「受け取る」の検索結果
全体で139件見つかりました。
世界は魔王により混沌の時代が訪れていた。魔物が蔓延り、人々は怯える。
そんな中、一人の勇者が立ち上がる。彼は仲間を引き連れて、魔族を次々と倒した。
そして四天王を打ち破り、魔王城に侵入。勇者はついに魔王を討ち取ったのだった。
「ねぇ、スラミー。そこの塩とって」
私は配下兼召使いであるスライムから塩を受け取ると、ライスに振りかける。
私は元四天王であるリッチのメリアだ。勇者に倒され、やることのなくなった私は魔法の森という人里離れた森で暮らしている。
魔王がいなくなった事で魔王に召喚された魔物は消えてしまった。現在は私の魔力で作り出すことのできたスライムのスラミーちゃんに家事を任せている。
朝食を終えた私はベッドに倒れ込む。
「あーあー、暇だなーー」
四天王である私は魔王の力を強く分け与えられた。そのため簡単に消えることはない。
魔王のもとで働いていた頃は、ブラックだ! 休みが欲しいだ! そんなことを考えていたが今になって考えると、やることがあっただけ良かったのかもしれない。
ベッドの上でぽけーっとしていると、こんこんと扉を叩く音がする。
魔物がいなくなったとはいえ、ここは簡単に人間がたどり着けるような場所ではない。
聞き間違えだと思い無視していると、もう一度ドアが叩かれる。
聞き間違えではなかったようだ。スラミーちゃんに行かせてもいいのだが、ここまで辿り着いたとなると只者ではない。
私のわずかな力で作り出したスライム(家事係)を討伐されるわけには行かないので、自分で動くことにする。
扉を開くと、そこには私の身長の半分程度の人間がいた。
金髪でどこか顔つきは見覚えがある。
少年は私の顔を見ると、
「俺を魔王にしてください!!」
【後書き】
こんな作品どっかにありそう!
文字数 13,625
最終更新日 2021.08.31
登録日 2021.08.09
社会人になりたての主人公がとあるゲームにどハマりし気がついたらランキング一位になりとある招待コードを受け取ると、ゲームの中に入っちゃった⁉︎しかも彼女が憑依したのは悪役令嬢で絶対にバッドエンドになるキャラクター!
主人公はバッドエンドを回避するべく重要人物の好感度を上げる。
主人公はバッドエンドを回避できるのか?
文字数 16,974
最終更新日 2023.11.23
登録日 2023.06.02
グラント王国では魔の山の傍に新しい騎士団が設立された。団長に選ばれた騎士コーラルは将軍からある指令を受け取る。「魔の山を調査して、筋肉村に顔を出しに行ってこい。」「…『筋肉村』?」これは、ある騎士が強すぎる村で運命の女性に出会う物語…のはず。/冬童話2015参加作品の「筋肉村の筋肉姫」の騎士視点の物語です。恋愛要素が出て来るのがかなり後です。1話2000字から3000字程度。不定期更新です。
登録日 2015.02.17
遥か昔に一晩で沈んだとされるアトランティス大陸をモデルにした水の国と呼ばれる国の物語。
水の国には妖精族と呼ばれる、石と話す不思議な能力を持つ者がいた。彼らは遠い昔、シリウスから来たとされる神々が、この星で子孫を増やした直系の種族とされる。
これ以外にも、すでにこの星にいた人類の一部に、神々が遺伝子操作を施して知能を格段に上げた、科学万能説を元に生きる種族がいた。
彼らは、能力を失いつつある妖精族に変わり、水の国の中枢となっていた。
また、辺境人と呼ばれる遺伝子操作を受けなかった人類の末裔の種族。
これら三つの種族は、長い時間をかけて互いに混じり合いながらも、棲み分けがあり、それぞれの文化を作り上げていた。
そんなある日、妖精族の一部の人が、「もうすぐ国が沈むので、高い場所に逃げろ」とメッセージを受け取る。
だが科学を重んじる国になっていた水の国の全体は、石の声が聞こえると話す妖精族の存在を、頭がおかしな人たちと捉えており、多くの人々は、メッセージを信じようとしなかった。
やがて約束された日が来てしまう。
第一章は、その瞬間までに水の国で生きていた人々の様々な視点から、約束された日に何を思っていたのか、モノローグとして描かれている。
第二章では、山に登り生き残った人々が、神々による再教育を受ける姿を描く。
山の上に逃げた人全ては、神々が派遣した光る船に救い出され、エジプトへ連れて行かれる。同じ過ちを繰り返さないため、エジプトまで行く間に、神話や宇宙のシステムなどを言葉と映像でしっかりと教育される。
その教育の中身と、第一章で出てきた人々の葛藤を描く。
第三章では、エジプトに連れていかれ、それぞれ違う場所と時間に飛ばされるところからはじまる。
水の国の記録を残したまま、戸惑いの中で生きた主人公ルルゥの視点で、真実を知り、より良き世界を作ろうとする者と、真実を利用して権力を得ようとするものの争いに彼女が巻き込まれていく様子を描いている。
文字数 52,000
最終更新日 2023.01.20
登録日 2022.08.27
文字数 574
最終更新日 2024.03.18
登録日 2024.03.18
李駿(り しゅん)には、どうしても好きになれない女の子がいた。菅(かん)ありさというその女の子は一際クラス中で変な存在として浮いていたが、ある日李駿は、そのありさから話し合いたい、というメッセージを受け取る……
登録日 2018.03.27
弓使いのユライは、「勘だけで実力が伴っていない」と追放されてしまう。
だが、仲間たちが攻撃や回避のタイミングが分かっていたのは、ユライのお陰だと誰も気づいていなかった。
ユライの勘。
それは、相手が何枚の魔法(カード)を持っているか見える能力だった。
未来では魔法はカードバトルと称されていることを、一匹の獣から聞いたユライ。
魔法の手に入れ方も知り、デッキを組み上げ人々を助け、お礼の品を受け取るが魔物を討伐した金銭は寄付することから「真のヒーロー」と崇められていく。
一方、魔物を倒せていたのは全て自分達のお陰だと信じてやまないパーティーは、お偉方の前で失敗を繰り返し、次第に責任を擦り付け合っていく。
文字数 133,544
最終更新日 2022.09.13
登録日 2022.08.18
ヤースケライネン教国教皇の娘マルーシャ姫は、領土の北方、城塞都市アイヒホルンの近郊の、ヒルトラウト湖のそばにある黒い館に住んでいた。
高名な歌姫でもあったマルーシャは、教国の首都ビヨルリンシティでの宮廷コンサートに出演を依頼する招待状を受け取る。しかし同時に、ある人物から、ビヨルリンシティにおいてマルーシャの悪い噂が流れていることを聞く。マルーシャが、教国の最高位である教皇の位を狙っている、そしてそのマルーシャの命を狙う集団がいる、という噂だった。
マルーシャは迷った末に、従者のヨナタン、家庭教師のヒスイと共に、首都に行くことを決意する。しかし噂どおり、そこから何度も命を狙われることになる。
はたして、マルーシャは無事コンサートを終え、生きて故郷に帰ることができるのか?
文字数 143,870
最終更新日 2021.08.13
登録日 2021.08.13
私たちには、記憶が無い時間がある
取り戻せないと思ってた
『失った記憶を取り戻したいと思いませんか?』
その手紙を受け取るまでは
文字数 3,284
最終更新日 2024.06.02
登録日 2024.04.26
文字数 8,710
最終更新日 2019.04.12
登録日 2019.04.11