「才能」の検索結果
全体で2,456件見つかりました。
『無能な女は出て行け』
と身一つで激しい雨の中へ追い出されたジゼニア。絶望の淵に立たされた彼女を救ったのは、隣国の第二王子ヴァルテだった。
ジゼニアを失った侯爵家が急速に没落していく一方で、ジゼニアはヴァルテの領地でその類まれなる経営の才能を発揮し、多くの人々に愛されていく。やがて、すべてを失った元夫が血相を変えてジゼニアの元へやってくるが、時すでに遅し。ジゼニアの心を包み込んだのは、ヴァルテの深い愛だった。
文字数 64,505
最終更新日 2026.06.05
登録日 2026.06.05
平凡な大学生・藤堂蓮には忘れられない過去がある。高校時代、告白した幼馴染の星宮瑠奈に「アイドルになるから」とこっ酷くフラれたことだ。
数年後、瑠奈は国民的アイドル『LUNA』として輝いていた。遠い世界の住人になった彼女との再会なんて、あるはずもなかった――そう、変装した彼女が俺の前に現れ、「もう一度やり直したい」と泣きつくまでは。
トップアイドルの立場を使い強引に迫る元幼馴染と、過去の傷。揺れ動く俺の日常を照らしてくれたのは、俺の才能を信じてくれる後輩・朝霧陽葵の存在だった。
俺をフッた幼馴染か、俺を支える後輩か。過去の清算と未来の選択を描く、ほろ苦くも甘い、逆転ラブコメディ、開幕。
文字数 245,551
最終更新日 2025.11.04
登録日 2025.08.29
純真無垢に育ってきた女子高生のメリカと、その彼氏である社会人・真也の、ラブホテルは、フリータイムで過ごす一日のお話。
二人は仲睦まじく、お互いを深く愛している。
メリカが、まだ高2であること以外は、いや、それを考慮しても、世間様に後ろ指差されるような恋愛ではない。
不倫でも、レイプでも、お金を媒介にした関係でもなく、純粋な恋愛関係だ。
だけども、その秘められた、二人だけの性的な関係が微妙におかしい、ノーマルとは言い難い。
メリカにとって、真也は初めての交際相手、初めてのセックスの相手、真也の手ほどきがメリカの性行為のスタンダード。
真也は、まだまだ幼いメリカの身体を隅々まで愛しまくり、これでもかとしゃぶり尽くし、更にしゃぶり尽くす。
メリカの分泌する体液のすべてが、その所有者は彼氏のものだと教えられる。
例えば、おしっこだけでも、三回に分けて排泄させられ、それぞれにプレイをたがえて、彼氏の欲求を満たしていく。
その快楽は、すべての女性が普通に受け入れているものと教えられたメリカは、安心して、何ら疑問を抱かずに受け入れ、溺れていく、イク。
メリカには、幼いながらも稀有な「エロ」の才能があり、真也のどんな要求にも、それを発展させて応えていく、イク。
長時間に及ぶクンニで、数百回連続でイクことにも、肉体的・精神的に、いとも簡単に順応するのだった。
メリカと真也の愛の、具体的な交歓、その心理状態の思惑は、あたかも、週刊少年ジャンプのバトルマンガのように熱く盛り上がっていく、イク。
二人のやっていることは「エッチ」だけなのであるが、その内容は「何か」が10パーセントほどズレている。
(少しづつ分けて投稿していきますが、完成原稿は、23章立て、約65000文字です)
文字数 65,706
最終更新日 2020.09.10
登録日 2020.09.03
ヴァルメーレ伯爵家嫡男のアドリアン。
彼は、父親譲りの完璧な美貌と才能で
社交界の注目を集めていた。
……なのに、彼の心は幼馴染のジュリアひとりでいっぱい!
