「待」の検索結果
全体で16,097件見つかりました。
帝国暦85年。人と獣人と魔族が共存するローテンヴァルト帝国内の諸国を渡り歩く音楽師一家に一人の天才が誕生した。ヨハネス・ゼバスティアン・バッハである。
沿道等で流行りの音楽を聴かせる家業に不満を持った彼は、十七歳で使い魔シュヴァンツとともに家を飛び出し、携帯オルガンと撥弦楽器シターンを抱えて自作の曲を披露するも、彼の技巧的で前衛的な音楽は人々に受け入れられなかった。
悲嘆に暮れる彼は、猫族で十五歳の少女ドロテーア・フォイエルシュタインに出会う。歌唱力のある彼女に「師匠」と慕われる彼は、彼女と一座を組んで不本意ながらも流行りの音楽で生計を立てた。
その後、商人のヴァルトシュタインに雇われ、さらには狐族の一領主フックスヴァルトのお抱え楽団に入団とホップステップで運が向いてきたが、貴族の横暴に憤慨し、乱闘となる。(ここまで第1部)
(第2部以降)
激情を抑えきれない彼の短気な性格が団員との軋轢を生み、さらには低俗化する音楽を批判する教会と、音楽そのものを排除しようとする魔族との争いに巻き込まれる。
音楽闘争を一時休戦に持ち込んだ彼は、世界中の音楽を研究して知識を吸収し、才能を妬む輩の妨害等で苦労するも出世の道を歩み、ついにはアルニカシュタット公国の宮廷オルガニストの代理、かつ宮廷副楽長の付き人になった。
胸が膨らむ彼は、宮廷楽長に就任することを夢見る。だが、宮廷内では恐ろしい現実と陰謀が待ち受けていた。
(この物語は、大バッハことJ.S.バッハの史実とは一切関係ありません。)
登録日 2020.05.11
ホワイト企業で働く私、飛鳥 みどりは、異世界へご招待されそうになる。
しかし、それをさっと避けて危険回避をした。
故郷の件で、こういう不可思議事案には慣れている…はず。
絶対異世界なんていかないぞ…という私との戦い?の日々な話。
※
自著、他作品とクロスオーバーしている部分があります。
1話が500字前後と短いです。
文字数 61,378
最終更新日 2023.02.23
登録日 2022.11.04
文字数 308
最終更新日 2023.03.07
登録日 2023.03.03
駿河国由比ヶ浜にかつての住人弥右衛門と息子の喜平次がやって来て、私の命の恩人だと吉岡次郎之介と妻の早苗を紹介し、ここで染め物屋をすることになったのでよろしくと言った。あばら屋となっていた弥右衛門の旧家は建て直され、翌年には女の子が生まれ夕と名付け、11年後には男子が誕生し、治三郎と命名した。だが夏の終わり、地震と津波が襲って来て大きな被害を被った。夕も津波に飲み込まれる寸前だったが、次郎之介の機敏な動きに助けられ危難を逃れ、父は尊敬の対象になった。そして翌年、大阪の陣が切って落とされ、かつては石田三成の家臣だった次郎之介は夕に後を託し、大阪に向かった。だが豊臣は滅亡し、次郎之介は戻って来なかった。
男の子二人が三歳になると、夕による教育が始まった。基底は徳川憎しと大義の確立である。だが治三郎にはその気が全くない。ホラを平気で振りまく。対して久米之介は真面目そのものである。だが祖父の命の恩人の孫だから忠義を尽くせと言う親の方針には疑念を持っていた。彼の悩みは治三郎に対する忠義は虚であり、優しく接してくれる夕に対する思いは実であることだった。治三郎の虚言癖は止まることを知らず、遂には時の最高権力者徳川家光に対する誹謗となり逮捕されたが、喜平次の工作で釈放された。夕は修行を命じ久米介という家来付きで仏門に入った。だが坊主見習いとなって得たものは悪所通いだけであった。
三年後、寺を辞したが、久米之介は自称楠木正成の血を引く者だという楠木大膳なる怪しげな老人と知り合い、家に連れ帰った。夕は胡乱なやつと危ぶんだが、幕府を倒すためには江戸に行かなければならない、その時がやって来たのだと思い江戸行きを許した。大善の持つ楠木正成の兵法書と幟を我が物にせんと狙う治三郎、二人まとめて有り金全てを奪おうと企む大膳、治三郎では夕様の言う大義は確立出来ない。ならば私が成り代わって実現させようと思う久米之介、それぞれの思惑を秘めて三人は江戸に旅立った。
二百六十余年もの幕政の基礎を築いた知恵伊豆こと松平信綱は累々たるキリシタン信者の屍を見ながら、次なる標的に的を絞っていた。キリシタンはこれで闇の中に潜むであろう。外様大名は牙を削ぎ落とすであろう。残るは武人派南海の龍こと徳川頼宣、たとえ御三家だろうとも安寧を脅かす者は許さない。
