「く」の検索結果
全体で161,301件見つかりました。
異世界イシュタニア国から日本にやってきた魔導具師の少女ミツリ。魔術師のユーリと共に古道具屋『がらんどう』を営んでいる。表向きは古道具の買取業だが、本当は日本に紛れ込んだ「魔導具」の回収作業をしているのだ。国からの回収指示があれば、危険を犯して盗みに入ることもいとわないミツリだが、実は数百年に1人だけという、特別な役目に生まれた事を隠している。パートナーのユーリも、人には言えない特別な役割を与えられた王族で‥。隠し事をした同士で出会った2人が、個性豊かな人々に翻弄されながらも、2人の幸せを見つけていく物語です。
文字数 172,754
最終更新日 2025.05.23
登録日 2025.05.08
「勝負は、負けたときの方が得るものが多い」ーーご存知でしたか?
勝てなかったあの日、悔しさで呼吸すらうまくできなかった。
でもあの胸の痛みが、今の私をつくってくれた。
「努力は報われるーーその言葉は絶対だ……自分より努力をしている人間に勝とうだなんて、虫が良すぎると思わないか。逆ならたまったものじゃない」
そんな彼女の目は、今にも雫がこぼれ落ちそうなほどに赤くなっていた。
きっとあのとき、自分よりも相手が努力をしていから、私は負けた。
だから私は、もう一度立ち上がり、弓を引く。
高校一年、進藤弓。弓道初心者。
最初はただ、逃げたくて。興味なんて、どこにもなかった。
けれど――
圧倒的な才能を持つ同級生・姫木文との出会いが、
私の世界を変えていった。
最悪の出会いから、衝突、焦燥、そして静かな共鳴へ。
すれ違っていたふたりの矢は、やがて同じ的を見つめはじめる。
これは、悔しさを知ったすべての人へ放たれる、
”まっすぐな矢”の物語。
「ある晴れた芝露の如く」
文字数 66,680
最終更新日 2025.06.08
登録日 2025.05.14
王都カタリナの片隅、夜明け前の石畳を駆ける十六歳の底辺冒険者・誠人。依頼は荷運び、報酬は硬貨数枚。妹同然の美心にパンを買う度胸もなく、今日も薄暗い北区路地で盗賊に追われていた――その瞬間、彼の眼が時間と空間の“縫い目”を読む稀少能力〈連鎖視〉に覚醒する。
「才能を見せびらかすなら、まずは生き延びろ」。自嘲混じりの決意を胸に、誠人は最下層ギルドで同じ境遇の仲間――気持ちが顔に出る樹、飽きっぽいが決断は速い睦、規則ごと変えたがる健、数字に強い綾佳――を束ねる。やがて異国出身のダグラスとキアラも加わり、「底辺でも頂点を目指せる」証明の旅が始まった。
行く手を阻むのは上級ギルドの搾取と貴族の陰謀、そして王都を赤く染める魔獣災害〈赤月喰い〉。既得権層が守りたい“底辺は底辺のまま”という壁を、誠人は連鎖視で戦場の裂目を読み切り、仲間と民衆を救いながら王と国を揺るがす。
「努力は土に、才能は刃に。底辺上等だ、駆け上がろう!」
文字数 40,953
最終更新日 2025.09.05
登録日 2025.07.27
モスクワの片隅、雪解けと冬の名残が入り混じる春の公園。
ギターを抱えた少女と、ヴァイオリンを手にした少年が、偶然出会った。
孤独をまとうようにパガニーニを爪弾く、大人びた眼差しのアーシャ。
その音に魅せられたハンガリーからの留学生、ミクローシュ・レメーニは、そっと弓を取る。
年齢も、国も、楽器も違うふたりが、音楽と静かな対話を重ねてゆく。
これは、“音”が導いた出会いと、心をほどいていく恋の、はじまりの物語。
◆物語中に登場するクラシック曲◆
🎼パガニーニ《24の奇想曲》第24番
🎼エルンスト《夏の名残のバラによる変奏曲》
🎼パガニーニ《ヴァイオリンとギターのためのカンタービレ》
🎼タレガ《アルハンブラの思い出》
🎼チャイコフスキー《ヴァイオリン協奏曲 ニ長調》
🎼ロシア民謡《黒い瞳》
🎼ベートーヴェン《ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調》(通称:クロイツェル・ソナタ)
🎼パガニーニ《ソナタ 第6番 作品3-6》
文字数 23,077
最終更新日 2025.08.15
登録日 2025.08.10
人並み外れた戦闘能力を持つ主人公。 しかし彼の素性は、多くの謎に包まれていた。
濃い赤の結晶が埋め込まれた左手。 右胸部の模様のような痣。
血の繋がった、実の家族も分からない。
自身を、知るための旅路。 その過酷な宿命の果てに、待つものは____。
※RPGのような世界観をイメージしてます。 主人公16歳(学生時代)から始まります
