「人々」の検索結果
全体で7,099件見つかりました。
17世紀末、オランダの地方都市ドルトレヒトに住む町娘ヴィルヘルミーナは、想いを寄せていた従兄弟ヨハンからプロポーズされたその日に何者かに誘拐される。
ヨハンをおびき出すためにヴィルヘルミーナをさらった身なりの良い誘拐犯らは、ヨハンが来るまでの間、ヨハンとヴィルヘルミーナの亡き父ら――デ・ヴィット兄弟にまつわる因縁を語り始める。
二十年前、デ・ヴィット兄弟が政権の中枢にあったころのネーデルラント連邦共和国は、七つの海を支配し絶頂期にあった。
しかしオランダ黄金時代はもろくも崩れ去り、度重なる海戦の果てに海は血に染まり、そこかしこで防衛線の堤は切られて海抜より低いオランダ国土は水浸しになった。
海洋の覇権を失い凋落していくネーデルラント。かつての輝きが人々の記憶からも失われていく中で、市民と王の未来と過去がほんのひととき交差する。
文字数 99,886
最終更新日 2026.05.31
登録日 2026.05.31
大宝年間(西暦701年~704年)の刀工。
そして日本刀の祖、刀工の祖と謳われる天国。
小烏丸を鍛え、草薙剣の写しを鍛えたという伝説の名工。
もしも、架空としか思われていないこの人物が実在し、本当に伝説通りの功績を残していたら。
西暦六九九年、
大陸からの異邦人・天国は、持統上皇に謁見する。
鍛冶師として倭国で働く事になった天国は、その見返りに草薙剣を見たいと願う。
その手には、何故か草薙剣にそっくりな剣が握られていた。
世界は戦の気配に満ち、誰しも未来に目を向ける事が出来なかった混迷の時代。
大国・唐は武則天によって周と国号を変え、
突厥、契丹、靺鞨といった周辺の民族が反乱と略奪を繰り返す。
倭は、周や新羅の侵略を警戒し、律令による統一国家の成立を急いでいた。
現代日本が直面する異民族による社会問題、女性リーダーの出現、緊迫する世界情勢。
かつて「日本」が誕生した頃も、驚くほど同様の状況があった。
そして倭に渡った天国は、
史書には決して綴られる事の無かった、日本を揺るがす大事件に遭遇する事となる。
どうやって天国は伝説の刀鍛冶となったのか。
蕨手刀さえ登場して間もなくのこの時代に何故、天国は小烏丸のような「日本刀」を発明する事が出来たのか。
日本書紀や続日本紀にのみ現れる謎の民・粛慎の正体は何か。
この時代から活発に史上に登場する蝦夷の習俗はいかなるものか。
日本が世界においてどんな状況に置かれていたか。
そして、我々の先祖はどんな選択をしたか。
この時代の文化、歴史、人々の生き様を描きました。
※1里が500メートル等、当時の尺貫法を基準にしております。
文字数 535,735
最終更新日 2026.05.11
登録日 2026.01.07
大阪夏の陣で生き延びた豊臣秀頼の遺児、天秀尼(奈阿姫)の半生を描きます。
彼女は何を想い、どう生きて、何を成したのか。
入寺からすぐに出家せずに在家で仏門に帰依したという設定で、その間、寺に駆け込んでくる人々との人間ドラマや奈阿姫の成長を描きたいと思っています。
ですので、その間は、ほぼフィクションになると思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
本作品は、カクヨムさまにも掲載しています。
※2023.9.21 編集しました。
文字数 301,677
最終更新日 2024.02.28
登録日 2023.09.10
舞台は初夏の熱風が吹き抜ける、大江戸八丁堀。
うらぶれた長屋の片隅で、古着の「お直し処」を営む美しき女主人・おたま。
椿油で手入れされた白い指先から繰り出される彼女の針仕事は、まさに神業。衣服の傷を修復するだけでなく、そこに込められた人々の想いや、千切れかけた不器用な絆までも完璧に縫い合わせてしまう。
しかし、下町のしがない針子として生きる彼女には、決して誰にも明かせぬ壮絶な「秘密」があった――。
驚異的な「数理の目」を持ち、針を通す仕草に息を呑むような気品を漂わせるおたま。彼女が名前を捨て、過去を捨ててまで、ただ一振りの針を誇りとして生きる理由とは?
