「骨」の検索結果
全体で1,405件見つかりました。
「ぼくなんかを好きだなんて、その目おかしいよ。ぜーったいにお・か・し・いーっ!」
クラスから浮いているやせっぽちの孤児(捨て猫)、ユキ。
物静かなイケメン(デカい岩)、マディソン。
接点ゼロのはずの二人が始めた「秘密の交際」は、おかしいほど噛み合わない!
級友「エッチするなら抱き心地がよくないとな。『捨て猫』みたいな骨と皮じゃ、起ちやしねえ」
マディソン「……エッチ。…………そうか」
ふと聞いてしまったマディソンの言葉に傷ついたユキは、心に固く誓う。
「ぜったいエッチしないもんっ!!」
人に愛されてこなかったユキは、パン屋のバイトでやさしさを知り、力こぶを育て、バグった身体能力で夜の街を爆走する。
一方、放置されたマディソンは、思い出の大木に掌底を叩き込んでユキが降ってくるのを待っていた。
愛が激重なボンクラ攻めマディソン✕自信ゼロの健気受けユキ
すれ違いまくりの溺愛ラブコメです!
文字数 26,272
最終更新日 2026.05.24
登録日 2026.03.06
私、リディア・トゥーラル男爵令嬢にはジッシー・アンダーソンという婚約者がいた。ある日、学園の中庭で彼が女子生徒に告白され、その生徒と抱き合っているシーンを大勢の生徒と一緒に見てしまった上に、その場で婚約破棄を要求されてしまう。
婚約破棄を要求されてすぐに、ミラン・ミーグス公爵令息から求婚され、ひそかに彼に思いを寄せていた私は、彼の申し出を受けるか迷ったけれど、彼の両親から身を引く様にお願いされ、ミランを諦める事に決める。
そんな私は、学園を辞めて遠くの街に引っ越し、平民として新しい生活を始めてみたんだけど、ん? 誰かからストーカーされてる? それだけじゃなく、ミランが私を見つけ出してしまい…!?
え、これじゃあ、私、何のために引っ越したの!?
※恋愛メインで書くつもりですが、ざまぁ必要のご意見があれば、微々たるものになりますが、ざまぁを入れるつもりです。
※ざまぁ希望をいただきましたので、タグを「ざまぁ」に変更いたしました。
※史実とは関係ない異世界の世界観であり、設定も緩くご都合主義です。魔法も存在します。作者の都合の良い世界観や設定であるとご了承いただいた上でお読み下さいませ。
文字数 69,842
最終更新日 2022.12.06
登録日 2022.11.23
伯爵の契約妻ミエーレは、義父を看取った後もんもんと考えていた。ミエーレは『余命いくばくもない父親を安心させたい』と言う伯爵ギドの依頼でお飾りの妻──いわゆる契約妻になっていた。優しかった義父が亡くなって早二月。ギドからは契約満了の通達はなく、ミエーレは自分から言い出した方が良いのかと悩む。ミエーレはギドのことが好きだったが、ギドから身体を求められたことが一切無かったのだ。手を出す気にもならない妻がいるのはよくないだろうと、ミエーレはギドに離縁を求めるが、ギドから返ってきた反応は予想外のものだった。
◆成人向けの小説です。※回は露骨な性描写あり。ご自衛ください。
文字数 15,756
最終更新日 2020.07.25
登録日 2020.07.21
――美醜の価値観がめちゃくちゃな世界に迷い込んだ僕と3人の男たちの総愛され、溺愛物語
――シンプル美醜逆転ではなく多様な種族がいるから斜め上に価値観がはちゃめちゃという世界。
三人の男たちはそれぞれに何かしら不遇。
《僕》
ごく普通の学園から異世界に転移した。
ごく普通な一般人。
小柄(150cm)、細身の体格。
この世界では高級娼年のような見目として扱われる。(クルチザンヌ男性版のようなイメージですが)
没入感のために、あえて年齢や外見は明示していません。
―
1.グラウス
リーダー役ランサー、赤髪のウルフカットが野性的、大楯と大槍使い。
筋骨隆々の分厚い胸板を持つ大男。
垂れ目がちな緑の瞳、成熟していて頼り甲斐と包容力に父性が混ざる。
彼はこの世界では野暮ったく威圧感に溢れていると恐れられているようだ。
―
2.ゼンジ
参謀役ローグ、黒髪の金の瞳の青年。
侍のような凛とした佇まい、礼儀正しい。
旅慣れている、達観と諦めが混ざったような態度で世慣れしている。
彼はこの世界では整っていない、裏稼業や汚れ仕事に慣れすぎて敬遠されているようだ。
―
3.ディアロス
魔導士ソーサラー、長い銀髪、青い瞳。
青白い肌に冷淡な口調。だけど、極めて独占欲が強く、極めて執着心も強い。
ツンデレ、クーデレ、ヤンデレ全部盛り。
彼は過去の苦しみから自らの見目について重いコンプレックスや悩みを抱えているようだ。
――おまけ枠
4.薄紫肌の魔族男
5.
