「忍」の検索結果
全体で1,951件見つかりました。
吉原の妓楼猫玉屋には物語を書けて絵も描ける二刀流花魁戯作者の七百合がおり版元の虹色屋文次郎と組んで数多くの作品を世に出してきた。七百合は家族のように思っている新造の桃百合、禿の小百を戯作者、絵師として育ててきたが、このたびふたりは処女作を制作することになる。
猫玉屋内では戯作組と遊女組で軋轢があり、七百合は正統派の花魁夜桜から目の敵にされていたが、あるとき転機が訪れる。
一方、版元の文次郎には家族を殺されて仇討ちの旅に出たものの果たせなかったという過去があった。そのために磨いていた小太刀の腕を七百合たちのために使う日が来る。
これは家族を亡くした者たちが吉原という地で新たな繋がりと絆を得て幸せになっていく物語である。
文字数 81,805
最終更新日 2026.05.31
登録日 2026.05.02
私は忍者の末裔です。日本語版ウィキペディアで「御庭番」と検索すると、御庭番筆頭として登場する「川村弥五左衛門」こそ、私の先祖なのです。ところが、私たち一族に、先祖代々、口伝えで語り継がれてきた真の歴史は、他言することを禁じられておりましたので、これまでの間、世に明かされることはありませんでした。しかし、皆様が周知の歴史は、為政者によって編纂された、各時代の支配者に都合の良い美談です。一方、この物語は、真の歴史の中に埋もれてきた「御庭番」の真実に基づいて創作したフィクションですので、他の時代小説にはない説得力による臨場感をお愉しみ戴けることと確信しております。
文字数 57,777
最終更新日 2026.05.22
登録日 2026.05.22
「世に不思議なし――されど不思議あり」
風狂の禅僧と忍びが、妖と人の業に挑む室町怪異譚。
悟後の修行を続ける一休宗純は、お上の志能備サビトとともに、行く先々で不可解な出来事に関わってゆく。
宗純の掲げる知恵の燈明は、時代を覆う深き迷霧を払うことができるか――。
※一話完結型の連作短編です。途中からでもお楽しみ頂けます。
<参考文献>
・一休宗純/石井恭二(現代文訳)『一休和尚大全 上・下』河出書房新社
・村上健司(編著)『改訂・携帯版 日本妖怪大辞典』KADOKAWA
・水木しげる『決定版 日本妖怪大全 妖怪・あの世・神様』講談社
・多田克己『百鬼解読』講談社
文字数 74,697
最終更新日 2026.06.09
登録日 2026.04.30
柳沢保明は脇差を放り出して仁介の裸体を抱き締め、乱れた濡れ髪に顔を埋めた。「ああ、私を狂わせる、美しい宝玉め」「思う様抱いて、そして寝首を下され。いえ、今宵だけは全てを捨てて……」「言うな仁介。何も言うてはならぬ」……時の幕府側用人、柳沢保明(吉保)の策謀にて、水目藩加山家は存続の危機に陥る。
異形の敵・御伽衆に立ち向かうは、加山家目付にして愛洲陰流継承者・愛洲壱蔵と甲賀望月流の忍術を継承する3人の弟達! 一方で、藩断絶を目論む保明と、道ならぬ恋に身を焦がす次男・仁介。兄への思慕と保明への愛の狭間で苦しみながらも、兄弟を守るべく保明が放つ敵と刃を合わせる……。
仁介と保明の切ない恋の行方を軸に、破邪の剣がキラリと光る、兄弟の絆と活躍を描く元禄時代活劇!!