そんな彼女の前に現れたのは、小汚い野良犬を装いながらも、圧倒的な剣気と底知れぬ闇を纏った謎の素浪人・松葉。
おたまが施す「魂の針仕事」に魅せられ、時に不敵に、時に不器用におたまの背中を守る彼もまた、大江戸の勢力図をひっくり返すほどの「裏の顔」を隠し持っていた。
ある日、長屋の貧しい少年が持ち込んできた、引きちぎられた衣服。
そこから、おたまがずっと胸の奥底に封印してきた凄惨な過去の因縁、そして大江戸の最高中枢に渦巻く巨大な国家の陰謀が、静かに、しかし容赦なく牙を剥き始める。
絡み合う嘘と真実。襲い来る冷酷な暗殺者の影。
逃れられぬ運命の糸に手繰り寄せられるように、八丁堀の小さなお直し処は、日の本全土を揺るがす壮大な戦いへと巻き込まれていく――!
「衣服であれ何であれ、目の前に大きな綻びを見つけてしまったのなら……それを一本の糸で美しく直すことこそが、職人の務めですもの」
長屋の仲間たちと紡ぐ温かな人情劇の裏で、加速していく緊迫の算術サスペンス。
おたまがその細い指先で一本の糸を引き絞るとき、大江戸の運命が激しく動き出す!
文字数 250,785
最終更新日 2026.06.13
登録日 2026.05.25
無敵のパイロット・市(いち・濠市之助海軍予備少尉)。彼は幼いときに両親を惨殺される過去を背負っていた。
昭和十七年八月下旬、彼はラバウル航空隊に赴任し、ガダルカナル島をめぐる熾烈な航空戦に参加する。
一方、いとこの勝男は中川(イル川)の戦闘以来、泥沼のガ島地上戦を闘っていた。
市や勝男、戦友、敵、そして幼馴染の妻・涼子、家族、友人など、市を取り巻く人々には、どのような運命が待ちうけているのだろうか。
日米の決戦場となったガダルカナル島の戦いを背景に、彼ら彼女たちの人間模様を描く。
全79話完結。毎日20時更新。
本作では空戦の記述がけっこう出てきます。補足編として『零戦などのプロペラ機の操縦と機動について』と題して簡単に解説しておりますので、ご参考ください。
(https://www.alphapolis.co.jp/novel/17695021/695043931)
なお、市がパイロットになるまでの経緯については、当サイトで公開中の姉妹編『ひな鳥たちは楽園をさがす』(https://www.alphapolis.co.jp/novel/17695021/405010154)をご覧ください。
※本作は史実をベースにしたフィクションです。
※イメージ画像はパブリックドメインの画像(航空母艦『翔鶴』上の零式戦闘機:Wikipedia「零式艦上戦闘機」より取得)をもとに作成しました。
※他サイトでも本作を公開しておりましたが、非公開化しました。また、当サイトの文章・内容が最終バージョンです。
文字数 176,937
最終更新日 2026.06.18
登録日 2026.04.01
【♪◆本編完結いたしました◆♪応援、よろしくお願いいたします♪◆(^^)】
江戸の米問屋「穂積屋」に奉公へ出された十一歳の少女、おはな。
まだ字を覚えたばかりの彼女は、日々の中で心に残った出来事を、こっそり紙へ書きつけていく。
けれど、おはなはとても素直で、少し世間知らず。
旦那さまの見栄も、番頭のため息も、おかみさんの怖い笑顔も、手代の情けない失敗も、見たまま聞いたまま日記に残してしまう。
本人は大まじめ。
けれど大人が読めば、なぜだかおかしく、少しだけ胸があたたかくなる。
米俵の匂い、雨の店先、台所の湯気、人の嘘と情け。
小さな丁稚の目を通して、江戸の商家に暮らす人々の毎日を描く、笑いと人情の時代日記物語。
文字数 84,889
最終更新日 2026.06.18
登録日 2026.05.29
剣難女難、魔を断つ一閃―― 島原の乱後の江戸、隻眼の七郎は魔性との闘争に臨む。何のためでもない、せめて大事な人々を守るために(※先に投稿した「柳生の剣士」の続編です)。
文字数 61,840
最終更新日 2026.06.24
登録日 2025.10.11
人々は「アンドリュー・カーネギー」と聞いて、どんな人物像を思い浮かべるだろうか?
