「ねこまんま」の検索結果
全体で61件見つかりました。
親を亡くした侯爵令嬢は、王太子に婚約破棄されてしまう。さんざん尽くしてきたと言うのに、冤罪まで着せられて。いろいろあったことの代償に、苦しめられる国王と王太子達。その先には何が待っているのか?
小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています。
文字数 13,209
最終更新日 2026.10.21
登録日 2026.10.21
「もう、邪魔! 本当にお前は目障りね!
どっかに引っ込んで、姿を見せないでちょうだい!」
前妻の娘である侯爵令嬢リオルナリーは、継母となったニクスに怒鳴られていた。
政略結婚の前妻であったイッミリーは、娘を残して病の為に早世。
彼女の夫であるアルオには、結婚前から懇意にする恋人ニクスがおり、イッミリーの死後、彼女は後妻に納まりアラキュリ侯爵夫人となった。
二人の間には既に、リオルナリーの異母兄にあたるナジェールも生まれていた。
リオルナリーはれっきとしたアルオの子だったが、アルオに殆ど構われた記憶がなく、顔さえもうろ覚えである。
アルオも同じで、覚えているのは娘の髪が黄色かったと言うことだけ。
イッミリーが死ぬまで、自宅にろくに戻って来なかったので、娘の顔も瞳の色も忘れていた。覚えていないと言った方が正しいかもしれない。
碌に自分のことを覚えていない父親はリオルナリーと勘違いして、特徴が似ている使用人の子供を教育していくことに。
ニクスにより使用人棟に放り込まれたリオルナリーは、何も与えられないまま強く生きていくのだった。
周囲を巻き込む騒動に発展させながら。
小説家になろうさんにも載せています。
文字数 236,226
最終更新日 2026.10.25
登録日 2026.08.31
「もう我慢ならん。お前との婚約は解消する!」
見目麗しい紫の髪の伯爵令息は、婚約者カルーラ・ドンマインを自宅に呼びつけて、婚約解消を告げた。
「わかりましたサム様。今までありがとうございました」
深々と礼をして去っていくカルーラは、悲壮感の欠片もなく慎み深い微笑みだけを浮かべていた。
「なんでだよ、カルーラ。簡単に納得するなんて!」
婚約解消を言い渡した伯爵令息サム・ロンベサールは、悔しげにその後ろ姿を脱力して眺めた。
その背後では母親のマリンが、うんうんと頷きながら近づき彼の両肩に手を置いた。
マリンはこの婚約に反対だったのだ。
「やったー! 婚約解消できた。マジぎりだった」
カルーラは、婚約解消を心から喜んでいた。
だって私達は知っていた。
これは映画で見た《愛と悲しみのカルーラ》に似ていたから。
それも家族揃って、役柄も一緒だ。
でも実体はあるし不思議。
何だか、別の世界にいるような感じなのだ。
(小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています)
文字数 156,720
最終更新日 2026.10.30
登録日 2025.07.25
婚約破棄を申し込んで来たローズナの婚約者エルラークは、以前から王女と仲が良いと噂があった。
妖精の祝福で16歳で死を迎える予定のローズナは、いろいろなモノを諦めていたが、ある時生きる決意をする。
(小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています)
文字数 27,692
最終更新日 2026.09.07
登録日 2025.08.12
「君には失望したよ。ミレイを傷つけるなんて酷いことを! 婚約解消の通知は君の両親にさせて貰うから、もう会うこともないだろうな!」
言い捨てるような突然の婚約解消に、困惑しかないアマリリス・クライド公爵令嬢。
「ミレイ様とは、どなたのことでしょうか? 私(わたくし)には分かりかねますわ」
「とぼけるのも程ほどにしろっ。まったくこれだから気位の高い女は好かんのだ」
先程から散々不満を並べ立てるのが、アマリリスの婚約者のデバン・クラッチ侯爵令息だ。煌めく碧眼と艶々の長い金髪を腰まで伸ばした長身の全身筋肉。
彼の家門は武に長けた者が多く輩出され、彼もそれに漏れないのだが脳筋過ぎた。
だけど顔は普通。
10人に1人くらいは見かける顔である。
そして自分とは真逆の、大人しくか弱い女性が好みなのだ。
前述のアマリリス・クライド公爵令嬢は猫目で菫色、銀糸のサラサラ髪を持つ美しい令嬢だ。祖母似の容姿の為、特に父方の祖父母に溺愛されている。
そんな彼女は言葉が通じない婚約者に、些かの疲労感を覚えた。
「ミレイ様のことは覚えがないのですが、お話は両親に伝えますわ。それでは」
彼女(アマリリス)が淑女の礼の最中に、それを見終えることなく歩き出したデバンの足取りは軽やかだった。
(漸くだ。あいつの有責で、やっと婚約解消が出来る。こちらに非がなければ、父上も同意するだろう)
この婚約はデバン・クラッチの父親、グラナス・クラッチ侯爵からの申し込みであった。クライド公爵家はアマリリスの兄が継ぐので、侯爵家を継ぐデバンは嫁入り先として丁度良いと整ったものだった。
カクヨムさん、小説家になろうさんにも載せています。
