「認められた」の検索結果
全体で135件見つかりました。
稀な長い銀髪を持つ緑翠(りょくすい)は、花街のとある廓の楼主として有名だ。男女問わず希望する妖に教養を教え、芸者として育て、良き身請け先を探して嫁がせてやる。それが、天皇にも認められた緑翠の表稼業である。
表というからには裏もある。妖の世界に迷い込んだニンゲンを保護し、芸者の世話係として働かせることが、緑翠の裏稼業だ。ニンゲンは、この世界で簡単には生きていけない。基本的に、ニンゲンは格下、奴隷と見なされ、妖力に当てられ気絶してしまえば、その身体に鬱憤を吐き出され、処理される。
緑翠は、久々ニンゲンを見つけ普段通り保護したのだが、その瞳が生き別れた姉と重なった。本来であれば芸者の世話係をさせる以外に選択肢はない。自らの興味で世界を渡ってきた少女にそれをさせたくなかった緑翠は、ニンゲンの少女に翠月(すいげつ)と名を与え、自らが暮らす宮に囲った。緑翠の廓で、例外として芸者をやっているニンゲンの少年、天月(てんづき)と引き会わせ、翠月も芸者見習いとして稽古につかせる。
翠月は、天月や先輩芸者、御客と親しくなるうちに、なぜ妖の緑翠は、人間である翠月に近づくのだろうかと、疑問に思うようになる。妖の世界で人間が生き残る方法を知るほど、仕事として緑翠が守っているのだと実感する。
廓の楼主である緑翠は、他の芸者の成長や稼ぎについても考えなければならないが、翠月を贔屓していることを自覚するようになる。周囲は、翠月がニンゲンで、守るべき対象だから近くに置いていると納得していた。時が経って、それだけではないことに感づく者も出てきた。
緑翠にも、ようやく重い腰を上げる時期が来たようだ。姉の命がもう長くないから会いに来いと、実家から便りが届いた。これで、姉を追い込み、緑翠が背負った一族との因縁を切り、翠月を迎え入れる準備を進められる。
*
時代は特に想定しておらず、ざっくりごちゃ混ぜ、詰め込み和風なご都合設定になっています。
語感で選んでいる単語も多いため、本来とは異なった意味で使用している場合があります。
また、未成年・無理矢理・男同士・複数などのRシーンが含まれます。ご注意ください。
物語の中心に近いところにBL要素がありますが、主人公の趣向とは異なります。
主にルビや語尾、話し口調に関して、改稿の入る可能性が高いです。
ムーンライトノベルズにも掲載しています。
文字数 299,263
最終更新日 2024.05.25
登録日 2023.03.01
「貴様らのような田舎娘は性根が腐っている」
ガルシア辺境伯の令嬢である4人の姉妹は、アミーレア国の王太子の婚約候補者として今の今まで王太子に尽くしていた。国王からも認められた有力な婚約候補者であったにも関わらず、無知なロズワート王太子にある日婚約解消を一方的に告げられ、挙げ句の果てに同じく婚約候補者であったクラシウス男爵の令嬢であるアレッサ嬢の企みによって冤罪をかけられ、隣国を治める『化物公爵』の婚約者として輿入という名目の国外追放を受けてしまう。
人間以外の種族で溢れた隣国ベルフェナールにいるとされる化物公爵ことラヴェルト公爵の兄弟はその恐ろしい容姿から他国からも黒い噂が絶えず、ガルシア姉妹は怯えながらも覚悟を決めてベルフェナール国へと足を踏み入れるが……
「おはよう。よく眠れたかな」
「お前すごく可愛いな!!」
「花がよく似合うね」
「どうか今日も共に過ごしてほしい」
彼らは見た目に反し、誠実で純愛な兄弟だった。
一方追放を告げられたアミーレア王国では、ガルシア辺境伯令嬢との婚約解消を聞きつけた国王がロズワート王太子に対して右ストレートをかましていた。
※初ジャンルの小説なので不自然な点が多いかもしれませんがご了承ください
文字数 185,376
最終更新日 2021.06.23
登録日 2021.03.20
カンテミール侯爵家の娘ノエルは理知的で高潔な令嬢と広く認められた次期王妃。その隠れたもうひとつの顔は、ご令嬢方のあいだで大人気の、恋愛小説の作者であった。
ある時彼女を陥れようと画策した令嬢に、物語の原稿を盗まれた上、不貞の日記だとでっち上げの告発をされ、王太子に婚約破棄されてしまう。
そこに彼女の無実を信じると言い切った、麗しき黒衣裳の騎士が現れる。そして彼は言う。
「私があなたをこの窮地から救いあげる。これであなたへの愛の証としよう」
令嬢ノエルが最後に選んだものは…… 地位? それとも愛?
