救われたくない少年と、救うつもりのなかった青年が、互いを唯一にしてしまう物語。
友情とも、愛とも、依存とも、祈りとも呼びきれない。
ただ一つ確かなのは――。
文字数 76
最終更新日 2026.06.30
登録日 2026.06.30
地下アイドルグループ《KISS♡VOLT》アイドル・天羽リリカは、派手髪、長爪、強めメイクの“ギャルドル”として活動している。
そんなリラの前に現れた新マネージャー・白河 依央は、完璧な仕事ぶりと引き換えに、人間らしい感情がどこか欠落した男だった。
文字数 440
最終更新日 2026.06.30
登録日 2026.06.30
「恋をするだけで、人生が変わる」
そう謳われた大人気恋愛リアリティショー『リアリティ・ラヴァーズ』。
孤島の豪華ヴィラに集められた男女八人は、七日間の共同生活を送り、最終日に“真実の恋人”を選ぶ――はずだった。
文字数 1,178
最終更新日 2026.06.30
登録日 2026.06.30
憎んでいる。
羨んでいる。
救いたかった。
殺したかった。
それでも、世界でただ一人、自分を理解してほしかった。
文字数 250
最終更新日 2026.06.30
登録日 2026.06.30
雨の夜、古書店を営む三枝要のもとに、五歳の女の子・芽衣がやってくる。
「パパを迎えにきました」
そう言って差し出された封筒には、要の名前と、もう一人の男――椎名律の名前が記されていた。
文字数 1,103
最終更新日 2026.06.30
登録日 2026.06.30
五十二歳の三ツ橋吾郎は、地方都市・白瀬市で小さな弁当配達店を営む、冴えないおっさんである。
離婚歴あり。腰痛あり。血圧やや高め。
唯一の誇りは、配達先の道と客の好みだけは絶対に忘れないこと。
文字数 1,017
最終更新日 2026.06.30
登録日 2026.06.30
五十九歳の小山内梢は、地方都市の古い商店街で、亡き夫・洋介とともに写真館を営んできた。
夫を看取って三か月。
客足の途絶えた写真館も、商店街の再開発で取り壊しが決まり、梢は店を閉める準備を進めていた。
そんなある日、暗室の奥から、夫が隠すように保管していた古い箱が見つかる。
中には、現像されたまま誰にも渡されなかった十二枚の写真と、夫の筆跡で書かれたメモがあった。
文字数 571
最終更新日 2026.06.30
登録日 2026.06.30
王都で最も美しく、最も傲慢で、最も悪辣な令嬢――そう呼ばれた公爵令嬢ヴィオレッタ・ローゼンベルクは、王太子暗殺未遂と聖女毒殺未遂の罪により、民衆の前で処刑された。
だが、彼女の侍女だったミラだけは知っている。
お嬢様は悪役などではなかった。
文字数 756
最終更新日 2026.06.30
登録日 2026.06.30
魔王を討った勇者ルカ・グレイヴは、凱旋の日、王都を滅ぼした。
七日七晩、白い炎が都を焼き、王も、聖女も、十万の民も灰になった。
人々は彼を英雄とは呼ばない。
「白炎の勇者」――世界を救った直後に世界を裏切った、最悪の災厄として忌み嫌っている。
誰もが勇者を憎んでいる。
誰もが勇者の死を望んでいる。
だが葬列が進むほど、世界の傷跡は別の顔を見せ始める。
勇者は本当に裏切り者だったのか。
魔王とは何だったのか。
そして王都を焼いた白い炎の中で、何が起きたのか。
これは、英雄を葬るための話。
文字数 706
最終更新日 2026.06.30
登録日 2026.06.30
小惑星群〈銀の雨〉によって文明が崩壊してから七年。
地球は、あと三十日で完全に居住不能になる。
人類の大半は宇宙移民船で星の外へ逃れ、地上に残ったのは、脱出に間に合わなかった者、行く場所を選ばなかった者、そして人間の真似を続ける機械たちだけだった。
「おめでとうございます。これで、あなたは本日より終末ラブコメ部の部員です!」
つまり、青春。
つまり、友情。
つまり、恋。
これは、滅びゆく星の片隅で、少年と機械の少女が始める、物悲しくもほのぼのした、地球最後のラブコメ部活動記録。
文字数 608
最終更新日 2026.06.30
登録日 2026.06.30
元パワハラ部長の黒瀬真人は、愛犬ハクを庇って事故死し、異世界の貴族の息子レオンに転生した。
だが、前世譲りの気性の荒さと高圧的な態度のせいで、今世でも周囲から疎まれる日々を送っていた。
そんなある日、貴族の子どもが従魔を得る召喚の儀式で、レオンは伝説の神獣、白銀神狼を召喚する。
その正体は、前世で唯一自分を愛してくれた犬、ハクだった。
神獣を召喚した途端、周囲の態度は一変する。
だが、レオンはその手のひら返しに嫌気が差し、ハクとともに屋敷を出ることを決める。
嫌われ者の元パワハラ部長と、白もふ神獣になった愛犬。
一人と一匹の、不器用な異世界やり直し旅が始まる。
文字数 11,347
最終更新日 2026.06.17
登録日 2026.04.24
ブラック企業で働き詰めの末、過労死した三十歳の会社員・榊原司。
次に目を覚ました彼は、魔法が存在するレイヴェルト王国の第五王子、アルト・レイヴェルトとして転生していた。
王位継承からは遠く、周囲からも大きな期待を寄せられていない立場。
それを知ったアルトは歓喜する。
今世こそは、絶対に働かない。
誰にも邪魔されず、気ままにダラダラ暮らしてやる――。
ところがアルトは、生まれつき規格外の魔力と才能を持っていた。
本来なら王宮中の注目を集める天賦の才。だが、天才だと知られれば教育も責任も仕事も増える。
そう悟ったアルトは、自らの力を隠し、怠惰で快適な暮らしのためだけに魔法を磨き始める。
やがて成長したアルトは、厄介払い同然に荒れ果てた辺境領を押しつけられるのだが、寒さも不便も面倒も大嫌いな彼は、自分が快適に暮らすためだけに魔法で環境を整え始める。
その怠惰生活のための工夫は、いつしか貧しい領地を豊かな土地へと変えていきーー。
ダラダラと怠惰な暮らしがしたいだけなのに、気づけば周囲からは名君扱い。
これは、絶対に働きたくない元社畜が、規格外の魔法と前世の経験を武器に、世界を変えてしまう異世界転生譚である。
文字数 41,012
最終更新日 2026.05.24
登録日 2026.04.24
文字数 17,252
最終更新日 2026.03.23
登録日 2026.02.05