文字数 130,466
最終更新日 2024.05.27
登録日 2023.09.28
江戸の街で、奇妙な殺人事件が続いていた。
最初の犠牲者は、盗賊団七名。
全員が鋭い刃で斬られ、屋敷は炎に包まれていた。
次に殺されたのは、高名な商人の親子。
その息子は剣術道場の師範代であったが、
抵抗する間もなく命を落としていた。
そして現場には、なぜか一本の左腕だけが転がっていた。
あまりに不可解な連続殺人に、
ついに町奉行所が本格的な捜査に乗り出す。
だが、調べれば調べるほど、
事件はさらに深い闇へと沈んでいく。
いったい誰が、何のために人を斬るのか。
江戸の闇に潜む下手人の正体とは――。
これは、やがて明らかになるある惨劇と復讐へと繋がる物語。
ミステリー時代劇、ここに開幕。
文字数 69,581
最終更新日 2026.06.12
登録日 2026.03.09
上杉景勝には様々なエピソードがある。
例えば、このような話だ。
上杉景勝には、一生のうちに一度だけ笑ったという伝説がある。
ある時、飼っていた猿が、景勝が近くに置いた頭巾を取って、樹にのぼった。
枝に腰をかけて頭巾をかぶり、手をそろえて座敷の景勝におじぎをした。
その途端に、思わず笑ったとされる。
さて、今回、私は戦国乱世を義と忍耐により、生き抜いた戦国武将・上杉隆勝を題材にした小説を書くことにした。
上杉 景勝(うえすぎ かげかつ)は、戦国時代から江戸時代前期にかけての大名である。
景勝は豊臣政権の五大老の一人であった。
また、米沢藩の初代藩主。山内上杉氏の17代当主でもある。
その出自は上田長尾氏出身で、初名は長尾顕景。同じ長尾氏出身の叔父・上杉謙信の養子となり、名を上杉景勝と改めた。
実子のいない謙信の死後、上杉氏の家督相続を争った御館の乱で勝利し、謙信の後継者として上杉氏の当主となったのである。
この小説は史実に基づく作品でるが、一部私が脚色を加わえている。
歴史ファンにはとても面白い内容にしたいと思っている。
どうか、私のこの小説を最後まで楽しんで頂きたいと思う。
この作品は歴史時代小説・大賞のエントリー小説です。
読者の皆様の応援をよろしくお願い申し上げます。
蔵屋日唱
文字数 10,694
最終更新日 2026.06.04
登録日 2026.05.26
薩摩から運ばれる、白い砂糖。
その甘さの裏には、誰にも知られてはならぬ“影”があった。
時は江戸末期。
豊後・萩原村へと続く砂糖の道――通称「シュガーロード」。
表向きはただの商人。
しかしその正体は、密命を帯びた忍び。
男は今日も、荷を運ぶ。
金でも、名誉でもない。
誰にも語られぬ「真実」を繋ぐために。
砂糖に紛れて運ばれる密書。
交錯する藩の思惑。
忍び寄る追手。
甘き道は、やがて血に染まる。
これは歴史の影に消えた「運ぶ者たち」の記録である。
文字数 94,610
最終更新日 2026.06.13
登録日 2026.05.02
戦国×あやかし×陰謀――時々、料理香る大阪城は未だ築城中。
人の世と隣合わせの妖界から意図せず招かれる小さき妖物達。
様々な想いが宿った品の形を借りてやって来る彼らを速やかに還す役目を担う不思議を視る目を持つ娘、露音は神聖な巫女たる出雲阿国の名を継いだばかり。その重圧に耐える中、不思議を”視る者”達を束ねる宿祈院(やどりぎいん)から与えられた役目は天正18年(1590年)に起こった小田原征伐に勝利し、名実ともに天下人となった豊臣秀吉が住まう大阪城の監視であった。まるで、忍び者のようにその身分を隠して下級の侍女として過ごす露音だが、穢れた地の上に建てられた城には頻繁に妖物が招かれる始末。さらに人の悪意も見え隠れして、彼女の思惑とは裏腹に不吉な事件が頻発する。
本物の忍び者に、秘密を抱えた人間、様々な人の思いと嘘が入り混じる中、露音が目撃するのは不思議かそれとも謀か?