文字数 25,829
最終更新日 2025.12.06
登録日 2025.12.04
王家に生まれた双子の王女。一人は金髪碧眼の王女ジュリア、一人は黒髪群青眼の妹王女クラヴィア。
ジュリアには傷を癒す力と天候を回復する力が備わっていたが、クラヴィアは何も能力がないと思われていた。
国を救うと予言されていた王女だった為、力なきクラヴィアはでき損ないだと言われ蔑ろにされる。
けれど彼女にも、能力が隠されていた。
小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています。
文字数 24,487
最終更新日 2026.09.19
登録日 2026.09.19
ある市役所職員は、不思議なことに気づく。伊坂ネルの再婚した妻達が、みんな最初の妻と同じ顔なのだ。そしてある日ひき逃げされ、運び込まれた病院で当直医の伊坂ネルと会うのだった(これは一話目のお話です)。
二話以降は、魔女や吸血鬼などが出てくる異世界ファンタジーのものが多いです。
主にサイコホラーが多めで、あんまり怖くないですよ。
短編を纏めて収録しています。
今後も少しずつ、短編を載せていきます。
一度読んだお話がある方は、ごめんなさい。短編はこちらに纏めました。
(小説家になろうさん、カクヨムさんにも一部にも載せています)
文字数 37,588
最終更新日 2025.05.09
登録日 2025.04.23
決まっていた未来を捨てる侯爵令嬢。人によっては、くだらない理由だと思われるのは覚悟の上だった。
アルファポリスさん、カクヨムさんにも載せています。
文字数 4,875
最終更新日 2026.10.17
登録日 2026.10.14
家の事情で侯爵家に嫁ぐカサギ。けれど夫になる人には恋人がいるので、彼女は白い結婚と共にその恋人が後妻に入れるように協力を申し出ました。そして離縁する時は、侯爵家の黒馬だけが欲しいと願うのです。
小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています。
文字数 22,722
最終更新日 2026.10.10
登録日 2026.10.01
「お世話になりました。お元気でお過ごしください」
華麗な淑女の礼(カーテシー)をして、去っていく女性。
何故、母上はこんなことを言うのか?
全ての謎は、10年前に遡る。
隠された王太子の過去の記憶に残る、悲しい愛の物語。
(小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています)
文字数 16,239
最終更新日 2025.05.13
登録日 2025.05.13
王宮女官のレアナは、夫のダグラスと契約結婚をした。彼の両親から領地復興の為に、ある約束と引き替えに受けたのだ。
彼女は昔、家族から毒を盛られ、瀕死の状態である能力に目覚めていた。それを使っていろいろな困難に向き合う。
いつも一緒の従者ハルと、目的の為に今日も頑張るのだった。
小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています。
文字数 56,592
最終更新日 2026.04.02
登録日 2026.03.13
政略結婚の両親は、私が生まれてから離縁した。
私の名は、マーシャ・フャルム・ククルス。
ククルス公爵家の一人娘。
父ククルス公爵は仕事人間で、殆ど家には帰って来ない。母は既に年下の伯爵と再婚し、伯爵夫人として暮らしているらしい。
複雑な環境で育つマーシャの家庭には、秘密があった。
(カクヨムさん、小説家になろうさんにも載せています)
文字数 16,716
最終更新日 2025.11.28
登録日 2025.11.27
魔力がないと決めつけられ、乳母アズメロウと共に彼女の嫁ぎ先に捨てられたラミュレン。だが乳母の夫は、想像以上の嫌な奴だった。
乳母の息子であるリュミアンもまた、実母のことを知らず、父とその愛人のいる冷たい家庭で生きていた。
そんなに邪魔なら、お望み通りに消えましょう。
(小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています)
文字数 153,509
最終更新日 2025.12.16
登録日 2025.06.21
婚約者の私マイナリーより、義妹が好きだと言う婚約者ハーディー。陰で私の悪口さえ言う彼には、もう幻滅だ。
婚約者の生家、アルベローニ侯爵家は子爵位と男爵位も保有しているが、伯爵位が継げるならと、ハーディーが家に婿入りする話が進んでいた。
侯爵家は息子の爵位の為に、家(うち)は侯爵家の事業に絡む為にと互いに利がある政略だった。
二転三転しますが、最後はわりと幸せになっています。
(小説家になろうさんとカクヨムさんにも載せています)
文字数 73,364
最終更新日 2025.11.25
登録日 2025.05.02
「あれ? 私どうなったのかしら?」
メイドとして働いている伯爵家で倒れていた私。
正確に言えば、ここの家のお嬢様に足をかけられて、転んだのだ。