貧しい移民の子から、その才能と努力で成り上がり、ついには世界最大の「鋼鉄帝国」を築き上げた天才実業家。
石油王ロックフェラーや、金融界の絶対君主J・P・モルガンら稀代の巨人たちと、互角以上に渡り合った不敵な策略家。
そして、世界一の富豪でありながら、その財産のほとんどをカーネギーホールやカーネギーメロン大学、膨大な図書館の設立に投じた、人類史上類を見ない慈悲深き慈善家……。
おそらく、そのような「聖人」のイメージだろう。
しかし、その成功へ続く道のりを紐解けば、そこには多くの者を踏み台にし、傷つけ、見捨ててきた、冷徹なまでの「濁」が流れている。
「清濁併せ呑む」には、あまりに人間味がありすぎた。
聖人の白衣を脱げば、その下には狡猾な魔術師の黒衣が。
さらに黒衣を脱ぎ捨てれば、そこには抱えきれない「懺悔」を抱え、ただ不器用なほどに人を愛した一人の男の、裸一貫の姿が現れる。
栄光と贖罪の到達地点で彼が見たものとは。
これは、荒野が鋼鉄の都市へと変貌を遂げた激動のアメリカを、誰よりも熱く、誰よりも懸命に走り抜けた――一人の男の、栄光と贖罪の物語。
文字数 39,041
最終更新日 2026.06.10
登録日 2026.05.31
『伊吉を返して欲しければ、百両を橋から川に落とせ』
九州の長閑な地方藩。
若き町廻り同心・先崎結ノ進が出合う、人々の歓びと哀しみ。
様々な事件を通して、結ノ進は仲間との絆を深め、自身の過去と向き合っていく――。
***
第一話「百両の眠る川」完結
ある日、結ノ進の元に拐かし(誘拐)が起きたとの報せが届く。
百両の身代金を要求する文を残して連れ去られた薬種屋の息子・伊吉は、十ニ歳にして城下で大人気の薬『逃鬼丸』を調合していた。
結ノ進は相棒の朔太郎や岡っ引きたちとともに探索を尽くすが、伊吉は見つからず、そこに第二の文が届き……。
新たな出会いを通して、結ノ進が辿り着いた拐かし事件の真相とは?
※表紙イラストは阿頼しおん様 (https://tsunagu.cloud/users/shion_maru1)の作品です。
文字数 51,867
最終更新日 2026.05.31
登録日 2026.05.28
アフリカ東海岸のモザンビークで生まれた青年ヤスフェ。
彼は幼い頃から、奇妙な夢を見続けていた。
巨大な湖のほとりにそびえる異形の城。
燃え盛る楼閣。
炎の中で静かに舞う男。
そして、無数の槍に囲まれた未来の自分――。
やがてヤスフェはポルトガル人に雇われ、故郷を離れる。インド、マカオを経て、宣教師の護衛として極東の島国・日本へ渡った。
天正九年。
京の本能寺で、天下人・織田信長と運命の出会いを果たす。
信長は黒い肌を持つ異国の巨人に強い興味を抱き、自ら「弥助」の名を与えて家臣として召し抱えた。
異国人ゆえに人々の好奇の目にさらされながらも、弥助は森蘭丸、前田利家、前田慶次、羽柴秀吉ら戦国の英雄たちと交流し、武士として成長していく。
しかしその裏で、彼にはもう一つの役目があった。
宣教師たちから託された密命――信長を監視する「耳」としての任務である。
忠誠か、使命か。
故郷を失った男は、激動の戦国時代の渦へと巻き込まれていく。
これは、歴史の陰に埋もれた実在の黒人武士・弥助が見た日本の物語。
そして、あの夢が示した炎の――本能寺へと続く運命の記録である。
文字数 58,157
最終更新日 2026.06.01
登録日 2026.05.30
戸の町を焼くのは、炎か――それとも、人の欲か。
深川を縄張りにする町火消し「鴉組」の頭・黒瀬弦十郎は、ある夜、日本橋の大火に駆けつける。燃え落ちる乾物問屋。逃げ惑う人々。怒号と火の粉が夜空を埋め尽くす中、弦十郎は“妙な臭い”を嗅ぎ取った。
ただの火事じゃねぇ――。
同じ頃、北前船商人の若旦那・伊三郎は、江戸で不可解な足止めを受けていた。荷受先の問屋が火事で消えたことで、物流が止まり、米相場が揺れ始める。
火事の後に消えた帳簿。
焼け跡に残された謎の船印。
そして、江戸各地で続く不審火――。
最悪の出会いを果たした火消しと商人は、互いに反発しながらも、やがて巨大な陰謀へ巻き込まれていく。
火事で儲ける者は誰だ?
