「嵐」の検索結果
全体で1,151件見つかりました。
【一目惚れの砂漠の副官 × 素直になれない帝国の情報士官】
砂漠に流れ着いた帝国の情報士官、リヒト・エルドマン。
その監視を命じられたのは、部族の副官ラシード——寡黙で、言葉より先に体が動く男。
リヒトは拒んだ。水も、食事も、視線も。帝国が二十五年かけて仕立てた鎧を、砂漠の誰にも触らせるつもりはなかった。
ラシードは何も言わない。天幕を張り、水を置き、ただそこにいる。理由も聞かず、見返りも求めず。
帝国が教えた作り笑いの下で、リヒトの顔が、一瞬、動く。
本人が気づくより先に、ラシードが、それを見ている。
見られたくなかった。見られていると、分かっていた。
それなのに、この男の前でだけ、鎧の隙間が、広がっていく。
人の心を読むことで生きてきた二人の男が、初めて、互いに読まれていた。
砂漠の夜は長い。天幕の中の距離は——短い。
※R-18描写あり(該当話に注意書きします)
※前作『砂漠の覇王と折れた銀剣』と同一世界。前作主人公も登場。本作だけでも読めます。
監視者×監視対象/一目惚れ攻め/素直になれない受け/身分差/砂漠/ハッピーエンド
文字数 78,976
最終更新日 2026.05.11
登録日 2026.04.29
セイナッド城は交通の要所にあり。小城といえど、難攻不落。
「世に1つ 落とせぬ城はセイナッドの城」
世にうたわれた小領地には、秘術を行う異能の集団がいた。
セイナッド氏の次男ヨウキ・セイナッド。得意とするは奇襲肉弾戦法。夜陰に紛れ、敵陣深く潜入する。
暗殺、放火、爆破、敵中突破。夜に溶け、影を盗む。
操るは隠形五遁の術。火遁炎隠れ、水遁霧隠れ、木遁木の葉隠れ、金遁金縛り、土遁山嵐。
霧を呼び、風を操り、水を送り出す。炎を撃ち出し、木の葉に紛れ、雷気を飛ばして人を縛る。
向き合えば五歩の彼方から遠当てを飛ばし、十人を一足で跳び越える。
しかしてその面貌は「猿」。人に非ざる物の怪として、周辺豪族に恐れられた。
この物語は「セイナッドの猿」とうたわれたヨウキ・セイナッドと、一人の少女にまつわる出来事である。
登録日 2026.08.02
結婚式は、婚約者の強い希望で豪華客船での挙式のはずだった。しかしトラブルにより婚礼衣装が台無しになって、結婚式は中断され、新婦のシャトレーヌはドレスを探す際に、何者かによって海に突き落とされてしまう。挙句どんな因果なのか途端に船は嵐に襲われ、船は安全のために彼女を助ける事なく港へ戻って行ってしまう。意識を失った彼女が目を覚ましたのはどこかの島。死にかける思いをしながらもなんとかたどり着いたあばら家で出会ったのは牛頭の怪物、ミノタウロスで……!! どうなるシャトレーヌ!! え、餌付け!? 彼女は生き残れるのか!! ハッピーエンド予定してます!!