――
R_と書いてあるタイトルが、
僕と3人の誰か、もしくは複数と、そういう場面です。
タイトルと冒頭にも表記します。
辛さ無し、
総愛され、
悲壮感は男たちの過去に最小限。
3人の男たち以外と絡みは、あるとしたら本編終了後、IFとして。
文字数 30,286
最終更新日 2026.01.31
登録日 2026.01.23
不遇な人生を送ってきたオメガが愛を探し求め異世界で魔王αと王子αから骨の髄まで愛し尽くされるよしよしBL
『Ωに生まれてきてよかった』ある目的のために阿月を召喚した魔王(α)と天上の国の暴君王子(α)からの寵愛に戸惑う(Ω)
◇◇◇
新見 阿月(23)Ω は、ペットショップの本部にて、オメガ雇用のアルバイトとして働いている。オメガの特徴である発情期などは、1週間のオメガ有給をとれる会社で働いていたのだが……同じ部署の責任者の早川から理不尽な叱責を受けたり、ストレス発散のサンドバッグにされたことが原因で、人生に絶望しオフィスビルの22階から飛び降りた。
しかし、目を覚ますと暗闇から男の声。
『待っていたよ』
その声の主は、魔王ジス。ジスの側近であるライアによると、阿月は魔王の召喚によってこの異世界に召喚されたのだと知る。
魔王(α)と皆から畏れられながらも、阿月にだけ静かな優しさを見せるジスに、凍りついた心が溶けていくのを感じる阿月。
阿月を召喚させた魔王ジスの思惑は……
「そなたには天上の国のフォリーヌ王国のシュカ王子の世継ぎを産み、その子を冥界に連れ帰ってほしい」
天上の国にあるフォリーヌ王国のシュカ王子は暴君王子と有名で、冥界にいる死者からの嘆きの声も多い。
・冥界で魔王ジス(α)との悲哀の恋を選ぶのか
・天上の国の暴君王子シュカ(α)と運命の恋を選ぶのか
魔王(α)と暴君王子(α)から求められ、どちらを愛するべきかに戸惑う青年(Ω)の異世界で2回目の幸せな人生を歩む旅を描く物語。
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表紙は七節エカ様(@ek3yff)に依頼をして描いて頂きました。
この度は素敵な表紙絵をありがとうございます!
※オメガバースの世界観をベースにしております。妊娠・出産の描写があります。
※行為のページにはタイトルに「※」を付けています。
文字数 101,595
最終更新日 2026.02.05
登録日 2024.09.27
乙女ゲームの悪役令嬢エリスに転生した私の未来は、破滅エンド一直線。
生き残るため、ヒロインとの百合ルートを狙うはずだったのに──なぜか私を嫌っていた悪魔執事たちに執着され、逃げるどころか囲われてしまいました。
冷酷で傲慢な悪魔執事たちは、私を憎んでいたはずなのに、今では誰一人として手放す気がありません。
ヒロインを攻略したいのに、四人の悪魔執事に甘く閉じ込められて、気づけば私は“守られる側”になっていて……?
嫌われ悪役令嬢が、悪魔執事たちに囲われて溺愛される逆転ラブファンタジー。
────────
こちらは、
他所で発表しているR18「悪魔執事に殺される前に、悪役令嬢はヒロインと百合ルートを狙います。でもハメられたのは私でした。」と言う作品を安心して読める版です。
R18版は大変官能シーン強いです。こちらは露骨な表現はありません。ご安心下さい。
文字数 28,846
最終更新日 2026.04.10
登録日 2026.04.10
私が彼に会ったのは、九才の時。雨の降る町中だった。
魔術師の家系に生まれて、魔力を持たない私はいらない子として、家族として扱われたことは一度もない。
――ね、君、僕の助手になる気ある?
