「冬」の検索結果

全体で2,646件見つかりました。
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天保三年。 尾張藩江戸屋敷の奥女中を勤めていた辰は、嫁入り前にもかかわらず女人禁足の山・富士山への登頂を大望に抱く。 許婚の万次郎の口利きで富士講の大先達・小谷三志と面会した辰は、小谷翁の手引きで遂に富士山への登拝を決行する。しかし閉山から一ヶ月が経った富士山は、五合目から上が完全に真冬となっていた。 逆巻く暴風、身を切る寒気、そして高山病……試練を乗り越え、辰は無事に富士山頂へ辿りつくことができるのか?
大賞ポイント 2,040pt
文字数 56,595 最終更新日 2024.05.28 登録日 2024.05.01
時代小説エンターテインメント!江戸幕末を舞台に展開する《胸熱友情✖︎純情BL✖︎痛快活劇》。多彩なキャラクターの中にあなたの「推し」がきっといるはず。日常を忘れ、しばし物語の旅に出掛けませんか? 🔹第10回 歴史・時代小説大賞応募作品です🔹 降りしきる雨の中、友の住まう長屋へ歩みを進める若侍がひとり。 主君殺しの大罪を犯した友。しかしその裏には大きな陰謀が隠されていた。 一章の舞台は江戸神田。旗本家に仕える松波秋司と武崎冬儀。真逆の二人は次第に心を通わせ、薄幸の主君誠之助を支えながら共に生きる未来を誓う。 だがそんな幸せな日々は、張り巡らされた陰謀により次第に翳って行く。 続くニ章に花開くのは、寺小姓の美少年珠希と若き植木職人諒の、純情BL恋物語。谷中、根津、浅草…江戸の町を舞台に、二人の日々が鮮やかに色づいて行く。 全く違う二つの物語が向かう先は絶望か、それとも——。 ======= 初めまして、藤本サクヤと申します。 皆さまのスキマ時間にページをたぐっていただき、もしも気に入ってくださったなら…とてもとても嬉しいです! 🔹Instagramアカウント  https://www.instagram.com/fujimoto_sakuya Xよりも写真&文字多めに、「江戸駆け」の聖地紹介などをしています。
大賞ポイント 511pt
文字数 173,313 最終更新日 2024.05.19 登録日 2024.05.18
天正八年(一五八〇年)、播磨国三木城において、二年近くに及んだ羽柴秀吉率いる織田勢の厳重な包囲の末、別所家は当主・別所長治の自刃により滅んだ。 その家臣と家族の多くが居場所を失い、他国へと流浪した。 時は流れて慶長五年(一六〇〇年)。 徳川家康が会津の上杉征伐に乗り出す不穏な情勢の中、淡河次郎は、讃岐国坂出にて、小さな寺の食客として逼塞していた。 彼の父は、淡河定範。かつて別所の重臣として、淡河城にて織田の軍勢を雌馬をけしかける奇策で退けて一矢報いた武勇の士である。 肩身の狭い暮らしを余儀なくされている次郎のもとに、「別所長治の遺児」を称する僧形の若者・別所源兵衛が姿を見せる。 福島正則の元に馳せ参じるという源兵衛に説かれ、次郎は武士として世に出る覚悟を固める。 別所家、そして淡河家の再興を賭けた、世に知られざる男たちの物語が動き出す。
大賞ポイント 7pt
文字数 7,632 最終更新日 2024.06.01 登録日 2024.05.31
(時代小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品) とある権力者が死に瀕し、富士の山に眠っているという不死の薬を求める。巡り巡って、薬の探索の役目が主人の藤原忠平を通して将門へと下される。そんな彼のもとに朝廷は、朝廷との共存の道を選んだ山の民の一派から人材を派遣する。冬山に挑む将門たち。麓で狼に襲われ、さらに山を登っていると吹雪が行く手を阻む――
大賞ポイント 6pt
文字数 81,275 最終更新日 2024.05.28 登録日 2024.05.25
織田信長から愛された才子・蒲生氏郷。信長の娘と出会ったことで、戦国の世の表舞台へ。 キリスト教、ローマ、ポルトガル、スペインの思惑、天下人・豊臣秀吉の野望……それらの渦に巻き込まれながら、懸命に、未来に夢を持って生きた── 「まことの恋は一目惚れから始まる」 イタリア人のその言葉。 関ヶ原の合戦の原因にもなった傾国の美女・冬姫と蒲生氏郷の物語。
