした魔物たちが自らを犠牲にプラネットイーターに立ち向かい、惑星エルモアは守られ世界に平和が訪れる。
※直接的な表現は避けていますが、残酷、暴力、性犯罪描写が含まれます。
それらを推奨するものではありません。
この作品はカクヨム、なろうでも掲載しています。
文字数 165,789
最終更新日 2022.11.12
登録日 2022.10.30
闇夜を駆ける少年は、
永い時を生きていく…。
鬼を心臓に宿す小太郎。
人間の中の悪意を食べ、生きている。
そんな小太郎の元に、桃太郎の子孫が現れた。
彼は、先祖がせん滅しそこねた、生き残りの鬼を探しているという。
彼らと戦う中、自分の存在について、悩み苦しむ小太郎。
そんな小太郎に、子孫の青年が下した決断は…。
日本を舞台にしたファンタジーです。
鬼や妖怪の解釈について、作者独自の設定があります。
過去編と現在編で物語を進めて行きます。
※過去編には、カニバリズム的描写があるので、苦手な方はご注意下さい。
文字数 42,506
最終更新日 2023.04.26
登録日 2023.03.24
★平安時代風、BL版とりかえばや物語★
それは……落ちてはいけない恋だった……。
逢いたい、逢いたい。
あなたに、逢いたい……。
【あらすじ】
京の都に住む下流貴族の瀬央佐理は聡明で美しい容姿の持ち主だった。
しかし、とにかく家が貧乏でどこの姫君にも相手にされない。
佐理には高子という妹がいて、なんとある日、高子に今をときめく近衛中将から恋文が届く。
上流貴族の中将は、リアル光の君と異名を持つプレイボーイだったが、佐理の両親はその財力に目が眩む。
しかし、高子は大の男嫌いだった。
結局、佐理が高子のふりをして中将と文のやり取りをすることになり……。
*本作は、過去に当サイトにて完結まで公開しておりましたが、現在はKindle版配信のため、一旦休載となっております。
https://amzn.asia/d/0ofRbiX
↓PV(紹介動画)
https://youtu.be/FHWnvHb29pk?si=gHwUcBzYC39Ya7BD
【この本がお勧めの方】
切なくキュンキュンするお話が好きな方
さらっと読める歴史物が好きな方
ラブストーリーの他に、ちょっとした謎解きを楽しみたい方
平安時代の雰囲気が好きな方
【このお話のキーワード】
#平安時代#光源氏#源氏物語#切ない#スパダリ#健気受け#謎解き
【作者より一言】
歴史に詳しい方からすると、お恥ずかしい限りのお話ですが、平安時代風ファンタジーとして楽しんでいただけましたら幸いです。
私は2人の初逢瀬の夜と、雨の日のシーンが好き。
文字数 35,782
最終更新日 2023.10.27
登録日 2023.10.13
四月から、高校3年生になった藤原和毅/英語教諭を務める山本和輝。
藤原和毅は山本和輝を好きになってしまう。
しかし、藤原和毅は自分の気持ちに蓋をする。
2人の淡い恋路を描く長編小説になります。
文字数 4,299
最終更新日 2026.06.23
登録日 2024.10.02