彼はそう言って、私に家と食事を与えてくれた。
この時の私はまだ知らない。
骸骨の姿をしたこの魔術師が、この国の王太子、稀代の魔術師と言われるその人だったとは。
***各章ごとに話は完結しています。お気軽にどうぞ♪***
文字数 338,938
最終更新日 2020.09.30
登録日 2020.08.05
――人違いで攫われた僕ですが、最強オネェマフィアに「運命の番」として溺愛されています。
――雄牛の獣人、オネェ口調のマフィアボスと平凡で孤独な僕、二人の物語。
《僕:リト》
――不運な事故で全てを失った、平凡で孤独な若い男性
一人暮らし、
アルバイト生活、
両親は交通事故で亡くし、
育ててくれた祖父母は天寿を全うした。
没入感のために、あえてはっきりとした年齢や外見を明示していません。
エリザベスに比べたら歳下で、
エリザベスに比べたら小柄で、細い体格、くらいで書いています。
《エリザベス》
――雄牛の獣人、オネェ口調のマフィアボス
人間の頭や身体で、頭には雄牛の角、腰の後ろには牛の尻尾があるマフィアボス。
__体毛や蹄は無い獣人。
__牛の姿に変身はできない。
__怪力やベジタリアンなど、幾つかの雄牛の特性はある。
高身長、筋骨隆々の身体に、
艶やかな黒髪をかき分けるようにして伸びる、二本の牛の黒角。
タイトな黒いレザー衣装に包まれた強靭な体躯で、
派手で女性的な言葉使い、
しなやかな指先の仕草をする。
言葉使いや仕草はオネェの女王、
けれど、
その内面は、圧倒的な雄牛。
⸻
_Rのついたタイトルが、リトとエリザベスの、そういうシーンになります。
戦闘描写は、少量。
R_でワンクッションあります。
リトとエリザベスは傷付きません。
悲壮感は無し。
《番》の言い回しはありますが、
オメガバース無し。
文字数 17,049
最終更新日 2026.01.15
登録日 2026.01.15
エリートαとして完璧な人生を歩むはずだった公爵令息アレクシス。しかし、身に覚えのない罪で婚約者である王子から婚約破棄と国外追放を宣告される。すべてを奪われ、魔獣が跋扈する辺境の地に捨てられた彼を待っていたのは、絶望と死の淵だった。
雨に打たれ、泥にまみれたプライドも砕け散ったその時、彼を救ったのは一人の無骨な男、カイ。ぶっきらぼうだが温かいスープを差し出す彼との出会いが、アレクシスの運命を根底から覆していく。
畑を耕し、土に触れる日々の中で、アレクシスは自らの体に隠された大きな秘密と、抗いがたい魂の引力に気づき始める。
――これは、偽りのαとして生きてきた青年が、運命の番と出会い、本当の自分を取り戻す物語。追放から始まる、愛と再生の成り上がりファンタジー。
文字数 21,229
最終更新日 2025.08.24
登録日 2025.08.24
前世の記憶を持つアレンは、乙女ゲーム世界の平凡なモブキャラクターとして平穏に生きていた。王太子であるリオンの幼馴染として、彼が本来の主人公である「運命のオメガ」と結ばれるのを陰ながら応援するはずだった。しかし、ある事故をきっかけに、ベータだったアレンは特異なオメガへと変異してしまう。
アレンから放たれる極上の甘いフェロモンは、密かに彼に執着していた王太子リオンの理性を完全に狂わせた。
「君は僕のものだ。骨の髄まで、全部」
アルファの王による、逃げ場のない甘く危険な檻。運命のシナリオが崩壊した世界で、元モブと完璧な王太子が紡ぐ、魂の番の物語。
※本作にはオメガバース設定に基づく発情や官能的な表現、軽度の流血(噛みつき)表現が含まれます。15歳未満の方の閲覧はご注意ください。
文字数 23,876
最終更新日 2026.02.19
登録日 2026.02.19
『時代遅れの飾り人形』――。
そう罵られ、公衆の面前でエリート婚約者に婚約を破棄された子爵令嬢セラフィナ。家からも見放され、全てを失った彼女には、しかし誰にも知られていない秘密の顔があった。
それは、世界の常識すら書き換える、禁断の魔導技術《エーテル織演算》を操る天才技術者としての顔。