大賞ポイント 5pt
文字数 191,931 最終更新日 2024.06.01 登録日 2024.05.15
一九四一年十二月八日。 日本海軍による真珠湾攻撃は成功裡に終わった。 さらなる戦果を求めて第二次攻撃を求める声に対し、南雲忠一司令は、歴史を覆す決断を下す。 「吉と出れば天啓、凶と出れば悪魔のささやき」と内心で呟きつつ……。
大賞ポイント 3pt
文字数 9,321 最終更新日 2024.02.04 登録日 2024.02.03
天正十年六月二日、本能寺にて織田信長、死す――。 明智光秀は、腹心の明智秀満の進言を受けて決起当初の腹案を変更し、ごく少勢による奇襲により信長の命を狙う策を敢行する。 その結果、本能寺の信長、そして妙覚寺の織田信忠は、抵抗の暇もなく首級を挙げられる。 両名の首級を四条河原にさらした光秀は、織田政権の崩壊を満天下に明らかとし、畿内にて急速に地歩を固めていく。 一方、近江国日野の所領にいた蒲生賦秀(のちの氏郷)は、信長の悲報を知るや、亡き信長の家族を伊勢国松ヶ島城の織田信雄の元に送り届けるべく安土城に迎えに走る。 だが、瀬田の唐橋を無傷で確保した明智秀満の軍勢が安土城に急速に迫ったため、女子供を連れての逃避行は不可能となる。 かくなる上は、戦うより他に道はなし。 信長の遺した安土城を舞台に、若き闘将・蒲生賦秀の活躍が始まる。
大賞ポイント 2pt
文字数 113,853 最終更新日 2024.03.24 登録日 2024.02.24
浅井賢政(のちの長政)の初陣となった野良田の合戦で先陣をつとめた磯野員昌。 その後の働きで浅井家きっての猛将としての地位を確固としていく員昌であるが、浅井家が一度は手を携えた織田信長と手切れとなり、前途には様々な困難が立ちはだかることとなる……。 姉川の合戦において、織田軍十三段構えの陣のうち実に十一段までを突破する「十一段崩し」で勇名を馳せた武将の一代記。
大賞ポイント 1pt
文字数 154,755 最終更新日 2024.02.02 登録日 2024.01.01
地方の伝説を勉強しており、気になりましたので、その地域に向かい、地図や地域の古い名称、伝説を調べたものです。 小千(おち)とは、伊予国朝倉(いよのくにあさくら)の小千郡(おちのこおり)……現在の愛媛県今治市朝倉(えひめけんいまばりしあさくら)。 この地域を治める一族は、苗字も小千(おち)、その後越智と名乗るようになります。 この越智の姓は子孫が別れていくうちに、大三島の大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)の神職、大祝(おおほうり)家、伊予松山の河野家、村上水軍の村上家に分派していきます。 本格的にかければと思っています。 ・・・・・・・・・・・・・ 斉明天皇(さいめいてんのう)7年1月6日(西暦661年2月10日)……難波津(なにわづ)から船隊が出港した。 目的は、筑紫(ちくし)。 筑紫の朝倉橘広庭宮(あさくらのたちばなのひろにわのみや)への長旅である。 途中、伊予の大山祇神社に現在国宝の禽獣葡萄鏡(きんじゅうぶどうきょう)を奉納し、伊予の熟田津に降り、石湯行宮(いわゆのかりみや)に滞在して伊予の湯に入ったとの伝承があります。 伊予からはいつ旅だったかの日付はないものの、3月25日現在の博多の近くの磐瀬行宮(いわせのかりみや)に入り、5月9日に朝倉橘広庭宮に入ったとありますが、その後、7月24日に崩御。 当時、斉明天皇……姫天皇(ひめのすめらみこと)は68歳。 老齢の姫天皇は寒い冬、船から海を見つめていた。 自分の命が尽きるのが早いのか、何故、遠い筑紫までこの老婆を連れて行く息子がいるのだろう……と。 しかし、姫天皇が途中立ち寄った伊予にも、朝倉宮と呼ばれた場所があり伝承が残っていた……。 通説ではなく、地方に残る伝説にて、斉明天皇の晩年を書ききろうと思っています。 伝説に残るお話が一粒の夢になりますように……。
大賞ポイント 1pt
文字数 29,146 最終更新日 2020.01.03 登録日 2017.05.20
