恋愛 呪い小説一覧
「どうかわたくしに貴方にかけられた呪術を調べさせていただけないでしょうか」
そう辺境伯レオポルドに言い放った悪役令嬢グリーゼルは解呪の経験があった。ーーそれも自分がかけた呪いの。
グリーゼルは、愛する婚約者エルガー王子を、男爵令嬢ナーシャから奪い返すため、ナーシャに呪いをかけようとしていた。
そして、前世でプレイしていた乙女ゲームはこの世界にそっくりで、このままではゲームのとおり婚約破棄&断罪、自分は処刑されるという未来を知った。
見知らぬ銀髪の男性から禁書を借りて、なんとかナーシャにかけた呪いを解呪したグリーゼル。
しかし結果は辺境送り……。それも魔力暴走で人を傷つける呪いの辺境伯へと仕えることになってしまった!
グリーゼルは呪われた辺境伯の呪いを解くことはできるのか!?
呪いをテーマにすれ違う二人の愛の終着点はどこにある?
悪役令嬢とヘタレ辺境伯の呪い呪われジレジレ純愛ストーリー。
※R15:血が出るシーンがあります
※小説家になろうとカクヨムでも連載しています。
文字数 172,300
最終更新日 2021.04.28
登録日 2020.11.24
魔女の呪いにかけられた王女───その言葉を聞いて、人はどんな姿を連想するだろうか。
かつて世界を救った聖女の末裔である王女ルチアには、大きな秘密があった。
それは魔女に呪われてしまったという事──。
それもただの呪いではない……ねずみだ、ねずみなのだ。まるまると肥えたその姿は、後ろから見ればじゃがいもにしか見えない有様である。
絶望しかないこの呪いをとく方法はただ一つ、真実の愛だけ──。
それだというのに、十八歳にもなって浮いた話の一つもなければ婚約者もいないルチアには、もう希望なんて無いも同然であった。
ルチアの秘密を知る数少ない人間である宰相のエリアスはといえば、ただひたすら毎日のように無意味な縁談話を持ち込んできては、ごねるルチアをネチネチといびり倒す始末。
「私と結婚していただけますか?」
そんなある日、とある隣国の王子だという男ユージィンに突然プロポーズされたことをきっかけに、ルチアの運命はさらに動き出していくのだが……。
文字数 30,264
最終更新日 2020.12.31
登録日 2020.12.29
メイマール帝国は10年前、黒き魔女によって巨大な瘴気に覆われて、国民は苦しんでいた。
その瘴気を伐ち払った皇帝アンドリューは国民からの人気が高い。
国民を救ったアンドリューはまさに英雄。
けれど、彼は魔女の呪いに掛かって、優しき心を失ったとの噂もあって……。
命を狙われ続けて人を信頼出来なくなった皇帝が、幼い頃避難先で知り合った少女に執着するお話です。
よくあるお話です。
ゆるゆる設定なので細かいことは見逃してください。
文字数 29,376
最終更新日 2020.10.11
登録日 2020.10.03
一人の女の子の復讐までの物語
婚約破棄を告げられ、私は復讐することを誓った。
文字数 3,848
最終更新日 2020.05.22
登録日 2020.05.22
「コリンナ。罪深き君との婚約は破棄させてもらう」
皇太子クラウス殿下に婚約を破棄されたわたし、アンスル公爵家令嬢コリンナ。
浮気な殿下にこれまでも泣かされてばかりだったのに、どうして涙は枯れないのでしょうか。
殿下の母君のカタリーナ妃殿下に仔犬をいただきましたが、わたしの心は──
ななな、なんですか、これは! 可愛い、可愛いですよ?
フワフワめ! この白いフワフワちゃんめ! 白くて可愛いフワフワちゃんめー!
辛い! 愛犬が可愛過ぎて生きるのが辛いですわーっ!