倫理観バグり気味です
日本語に悩みながら書いているので、マイペース更新です
文字数 11,617
最終更新日 2025.12.28
登録日 2025.12.21
「クカータスの男はお好みですか」
和平の証として敵国クカータスに送られたヴィローカ国の主人の従者であるディオンにそう言ってきたのは、クカータスの将軍麾下の男、グレーゲルだった。
それに対してディオンの返答は……
以前書いててストップ中の物語に出てくる二人のショートストーリィです。
文字数 2,420
最終更新日 2025.08.14
登録日 2025.08.14
舞台は、我々が知る歴史とは異なる道を辿った昭和106年の『大日本帝国』・東京。そこには、『異能を持つ化け物』が密かに生きていた。彼らは軍の監視下に置かれ、決して世に放ってはならない――。
放たれてしまえば、戦争と混乱の火種となるから。
若き軍人・佐藤類は、突如その「化け物たち」の監視役に任命される。彼らは一見、普通の人間と何ら変わらず、しかし類の存在を決して歓迎していない。
脅しのような沈黙、逆に友好的すぎる微笑み。
その奇妙な日常の中、類は少しずつ知っていく――
なぜ監視が必要なのか。なぜ彼らは軍を憎むのか。
そしてこの世界に隠された、誰も語ろうとしない“真実”を。
「正直者は誰か? 嘘つきは誰か?」
類は選ばなければならない。
どんな選択をしても、待っているのは――同じ結末なのだが。
※この物語はフィクションです。
実在する団体・人物などには、全く関係ございません。
文字数 10,170
最終更新日 2025.12.15
登録日 2025.12.15
大切なひとを失った。辛くて苦しくてどうしようもなくても、それでも大切な人が前に進めるように背中を押してくれたから、私は一歩を踏み出すことにした。
文字数 697
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.12.18
目の前には、妹と浮気中の婚約者。
とんでもないタイミングで、私は思い出した。
――ここは恋愛小説の世界。
そして私は、主人公プリシアをいじめ、最終的に断罪される悪役令嬢シェリー・エルフォードだということを。
婚約者の皇太子レデナンは、今日も当然のように婚約破棄をちらつかせてくる。
私は彼の望みどおり「破棄します」と言い捨て、王宮を去った――はずだった。
ところが三日後、王宮から届いたのは再婚指令。
その相手は、“国境の悪魔”と呼ばれる辺境伯シルヴァン・グランヴェール。
冷酷無慈悲、社交界最恐の都市伝説……そう聞いていたのに、実際の彼はどこか不器用で、私と距離を取ろうとするばかりだった。
ツンデレ×溺愛って…こういう溺愛もありなんですか?
なんて思っていたけれど、彼の言葉の裏にある“理由”を知ったとき、私は気づいてしまった。
――悪魔と呼ばれていた彼が、ただ誰よりも優しい人だったことに。
そして彼の愛を受け入れた時、原作の物語が静かに壊れ始めていく。
文字数 57,982
最終更新日 2026.02.09
登録日 2026.01.18
政略結婚により、泯《みん》国の皇后となった属国、榔胤《ろういん》国の王女・曖甯《あいねい》。
彼女を迎えた皇帝・叡青《えいせい》は、冷酷な宣言を下す。
――後宮に美姫三千人。
――それを、一晩に一人ずつ殺そう。
命を救う条件は、ただひとつ。
皇帝を「愉しませる」こと。
しかし皇帝は、曖甯を抱かない。
代わりに命じたのは――
美しき宰相・璃椒《りしょう》に、皇后を抱かせることだった。
見つめる皇帝の前で、触れられ、声を殺し、夜を越える皇后。
一晩でも拒めば、花牌が選ばれ、誰かが死ぬ。
触れないまま支配する皇帝。
命令として抱く宰相。
二人の間で快楽へと堕ちていく・・。
それでも曖甯は、溺れてしまった。
愛してくれない男に――。
文字数 4,428
最終更新日 2026.02.10
登録日 2026.01.31
前世で誤って命を刈られ、新たに生を受けて、
とある少女の元にやってきた、一匹の黒猫――一人称は【吾輩】。
だが、彼を拾ってくれた少女は、毎日泣いてばかりいる。
聞けば、平民なのに聖女と見染められて王に召されることになり、貴族の娘たちに日々嫌がらせを受けているらしい。
これは泣いてばかりいる少女を救うために奮闘する、
一匹の素朴で裏表のない黒猫(時々人間)の物語。
文字数 8,247
最終更新日 2026.02.24
登録日 2026.02.24