「後」の検索結果
全体で39,342件見つかりました。
風に乗ってどこまでも遠くへ運ばれていく、沈丁花の香り。
蝶がその香りに吸い寄せられるように、
体に沈丁花の形をしたアザがある娘――せつなもまた
“よからぬもの”を引き寄せる力を宿していた。
親戚中から忌み嫌われ、人買に売られた少女せつな。
遊郭の次期楼主――天珠に買われたことで、
絶望的だったその後の運命が大きく変わろうとする。
「お前を買った時点で、お前の命は俺のもの。
勝手に死ぬことは許さない」
“あること”のために、毎日一度だけ
せつなと天珠は口づけを交わす。
そこに、感情なんてものは存在しない。
――はずだったのに。
「どうした?その、物欲しそうな表情は」
「…そ、そんなことありません」
「正直に言ってみろ。でないと、今日の分はお預けだな」
今宵もせつなは、天珠の甘い罠に翻弄される。
そんな2人はまだ気づいていない。
遊郭に咲く沈丁花の香りを求め、
“よからぬもの”がすぐそばまで忍び寄っていることに。
登録日 2024.12.26
釜ヶ崎とは大阪市西成区の一部で簡易宿泊街を指す名称である。
あいりん地区と呼ぶほうが伝わりやすいかと思うが、これは行政の呼称であり、そこに住むものが自ら使うことは少ない。
釜ヶ崎が日雇い労働者の町として人が溢れていた時代の一部
1986年から1990年頃までの数年間をこの釜ヶ崎で過ごした幼児、小児時代。
少年時代の私は何を経験したのか、そしてどんな記憶が強烈に残っているのか。
幼い子供ながらにも喧嘩、暴動、誘拐、薬物、性被害など様々なモノを目撃し、時には巻き込まれた。
そのような危険も多く存在していたが、周囲の人々の大きすぎる人情の中で成長できたのもまた事実。
昭和末期から平成初期の当時の記憶と後の考察から釜ヶ崎の生活をノンフィクションで記す。
土地などの名称は当時の呼称で覚えているため、現在とは呼び名が違うものがあるかも知れないが当時の記憶に基づいているためご容赦いたいただければと思う。
文字数 8,678
最終更新日 2025.04.13
登録日 2025.03.02
いじめられっ子のセクターは、魔法師が集まる街『ドールス』で魔法を学んでいる12歳の子供。
いつも一人のセクターは作業場の隅で修行をしていたが、他の街から訪れた偉大な魔法師に素質を見抜かれて弟子にしてもらう。
これは後に、『神級土魔法師セクター』として名を知られる英雄になる者の話。
登録日 2015.01.09
もしも、彼女が武人として生きる、と決めていなかったらーー違った道があったのだろうか。
□□□□
七年前より以前の記憶を持たない主人公、イリス。ただ感じていたのは強くならねばならない、という強い焦燥感だけ。そして次第に明らかになる、郷里の滅亡、母の死、仇への憎悪。それらを胸にイリスは仇国へと渡る。
そこに渦巻くは後悔と懺悔の念ばかりーー仇国を救えるのは、仇国にその人生を蹂躙された彼女、だけだった。
登録日 2015.07.04
深夜二時のオフィスで倒れた佐藤匠(さとう たくみ)が目覚めると、そこは平城京遷都に沸く1300年前の日本だった。
転生先は、莫大な資産を持ちながらも権力争いに敗れかけている『天照黄金大社』の神主。
「……あんな地獄の社畜に戻るくらいなら、この国を丸ごと買い取ってやる」
匠は、現代のデジタルアーカイブで叩き込んだ「未来の記録」を武器に動き出す。
汚職役人の弱みを「発掘データ」で握り潰し、ゴミ扱いされていた和同開珎を「銀行制度」で本物の金に変え、瞬く間に都の経済を掌握していく。
さらに、現代の衛生知識で作った「石鹸」と「隔離」によって、歴史上最悪のパンデミック『天平の天然痘』を完全阻止。
本来死ぬはずだった権力者・藤原四兄弟の命を救い、その見返りに平城京の「独占販売権」と「経済特区」をもぎ取った。
不比等すら恐れる「強力神主」となった匠の周りには、彼を「救世主」と慕う純粋な巫女たちが集まり、毎夜のように檜の露天風呂と現代スイーツの宴が開かれる。
歴史のデータは、もう当てにならない。
なぜなら、俺がこの手で「新しい歴史」を刻んでいるからだ――。
文字数 8,089
最終更新日 2026.03.27
登録日 2026.03.27
義弟×義兄。幼児×ショタ ~ ショタ×大学生。親の連れ子同士。8歳年の差。攻めは2歳から13歳、受けは10歳から21歳と成長。成長しても攻めはチビで受けはデカい。受けの一人称。---弟を溺愛する兄。弟のわがままをすべて受け入れてしまった結果、もう後戻りができなくなった---
登録日 2015.12.15
奇妙な運命を辿り天使になった少年が、天国の植物園で新たな日々を送る物語
病により亡くなった少年は、死後の長い旅路を経て美しい星になった。あるとき月の女神の導きで天使へと生まれ変わる。彼の澄んだ魂は植物を守り育てることに適しており、天国で最も月に近い場所に建つ植物園で働くことを命じられるが、そこは月光で植物を育てる研究施設だった。神様、天使、眷属、不思議な力をもつ植物……個性ゆたかな仲間に囲まれて、天国でのスローライフがはじまる。
文字数 8,349
最終更新日 2026.06.26
登録日 2026.05.01
ある日、正妃教育をしていたルミアナは、婚約者であった王子の堂々とした浮気の現場を見て、ここが前世でやった乙女ゲームの中であり、そして自分は悪役令嬢という立場にあることを思い出した。
…‥って、最終的に国外追放になるのはまぁいいとして、あの超屑王子が国王になったら、この国終わるよね?ならば、絶対に国外追放されないと!!