文字数 87,679
最終更新日 2024.03.07
登録日 2024.02.22
突然勇者召喚された五十嵐悠人。
悠人の他に5人召喚されていたのだが、その5人が勇者とその仲間の職業持ちだった。
悠人には職業が無く城から追放される。
しかし、自分の持つスキル「増殖」と何故か持っていた加護の相性が最高だった。
それ故にチートとなったスキルを使って異世界を頑張って生き抜いていくのだった。
※ざまぁ要素は少しだけある予定です。
文字数 8,479
最終更新日 2019.10.17
登録日 2019.10.10
最終エピソード掲載日:2026/06/07
船酔い海賊令嬢、うっかり人魚姫誘拐犯になる。
船酔いする。泳げない。地図を逆さに持つ。それでもリヴィア・シルヴェイルは、いつか大海賊になると決めていた。小さな海賊船シーラビット号で伝説の秘宝「星潮の冠」を探す航海に出たリヴィアは、魔法嵐の夜、海へ落ちてしまう。彼女を助けたのは、海底王国の人魚姫ミルフィナだった。外の世界に憧れていたミルフィナは、リヴィアに向かって言う。「私をさらってください」
さらった覚えはないのに、人魚姫誘拐犯にされてしまったリヴィア。追ってくる近衛隊、足りない食費、壊れかけの船、そして本物の海賊船に感動し続ける人魚姫。副船長でどんな時も冷静な分析家ネリネ、元気いっぱいな砲撃手ピピ、寡黙で力持ちな船大工ベル。そして、高貴なる深海知性体たこまる。少女三人と一匹の乗組員たちと共に、ポンコツ海賊令嬢とさらわれたい人魚姫のドタバタ航海が始まる。目指すのは伝説の秘宝。けれどその旅で二人が見つけるのは、きっと宝よりも大切なもの。
登録日 2026.08.01
母を殺され、見知らぬ男の屋敷に軟禁されたナユタは虐げられる毎日を送っていた。だが、嵐の夜、養母殺害を実行に移す。そこに性別不明の青年・ユーリが現れ、迎えに来たと言ってナユタを連れ出す。ナユタが殺人を犯すことは事前に予言されていたことだという。ユーリはナユタの出自と存在理由について語るのだった。
一方、ユジュンは宿屋の息子として毎日忙しく過ごしていた。仲間たちと都市伝説について調査を行っている。
二人が邂逅するとき、運命が動き出す。
文字数 155,383
最終更新日 2019.10.01
登録日 2019.09.09
この物語は、エプリスタ様と小説家になろう様とカクヨム様にて同時掲載中です。(あらすじ)
江戸時代、実在の豪商(紀文)若き頃の物語である。
寛文九年(一六六九年)有田郡湯浅別所で、山本文旦の次男と生まれ幼名は文吉だった。
四歳に祖父武兵衛に、連れられ広八幡神社に修業の為行った。
関口流柔術を習う為だが、其処で修験者の林長五郎に会い、忍術と合気術習うが会得成らず。
ある日に剣の打ち込みで小猿が落下。治療し小猿と仲良くなり猿飛びの術や、合気技を会得する。
武兵衛が迎えに来た。名前は文兵衛と改めた、途中船頭になる為の教育を受ける。
延宝五年八月、文兵衛九歳の時祖父武兵衛(明心丸)が沈んだ。
熊野屋に丁稚奉公に出された其処のお嬢さんとの仲を疑われ、北山村に行き筏流しをする。騙されと知り湯浅に帰る支度をする。
船違え大地に着く、鯨取り本を読み漁に出て銛の実技を積む。
帰り湯浅過ぎ和歌浦で降りる。
頼る者無く歩き玉津島神社で喉潤す、神主に呼び止められ、事情を話すと馬小屋の隣り部屋を紹介され、馬の世話して家賃が無料に。
和歌浦で魚の小売り仕事を見つけ、町中を桶担ぎ売り歩く。
魚市場突然閉鎖される。下津にホホジロ鮫現れて漁が止まる。
藩より鮫退治の命が下り見事鮫を退治、褒美に武士の名を許され紀ノ国屋文左衛門と名乗る。
下津で、外国の難破船を見つけ修理改造し、凡天丸と名付ける。
貞享三年九月から嵐が続き時化て大荒れ、蜜柑を江戸に送れず蜜柑方役人問屋は頭を抱える。
困り果てた紀州藩は、紀ノ国屋文左衛門に白羽の矢を立てた。
紀文が立ち上がる。蜜柑を八万籠積み下津から江戸へと、嵐に揉まれながらも遠乗り航海で成功。
江戸で蜜柑売り、江戸の生類憐れみ令で暴落した魚を買いこむ。
奈良屋茂左衛門と、やくざに襲われるも皆と協力して撃退する。
奈良茂の差し金で、馬庭念流の使い手と他流試合をする羽目に。
帰り船で海賊に襲われるが、花火を大砲の如く横打ちにし、驚かせて海賊を撤退させる。
