【完結】うちの魔術開発研究室室長さまがモテ過ぎています(主に男に)

アシュレイ・ロックス。28歳 独身。
職業、グリードエンド王国魔術研究所 研究開発室室長。 
実家は6人兄弟。兄一人、弟一人、妹三人。
彼以外は全員結婚してるか、婚約者がいる。

容姿端麗だが、表情筋が死んでるんじゃ無いかと思うくらい無愛想。
だが、意外と面倒見が良く、子供には懐かれる。

顔の良さに釣られて女子にモテるが、無愛想ゆえ何を考えてるかわからないと、3ヶ月で振られてしまう、残念な男。


ミランダ・ロックスはアシュレイの兄、出来る美丈夫として有名な騎士団第二隊隊長、グラントの嫁。
そして、アシュレイとは学生時代からの同級生。

ひょんな事から義弟の魔術研究室にパートタイム魔術師として働き出して約1年が過ぎた。

魔術師の男女比は大体7:3。
魔術師は騎士団に比べて中性的なイケメンが多い。
そして、男性が多いせいか、みんな仲が良い。
仲が良い・・・?仲が良すぎないか?
何となく見てると、うちの室長に話す時、皆、距離近く無い?気のせい?

趣味でBL小説を読むミランダは、リアルBL紛いの彼らから目が離せない。

何だか、うちの室長モテてるみたいだけど、主に男に。
全く気がついて無いみたいなんだけど、うちの室長。
大丈夫かな?

ある日魔術師が何者か夜道で襲われ、怪我をした。
どうやら魔樹師に恨みを持つ者の犯行らしい。

所長と室長には個別に護衛がつく事になった。
室長のアシュレイの護衛はミランダの妹、シェリル。
第一隊の新人魔術騎士だ。
魔術コントロールが苦手で、うっかりすると物を壊してしまうウカツ者。

アシュレイもシェリルもお互いに護衛が初という事だが・・・


果たして、義弟のアシュレイに幸せはやって来るのか?

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「誰にも読めない依頼を受ける事になりました」シリーズ第6弾。

第5弾の「うちの第二隊副隊長さまはモテ過ぎるのでとっとと結婚して欲しい」スピンオフ。
無愛想だけど、実は良い人の魔術師アシュレイのお話です。
ミランダがパートの魔術師になったきっかけは、第5弾の「【番外編】ローザの誕生日、魔術書のおっさんとミランダ」をお読み下さい。




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