私はリビドー・ダンロ男爵の庶子アガサ。母が亡くなり引き取られたが、男爵夫人マーブル様は優しい人だった。
「女はいつの時代でも生き辛いわね。私も父の言うままにここに嫁ぎ、夫になった男には何も言えないのよ」
なんて疲れた顔をして、明け透けな話もしてくれていた。気心が知れる程好きになり、私は本当の母のように家事や身の回りのことを手伝い尽くした。
一人でも味方がいるのは、とても嬉しいことだった。逆に血の繋がった筈の、リビドー様の顔を見たのは数える程度だ。
リビドー様はマーブル様のことはほったらかしで、多くの愛人を囲っている。本邸であるここに、戻ることは殆どない。
領地経営はマーブル様が行い、本人は社交と言って遊んでいるだけ。親に決められた結婚を嫌がり、マーブル様には指一本も触れていないそうだ。当然子供もいない。
かと言って庶子の私が、後を継ぐことはないと思う。
きっと政略結婚と言う駒に使うつもりだろう。
そうでなければ、今まで歯牙にもかけず祖母と暮らしていた私を、15歳になってから引き離すことはない。
そのことをマーブル様も気づいているのだ。
何か月か過ぎた頃、マーブル様がこう告げてきた。
「貴女は外で働いて、お金を貯めなさい。いつでも此処から逃げられるように。大丈夫よ、リビドー様には学校に行ってるとでも言っておくから」
私は瞬いてマーブル様を見た。
頷くマーブル様は言う。
「貴女は逃げなさい。何の誓約もないのだから」
その話をした後、伯爵家への仕事の紹介状を渡してくれたのだ。
(小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています)
文字数 41,013
最終更新日 2026.09.09
登録日 2025.05.10
コロネ・ワッサンモフは公爵令嬢。彼女の母親であるミカヌレは、ワッサンモフ公爵家と敵対する家門から放たれた隠密だった。ミカヌレは隠密の主であるミズーレン伯爵からの命令がきなくさくなり、姿を隠すことにした。
大事な家族を守りたいミカヌレは、「忘れても良いから」と告げ、コロネの前から姿を消す。彼女を愛する夫のスライストは諦めることなどできず、彼女を探し求めて行方不明に。
そこに家の簒奪を狙ったスライストの弟家族が乗り込んで、信じられない散財を繰り広げる。
その様子を面白がる祖父に頼ることも出来ず、5歳のコロネは使用人達と金策に走る。
「お金がないなら稼げば良いのよ」と、眠っていた能力を覚醒させ、周囲を巻き込む騒動に発展させながら。
小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています。
文字数 478,573
最終更新日 2026.09.04
登録日 2025.12.25
「あ、危ない! 何か落ちてくるぞ、逃げろーー !!!!!」
「いやーーー !!! 何なのよ!」
「まるで、こっちを目指して落ちて来るみたい !」
「「うぎゃーーー!!!!!」」
悲鳴をあげているのは、この国の王太子レナードとその恋人ルディナ。
ここは王宮舞踏会で、多くの貴族が集まっている。
先程公爵令嬢の私、ウィングルは婚約破棄をされたばかりで、その直後にレナードが悲鳴をあげたのだ。
何もない空間を仰視して、恐ろしげな表情で。
この惨状に、ウィングルが深く関わっていた。
(小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています)
文字数 11,898
最終更新日 2025.07.02
登録日 2025.07.02
病弱だった第一王子ロクシードは、ベッドから起き上がれない日々を送っていた。 流行風邪で危篤状態だったが、幼馴染みのアンリの願いが女神に届き、ロクシードは健康に生まれ変わる。 その後もお互いを特に意識しないまま、別の人と結婚し子供も出来る。 しかしロクシードの離婚により臨時の乳母をアンリが引き受けることで、懐かしさと何かが胸を過るのだが……。
(小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています)
文字数 10,722
最終更新日 2025.04.28
登録日 2025.04.28
「悲しいことは昨日まで♪ 今日はきっと良いことがあるわ♪」
目下、継母ブルチャスカとその娘アンジェルに、芋の皮剥きやら食器洗いをさせられている私、ユキファールム。
「こんなことも出来なければ、将来とっても困るわよ」
「そうよ、ユキファールム。私達は貴女のことを思って仕込んでいるんだからね」
うぬぬ、2対1では流石に勝てない。
けれど彼女達は、意地が悪い訳じゃないの。
ただ家事をさせられるだけなの。
その様子を見て、執事アーントや侍女のバタフライは目を輝かせていた。
「素晴らしい教え方です。姫様は私の言うことは聞かず「バタフライがやってよぉ」と、甘えて来られると、可愛いくて駄目なのです」
「私もです。生まれた時からお守りしてきたので。こんな時なのに、厳しくできず……。申し訳ありません」
そう言いながら、ブルチャスカに頭を下げる二人。
私が頑張っているところは、目に入らないのかしら?