天真爛漫な彼女に振り回されながらも、
誰よりも深く、ちょっと危ういくらいに愛を注ぐ。
そんな二人が織りなす、甘くて少しドタバタな恋物語。
全五話になります。
※は性描写があります。
*【その瞳に、私はいなかった】
のユーグの嫡男・アドリアンの話になります。
アドリアンは、「もう一つの物語〜if十二年後〜」に出ています。
二つの物語を読んでいただいた方が、より世界観がわかる内容になっています。(読んでいなくても大丈夫です)
文字数 8,767
最終更新日 2025.09.17
登録日 2025.09.15
ある世界に転生した男が、前世やり込んでいたゲームの知識を使って自分が生き残るため、そして、家族や領地を守るために奮闘し、最終的には悪役令嬢の運命までも変える物語である。
アルスは貴族の子として誕生すると、幼少の内から才能を発揮し、10歳を超えた頃には周りから神童と呼ばれるまでになった。しかし、その裏にはある秘密が隠されており……
「あれっ? もしかして……俺が転生したこの世界、グレシアスが舞台なんじゃね?」
アルスは転生者だったのだ。しかも、転生先は前世ハマっていたグレシアスと呼ばれるゲームの世界。加えてそのゲームは難易度が恐ろしいほど高い、鬼畜ゲームとして有名であった。また、更に追い打ちをかけるように……
「ちょっと待って、もうすぐ王国全体で大規模な戦争が起こるじゃん!」
アルスが気づいた頃にはもう時既に遅し。グレシアスのイベントである、戦争イベントが近づいていたのだった。
「このままじゃいられない! イベントに備えて行動しないと!」
間近に迫った戦争イベントを乗り越えるため、そして家族や愛する者を守るために、前世で培ったゲームの知識を駆使し、アルスは誰もが成し得なかった偉業を達成することが出来るのか。
ゲームのモブとは言わせない。華麗な躍進劇をお見せしよう。
皆様、ぜひ作者と本作を応援してもらえると嬉しいです。
*カクヨム様やなろう様でも投稿しています。
投稿頻度は1日1話を目指して投稿を進めております。
文字数 225,408
最終更新日 2024.07.05
登録日 2023.08.21
【エリート弟×自己肯定感の低い兄】
「恋人になって欲しい」
十七年前に才能があり国一番の学園へと行った弟がいる。
その弟の枷になるまいと自分の生活がどれだけ貧相なものだとしてもお金だけを送り続けていた凡人以下兄の俺。
そんな俺が立派になった弟に恋人になって欲しいと迫られる。だけど俺はスラムにずっといてこんな醜いし...
文字数 8,580
最終更新日 2022.03.16
登録日 2022.03.11
マリスは、ジョイフルを庇ったため呪いを受けて女になってしまった!
女になったマリスを見たジョイフルは。
「結婚を前提に婚約してください!」
「誰がするか!」
女になったマリスは、目が覚めるほどの美少女だった。
才能もなく騎士になるのは諦めたマリスは、適当な男と結婚して快適な結婚生活を送ることを考える。
「目指すは三食昼寝付きのお飾りの妻!」
王立学園に入学と同時に婚活を決意していたが……。
うまくいくはずもなく。
文字数 5,391
最終更新日 2023.07.16
登録日 2023.07.15
寿命こそが、この世界の絶対的価値だった。
金も、権力も、才能も、美しささえも――
全ては“保有寿命”によって決まる。
人々は魔物を狩り、寿命を稼ぎ、
より長く、より美しく、より上位の存在になろうと渇望する。
そんな世界へ転生した少女、
ルナ・レガリア。
腰まで届く漆黒の長髪。
アメジスト色の瞳。
誰もが息を呑む絶世の美貌。
そして彼女は、
この世界に存在しないはずの“異常”を持っていた。
保有寿命――∞。
さらに唯一無二の能力、
《寿命奪取《ソウルテイカー》》。
それは、
他者の寿命を、
意志一つで奪い取る禁忌の力。
努力も、生存も、金稼ぎも必要ない。
彼女は最初から、
世界の頂点へ立てる存在だった。
だからこそルナは、
ただ自分の欲望のままに動く。
美しいものを愛し、
価値ある者を選び、
気に入った存在を傍へ置く。
やがて、
《黒薔薇の女王》と呼ばれる彼女のもとへ、
忠誠、
崇拝、
執着、
欲望を抱いた者達が集い始める。
これは、
永遠を持つ女王が、
世界そのものを手に入れる物語。
文字数 43,473
最終更新日 2026.06.06
登録日 2026.05.18
義妹の身代わりとして、冷酷と名高いギルガスト公爵に嫁いだシルフィリア。しかし、彼女を待っていたのは「無能の給仕係」としての冷遇の日々だった。ついには身に覚えのない罪を擦り付けられ、一方的に離婚を言い渡されて魔物が蠢く境界の森へと捨てられてしまう。
絶望の底で、シルフィリアの内に眠っていた「創世竜の血脈」が覚醒。その圧倒的な神気に引き寄せられたのは、隣国の冷徹皇帝イグナツィオだった。
彼に拾われ、その比類なき才能を見出されたシルフィリアは、次第に閉ざしていた心を開いていく。一方、結界の要だったシルフィリアを失った公爵領は破滅へと突き進み、ギルガストは必死に彼女を連れ戻そうとするが――。
文字数 70,790
最終更新日 2026.06.07
登録日 2026.06.07
📕コミカライズ進行中!