知恵伊豆は『楠木流軍学 張孔堂』の門を潜り、由比正雪の登場を待った。やがて三十代半ば総髪の人物が出てきた。静かな出だしである。だが次第に激してくる。
客も高揚し、「然り!」などと声を挙げている。「虚に生きるべきではない。虚に走るはたやすく、実に止まるは困難を要する。だが恐れてはならぬ。それが誠の武士道である。大義に生きよう」
知恵伊豆の射るような視線を浴びながら正雪は自らも陶酔していた。
戦いの幕はまだ切られたばかりである。
文字数 122,961
最終更新日 2024.04.24
登録日 2024.04.14
探偵事務所で働く百目木のもとにレンタル彼氏の依頼が舞い込んだ。四十路のくたびれたおっさんとデートしたいとかありえないだろうといぶかしみながら待ち合わせ場所に向かうが現れたのは二十代のイケメンで、ますます意味が分からないと依頼人を不審に思う。もしや詐欺ではないかと……。Hなシーンがあるページには※印が付きます。苦手な方はお気を付け下さい。
登録日 2016.06.18
アトランティス大陸が海に沈んでから1万8千年後、地球にはわずか400万人の住む島国「ホツマ(秀真)」を残して見渡す限りの大海原が広がっている。島の周囲には捻くれ絡みつく樹木、刺々しい茨等の下生えや毒々しい食虫植物が蔓延(はびこ)り、人間はおろか野生動物の棲息にも過酷な環境だ。支配層の一部は高度な科学技術を駆使する都市国家を形成し、大部分の人々は限定的な生存環境の中で生存している。断崖絶壁の洞窟に住まう丘の住人は、獰猛な肉食昆虫の棲息する立入禁止地帯を、恐れることなく往来する特異な死生観を抱く人々だった。丘の一帯を治める龍口祐乃助(タツノクチ・ユウノスケ)は、先祖代々伝わる古文献を繙(ひもと)き、瞑想に耽る日々を送っている。また、森林パトロール隊4219分署署長の鬼村半兵衛(オニムラ・ハンベエ)は、国家中枢部の役職を兼務し、周囲にはその気振(けぶ)りも見せず半ボケを装いながら、定年間近の分署署長として後継者選びにあれこれ考えを巡らしている。森林パトロール隊隊員2名がパトロール中に不可解な出来事に遭遇、その日を境に都市国家を中心に島国を形成するホツマに異変が起こる。観測機搭乗員が洋上に巨大な大陸の浮上してくるのを目撃、その一報は島中の人々を大いなる期待と共に果てしない不安へと駆り立てる。人口問題解消ならびに文明発展の可能性は――実行力ある為政者を選択できるかどうか――全島民の意志によって決まるからだ。
文字数 28,328
最終更新日 2019.07.27
登録日 2019.07.27
子どもたちはサンタクロースからのクリスマスプレゼントを心待ちにし、世の中は煌びやかな電飾で色付くクリスマスという日に、私に届いたのは激痛。いったいこの原因はなんなのだ。クリスマスの珍道中。
文字数 3,181
最終更新日 2020.05.15
登録日 2020.05.15
地球に住めなくなった人間は、ある星に移住した。上手く適応できたと思った人間だが、大人と女性は長く生きられなかった。その星「ノア」には不思議な植物があった。愛し合う二人が育てると、実が成って赤ん坊が生まれるのだ。
人間がノアに移住して半世紀ほどが経った頃、ある青年が自給自足カフェを作り、仲間を募った。そこに集まった7人で、畑を耕し、カフェを開いた。一番年上で、絶世の美男であるレインは、ある男の心を確かめるべく、愛の果実が実るラブフラワーを取りにカフェのメンバー二人を連れて丘の向こうへ出かけた。しかし、そこに待ち受けていたのは二本足で歩く、獣の顔をした獣人だった。彼らに捕まり、服を引き裂かれ、ザラザラした鉄の棒で胸を突かれる。
文字数 45,256
最終更新日 2022.12.30
登録日 2022.12.13
天才高校生・神藤葉羽と幼馴染の望月彩由美は、謎めいた豪邸への奇妙な招待状を受け取り、そこへ足を踏み入れる。しかし、その屋敷は現実と幻想の境界を曖昧にする不気味な場所で、過去に未解決の事件が絡んでいた。葉羽は冷静に謎を解き明かそうとするが、次々と襲いかかる怪奇現象や幽霊の存在が二人を恐怖のどん底に追い込む。時間を狂わせる仕掛けられた時計、絶対密室、歪む現実──屋敷に秘められた謎を解かない限り、二人は現実に戻れない。
葉羽は屋敷の秘密を解き明かすが、最後に残された「真実」はまだ隠されている。葉羽は読者に向けて、最後の矛盾を解き明かす挑戦状を叩きつける。果たして、全ての真相に気づけるのは誰か?読者は葉羽の推理を超えることができるだろうか?