そう意気込み、彼女は国外追放後も生きていけるように色々とやって、ついに婚約破棄を迎える・・・・はずだった。
‥‥‥あれ?なんでこうなった?
文字数 5,136
最終更新日 2017.11.12
登録日 2017.11.12
苦悩し生き足掻く男のやり直しの物語はいかがでしょうか?----------------エリート家族の三男に生まれ、人生のエスカレーターからドロップアウトし、実のないフリーター生活を後悔しながら送っていた俺は鉄骨に潰されて死んだ。気が付けば胎児になり不思議な感覚を見つけた。生まれてみれば魔法のある世界。次こそはドロップアウトしないように、次こそは人生を謳歌できるように、次こそは後悔しないように生きていこう。目の前にあるモノを調べ、落とし穴にはまらないように、俺は生きる。
見つけられた転生者が1か所に集められる王国政府、魔力至上主義の教会、姿の見えぬ神や魔力の存在、人々の思惑に魔物……。システム化された世界で行われるパワーゲームの中、生き残るために足掻く男の物語。
登録日 2018.04.11
どうやら最近、異世界で勇者パーティから追放される人々が後を絶たないらしい。
そこで、俺は「異世界転移能力」を活用して異世界を駆け回り、勇者パーティから不当に追放された人達を集めてパーティを組むことにした。
しかし、追放者達はどいつもこいつもピーキーな能力の持ち主ばかりで……。
文字数 3,963
最終更新日 2018.06.26
登録日 2018.06.22
なずみ智子の【ホラー風味なショートショート】とかのネタバレ倉庫
⇒ https://www.alphapolis.co.jp/novel/599153088/606224994
★リアルタイムでのネタバレ反映ではなく、ちまちま更新予定です。
なぜ、こんな話を書いてしまったのだろう? でも、止まらなかった……
舞台は、とある中学校。
そして、こんなことは現実にあってはならないお話。
クドクド長文が特徴のなずみ智子ですが、今回の話はいつもとは違ってSNSでの会話様式で話が進んでいきます。
そして、先日アップしました「【オチが読めちゃう前後編】アキという女 」と同様、察しのいい方には本当にすぐにオチが分かるとも思います。
文字数 2,088
最終更新日 2018.08.04
登録日 2018.08.04
後漢王朝は、形ばかりのものになりつつあった190年後半。
曹孟徳(そうもうとく)による『徐州大虐殺』から姉弟たちと共に逃れ、逃れて荊州(けいしゅう)の襄陽(じょうよう)にたどり着いた諸葛孔明(しょかつこうめい)、16歳。
現在の趣味は畑仕事に掃除、洗濯に内職。裁縫も得意だ。星を読むのは天候予測のため。でないとご飯にありつけない。一応学問はさらっているが、それが今現在役に立っているかは不明。そして早急に必要なのは姉弟の腹を満たすものと、結婚適齢期を過ぎつつある二人の姉の嫁ぎ先!