誰が江戸を燃やそうとしている?
だが、この物語は陰謀だけではない。
炊き出しのけんちん汁。
焼き味噌と熱い飯。
潮の匂いが漂う品川湊。
笑い声あふれる深川長屋。
泣きながらも生きる町人たち。
焼けてもなお、人は明日を作ろうとする。
火事と喧嘩に明け暮れる不器用な火消し。
損得勘定で動くはずの若き商人。
居場所を失った少女。
江戸で懸命に生きる人々。
彼らの想いが繋がった時、
“町”そのものが立ち上がる。
圧巻の大火災。
息を呑む海上戦。
胸を熱くする人情。
そして、止まらない謎。
これは、
炎の中で“生きる理由”を探す者たちの物語。
『潮煙りの鴉』
――江戸は、まだ燃え尽きちゃいない。
文字数 18,054
最終更新日 2026.06.04
登録日 2026.05.29
江戸時代。
蝦夷地を治める松前藩にはわずか十二歳で藩主の座についた松前道廣という男がいた。
傲慢で遊び好き、浪費家な性分でありながら文武に優れ、人々からは遅れてきた武士(もののふ)と謳われる男。
側室に加え、吉原遊女を二人も身請けして藩政を傾かせた上に幕府に逆らい続けて終身刑である永蟄居(えいちっきょ)をいい渡されて晩年を過ごした。
そんな男にはかつて正室がいた。
輿入れからわずか五年でその生涯を閉じた花山院家 敬姫(かさんのいん すえひめ)。
この物語は敬姫の足跡を辿りつつ、松前道廣の生涯を綴った随筆である。
文字数 7,390
最終更新日 2026.05.23
登録日 2026.05.23
文化十年、冬。江戸で豆腐といえば、串に刺して味噌を塗る田楽が当たり前だった。日本橋裏の料理屋を追い出された若き板前・勘太は、野田から届く濃口醤油に出会い、豆腐を焼かずに醤油出汁で煮る屋台を始める。最初は「黒い豆腐」と笑われ、客も銭も足りない。それでも鍋は、船頭の故郷、夫婦の嘘、職人親子の意地、長屋の子どもの空腹を少しずつ温めていく。やがてその新しい味は、味噌田楽を守る者や老舗料理屋の反発を招く。だが、町の人々の舌と湯気が、名もなき煮込みを「おでん」と呼び始める。古い味を捨てず、新しい味を煮直す、江戸の食と人情の物語。
文字数 78,930
最終更新日 2026.05.16
登録日 2026.05.06
江戸で起きる偶然は、本当にただの「偶然」だろうか――。
文政の江戸。セレンディピティを売る者たちがいた。
「図面師」:全体のシナリオを描く設計士/「配置屋」:現場の環境を整える。現場監督/「演者」:偶然を演出する役者/「台帳方」:お告げをもたらす最高機関ーー。チーム戦で、人々の出会いを演出する秘密組織「影絵座」
神田明神の絵馬を密かに読み、選ばれた願いだけを叶える裏稼業。
彼らは魔法を使わない。ただ、偶然に見せかけた必然を、人知れず仕組む。
今回の案件は、幼い少女の一行だった。
「父様と母様を会わせてください」。
父は三宅島の流人。江戸にいる母の命はあと一週間。
「どうやって会わせる?」
ー不可能を、偶然の形で届けるために、お凛、颯太、伝蔵らのチームが江戸を駆ける。
文字数 19,917
最終更新日 2026.05.25
登録日 2026.05.24
「死者は嘘を吐かねぇ。汚ねぇのは、いつだって生きてる人間だ。」ー病には医者のメスを。悪には破邪の剣を振るう。江戸の闇を執刀する、天下御免の「大江戸監察医」が今、動く!