文字数 8,727
最終更新日 2022.12.10
登録日 2022.12.10
その猫は路地裏で死にかけていた。食べるものが底をつきついには餓死寸前にまで至った時、一人の魔術師に拾われた。〈虹の魔女〉と呼ばれるその魔術師は魔術界で最強と言われる魔術師であり、猫はそんな魔術師に魔術を教えてもらうことになる。「『師匠』に認められたい!」という思いでその猫は『最強』の隣を目指していく。
文字数 146,196
最終更新日 2023.08.09
登録日 2023.04.06
そこは、産声が精霊に生まれたことを認められた証で、それによって魔力と呼ばれす不思議な加護を全ての人が等しく受ける世界。
生まれた時から泣いたことがなく、魔力を持たない主人公。
そして、魔力の才能を持ち、泣かない主人公に変わってよく泣く癖を持つ幼馴染。
幼馴染は、宮廷魔術師を目指し、都市部の魔術学校の特待生候補。
主人公は、魔力を持たないが故に就ける仕事も限られているハンデ持ち。
二人の人生は交わることがない。
違いをよく理解している主人公は、旅立つ幼馴染に「今まで側にいてくれてありがとう」という意味を込めてプレゼントを渡すことにした。
彼女が都市部へ旅立つ当日、主人公はプレゼントを無事に渡すのだが……
文字数 17,402
最終更新日 2019.04.26
登録日 2019.04.08
「婚約破棄させてもらうわね!」
そう言われたのは銀髪青眼のすらりとした美女だ。
魔法が使えないものの、王太子妃教育も受けている彼女だが、その言葉をうけて見に見えて顔色が悪くなった。
「アリス様、冗談は止してください」
震える声でそう言うも、アリスの呼びかけで場が一変する。
「冗談ではありません、エリック様ぁ」
甘えた声を出し呼んだのは、この国の王太子だ。
彼もまた同様に婚約破棄を謳い、皆の前で発表する。
「王太子と聖女が結婚するのは当然だろ?」
この国の伝承で、建国の際に王太子の手助けをした聖女は平民の出でありながら王太子と結婚をし、後の王妃となっている。
聖女は治癒と癒やしの魔法を持ち、他にも魔物を退けられる力があるという。
魔法を使えないレナンとは大違いだ。
それ故に聖女と認められたアリスは、王太子であるエリックの妻になる! というのだが……
「これは何の余興でしょう? エリック様に似ている方まで用意して」
そう言うレナンの顔色はかなり悪い。
この状況をまともに受け止めたくないようだ。
そんな彼女を支えるようにして控えていた護衛騎士は寄り添った。
彼女の気持ちまでも守るかのように。
ハピエン、ご都合主義、両思いが大好きです。
同名キャラで様々な話を書いています。
話により立場や家名が変わりますが、基本の性格は変わりません。
お気に入りのキャラ達の、色々なシチュエーションの話がみたくてこのような形式で書いています。
中編くらいで前後の模様を書けたら書きたいです(^^)
カクヨムさんでも掲載中。
文字数 9,626
最終更新日 2023.04.10
登録日 2023.04.10
わたしの名前はレティシア• マイグレックヒェン。
公爵令嬢にして冷酷無慈悲な公爵家当主兼兄の妹。
8歳にして初めてお会いしたとても冷たいお兄さまに殺されてしまわないないように、幼馴染にして従者のジェフリー•ガルシアと共に殺害回避に臨むことにした。
なんとかしてお兄様に利用価値を認められたら殺されないわよね……?
とりあえず、苦手で嫌いなお父さまとお母さまと同じように無残に早死にしないように努力はするわ。
目指せ、老衰!
