「花弁」の検索結果
全体で52件見つかりました。
文字数 4,458
最終更新日 2021.08.07
登録日 2021.08.07
後の世に世界最強の殺し屋と謳われる、殺し屋大国の姫 アンナリリアン。暴君と名高い父の命令で向かった先で彼女が出会ったのは、自分とは真逆の生き方をする賢者シムノン・カートス。自由奔放で飄々とした彼、それにその仲間たちに苛つきながらも、アンナリリアンは少しつずつ変化してゆく──。
この物語は──後に起こる「世界の終わり」と呼ばれる災厄までの約二十年間を駆け抜けた一人の女と、彼女に出会ってしまった人々との運命を描いた物語
生きる楽しみが殺人のみという彼女が、様々な者達と出会い、成長し、変貌してゆく物語。
刀剣バトル有り、異能力バトル有り、人間ドラマ有り、恋愛有り、身分差の恋あり
……咲き乱れ、舞い散る花弁のように──躍り狂う戦士たちの物語
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この作品は「英雄と呼ばれた破壊者の創るこの世界でhttps://ncode.syosetu.com/n4840en/」の二十ニ年前の世界を描いたものです。
こちら単独でも楽しんで頂けるような内容にはなっております。
カクヨムと小説家になろうにも掲載しています
文字数 133,819
最終更新日 2024.05.08
登録日 2024.02.29
厳格な種姓制度がはびこる、イグラット帝国。
皇帝に飼われる少女・サイファは、夜毎、城からの逃亡を図るのだが・・・・・・?
美貌の奴隷と、その教育係(監視役)を命じられた青年を軸に綴る、恋愛メインの人間ドラマ。
シリアス・コメディ混在、異世界ファンタジー。
■最新話(2019年12月22日更新)「縁は奇なり」より一部抜粋
「うわっ、何だ、これ!」
身支度のため自室の鏡を覗いた途端、サイファは思わず大声を上げてしまった。
左の鎖骨の少し上あたりに、花弁のような暗紅色の痣がくっきりと浮かび上がっている。
(これって、もしかして――)
原因に思い至った瞬間、ユウザの――男の獰猛な唇の感触がまざまざと甦り、肌が火照った。まるで、自分のモノだとでも言いたげな、口づけの痕。
登録日 2010.03.25
どんな世界にも虐待され痛めつけられ放置される弱者は居る。
それは自然の理。 それに反する呪力者は、ある未知の種を怨嗟渦巻く墓場で育てた。
弱者の骸を糧に、呪力者は己の血と肉と力を与えた。
未知の種は花開く。 如何なる花か? 見た目は普通でも花弁の奥にギサギサと牙のような歯がついていた。
復讐と悪意に満ちた花たちは、主の思いとともに花開き、それぞれの物語を紡ぐ。
5つの花の物語である。
文字数 63,758
最終更新日 2023.02.03
登録日 2022.12.14
一人に一つ何かしら、ギフトと呼ばれる特殊な能力を持つ世界
そんな世界で、一匹狼の猟犬と呼ばれる白狼・血霧、ギフト不明、どんな相手でも逃さない狙われれば命はないと言われる殺し屋の彼女
そんな彼女に一目惚れしてしまった、花弁香のギフトを持つ、花屋の青年植花・香
花と血の香りが混ざり合う
文字数 7,730
最終更新日 2023.07.14
登録日 2023.04.07
文字数 2,206
最終更新日 2021.09.26
登録日 2021.09.26
神薙矢禅(かんなぎ やぜん)は、忍びの里、月華の里長の次男。
彼は、兄の御輝(みかぐ)を敬愛していた。
そんな彼が、発揮してしまった己の才能。
そして、桜の樹の下で矢禅が出逢ってしまったのは 、とても可愛らしい見たこともない服を着た女の子で…
矢禅を中心に渦巻く個性豊かな女性キャラ達。
狂おしいほどの愛、そして過酷な運命の果てに、矢禅が選んだ道とは…
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初めまして。
絵描きの琴水さやはと申します。
昔書いた小説を載せてみます。
オリキャラの矢禅(やぜん)の生い立ち小説です。
波乱万丈です。
表紙も、私が描いたイラストです。
長いですが、お付き合いいただけますと幸いです。
*「小説家になろう」「エブリスタ」「ノベルアップ+」にも投稿しています。
文字数 51,737
最終更新日 2021.09.30
登録日 2020.08.02
目の前にそびえ立つ、大きな学院。季節外れに桜が舞い散り、花びらが頬を掠めては瞳を細め、門をくぐる。私の他にも新入生がいる。それらは人間に混ざる妖と言う者も沢山いた。
獣の形をしたもの、人の形をしたもの。また、人間も沢山いる。
まぁ、私も人のことは言えないが、ここでは妖でもなく人間でもない異形の者に分類されるだろう。
橙色の瞳に赤に近い橙色の長い髪、真新しい制服にはそぐわない黒い刀。
周りの視線を感じながらも校舎に入る。
教室に着くと私は指定された席へと向かい静かに腰掛けてはぼんやりと外を眺める。大きな桜の木がとめどなく花弁を散らし風に揺れていて、その下に長い黒髪の女がいることに気づいた。その女は確かにこちらを見てにこりと薄ら笑いを浮かべて黒い猫と共に立ち去る。
何故私を見た?
訝しげに眉を寄せてはそちらを睨み、教師の声に目を移した。
あの女に出会わなければ、私はきっと、変わらず1人だったんじゃないだろうか。そんな予感が胸をざわつかせていた……。
文字数 2,871
最終更新日 2019.08.07
登録日 2019.03.12