「浅井長政」の検索結果
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幼い茶々の目に焼きついたのは、炎に包まれた小谷城と、冷酷に微笑む伯父・織田信長の顔だった。
父・浅井長政を裏切り、兄を殺し、すべてを灰に変えた第六天魔王――その手が彼女の人生を奪った瞬間、茶々の心に復讐の種が根を張った。
母・お市の方は最期に囁いた。「生きなさい」と。
その言葉だけを支えに、茶々は憎しみを胸に秘め、少女から女へと成長する。
信長亡き後、その遺志を継ぐ豊臣秀吉に嫁ぐ。
子・秀頼を産み、母となるが、彼女の瞳は決して穏やかにはならない。
秀吉の豪快な笑い声に信長の残響を聞き、愛する我が子の瞳に呪われた血の影を見る。
豊臣家は茶々にとって、秀頼を守るための仮面であり、信長の血を断ち切るための刃だった。
時は流れ、大阪城が最後の舞台となる。
徳川家康の軍勢が迫り、天守を飲み込む炎が再び彼女の前に現れる。
侍女たちの叫びが響き、血が石畳を染める中、茶々は静かに笑う。
「終わりだ、信長。お前の呪いはここで消える」
秀頼の手を握り、炎の中に身を投じるその瞬間、彼女の心は解放を求めたのか、それとも虚無に呑まれたのか?
歴史の闇に埋もれた一人の女が、復讐の果てに見たものは何か。
浅井茶々――少女の純真さ、母の愛、復讐者の執念が交錯する、壮絶な運命の物語。
その結末を知ったとき、あなたはきっと目を離せなくなる。
※注意※
作者・常陸之介寛浩が書籍化している第4回歴史時代小説大賞読者賞受賞作品とは別時系列物語です。
豊臣秀頼の母として天下の頂点に立つ淀にまで成長していく茶々の人生フィクションをお楽しみ下さい。
文字数 184,044
最終更新日 2025.06.09
登録日 2025.05.08
北近江浅井家老臣の遠藤喜右衛門は、姻戚関係にある織田信長(城主の長政の嫁市が信長の妹)が上洛に浅井家を利用するだけで、ことが成就すると、浅井家の敵になると確信していた。喜右衛門は大事に至る前に、刺し違えても信長を殺そうと考えていたが、信長は隙を見せなかった。織田家と浅井家が同盟を契った翌日、喜右衛門は岐阜に帰る信長の警護を命じられた。信長は近江と岐阜の国境にある成菩提院に泊まった。今なら信長を討ち取れると、幾多の戦場を駆け巡って老武者の血が騒いだ喜右衛門は、長政に信長殺害を願い出たが、長政は許さなかった。時は過ぎ、織田家と越前朝倉家が不和になると、信長は浅井家に無断で越前に侵攻した。慌てた浅井家は、同盟者の織田家に付くか、昔から恩義のある朝倉家に味方するか、長政は一族を小谷城に集めると、評定を開いた。大多数が朝倉家に傾いた時、喜右衛門が反対した。信長が信用できなくても大量の鉄砲を装備し巨大化した織田軍と戦うと、浅井家が滅亡する。ここは唇をかんでも織田軍と戦うべきではない。しかし、喜右衛門の意見は退けられ、浅井家は朝倉家と意を合わせ、越前に攻め込んだ信長の退路を断った。前方に朝倉軍、後ろに浅井軍に挟まれた信長は間一髪、朽木谷を駆け抜け京に帰った。岐阜で軍勢を整えた信長は、徳川家の援軍を加え北近江に侵攻すると、浅井家は朝倉家の援軍を得て反撃に出た。姉川を挟んで織田、徳川軍対浅井朝倉軍の決戦が始まった。喜右衛門はこの戦に紛れて信長の首を狙った。お家のため命を懸けた老武者の生き様を追った。
文字数 17,267
最終更新日 2024.01.20
登録日 2024.01.20
1570年5月24日、織田信長は朝倉義景を攻めるため越後に侵攻した。その時浅井長政は婚姻関係の織田家か古くから関係ある朝倉家どちらの味方をするか迷っていた。
文字数 994
最終更新日 2022.09.11
登録日 2022.09.11
1573年、8月。小谷城主、浅井長政は大きな決断を迫られていた。
浅井長政の架空の息子が主人公で、史実の出来事をベースに架空の物語を展開させていきます。
時代背景
戦国時代後半、上洛を目指す武田信玄が病死し、武田軍が撤退した後、織田信長の率いる軍が浅井、朝倉を攻略したところから始まります。
史実では浅井長政は自害しますが、もし長政と息子が将軍義昭と共に毛利を頼って信長打倒を目指したら…という創作物語です
できるだけ毎日投稿していきます
1話あたりの長さは短いですが、毎日投稿するためですのでよろしくお願いしますm(_ _)m
文字数 4,126
最終更新日 2016.10.22
登録日 2016.07.15
「戦国の焔に咲き、愛と絆で散る――浅井茶々、運命を切り開く一輪の乱華。」
あらすじ
戦国の嵐が吹き荒れる天正元年(1573年)、北近江の小谷城で浅井茶々は生まれた。父・浅井長政と母・織田市の長女として、姉妹・初と江と共に穏やかな日々を過ごす彼女だったが、叔父・織田信長の裏切りにより小谷城は炎に包まれる。父と祖父を失い、母と妹たちと共に信長の庇護下へ引き取られた茶々は、戦国の無常を幼い胸に刻む。
岐阜城、北ノ庄城と移りゆく環境の中、茶目は長女としての責任感を背負い、初と江を守り抜く決意を固める。本能寺の変で信長が倒れ、母が柴田勝家と再婚する混乱期を経て、北ノ庄城が秀吉の軍に包囲されると、再び焔が彼女を襲う。母と勝家の自害、城の陥落を目の当たりにし、茶目は妹たちを連れて逃亡の道を歩む。
やがて秀吉の側室となり、子を産み、大坂城で豊臣家の命運を担う彼女は、愛と野望の間で揺れながらも、戦国の姫として気高く咲き続ける。家族を失い、国を失い、最期に大坂の陣で壮絶な散華を迎える茶々。その生涯は、戦国の冷酷な焔に抗い、絆で結ばれた一輪の乱華の如し。
この物語は、茶々の純粋な心が戦国の試練に鍛えられ、自立と決断を重ねる軌跡を追う。
文字数 68,213
最終更新日 2025.06.10
登録日 2025.05.03
織田信長の妻・濃姫が恋敵?
茜さす紫野ゆき標野ゆき
野守は見ずや君が袖振る
紫草の匂へる妹を憎くあらば
人妻ゆゑにわれ恋ひめやも
出会いは永禄2(1559)年初春。
古歌で知られる蒲生野の。
桜の川のほとり、桜の城。
そこに、一人の少女が住んでいた。
──小倉鍋──
少女のお鍋が出会ったのは、上洛する織田信長。
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織田信長の側室・お鍋の方の物語。
ヒロインの出自等、諸説あり、考えれば考えるほど、調べれば調べるほど謎なので、作者の妄想で書いて行きます。
通説とは違っていますので、あらかじめご了承頂きたく、お願い申し上げます。
文字数 620,916
最終更新日 2024.07.13
登録日 2024.04.16
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