摂津で魚売り大儲け。甲賀忍者盗賊団の襲撃受けるが撃退する。
紀ノ国屋文左衛門、晴れて無事紀州和歌浦に帰る。この時若干十七歳で約二十七万両を手にし、後江戸で百万両儲ける礎と成す。
文字数 92,149
最終更新日 2019.07.19
登録日 2019.07.19
カクヨムのお題企画参加用に書いたものです。
短話連作ぽくなったのでまとめました。
♯KAC20228 タグ、お題「私だけのヒーロー」
仙境に猫 ⇒ 猫がいっぱいいるところへ行く話です。
♯KAC20229 タグ、お題「猫の手を借りた結果」
春風に雷鳴 ⇒ たくさんの猫を飼っている男が、早朝叩き起こされエサをやる話です。
♯KAC202210 タグ、お題「真夜中」
黄昏に老猫 ⇒ 就活生が山で遭難して面接と世間話をする話です。
♯KAC202211 タグ、お題「日記」
日常に花栞 ⇒ 業務日誌に苦戦する男がなんとか書こうとする話です。
♯カクヨムの『「5分で読書」短編小説コンテスト2022」』、お題「5分で解決探偵、あらわる(ミステリー)」
青嵐に氷菓 ⇒ 遊びに来た友人に、アイス食いの冤罪をかけられる話です。
文字数 20,957
最終更新日 2022.06.09
登録日 2022.03.30
ある日、自分の無力さに打ちのめされていた五十嵐冬弥の目の前に台風のような明るく、天真爛漫で、怖いもの知らずな金子風磨が現れた。
そんな凸凹な2人の恋のお話。
文字数 3,835
最終更新日 2022.08.08
登録日 2022.08.01
私立の女子校、星花女子学園。そのダンス部に所属する主人公五十嵐珠緒は文化祭の打ち上げで一人の女の子と出会う。ひょんなことから彼女と一緒に踊ることになり……。
少女の青春はとこしえかたまゆらか――
文字数 8,835
最終更新日 2018.12.03
登録日 2018.12.03
絶海の孤島に建つ、チェス盤の意匠を凝らした奇妙な館「六駒館」。
その主であり、かつてチェス界の頂点に君臨した九条兼重は、自らに迫る不穏な殺意を予感し、一人の男を招き入れる。
名探偵・蓮見。
数々の難事件を解決に導いてきた彼が島に上陸したその夜、凄惨な儀式が幕を開けた。
嵐によって閉ざされた密室で、心臓を撃ち抜かれた主人の遺体。その傍らには、何故かチェスの駒「黒のナイト」が残されていた。
それを皮切りに、一族が一人、また一人と、チェスの駒に見立てられた不可解な死を遂げていく。現場に残されるのは、二十年前の未解決事件「天才少年・瀬戸晴希の失踪」をなぞるかのような血塗られた駒の数々。
「亡霊の復讐か、それとも生き残った一族の誰かによる凶行か」
疑心暗鬼に陥り、狂気に呑まれていく人々。逃げ場のない極限状態の中、蓮見は鋭い洞察力で張り巡らされた罠を切り裂き、真実へと一歩ずつ歩を進めていく。
しかし、彼が最後に辿り着いた答えは、誰もが予想し得なかった、あまりにも美しく残酷な「チェックメイト」だった。
――名探偵が暴くのは、救いか。それとも、さらなる絶望か。
究極の知能ゲームが、今、終局を迎える。
文字数 5,840
最終更新日 2026.01.23
登録日 2026.01.23
ハムレット王子の恋人だったオフィーリアは、
ある日突然、王子に突き放され、父まで殺されてしまう。
傷ついた彼女は川へ落ち、
宮廷では「溺死した」と思われていた。
ところが実際は、
陽気で豪快なイケオジ宮廷庭師マクベスに助けられ、
庭仕事を教わり、美味しいものを食べ、
帽子まで次々作ってもらいながら、
のんびり幸せに暮らしていた。
「……私、ここにいたいです」
決断できず、悩み続ける王子ハムレット。
思いついたら即行動、ワッハッハと笑う庭師マクベス。
そんな二人の間で、
オフィーリアは少しずつ、自分の希望を口にできるようになっていく。
そしてある嵐の日、
死にかけたハムレットがオフィーリアの前に現れて――?
※元ネタのシェイクスピア作品『ハムレット』『マクベス』を超ざっくり言うと、
『ハムレット』は「悩みすぎて動けない王子の悲劇」。
『マクベス』は「野心で暴走する将軍の悲劇」です。
シェイクスピア未履修でも問題ありません。
知っている方は、たぶん途中で
「マクベス、お前誰だよ」
となります。
ほっこり、すっきり短めのお話です♡
登録日 2026.10.29