まあいいや。この2人はもう高齢で、私から見たら祖父母に近い年齢だから、今さら文句も言わないわ。孫のように可愛がって貰ったもの。
それにしても、私に家事なんてさせてどうするつもりなんだろう。目玉焼きさえ焦がすし、味付けはいまいちだし、彩りも美味しそうじゃないし。まあ、何とか煮炊きは出来るようになったけど。
お掃除はハタキをかけて、箒で床を掃いて、水ぶきするのよね。
後はお洗濯。水仕事は指先が荒れるから苦手なの。ささくれとひび割れが酷いわ。洗ったものは重いし、干すのも大変だもの。
どうして私にさせるのかしら?
「お嬢様、私共はここでお別れです。ここから先はお一人で行って頂きます」
「私達はここで敵を迎えうちますから、お嬢様はこの先にある家で一人で隠れていてください。屋敷には生活用品が、庭には野菜も植えてありますから。庭にかかっている網は外しては駄目ですよ。動物避けですからね」
にこやかに笑っているアーントとバタフライだが、彼らが着ているのは鎧だった。
「なによ、その鎧は? 貴方達はもうお年寄りでしょう? 一緒に逃げましょうよ」
私は彼らも一緒に行こうと誘った。
けれど、首を振りここに残ると言う。
「姫様の幸福だけが私達の願いです。その幸せを壊さないで下さいませ」
「さあ、行くのです。必ず迎えに行きますから」
「あぁ……きっとよ、迎えに来てね」
私は真剣な様子の彼らに逆らえず、城裏のずっと奥山にある、二人の言う家屋を目指した。
(小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています)
文字数 11,896
最終更新日 2025.04.30
登録日 2025.04.30
「エリーゼよ、光栄に思うが良い。赤髭公爵の次の奥方として、お前が指名された。出発は明日の早朝だ! わはははっ」
「嘘でしょ、お父様! 何を仰るのですか!?」
愉快に笑う父ビリーに困惑し、エリーゼは驚愕しながら尋ねた。
エリーゼは没落した伯爵貴族の令嬢だ。
それでも父伯爵は王宮勤めをしているから、今まで生活が困窮することはなかった。
既に領地と先祖代々の邸は売り払われているが、その分の資金の一部は父伯爵の懐に入っているから、贅沢しなければ当分は暮らせる状態にはある。
言ってみれば父の代での経営の失敗で、爵位以外を手放したようなものだった。
「どうして私が婚約者に? 私にはマイケルがいます。赤髭公爵に嫁ぐことは出来ませんわ」
ビリーを問いつめるエリーゼに、義妹のロリータがマイケルの腕を組んで姿を現す。
「そんなの大丈夫よぉ、お義姉様。私がマイケルと添い遂げますからぁ」
「すまない、エリーゼ。そんな訳なんだ」
ばつの悪い顔をした婚約者だが、義妹に胸を押し付けられて時々そちらを見てニヤケている。最低だ!
「な、なんでエリーゼとマイケルが? 嘘でしょ?」
「もう後戻りなんて出来ないわ、公爵様との約束だもの。今日はご馳走にしたから、たくさんたべましょ。ね、エリーゼ」
義母のアルラウネが喜色満面にお祝いしようと騒ぎ立てたことで、父が私を金で売り払ったと予想が着いた。
テーブルいっぱいに並ぶご馳走と、ロリータの着ている真新しいドレスと義母の大きな宝石の付いた指輪。最近まで家にはなかったものだ。目をそらす父を私は睨み付けた。
もうやってられない。
このご馳走は私を売った金で買ったものだろう。根こそぎ食い尽くしてくれるわ。
「ガツガツ。グビグビッ。っくううっ、美味しいわ!」
「まあ、下品ねぇ。エリーゼったら」
「本当よ。マイケルの前なのにそんな姿見せて、良いのぉ?」
もう貴族のマナーなんて、いらないわ。
マイケルなんてもっといらない。
だって明日死ぬかも知れないもの。
右手にフォーク、左手になみなみにワインを注いだグラスを持ち食べまくる。
「いやぁ~、私の分がなくなっちゃう」
義妹のブリッコ口調を目でギッと睨み付け、気にせず猛烈な勢いで食べまくる。文字通り最期の晩餐として。
そして翌日、赤髭公爵の邸へ向かうのだった。
(カクヨムさん、アルファポリスさんにも載せています)
文字数 7,542
最終更新日 2025.06.25
登録日 2025.06.25