才能も、体力も、金もない少年は努力と想像力だけを武器に成り上がる。
学者、暗器使い、剣士、魔術師……。出会いが事件を呼ぶ。
王子暗殺の陰謀を鋭い推理で解決したステファノであったが、暗殺犯一味に捕らえられ監禁された所で九死に一生を得る。
身を護るために武術の手解きを受け、瞑想と思索により「ギフト:諸行無常」を得る。
ギフトに秘められた力を得るため、「いろは歌」の暗号を解き、ステファノは「イデア界」とのリンクを獲得した。
ついに「魔術」を覚えることができた。
しかし、「この世界の魔術は外法である」と喝破する師に出会い、魔術とは似て非なる「魔法」を学び始める。
王族と侯爵家の推薦を得て、ステファノはついに「王立アカデミー魔術学科」に入学を果たす。
だが、入学早々ステファノはあちこちでやらかし波乱を巻き起こすのであった……。
文字数 1,815,268
最終更新日 2025.04.29
登録日 2022.05.04
しれっと婚約を白紙にして、もっと相性の良い人と婚約し直すだけ。
もちろん元サヤではない。
何気に主人公が才能的な意味でチート。
ざまぁは添えるだけですごくささやかだけど、ざまぁみろと言いたくなる末路。
小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 2,718
最終更新日 2024.06.20
登録日 2024.06.20
「ごめんね。きみとこのままではいられない。」そう言われて私は大好きな婚約者に捨てられた。
アルト子爵家の一人娘のリルメリアはその天才的な魔法の才能で幼少期から魔道具の開発に携わってきた。
彼女は優しい両親の下、様々な出会いを経て幸せな学生時代を過ごす。
しかし、行方不明だった元王女の子が見つかり、今までの生活は一変。
愛する婚約者は彼女から離れ、お姫様を選んだ。
「それなら私も貴方はいらない。」
リルメリアは圧倒的な才能と財力を駆使してこの世界の頂点「聖女」になることを決意する。
「待っていなさい。私が復讐を完遂するその日まで。」
頑張り屋の天才少女が濃いキャラ達に囲まれながら、ただひたすら上を目指すお話。
*他視点あり
二部構成です。
一部は幼少期編でほのぼのと進みます
二部は復讐編、本編です。
文字数 363,115
最終更新日 2024.04.14
登録日 2023.07.04
前世で婚約破棄され命を落とした元公爵令嬢セラフィーナは、現代日本で朝霧ましろとして転生し、静かな日常と自分の力で築く小さな幸せを手に入れていた。もう誰にも選ばれなくていい――そう決めて生きていたはずなのに、ある日、かつて自分を捨てた元婚約者レオンハルトが鳴海蓮司として現れ、「謝りたい」と毎日訪れるようになる。過去を終わらせたはずのましろの平穏は揺らぎ始めるが、彼女は決して受け入れず、「私はもうあなたに評価されるために生きていない」と突き放す。一方で現代では、彼女の才能が評価され始め、新たな人生が動き出す中、元婚約者の後悔と執着が静かに絡みついていく。