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こちらの作品は5日に1話更新です。
文字数 127,675
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.01.01
隣国の将軍の花嫁(実際は捕虜)となったフィオーレ・オルビス・クラシオン。
彼女の名目上の夫となる人物は、エスト・グランテ王国の愚王の弟であり、数多の騎士を率いる将軍となったデュランダル・エスト・グランテ。
彼は大陸最強と呼ばれる剣の腕前の持ち主で、自分以上に強い男がおらず何に対しても醒めていた。さらに、天上天下唯我独尊とばかりの不遜な態度に、数多くの女性との浮名を流すという問題の人物だった。
神に認められた夫婦になるために、皆の前で交わらなければならないという、最悪な婚礼の儀式から始まった二人だったが、徐々に愛を育んでいく。
これは――政略結婚で得た純真無垢な幼な妻フィオーレに、何事にも本気になれなかったデュランダルが本気の恋に落ちてしまい、二人が相思相愛になるまでの物語。
※R18に※。第1話は一応R18。完全な処女喪失は少し先。大体全話※。
※最初2~3話シリアス、中間はほのぼの、最後はシリアスからのハッピーエンドになります。
※ほのぼの部分はラブコメディちっくです。勘違いやすれ違いもあるので、たまにシリアス。
※相手役は遊び人設定ですが、性描写は主人公とだけです。
※新婚旅行編の途中、第5章の途中(予定)に戦闘描写が少しだけあります。
※短編の予定が、長編になりました。
※章ごと、各前中後編ごとに読んでも、性描写等は楽しめます(公開えっち、人に見られちゃう?、野外、素股、クンニ、フェラ等々)
登録日 2020.08.23
【人狼】――。
人を喰うバケモノとして生まれた青年リアム。しかし、彼は人肉を喰らうことができない体質であった。
一族から追い出され、人間の街シティ•ロドルナで正体を隠し、酒場の給仕として働く日々を送っている。
唯一の楽しみは、酒場の常連、警察官のヴィクターを眺めることだ。ひ弱な自分とは真逆で、逞しく強靭なヴィクターに憧れを抱くリアムだが、ある日、客のひとりに押し付けられた荷物が発端でヴィクターとの距離が縮まり――。
獲物に恋する人狼が、不器用な人狼狩り専門の警察官に認められようと奮闘する物語。
文字数 92,855
最終更新日 2023.04.02
登録日 2022.12.07
DNA情報が99%以上解明され、個人はDNAで管理される時代。
第四世代
別名「シンクロ世代」
その時代には世界が "ふたつ" 存在している。
一つ目の世界
「Live(ライブ)」
第四世代になる前、メインとして暮らしていた世界。
二つ目の世界
「Yggdrasill(ユグドラシル)」
第二世代から存在はしていたが、第四世代から取り入れられた技術により認められた新世界。
そして新世界「Yggdrasill」にはじめてアクセスした時に付与される「スキル」。
そんなせかいに生まれた、ひとりのおはなし。
文字数 3,980
最終更新日 2019.01.28
登録日 2019.01.28
エトシリカ王国の第二王女であるフレア・フェン・エトシリカは、学校なるものの存在を知り、そこへ行ってみたいと夢を抱いていた。長い説得の後、ようやくガーベラ学院への入学を認められたフレアは、護衛の青年リカルドと共に一ヶ月遅れでの入学を果たす。
こうして幕開ける、初めての学生生活。
フレアは、様々な人や出来事と出会いつつ、一人の学生として暮らしていくのだが……。
著作者:四季 無断転載は固く禁じます。
※2020.3.3〜2020.4.26 に書いたものです。
文字数 125,827
最終更新日 2020.09.23
登録日 2020.09.04
無事ドラゴンを倒し、王太子アラステアとの結婚を認められたピア。でも、実際の婚約まではちょっと険しい道のりがあるのです。反対派の貴族に押し切られて、ピアは魔物退治に出かけます。★★短編「討伐パーティーの料理係、がんばります!」の続編です。できればそちらをお読みになってからの方がお楽しみいただけると思います。なお、「残酷描写あり」は保険です。
登録日 2016.02.16
──どうしようもなく、愛されたかった。
私は必要だと認められたかった。
……だから。
育ての親に愛して欲しくば、皇帝を暗殺しろと言われたマイナ。マイナは最弱の暗殺者であり、当然今代の皇帝の暗殺にも失敗する。
失敗したので死のうとしたとき、皇帝はマイナにキスをしてきて──!?