文字数 4,329
最終更新日 2024.10.21
登録日 2024.10.21
破滅フラグをすべてへし折り、学園を生き延びた悪役令嬢オフィーリア。
「これで元の世界に帰れる!」と思ったのに――帰れなかった。
絶望の末に、すぐ死にそうな老人伯爵との縁談を受け入れ、やがて未亡人伯爵夫人に。
残されたのは領地と財産、そして――やたら観察好きなモブ執事ジル。
紅茶を頭からかぶり、噴水で足湯をしながら愚痴をこぼす奥様と、
淡々としていながらも内心で楽しんでいる執事。
一夜の過ちから始まる二人の関係は、コメディなのにどこか甘く、少し切ない。
破滅を避けたその後に待っていたのは、未亡人伯爵夫人と執事の“関係性コメディ”だった――。
登場人物
オフィーリア・グレイストーク
元はオタクOLの転生者。悪役令嬢としての破滅フラグをすべて折ったが、元の世界には帰れず絶望する。やがてすぐ死にそうな老人伯爵との縁談を受け入れ、未亡人伯爵夫人に
ジルバート・ヴァンデンベルグ(ジル)
どこにでもいる“モブ執事”…のはずが、実は異常なほどの観察魔。淡々と仕えながらも、オフィーリアの言動に密かに心を燃やしている。
文字数 59,051
最終更新日 2025.11.14
登録日 2025.09.01
半分魔族、半分人間の半魔であるヒスイはそのことを隠して大学の用務員として毎日を過ごしていたが、半年前にその正体がバレてしまい自分を追いかけて突如転入してきた雫にとんでもなく気に入られてしまい…?
「お前は俺の特別だ」強引な人間×「僕に恋する資格なんてないよ」来世に期待の半魔の恋は前途多難です!
文字数 23,780
最終更新日 2025.10.19
登録日 2025.10.15
田中恵一 50歳.
サラリーマン人生28年
人生の半ばを終え,長男を国立大学に入学させて一安心したところ.
会社では上司に怒られ,部下はお荷物扱い.
家では高1の娘と妻が邪魔者扱い.
家のローンがあと20年.
それでも会社は辞められない.
人は彼のことをこう呼ぶ.
「窓・際・族」と・・・
異世界に最もふさわしくない男が,今降り立つ.
営業スキルと飲みニケーション(死語)を武器に・・・
モンスターへのお辞儀は45度,嫌なオークにも愛想笑い.
魔王に接待,エルフにモテモテ?
ついに訪れた人生の花!?それは異世界だった.
お洒落な転生はもういらない,加齢臭と哀愁漂う大冒険!
登録日 2015.09.11
主人公――秋山理一はとあるゲームの上位ランカーだった。
そんな彼がプレイするゲームの大型アップデートの日、新ボスに挑んでいた秋山の意識が突然――
目が覚めた秋山がいた世界とは。
この世界を攻略すると決めた秋山を待ち受けていた運命とは――
世界を旅する青年の、真実の物語
文字数 25,973
最終更新日 2017.09.28
登録日 2017.09.26
突如としてゾンビのような化け物が現れ、人間たちを襲い感染させていった。
その勢いは凄まじく、瞬く間に日本は感染者で溢れかえった。
そんな世界を生き続ける遠藤 拓人(えんどう たくと)と佐々木 ナオ(ささき なお)だったが、必死に逃げるもついには追い詰められ、感染者に捕まり感染してしまう。
終わりを迎えたと思われた二人を待っていたのは、予想外にも自我を持ち人間らしさを失わず生活する感染者たちの世界だった。
土気色の肌で白目をむき、愚鈍な動きで日々を送る感染者たちに反し、人間と変わらない思考速度と行動を取れる二人。
そんな時、二人の元に生存者の救助を手伝うよう頼む連絡が入る。そして、話し合った結果、二人はその頼みを受け入れた。
そこで出会った自衛隊員の工藤 雅士(くどう まさし)と五十嵐 綾子(いがらし あやこ)によって、自分たちが特殊感染者(エリート)と呼ばれる感染者なのだと教えられる。
彼らの協力により遠藤 拓人は人間を超越する身体能力を、佐々木 ナオは感染者を意のままに操る能力に目覚めた。
こうして感染者で溢れた日本から生存者を救い出す感染者の物語が始まったのだった。
文字数 34,598
最終更新日 2021.01.01
登録日 2020.12.22