文字数 109,597
最終更新日 2026.04.13
登録日 2026.04.13
自分の周りには仲睦まじく、更にTPOも弁えずイチャコラしている化け物がわんさかいると言うのに、と溜息をつきそれはひとり思う。溜息をついてしまうのも仕方ない、目の前にいる化け物はなんと才能が溢れている事か、美味しい匂いがする事か。化け物の肩を抱き、それとなく腰に手を当てている化け物はこういった。
─── シュレイ、お前との婚約は無かったものとする。
ああ…
めでてぇーーー!!??なんでこんなにアホなんだよこいつら!!俺の出身地知ってる??板だよ?掲示板だよ?根暗オタクがこんなうめぇ話見過ごすわけないじゃん!金の成る木だろこいつら!美味い、実に美味すぎる。そう、美味すぎるんだよ。
─── では俺が貰い受けよう。
後ろに身体を向ければこの世で最も許しては行けない男がいた。
ほらな。
これは
乙女ゲームとは名ばかりなBLゲームに転生してしまった隠しキャラ『アンダーランドシュレイ』と人気投票一位の隠れサイコ王子様攻略対象キャラ『ベルセンルクセスティン』のドキッ♡ハートフル物語である。
サイコ王子×俺様公爵に転生した俺様オタク
文字数 12,038
最終更新日 2024.12.05
登録日 2024.10.18
王国最弱の“ハズレスキル”《発芽》しか持たない少年・リク。
戦闘能力ゼロと馬鹿にされ、Sランクパーティでは荷物持ちとして扱われた末、魔竜討伐中に見捨てられてしまう。
死を覚悟したリクが辿り着いたのは、神話にのみ存在するはずの《世界樹》の眠る場所だった――。
実は《発芽》とは、草木だけでなく“生命そのもの”を成長させる規格外スキル。
世界樹に選ばれたリクは、魔力も才能も無限に育てながら、災厄級魔物すら圧倒する“世界樹の魔導師”へ覚醒していく!
一方その力は王国すら動かし、各勢力がリクを狙い始める。
そんな中、彼を「仲間」と呼んでくれた少女アリアとの出会いが、リクの運命を大きく変えていく――。
これは、役立たずと呼ばれた少年が、 世界を救う伝説となるまでの成り上がりファンタジー。
文字数 101,978
最終更新日 2026.06.11
登録日 2026.05.13
田舎にある小さな町で魔術を教えている平民のサン。
ひょんなことから貴族の子供に魔術を教えることとなったサンは魔術の天才でありながらも人間味の薄い生徒であるルナに嫌われながらも少しづつ信頼を築いていた。
そんなある日、ルナを狙った暗殺者から身を挺して庇ったサンはそのまま死んでしまうが、目を覚ますと全く違う人物へと生まれ変わっていた。
月日は流れ、15歳となったサンは前世からの夢であった魔術学園へと入学を果たし、そこで国でも随一の魔術師となった元生徒であるルナと再会する。
ルナとは関わらないことを選び、学園生活を謳歌していたサンだったが、次第に人嫌いだと言われていたルナが何故かサンにだけ構ってくるようになりーーー?
