満月の夜に君を迎えに行くから
【第7回ライト文芸大賞 奨励賞いただきました!】
高校卒業と同時に上京し、一人暮らしを始めた工藤 巧。
夢だった自動車整備士になるために家と職場を往復するだけの生活だったが、新しい職場に向かう道すがら、巧は一匹の黒猫と出会う。
巧の言葉を理解しているような黒猫。
一人と一匹はやがて心を通わせ、同居生活を始める。
しかし、その黒猫は満月の夜に女の子の姿に変身して――?
高校卒業と同時に上京し、一人暮らしを始めた工藤 巧。
夢だった自動車整備士になるために家と職場を往復するだけの生活だったが、新しい職場に向かう道すがら、巧は一匹の黒猫と出会う。
巧の言葉を理解しているような黒猫。
一人と一匹はやがて心を通わせ、同居生活を始める。
しかし、その黒猫は満月の夜に女の子の姿に変身して――?
プロローグ
1.君との出会いは偶然だった
2.君の温もりを僕は知ってしまった
幕間1.魔女と満月
3.君は嵐のように僕の心を乱す
4.君と繋いだ手を離したくなかった
5.君のそばで僕はいつかの優しさを思い出す
6.僕の過去と夢の話
7.君がいることがあたりまえになって
幕間2.魔女と少女
8.君のことばかり考えてしまう
9.僕に与えられた試練
10.僕の後悔と仲直り
11.君がいない部屋で僕はひとり
12.薄れていく君の存在
13.記憶の欠片と僕の決意
幕間3.叶わぬ想いなら出会わなければよかった
14.君を迎えに行くよ
エピローグ
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