戦国の世の終焉が見え隠れする時代で、巫女、改め、宿祈師を自称する若き娘の物語が始まる。
※この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
【主な登場人物】
露音(つゆね)……不思議を視る出雲阿国の名を継いだ娘。
朝霧朔之助(あさぎり さくのすけ)……大阪城のすべての膳を司る膳所衆に属する料理人だが…?
千春(ちはる)……侍女仲間。
綾乃(あやの)……侍女仲間。
南の方(みなみのかた)……豊臣秀吉の側室。
実部吉信(みべ よしのぶ)……武器庫番。
棟方清六(とうかた せいろく)……大工。
第12回歴史・時代小説大賞にエントリーしてます。
完結まで毎日、一話ずつ更新予定。
よろしくお願いします!
文字数 81,177
最終更新日 2026.06.12
登録日 2026.05.19
【友か、仇か。命を懸けた「未完成の絆」が、いま凄絶な火花を散らす。】
戦国、群雄割拠の時代。関東にその名を轟かせつつある一人の若き剣豪がいた。相良半十郎――鹿島新當流の正統を継ぎ、生涯一度も敗北を知らぬ男。しかし、名声が高まるにつれ、彼の心には冷たい風が吹き抜けていた。
「剣とは、斬ることのみが目的なのか」
己の剣技が頂点に近づくほど、半十郎は正体の見えない孤独と、忍び寄る刺客の影に苛まれていく。
そんな彼の前に現れたのが、山木元之助だった。
粗野で饒舌、型破りな剣を振るう元之助。半十郎とは正反対の気質を持ちながら、二人は不思議と共鳴し、道中を共にする。焚き火を囲んで語り合い、時に背中を預けて戦う中で、半十郎は初めて、剣の道の先にある「友」という名の救いを見出した。
だが、運命は非情であった。
半十郎が「秘太刀」の真理を求めて修行の旅を続ける中、二人の道は決定的に分かたれる。元之助は、ある壮絶な過去と、ある男への復讐を胸に、闇の道へと堕ちていく。
文字数 23,566
最終更新日 2026.06.06
登録日 2026.05.12
本能寺の変の半年前――織田信長は、自らの未来を悟った。
比叡山焼き討ちをはじめ、数々の苛烈な行い。
積み上げたのは天下ではなく、無数の恨みだった。
「このままでは、いずれ討たれる」
そう確信した信長は、ある決断を下す。
天下取りを捨てる。
そして――自分を“死んだこと”にする。
狙うは、本能寺の変そのものを利用した完全消失。
戦国最強の男が選んだのは、
覇道ではなく、自由で穏やかな生き方だった。
だが、歴史はそう簡単に変わらない。
明智光秀、徳川家康、そして各地の思惑が絡み合い、
信長の「死なない計画」は予想外の方向へと転がり始める――。
文字数 23,729
最終更新日 2026.04.26
登録日 2026.04.02
時は日本の江戸時代初期。
とある農村で、十歳の丸目をした風太という少年がいた。しかし、その風太の母親──陽子はとある病に苦しんでいた。
そして、元陰陽師である風太の父──佐吉はそんな陽子の病をどうにかしたいと思い、病を治せる人もしくは妖怪を探しに旅に出た。
それから五年近くが経ち、風太は佐吉の帰りを待っていた。
しかし、そんな佐吉は旅の途中である妖怪に出会い──
※この物語はフィクションであり、実際の史実と異なる部分があります。
そして、実在の人物、団体、事件、その他いろいろとは一切関係ありません。
文字数 24,287
最終更新日 2026.06.11
登録日 2026.05.31
幕府の密命を帯び、修羅の道を歩む「柳生家廃嫡の長子」柳生十兵衛三厳。その元に嫁いだのは、十兵衛の放つ殺気と異臭に気圧されるどころか、「このケダモノは」と正面から言い放つほど勝ち気な女性・お市だった。
世間からは「行き遅れの不器用な二人」と揶揄される婚姻。しかしお市は、十兵衛が放つ殺気の裏に隠された、繊細すぎるほどの優しさと孤独を見抜く。彼が剣を振るうことでしか平和を守れない苦悩を知ったとき、お市は誓う――「この人を助けるのが、私の天命なのだ」と。
柳生の里で娘たちに恵まれ、刺客の少女・お菊をも家族として包み込む穏やかな日常。だが、十兵衛の不在を狙い、甲賀忍軍の魔の手が静かな里を襲う。
夫に代わり、薙刀を手に「柳生の家」を死守せんとするお市。迫りくる巨大な影、そして義弟・友矩の悲壮な覚悟。戦いの果てに彼女が見たもの、そして、満身創痍で帰還した十兵衛に彼女がかけた言葉とは?