魔術の天才だが、受け以外に興味がない攻めと魔術の才能は無いが、人たらしな受けのお話。
※お話の展開上、一度人が死ぬ描写が含まれます。
※ハッピーエンドです。
※基本的に2日に一回のペースで更新予定です。
今連載中の作品が完結したら更新ペースを見直す予定ではありますが、気長に付き合っていただけますと嬉しいです。
文字数 20,145
最終更新日 2025.11.12
登録日 2025.10.31
この地方には言い伝えがある。
赤き猛る力、青き知性の守り、白き光の慈しみ
三種の力と共に世界を護る守護者。伝説の召喚士。
しかし、長い間伝説と呼ばれる召喚士の力を持つ者は誕生していない。
召喚士一族が治める四領の一つ、サモナード領都セレニクリス。
その家の長男として生まれたリサイル・サモナードは、19歳になった今も能力を発揮できない落ちこぼれ長男だった。
そんなリサイルのことをいつも蔑むのは義母と義弟。
だが幼い頃から縁があって共にいる従者のエディだけはいつもリサイルの味方だった。
リサイルを蔑む家族の嫌がらせからリサイルを守り、言葉少なながらも常に傍にいてくれる大切な存在。
リサイルとエディは、主人と従者として良き絆で結ばれていた。
一方義弟のオニキル・サモナードは、剣と魔法の力を平等に発揮する魔法剣士としての才能を開花させつつある。
無能な長男と未来のある義弟。
誰もが義弟こそがサモナード領を治めるのに相応しいと口々に言う。
そして、一族にとって大切な成人の儀がついに始まろうとしている。
リサイルは緊張に耐えられず、儀式の出発前に不安におそわれる。
すると儀式の間だけ傍にいられないエディが、リサイルの手を取って声をかける。
「大丈夫です。あなたのことは私が一番良く知っています」
「怒らないんだ? でも……ありがとう。エディがいてくれたから、今まで生きてこられたんだ。だから……行ってくるよ」
「はい。行ってらっしゃいませ」
リサイルにとって、全く希望が見えない成人の儀。
そこで明らかになるリサイルの隠された能力とは?
落ちこぼれ長男と従者の運命の輪が、ゆっくりと回り始めていく――
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落ちこぼれで無能な召喚士一族の長男なのに、完璧従者は今日も隣を離れません!
主従以上? 恋人未満??
従者のお世話は身体の隅々まで常に完璧です!
無口で端正な顔立ちの黒髪完璧世話焼き従者と銀髪垂れ目で自己肯定感低めな召喚士一族の落ちこぼれ長男の訳あり主従ラブストーリー。開幕です!
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☆基本は毎日2回、7時と17時に更新予定です。
初日は多めに投稿します。
物語の進行度によっては追加で更新するかもしれません。
土日は7時、12時、17時の3回で更新予定です。
☆R18シーンあり。タイトルに※が付いています。ご注意ください。
☆タイトルに★が付いている話は、残酷描写などを含みます。苦手な方は十分ご注意ください。
文字数 156,927
最終更新日 2025.11.30
登録日 2025.10.31
リーゼル・マルクトは、退屈な令嬢だった。
中堅貴族の長女。容姿は並。才能は筆写くらい。十六歳で上位貴族の次男コンラートと婚約し、それから六年、何ひとつ変わらない日々を過ごしてきた。
社交界の小説では、こういう令嬢には転機が訪れるものだ。ある日突然、婚約破棄を言い渡される。ヒロインは涙ながらに屋敷を追われ——しかしそこから隠された才能が目覚め、かつて自分を捨てた者たちを見返す。
リーゼルは、どこかでそれを待っていた。
けれど婚約者は穏やかに笑うばかりで、破棄の気配はない。隠された血筋も、覚醒する魔法も、自分を見初める王子もいない。世界は何も用意してくれない。二十二歳の秋、リーゼルはようやく気づく。
——誰も私を、物語の主人公にはしてくれない。
これは、劇的な逆転も痛快な復讐もない話。都合のいい悪役は出てこないし、運命の相手が突然現れたりもしない。ただ一人の若い女が、地味な日常の中で自分の足元を見つめ直し、自分の言葉で人生を選び直す——それだけの、ささやかな物語。
文字数 57,317
最終更新日 2026.06.03
登録日 2026.04.27
聖女の親衛隊の一員であるアメリアは、聖女ファルティアの振る舞いに辟易していた。
王女でもあるファルティアは、魔法に関する才能がないにも関わらず、王国の権威の象徴として聖女に任命されている。それなのに彼女は、非常にわがままに振る舞っていたのだ。
ある時ファルティアは、アメリアにクビを言い渡してきた。
些細なことからアメリアに恨みを抱いたファルティアは、自らの権力を用いて、アメリアを解雇したのである。
ファルティアの横暴は止まらなかった。
彼女は、自分が気に入らない者達をどんどんと排除していったのである。
しかしそれによって、聖女ファルティアという存在は瓦解することになった。
彼女は自分を親衛隊が必死の思いで支えていたということを、まったく理解していなかったのである。
文字数 25,928
最終更新日 2024.01.23
登録日 2024.01.15