なろう様でも公開しています。
アルファポリス様となろう様では最終話の内容が違います。
文字数 35,073
最終更新日 2019.12.31
登録日 2019.12.11
アメジシスト王国には、あまり知られていない恐ろしい呪いがあった。
それは【魔女の嫉妬】というもので、莫大な魔力を持ち、美しい容姿の女性を醜い姿にかえてしまう、恐ろしい呪いだった。
イグニシス公爵家の次女として生まれたレインはその呪いに掛かっていた。この呪いのせいで、周囲の者に冷笑され、嘲笑われていた。
しかしレインは、優しくも温かい家族に支えられて穏やかに暮らしていた。そして、婚約者となった第二王子を大切に思うようになって行った。
だが、世界はとても残酷だった。
レインを愛する家族は、レインに残酷仕打ちをする世界に耐えきれなかった。だから、家族全員でこの世界から姿を消すことにした。
この物語は、呪いに掛かったレインが彼女を愛する人と幸せになるまでのお話。
※小説家になろう様で連載していた作品を加筆修正したものです。
※世界観ですが、「妹に全てを奪われた令嬢は第二の人生を満喫することにしました。」と同じ国ですが、それよりも昔の時代のお話です。
文字数 32,021
最終更新日 2019.12.17
登録日 2019.12.11
ネリウスはいつも寒さを感じていた。自分の過ちによって、魔女に姿を変えられたネリウスは、夜になると体温を自分で管理出来なくなるのだ。必死で呪いを解こうとするが、それより先に体温管理で出来なくて死んでしまいそう──
文字数 2,681
最終更新日 2019.08.11
登録日 2019.07.28
魔族に祖国を侵略され家族を殺されたイレーヌ。唯一残された産んだばかりの息子は身を寄せたゼドゥ国の王妃に奪われた。
十八年後、イレーヌは魔族と戦い重傷を負った息子ウィルと再会した。彼女の看護により回復した彼は再び魔族と戦おうとする。そんなウィルをとめるためイレーヌは全てを話す決意をする。
「身代わりで愛されても意味がない」
「私が私である事まで、あなたにも誰にも奪わせない!」
小説家になろうにも投稿しました。
完結しました。
文字数 33,567
最終更新日 2019.06.10
登録日 2018.07.22
西の森に住む魔女フローラの元をある日王子が訪ねてきた。
彼からの依頼を受けた事で平穏だった生活は激変し、フローラは自らの宿命と向き合う事になる。
(R15以上R18未満かもしれません…)
※「小説家になろう」にも投稿しています。
文字数 80,855
最終更新日 2018.11.12
登録日 2018.10.10
運命の改変、承ります
レンタル有り 凶悪な魔術師を倒した聖騎士は、最後に不死の呪いをかけられ、呪われた英雄と呼ばれるようになった。彼は呪いを変えることができる魔女のもとへ訪れる。魔女はいう。「呪いを緩和するために、生贄となる花嫁が必要だ」と。呪われた英雄と魔女の婚活が始まった。
お引越し。
文字数 168,442
最終更新日 2018.07.30
登録日 2017.12.12
薔薇の国【ローゼンベル】の皇子は、薔薇皇子と呼ばれていた。
美しく、誰からも愛される。
けれど、皇子は人を愛することを知らなかった。
愛されるのは当然であり、愛とは与えられるものである・・・・・・と、皇子は人として大切な心を持っていなかったのだ。
そんな皇子と国の未来を危惧した王は、皇子に一人の少女を与えた。
白く、可愛らしい、一人の少女を。
王の願い通り皇子は少女を愛したが、皇子は少女を愛しすぎた。
狂愛は皇子を、人の命を奪い、永遠に美しいままの怪物に変えた。
そして皇子は今も薔薇に囲まれた薔薇城で、美しい姿のまま眠っている。
それが、ローゼンベルに語り継がれるお伽噺。
誰もが知っている物語。
だけどもし、これが本当だったら?
薔薇城の薔薇は決して枯れない、永遠に美しいまま。
そして皇子達も・・・・・・永遠に美しいまま。
文字数 6,664
最終更新日 2017.10.29
登録日 2017.10.28