江戸末期序盤、天保の改革。飢饉と弾圧が江戸の町に暗い影を落とす中、八丁堀の片隅にある「天竜堂診療所」には、今日も貧しき人々が列をなす。主の名は高柳凌庵、医は仁術を重んじる情に厚い町医者として慕われているが、彼には「おろく医者」と呼ばれるもう一つの顔がある。
事件が発生した時、凌庵の姿は小石川養生所の奥深き聖域「不帰ノ蔵」の一角、監察医務院「顕幽閣(けんゆうかく)」にある。死者の無念を解き明かす、江戸唯一の「監察医」としての姿だ。時に死骸を検分して真相を探り、役人と共に事件の真実を見届ける、それが凌庵の役目だ。
そんな凌雲は重大な秘密を抱えている。大御所ー即ち先代の将軍が、市井に開業する医家の娘と恋に落ちた末、密かに生を受けた「将軍家の落胤」という宿命だ。事件を通じ素性が明るみになり、徳川一門の身分を得るが、本人は栄達を望まず一介の医者として生きる道を選んだ。それが高柳凌庵こと松平源七郎斉勝の今の姿なのだ。
不審な死を遂げた亡骸、その沈黙の訴えを凌雲は蘭学の粋を極めた解剖術で鮮やかに切り出していく。しかし、死の裏側に潜むのは、法の手が届かぬ巨悪の影……。
難事件には江戸時代の法医学書「無冤録述」、人の命を軽んじる悪には破邪の秘剣を振るう。
かつて捨てたはずの「葵の御紋」の重みを背負い、白頭巾を翻す正義の怪盗が闇夜を駆ける!
時代小説の枠を超えた圧倒的スケールで贈る、痛快”メディカル”娯楽時代活劇、堂々開幕!
※「幽世ノ華~大江戸天竜堂御用療治」の改題作品です、前作は非公開とさせて頂いております。前回登録いただいた方は、こちらをお読みください。
※小説家になろう併催。
文字数 164,667
最終更新日 2026.05.24
登録日 2026.03.07
(あらすじ)
戦乱の時代を経て誕生した新生ドイツ共和国。
かつて屑屋としてまた勉強を重ねて薬局や化粧品屋さらには酒場を営み生きていた男のグレッグは、民衆の支持と仲間たちの信頼を得て、大統領として国家の舵を取ることになる。
外交、財政、医療、軍事、そして諜報――共和国の未来を左右する決断が次々と迫る中、グレッグは人間味あふれる言葉と行動で、国と人々を導いていく。
妻ダクマーとの絆、側近たちとの信頼、そして諸外国との緊張と対話。
これは、一人の男が「国家」と「家族」の両方を守り抜こうとする、壮大な政治叙事詩です。
物語は、主人公のグレッグの価値観を形づくった幼少期から始まります。
文字数 251,359
最終更新日 2026.06.26
登録日 2025.09.29
時は、近現代のアジア。王朝政治の終焉から、帝国主義・近代化・世界大戦と激動を迎えた。戦後、植民地が独立し、アジアに多くの国家が誕生した。数々の動乱を経験したアジア、そこに生きる人々にフォーカスした物語である。
全8章・各章オムニバス形式
第1章 清末中国 1840〜1911年
長らく東アジア世界の盟主であった中国王朝、そこに帝国主義の魔の手が迫る。アヘン戦争を皮切りに、太平天国・清仏戦争・日清戦争と内憂外患に苦しむ。落日の清王朝、中華世界の運命は?
