「楽器」の検索結果
全体で160件見つかりました。
文字数 36,107
最終更新日 2022.08.30
登録日 2022.07.15
これは小説ではない。物語である。
平安時代。
雅びで勇ましく、美しくおぞましい物語。
宿命の恋。
陰謀、呪い、戦、愛憎。
幻の楽器・七絃琴(古琴)。
秘曲『広陵散』に誓う復讐。
運命によって、何があっても生きなければならない、それが宿命でもある人々。決して死ぬことが許されない男……
平安時代の雅と呪、貴族と武士の、楽器をめぐる物語。
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『七絃灌頂血脉──琴の琴ものがたり』番外編
麗しい公達・周雅は元服したばかりの十五歳の少年。それでも、すでに琴の名手として名高い。
初めて妹弟子の演奏を耳にしたその日、いつもは鬼のように厳しい師匠が珍しくやさしくて……
不思議な幻想に誘われる周雅の、雅びで切ない琴の説話。
彼の前に現れた不思議な幻は、楚漢戦争の頃?殷の後継国?
本編『七絃灌頂血脉──琴の琴ものがたり』の名琴・秋声をめぐる過去の物語。
文字数 113,382
最終更新日 2025.01.10
登録日 2024.12.04
何度もオーディションに落ち続ける若手ガールズバンド「トゥインクル☆ティアーズ」。彼女たちに「足りないもの」は何だったのか?
ある日、バンドのベーシスト・里奈が偶然出会ったのは、普通のスーパーで買い物をしていた47歳の主婦・和美。彼女の何気ない仕草から漏れる「音」に、里奈は衝撃を受ける。
これこそが彼女たちの音楽に足りなかったもの——そう確信した里奈は、思いもよらない提案をする。「あなたを私たちのバンドの楽器として採用させてください!」
常識を覆す「熟女和美の女体」という前代未聞の楽器の誕生と、それを「演奏」する若き天才・里奈。彼女たちの音楽は、音楽界の常識を根底から揺るがし、世界中の人々の心を震わせていく。
これは音楽の新たな可能性を探求する物語であり、47歳の主婦が思いがけず見つけた自分の存在価値と生きる喜びの物語である。
文字数 9,886
最終更新日 2025.04.13
登録日 2025.04.13
学校に通わなくたってから、どのくらい経ったのだろう。
わからなくなるくらい、もう学校には通っていない......。
ある日、いじめられっ子で不登校の「由衣」と、病気の少年「澄人」が出会う。
2人は仲良くなって、互いに楽器をしている事を知る。
そのことによって、どんな結末が生まれるのか...。
ちょっと切ない青春短編小説です。
文字数 2,396
最終更新日 2017.05.24
登録日 2017.05.16
モスクワの片隅、雪解けと冬の名残が入り混じる春の公園。
ギターを抱えた少女と、ヴァイオリンを手にした少年が、偶然出会った。
孤独をまとうようにパガニーニを爪弾く、大人びた眼差しのアーシャ。
その音に魅せられたハンガリーからの留学生、ミクローシュ・レメーニは、そっと弓を取る。
年齢も、国も、楽器も違うふたりが、音楽と静かな対話を重ねてゆく。
これは、“音”が導いた出会いと、心をほどいていく恋の、はじまりの物語。
◆物語中に登場するクラシック曲◆
🎼パガニーニ《24の奇想曲》第24番
🎼エルンスト《夏の名残のバラによる変奏曲》
🎼パガニーニ《ヴァイオリンとギターのためのカンタービレ》
🎼タレガ《アルハンブラの思い出》
🎼チャイコフスキー《ヴァイオリン協奏曲 ニ長調》
🎼ロシア民謡《黒い瞳》
🎼ベートーヴェン《ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調》(通称:クロイツェル・ソナタ)
🎼パガニーニ《ソナタ 第6番 作品3-6》
文字数 23,077
最終更新日 2025.08.15
登録日 2025.08.10
「レニー・フローレスとの婚約をここに破棄する!」
登場するや否や、拡声魔道具を使用して第三王子のフランシス・コロネルが婚約破棄の意思を声明した。