性格は悪くないものの破天荒な姉弟たちによって磨かれた「おかんスキル」と、新しく親族となった一癖どころか二癖も三癖もある人々の中、何とかいかに平和に、のんびりと、無事にやり過ごそうと努力したもののことごとく失敗。
その上、一人の少女と出会う。
半身を追い求める孔明、幼い少女は自分を守ってくれる人、愛を求める。
文字数 251,514
最終更新日 2021.05.14
登録日 2019.08.28
近衛騎士隊長リナルド=オロッソには密かな楽しみがあった。多忙を極める騎士団の仕事の合間、暇を見つけては白紙の本に小説を書き記す。そして数少ない休暇に足しげく城下の本屋に通う。
最愛の陛下パスクアーレ=ロ=ハイドロメルとの、蜜月を妄想した同人誌を発売するために!? しかしある日、秘密の私書が国王の元に届いてしまったからさあ大変。
蛮族を退けた後に一兵でありながら一国を建国した御方、その彼を衆道本の題材にする不敬は果たして許されるのだろうか? 許されなかった時には・・・。
と、話は単純なものに留まらず様々な思惑が交差し始めたことで、リナルドは敬愛する陛下のために剣を取るのだった。
※監禁等の過激な行為も含まれています。
文字数 103,144
最終更新日 2020.02.18
登録日 2019.10.23
時代は明治後期の日本。古都京都の旅館"浅草屋"を舞台に殺人事件が起きてしまう。それに対して犯人を暴こうとする"無名の推理名探偵"古川真治が挑む推理事件簿小説です。
文字数 10,030
最終更新日 2020.11.17
登録日 2020.10.03
25年前突然飛来した大量の小隕石により発生したと思われる感染病が日本を襲った、致死率も高く治療法も見つからなかったが人から人への感染はほとんどなく、隕石自体が感染原因なのを解明し、隕石を回収し、なんとかそのパンデミックは終息した。その感染病の後遺症で人ならざる超能力のようなものを身に着ける超能力者が出現し、その者を病気から得た能力を「シック」とそしてそれを使えるものを「ペーシェント」と呼んだ。その超能力を能力発現以来最大級に使いこなしたのが主人公佐山伊吹だった。
しかし、現在ではその能力、栄光、名誉をうしない稼いだ時代の預金を崩してクソニートとして生きている。突如現れた謎の少女、彼女は言う「取り戻したくないですか?」
登録日 2021.09.18
主人公の上之手福《かみのてさき》は小さい頃から神になることが夢だった。しかし、そんなことが叶うはずもない現実世界に絶望して自ら命を絶った後、死後の世界で神様らしきお爺さんに異世界転生することを伝えられる。
転生の際にお爺さんからもらったスキル"信仰心"は神を信仰する者の"イメージの具現化"という使いようによっては最強のスキルであったが、転生先には神の概念が存在せず、スキルが使えないことを言い渡されてしまう。スキルが使えないお詫びに"神の知恵"という超人的な思考力を手に入れ転生をした福を待っていたのは赤ん坊になった自分を崇める村人たちだった。そこで福は"神の知恵"による機転を利かせ村人たちに自分を神だと信じ込ませることに成功する。さらに、神の概念を作ったことで、福は使えないはずのスキル"信仰心"も手に入れる。
最強のスキル"信仰心"と最強の頭脳"神の知恵"の二刀流を手に入れた福は異世界に神の名を轟かす!
【毎日更新中】
※Eルートの方は完結しておりますので、完結済みを読みたい方はそちらをお読みください。
※小説家になろうにはここより先の話が連載してありますので、気になってくださった方はそちらの方も覗いていただけると幸いです。
文字数 187,188
最終更新日 2023.01.15
登録日 2022.05.27
外れレアスキル【暗算】持ちのラディスは、それでもSランクパーティーのために暗算で役に立っていたつもりだった。しかし無情にも約立たずとしてダンジョン最下層で追放されてしまう。
ラディスはダンジョンから脱出しようと探索を開始。魔物に襲われている美少女を発見し、瞬く間に助けて「早い……!」と驚かれる。
美少女とその護衛たち(全員美少女)が合流し、ラディスの持つスキルが本当は【即時演算】という超絶最強レアスキルであることが判明し……。
それを聞いた美少女たちは、全員揃ってラディスをお婿さんにしたくてしょうがなくなっちゃった!?
突然モテて困惑しかないラディス。ラディスはどうなってしまうのか。果たしてお嫁さんをたくさん作ることができるのか?
一方、ラディスを追放したSランクパーティーは、数字管理がうまくいかず戦闘に負けるわ他の冒険者に馬鹿にされるわで落ちぶれいく。
これは、後にハーレム魔王ラディスと呼ばれることになる青年の、きゃっきゃうふふな物語である。
*この作品は他サイト様でも掲載しています。
文字数 10,017
最終更新日 2022.06.01
登録日 2022.06.01
著 ぴりか
昔々、ビースト大陸というものがあって、そこは獣人たちが平和に住んでいる大陸で、聖なる山の上に浮かんでいた。 しかしある日人間に攻め込まれ全滅寸前までになってしまう。 が、それを見た守り神の犬神様が大陸を別の場所に移動させて、人に見つからないように、悪意ある人に見つからないようにしたそうだ。
それから200年後の世界。人間界はだいぶ発展していたがビースト大陸のことは歴史から消し去られていたのだが、伝承としてごく一部の人に伝わっていた。
その世界で軍人をつとめる(この世界の軍人はサラリーマン的感覚で進めます)人のもとに空から少女がふってきました。少女ミミと軍人サーベルはただの協力関係で不可思議な事件を解決していきます。が、ひょんな事で仲良くなって…。
文字数 2,061
最終更新日 2022.08.18
登録日 2022.08.18