「殺し」の業を背負う夫と、「生かし」の道を作る妻。 動乱の時代を駆け抜けた夫婦の、激しくも温かい愛の軌跡。
12/29、全8話、完結しました。
お願い)本作品は、「柳生の影 ―十兵衛旅日記―」を読んでおくと、より楽しめます。ぜひ読んでね!
https://www.alphapolis.co.jp/novel/530697020/471014630
文字数 15,311
最終更新日 2025.12.29
登録日 2025.12.22
寛永十六年。 徳川三代将軍・家光の治世下、表向きは太平の世。しかしその裏で、剣豪・柳生十兵衛三厳は、将軍の密命を受け、幕府に仇なす不穏分子を「未然に始末する」という血塗られた旅を続けていた。
公には「廃嫡」の身として大和・柳生の庄に蟄居しているはずの十兵衛。その心は満たされないまま、無益な殺生に飽き、愛する妻・お市と娘たち、そして剣の研鑽の日々を求めていた。彼は「天下の剣豪」としての宿命と「一人の父」としての願いの間で激しく揺れ動く。
そんな十兵衛を、彼の家、柳生の庄の山門前で待ち伏せていたのは、年端もいかぬ、幼い娘の刺客「お菊」だった。
命を賭して襲いかかってきたお菊を、十兵衛はあえて峰打ちで昏倒させる。そして、自害すら厭わないお菊の悲痛な事情を察し、彼女の命と家族の安全を守るため、「必ず助けに戻る」という「約束」を交わす。
約束を果たすため、十兵衛は単身、黒幕を探る旅に出る。
彼を狙う刺客の群れは、驚くべきことに、本来は犬猿の仲である伊賀者と甲賀者の両勢力。しかも彼らは十兵衛を「裏柳生頭領」と誤認し、討とうとしていた。なぜ、忍びの二大勢力が手を結び、将軍家指南役の家に伝わる「裏」の組織に十兵衛が祭り上げられているのか?
旅の道中、弟・又十郎の重圧、病床の弟・左門の悲壮な決意、そして尾張柳生の当主・兵庫助や、知恵者・沢庵和尚との会話を通じ、十兵衛は陰謀の影の深さに直面する。やがて彼は、自身を襲う謀略が、柳生家の根幹を揺るがすほどの巨大な渦であることを悟る。
「真実」と「約束」を胸に、一人の父として、剣の達人として、十兵衛は巨大な陰謀の核心へと足を踏み入れる――。
全18章。12/21、完結しました。
追加情報)本作のスピンオフを書きましたよ。よかったら読んでね!
柳生十兵衛の妻 ―お市の物語―(全8話)
https://www.alphapolis.co.jp/novel/530697020/377018466
最後の大太刀 ―柳生左門友矩―(全12話)
https://www.alphapolis.co.jp/novel/530697020/836021148
文字数 51,929
最終更新日 2025.12.21
登録日 2025.12.13
慶安の江戸に現れた死者の行列。剣客の忍足数馬は死者の行列に挑むも、その魔性に引きこまれた。次いで死者の行列は遊女の店が並ぶ通りに現れた。そこには人斬りとあだ名される用心棒の蘭丸がいた…… 江戸を包む暗雲に蘭丸は挑む。かたわらの女が穏やかに眠れるように。
文字数 23,754
最終更新日 2022.05.07
登録日 2022.05.07