レニー・フローレスは『カナリア姫』との二つ名を持つ音楽家で有名なフローレス侯爵家の長女で、彼女自身も歌にバイオリン、ヴィオラ、ピアノにハープとさまざまな楽器を使いこなす歌姫だ。少々ふくよかではあるが、カナリア色の巻毛にけぶるような長いまつ毛、瑞々しい唇が独身男性を虜にした。鳩胸にたわわな二つの山も視線を集め、清楚な中にも女性らしさを身につけ背筋を伸ばして佇むその姿は、まさに王子妃として相応しいと誰もが思っていたのだが。
どうやら婚約者である第三王子は違ったらしい。
この婚約破棄から、国は存亡の危機に陥っていくのだが。
※他サイトでも投稿しています。
文字数 18,400
最終更新日 2022.11.09
登録日 2022.11.09
あるトラウマから楽器の音がまともに聞こえなくなり、大好きだったドラムメンバーから外された寿小太郎。
大学受験にも失敗し、2浪し、三流大学に。そして付き合っていた彼女と別れるはめに。周りからバカにされ傷つけられ、夢を持つことに抵抗を感じた23歳の春、一緒に活動していたバンドメンバーがCDデビュー。そのことを、不幸にもSNSのタイムラインで知ってしまう。
ひっそりと彼らが出るという演奏会に行ってみるとすごい客の数,
そこには自分だけがいないメンバーの輝く姿があった。
しかし演奏し始めた途端、その曲が不協和音のように小太郎の耳を塞いだ。
その演奏が終わったとき
小太郎は何かを感じた
もどかしく心をえぐられたような何かを。
彼らの演奏の後、
和楽器を演奏するグループがいた。
「つまらない」と演奏中に帰る観客達。
周りに流され、小太郎帰ろうとした時、
隣で涙を流し、その演奏に拍手をしていた女性がいた。たった1人、そのひとの涙で、小太郎は胸がざわついた。
自分が今までみてきた涙はこんなにも美しい感情だったのだろうか。
相変わらず音は聞こえないが
小太郎の心にある思いが生まれた。
演奏がしたい。
夢中になれる何かを見つけたい。
小太郎は
和楽器に興味を持ちはじめる。
自分の音とは何か
小太郎は和楽器を通じて
たくさんのことを知っていく。
文字数 1,585
最終更新日 2016.11.23
登録日 2016.11.22
妻を失ってから一人で娘を育ててきた良太。
娘のギターが不調になり、楽器店に持ち込んでみると自分とは違った大人の男性と出逢い…。
文字数 11,695
最終更新日 2025.09.15
登録日 2025.09.14
かつて私は音楽家でした。
作詞・作曲をし、自らギターを弾き、ベースを弾き、ドラムを演奏してコーラスを重ねました。曲によってはキーボードを叩き、ピアノでバッキングを刻んだり。扱える楽器が少なかったから、さながら4ピースのロックバンドのような編成で。
今の私はJazzを愛し、クラシックを聴きます。そして、ここで発信できるのは言葉だけです。でも、ほんとうの意味では言葉だけではない。ここで私は実際的には吹けもしないテナーサックスをスタン・ゲッツのように奇跡的に吹くし、ビックス・バイダーベックのように慎ましくコルネットを演奏するし、ときにはビル・エヴァンス・トリオのワルツ・フォー・デビーを無邪気に真似たりもするでしょう。
この場所で私は大編成のオーケストラであり指揮者であり、あるいは孤立無援のストリート・アコギ弾きであるかも知れません。
確かに、ここで発信できるのは言葉だけです。でも、読んでくれたあなたの中には幸福な音楽が溢れるかも知れません、もしかしたら。そうであればいいなと願います。ここに連ねるすべての曲たちには、実はきちんと「音」があります。キーがあり、コード進行があり、転調があり、アンサンブルがあります。そしてlyricが乗るメロディがある…。それを私は伝えることができない。でも、あなたの中にあなただけの「音楽」を紡ぎ出してくれることを少しだけ望みます。
演奏をしなくなった私は今でも音楽家です。
(こちらのコンテンツにつきましては、横読みをおすすめいたします。)
文字数 6,045
最終更新日 2022.08.31
登録日 2019.12.17