更にはマイナを妃にすると言い出し、本当に溺愛生活が始まってしまい……。
文字数 1,047
最終更新日 2021.04.24
登録日 2021.04.24
この国では1年前にある法令が定められた。
国民の恋愛、結婚は、身分に関係なく自由であると――
それは即ち、今までのような貴族間であった政略結婚は認めないという事だ。
この法令は、貴族も平民も関係なく自由に恋愛、結婚が出来るようになったのだが、人と関わる事が苦手で社交場から遠退いていたフェデリカにとっては、政略結婚が出来ない事は一大事であった。そして、フェデリカが結婚相手を見つけるべく、向かったのは平民の若者が集うカフェであった。
文字数 13,123
最終更新日 2022.12.03
登録日 2022.12.02
魔法が息づく星、ヴィタリア。そこは多種多様な生命が生きる物質世界。
この星で最も位の高い白魔法使いの名家に生まれ、黒魔法使いとして生きる一人の少年がいた。
──名はクロス。
森に隠された小さな家で大魔法使いの兄とその従者の三人で暮らしながら、クロスは勉学と鍛錬に勤しむ日々を送っていた。
十五になる年、クロスは己の夢を叶えるために家を出る決意をする。
「俺は兄さんの弟だと世界中の人達から認められたい」
四大天使の加護を持ち白魔法使いの頂点に君臨する兄、それとは対照的に何の加護も持たない黒魔法使いのクロス。この世界で存在しない者となっているクロスは兄の足枷でしかない己の不甲斐なさを嘆き、どうにもならない現実に絶望し、しかしそれを打破する事を夢にした。
――大事にしてくれる家族と一緒にいたい……堂々と!!
二人の反対を押し切り、クロスは魔法騎士を目指して世界に六つしかない魔法学院へと通う事に。本当の名と家柄を隠し、庶民として入学したクロスは初めて尽くしの毎日を過ごしながら、夢が叶ういつの日かを目指して日々精進の毎日を送る。
しかし、クロスは知る事になる。自分の夢がどんなに大それた事で、その道がどれほど困難であるのかを――
これは"セラフィナイト"と言う白魔法使いの名家に黒い魔力を持って生まれたクロスがその宿命を背負い、世界中の人々から認められる事を目指して運命を切り開いていくお話し。
・関連小説『ディスティニーブレイカー〜カノン=エクセシアの世界〜』も合わせて読んで頂くと面白いと思います(完結済)
※挿絵があります。順次追加添付していきますのでちょいちょい確認して下さい
※他サイトでも掲載しています
文字数 388,680
最終更新日 2022.05.14
登録日 2020.12.31
スカヴェンジャーと呼ばれる強盗宇佐木光矢(うさきこうや)は仕事中に『鬼』と遭遇した。
いつもならば簡単に逃げおおせていたのだが悪い癖のせいで宇佐木は警察に捕まってしまう。
留置場で拘束されていた彼は、その場にとても不釣り合いな神父と出会った。
酒好きで太陽の様な笑顔の美しい神父ソーリス。彼に能力を認められた宇佐木は行動を共にすることとなり、その邂逅によって宇佐木の世界は新しい色へと塗り替えられていく。
陰鬱とした腐肉を漁る獣はやがて光に導かれ、その在り方を自身に問うだろう。
長編伝奇ノベル。
第三弾『レインバラッド』公開!
作:パンデモニウムのシン
絵師笹原たると様
https://www.pixiv.net/member.php?id=16888124
文字数 423,419
最終更新日 2020.05.03
登録日 2018.07.09
田舎の高校に通っている高校二年生の青蓮寺焔(しょうれんじほむら)はいつもの日常を送っていた。
ところがそんな「日常」は一つの事件をきっかけに壊れてしまった。能力と度胸を認められた焔は、ある組織にスカウトされる。なんとその組織は……地球外生物を相手にする超危険な組織だった!
これは焔が今までの「日常」とはかけ離れた場所で歩んでいく「軌跡」を描いた物語だ。
小説家になろうにても書いてます。
https://ncode.syosetu.com/n4715fl/
文字数 421,290
最終更新日 2021.04.18
登録日 2019.09.04
交通事故にあい、兄弟二人して死んでしまったこの日、異世界転生することに!
「魔道士/剣士第二育成学校」二人はここで兄は魔道士へ、弟は剣士になるため、通うことになる…。
魔道士の才能を持った天才な兄、努力して自他ともに認められた努力家な弟。
育成学校を卒業した二人は、これからどうするのか…?
文字数 5,194
最終更新日 2021.04.17
登録日 2021.04.03