淑女の仮面を捨て、一人の職人として再起を誓った彼女の前に現れたのは、革新派を率いる『冷徹公爵』セバスチャン。彼は、誰もが気づかなかった彼女の才能にいち早く価値を見出し、その最大の理解者となる。
古いしがらみが支配する王都で、二人は小さなアトリエから、やがて王国の流行と常識を覆す壮大な革命を巻き起こしていく。
知性と技術だけを武器に、彼女を奈落に突き落とした者たちへ、最も華麗で痛快な復讐を果たすことはできるのか。
これは、絶望の淵から這い上がった天才令嬢が、運命のパートナーと共に自らの手で輝かしい未来を掴む、愛と革命の物語。
文字数 107,918
最終更新日 2025.06.28
登録日 2025.06.19
女王ベレッタには、学生時代から愛し合う青年ルネがいた。
だが、彼は平民出ゆえ王配教育を修了できなかった。
王位継承者は独身でいることを許されず、追い詰められた王宮が用意したのは、痩せこけ覇気もなく、瓶底眼鏡をかけた“お飾りの婿”ロルフ。
「そちを愛することはない。
わらわが愛しているのは、このルネだ」
そう告げられても、ロルフは静かに頭を下げるだけだった。
教育費ゼロ、食費すら削られた家で育ち、“生かされるだけ”の人生を当然と受け入れてきた男。
しかし──
王宮での1年は、彼を別人へと変えていく。
栄養が満ち視力が回復し、語学・礼法・政治史・外交儀礼を吸収し、王配教育を異例の1年で修了。
そして建国祭の夜会。
少数民族の使節が激昂し、会場が混乱に包まれたその時──
流れるような発音で彼らを諭し、場を収めたのは、
かつて“骨のよう”だったロルフだった。
そして彼は紛争地へ自ら赴き、わずかな手勢で事態を鎮めてしまう。
一方、愛妾ルネは嫉妬と不安に揺れ、後宮では三者の関係が静かに軋み始める。
──買われた男は、なぜここまで自分を削るのか。
──女王は、どちらの“愛”に向き合うべきなのか。
──そして、歪んだ制度の中で誰が救われ、誰が壊れていくのか。
⚠️ 本作は AI の生成した文章を一部に使っています。
タイトルは何度か変える場合があります
文字数 48,161
最終更新日 2026.03.10
登録日 2026.03.08
■ 世界と舞台の概要
ここはオークの国「トールキン」。
魔法、冒険者、ギルド、ダンジョン、獣人やドラゴンが存在する、いわゆる“典型的な異世界”だが、この国の特徴はオークが長命で、理知的な文明社会を築いていることにある。
トールキンのオークたちは、
灰色がかった緑や青の肌
鋭く澄んだ眼差し
鍛え上げられた筋骨隆々の体躯
を持ち、外見こそ威圧的だが、礼節と合理性を重んじる国民性をしている。
異世界から来る存在は非常に珍しい。
しかしオークは千年を生きる種族ゆえ、**長い歴史の中で「時折起こる出来事」**として、記録にも記憶にも残されてきた。
⸻
■ ガスパールというオーク
ガスパールは、この国でも名の知れた貴族家系の三男として生まれた。
薄く灰を帯びた緑の肌、
赤い虹彩に金色の瞳孔という、どこか神話的な目。
分厚い肩と胸板、鍛え抜かれた腹筋は鎧に覆われずとも堅牢で、
銀色に輝く胸当てと腰当てには、代々受け継がれてきた宝石が嵌め込まれている。
ざらついた低音の声だが、語調は穏やかで、
貴族らしい品と、年齢を重ねた余裕がにじむ話し方をする。
● 彼の性格
• 極めて面倒見がよく、観察力が高い
• 感情を声高に表に出さないが、内側は情に厚い
• 責任を引き受けることを当然のように思っている
• 自分が誰かに寄りかかることだけは、少し苦手
どこか「自分は脇役でいい」と思っている節があり、それが彼の誠実さと同時に、不器用さでもあった。
⸻
■ 過去と喪失 ――愛したオーク
ガスパールはかつて、平民出身のオーク男性と結ばれていた。
家柄も立場も違う相手だったが、
彼はその伴侶の、
不器用な優しさ
朝食を焦がしてしまうところ
眠る前に必ず手を探してくる癖
を、何よりも大切にしていた。
しかし、その伴侶はすでにこの世を去っている。
現在ガスパールが暮らしているのは、
貴族街から少し離れた、二階建ての小さな屋敷。
華美ではないが、掃除が行き届き、静かな温もりのある家だ。
彼は今も毎日のように墓参りを欠かさない。