第2章 朝鮮王朝 1850〜1910年
帝国主義の時代の中、衛正斥邪で頑なに鎖国を続けた朝鮮王朝。開化派と保守派による動乱の末、亡国の危機を迎える。
第3章 日本 明治・大正 1868〜1911年/1912〜1926年
武士の時代が終わり、急ピッチで近代化した日本。文明開化・富国強兵・殖産興業を経て、列強国の一員へ。明治時代の成功で、近代国家になり、国民生活にも余裕が出た。モダンな文化を謳歌したロマンな時代へ。
第4章 第2次世界大戦 日中戦争・太平洋戦争 1938〜1945年/1941〜1945年
国際社会から孤立し、戦争へ進む日本。盧溝橋事件から日中戦争が始まり、泥沼の戦争へ引きずり込まれ…。アジア解放を掲げ、太平洋戦争を始めた日本。連戦連勝で大東亜共栄圏は、順調に建設されたと思いきや…。
第5章 中華人民共和国 1945〜1976年
第2次世界大戦・国共内戦を経て、中華人民共和国が成立。大躍進政策で発展するかと思えたが…。政権から失脚させられた毛沢東。国中の若者をけしかけ、文化大革命を引き起こす。これが中国を巻き込む大惨事に…。
第6章 イギリス領香港 1967〜1997年
戦後も引き続き植民地だった香港。経済発展し、その中で中国とは異なる独自の文化が築かれていく。泥臭く生きてきた庶民に密着。
第7章 日本・韓国・東南アジア 1980〜2002年
高度経済成長・バブル経済を経て、急速に発展した日本。1980〜1990年代、アンダーグラウンドなサブカルチャーに熱中した人々を追う。民主化して経済発展した韓国、動乱を経て成長する東南アジア、その時の人々は?
第8章 アジア冒険 2016〜現在
SNSで知り合った日中韓の女子達。地方を飛び出し、アジアでの冒険に出る。珍道中を経て、最後に辿り着いたのは?
※時代考証はしており、実在の人物・実際の出来事は出てきますが、フィクションです。
※戦争などの暴力描写・残酷描写、その他性描写も多く出てきます。
文字数 36,473
最終更新日 2026.06.21
登録日 2025.07.02
<史上最悪の大津波から人々を守れ! 女流講談師が現代に語る偉人伝>
2015年、国連は毎年11月5日を「世界津波の日」に制定し、世界各国に防災意識の必要性を訴えた。
なぜ11月5日なのか。
その由来は、安政元年(1854年)に安政南海地震で和歌山県を襲った大津波である。
その大津波から大勢の民を救ったのは、一人の若き商人であった……。
地域の発展に尽くし、大災害から民を守り、さらには西洋医学の発展、郵便制度の策定など数多くの事業で日本の近代化に貢献し、海外進出の夢をも追い続けた、稀代の天才商人・濱口梧陵(はまぐち ごりょう)。
幕末の偉人たちもその才能と功績を高く評し、今なおその偉業は世界中でも語り継がれているが……。
実際にプロの講談師から講談を習っている座付き作家・紘野流が書いた、実際の講談の台本。
その紘野が敬愛してやまない偉人・濱口梧陵の大いなる偉業を、戦国時代より続く「講釈士 早鞆流」の継承者・女流講談師の早鞆あかりが、経営者やビジネスパーソンを前に熱く語り上げる!
【登場人物】
■話し手:早鞆あかり(はやとも あかり)
現役大学生の女流講談師。福岡県北九州市出身。
戦国時代より続く講談の流派「講釈士 早鞆流」の現在唯一の継承者。
若いながらも50以上の持ちネタを有し、新作講釈にも積極的に取り組む。
全国各地の事業者団体に呼ばれ、早鞆流に伝わる偉人伝を次々に披露する。
最近やYouTubeやTikTokなどにも講談の様子がアップされ、注目されつつある。
文字数 105,641
最終更新日 2026.05.31
登録日 2026.05.31