ヨーロッパの覇権を握ろうとするフランス皇帝ナポレオン、立ちはだかるロシア皇帝アレクサンドル1世。 固い友情で結ばれた二人のサムライは、運命の糸に手繰り寄せられるように皇帝たちのいるヨーロッパにたどり着く。 異国の地であっても彼らはサムライであった。 己の信じるもの、守るべきもののために戦う二人を、ナポレオンのモスクワ遠征という時代の冬嵐が襲う。
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登録日 2022.01.10
日本統治時代の朝鮮半島、慶尚北道(キョンサン・ブクト)にて、川の護岸工事のため、派遣された日本人の石工職人と朝鮮人職人との間の、激しい葛藤と、それを越えて結ばれた信頼の物語。
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文字数 6,095 最終更新日 2022.07.30 登録日 2022.07.30
※エブリスタからマルチ投稿 水野忠邦と土井利位の不思議な関係 弘化元年《こうかがんねん》(1844年) 冬 冬の寒さで冷え込む江戸城。 登城《とうじょう》を果たした幕臣たちは、身分に応じて割り振られた詰所《つめしょ》に入るのだが、一人だけその列から離れ、入側《いちがわ》から濡縁《ぬれえん》に立ち、曇り空を見あげている男がいた。 男の名は水野忠邦《みずのただくに》。病に倒れた水野は、とある男と自分の人生を比較する。 自分とはなにもかも正反対の男、土井利位《どいとしつら》。 雪華《せっか》を愛するこの男は、天が雪を降らす限り、決して絶望することはない。 参考引用文献 天保の雪 著:市原麻里子 天保図録 著:松本清張 人物叢書 水野忠邦 著:北島正元 水野忠邦 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E9%87%8E%E5%BF%A0%E9%82%A6 土井利位 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%9F%E4%BA%95%E5%88%A9%E4%BD%8D
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登録日 2024.05.27
冬木丈次郎は二十歳。うらなりと評判の頼りないひよっこ与力。ある日、旗本の屋敷で娘が死んだが、屋敷のほうで理由も言わないから調べてくれという訴えがあった。短編。完結済。
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文字数 27,420 最終更新日 2019.05.21 登録日 2019.04.29
5/31~6/5毎朝5時更新(全6話) 【あらすじ】 南北朝時代、南朝の宰相、そして軍師ともいうべき、准后(じゅごう)・北畠親房、死す。 その兇報と共に、親房の臨終の言葉として、まことしやかに「その一言」が伝わってきた。 「年明けこそ鬼笑う」――と。 親房の最期の言葉は何を意味するのか―― 楠木正成、新田義貞、高師直、足利直義といった英傑たちが死し、時代は次世代へと向かう最中、ひとり生き残った足利尊氏は、北畠親房の最期の機略に、どう対するのか。 【登場人物】 北畠親房:南朝の宰相にして軍師。故人。 足利尊氏:北朝の征夷大将軍、足利幕府初代将軍。 足利義詮:尊氏の三男、北朝・足利幕府二代将軍。長兄夭折、次兄が庶子のため、嫡子となる。 足利基氏:尊氏の四男、北朝・初代関東公方。通称・鎌倉公方だが、防衛のため入間川に陣を構える。 足利直冬:尊氏の次男。庶子のため、尊氏の弟・直義の養子となる。南朝に与し、京へ攻め入る。 楠木正儀:楠木正成の三男、南朝の軍事指導者。直冬に連動して、京へ攻め入る。 【表紙画像】 「きまぐれアフター」様より
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文字数 3,634 最終更新日 2024.06.01 登録日 2024.05.31
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