それは悲嘆というより、対話に近い行為だった。
⸻
■ 現在の生活
ガスパールは現在、
街の流通を取り仕切る代表的な役職に就いている。
多忙な職務の合間にも、
洗濯、掃除、料理
帳簿の整理
屋敷の修繕
をすべて自分でこなす。
仕事、家事、墓参り。
規則正しく、静かな日々。
――あなたが現れるまでは。
文字数 30,872
最終更新日 2026.01.12
登録日 2026.01.12
繁栄都市の裏社会で活躍する殺し屋・コスティは罠にはまって魔族に捕まってしまう。そして拘束され、その体を弄ばれる。 ■拘束・監禁・浣腸・スカトロ・大スカ・小スカ・ヘミペニス・触手・結腸責め・産卵・異物挿入・口枷 ■五体満足で生還します ■既存の作品のパロディです
文字数 12,113
最終更新日 2024.01.07
登録日 2024.01.07
森でしめやかに行われていた葬儀に参列することになった通りすがりのわたし・アイギスローズは、異世界に転生をした前世持ちの王女。好きに生きようと決めて、魔法使いとしても剣士としても最強になり、とうとう嫁のもらい手がなくなってしまった。
というのは、本編の前フリだったと気づいた。
ガラスの棺に納棺された黒髪の美形を見て悟る。
──あっ、これ、白雪姫の逆パターンだ、と。
キスで蘇生をした、艷めく黒髪と青い目の類まわれなる美貌の白雪王子はこう言った。復讐の手伝いをさせてやる、と。
「褒美に一国をくれてやる」
「魔王みたいなこと言っちゃいけないと思います」
この白雪王子、口も悪いしなかなかの傲岸不遜な俺様。なのに、わたしはキスで骨抜きにされてしまい、そばにいることに……。
この白雪姫の逆パターンの顛末は?
カクヨムWeb小説短編賞2020中間選考に残った作品で、カクヨムと小説家になろう、魔法のiらんどにも作品があります
文字数 10,005
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.03
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
カチュアは返事しなかった。
いや、返事することができなかった。
下手に返事すれば、歯や鼻の骨が折れるほどなぐられるのだ。
その表現も正しくはない。
返事をしなくて殴られる。
何をどうしようと、何もしなくても、殴る蹴るの暴行を受けるのだ。
マクリンナット公爵家の長女カチュアは、両親から激しい虐待を受けて育った。
とは言っても、母親は血のつながった実の母親ではない。
今の母親は後妻で、公爵ルイスを誑かし、カチュアの実母ミレーナを毒殺して、公爵夫人の座を手に入れていた。
そんな極悪非道なネーラが後妻に入って、カチュアが殺されずにすんでいるのは、ネーラの加虐心を満たすためだけだった。
食事を与えずに餓えで苛み、使用人以下の乞食のような服しか与えずに使用人と共に嘲笑い、躾という言い訳の元に死ぬ直前まで暴行を繰り返していた。
王宮などに連れて行かなければいけない場合だけ、治癒魔法で体裁を整え、屋敷に戻ればまた死の直前まで暴行を加えていた。
無限地獄のような生活が、ネーラが後妻に入ってから続いていた。
何度か自殺を図ったが、死ぬことも許されなかった。
そんな虐待を、実の父親であるマクリンナット公爵ルイスは、酒を飲みながらニタニタと笑いながら見ていた。
だがそんあ生き地獄も終わるときがやってきた。
マクリンナット公爵家どころか、リングストン王国全体を圧迫する獣人の強国ウィントン大公国が、リングストン王国一の美女マクリンナット公爵令嬢アメリアを嫁によこせと言ってきたのだ。
だが極悪非道なネーラが、そのような条件を受け入れるはずがなかった。
カチュアとは真逆に、舐めるように可愛がり、好き勝手我儘放題に育てた、ネーラそっくりの極悪非道に育った実の娘、アメリアを手放すはずがなかったのだ。
ネーラはカチュアを身代わりに送り込むことにした。
絶対にカチュアであることを明かせないように、いや、何のしゃべれないように、舌を切り取ってしまったのだ。
文字数 102,276
最終更新日 2020.08.15
登録日 2020.05.14