児童書・童話 友情小説一覧
ウミガメくんと深海魚さんは海の世界では珍しい友達関係。
ある日、ウミガメくんは深海魚さんがひそかに抱く夢を知る。
それは「光を感じてみたい」という儚い夢だった。
優しいウミガメと美しい深海魚の夢と喜びの物語
文字数 1,938
最終更新日 2018.07.13
登録日 2018.07.13
小学六年生の次郎は、数年前父親を亡くして、現在は母親と二人でアパート暮らしをしている。母はパートを二つ掛け持ちし、一日十二時間以上働いているが、生活は楽ではなかった。そんな次郎の唯一の楽しみは、休日に近所の公園に母と出かけ、そこで絵を描くこと。読書している母の横で風景画を描いているときが次郎にとって一番のやすらぎなのだった。
ところがある日、次郎は母が少ない給料をやりくりして買ってくれた新品のスニーカーを、誰かに盗られてしまう。この学校に転校してきてからというもの、次郎を目の敵にしていじめてくる同級生の麻美の仕業にちがいない、と次郎は確信する。
スニーカーを探している次郎の前に、緑色の体で丸い頭の奇妙な生物が現れる。次郎が「タマオ」と名づけたその生き物は、地球に近づきつつある宇宙都市からやってきた宇宙人だった。
文字数 12,854
最終更新日 2019.03.03
登録日 2019.03.02
マモルは子馬のユッコに出会いました。
話を聞くとユッコは頭に生えていた角が折れて探しているそうです。
マモルとユッコは、ユッコが辿った足取りを追って角を探しに行くのですが。
文字数 3,958
最終更新日 2019.01.17
登録日 2019.01.17
文字数 7,211
最終更新日 2020.11.30
登録日 2020.11.30
あたしの魔眼は、すべてお見通しっ!
桃瀬日向(=ヒナタ)は、元気で明るく、ダンスが大好きな小学五年生。
ある日、美少女の青柳美月が転校してきた。
可憐で、やさしくて、ちょっぴりミステリアス――。
そんな美月と仲よくなれる予感に胸を弾ませるヒナタ。
帰り道、不思議な小屋に吸い寄せられたヒナタの前に、美月が現れた。
魔法を使えるという美月は、ヒナタもまた「魔女に選ばれた人間」だと告げた。
美月は左目に、ヒナタは右目に「魔女の力」を有しているらしい。
そして、町に危機が迫っている……!?
魔女狩りの時代から続く、『光の魔女』と『闇の魔女』の因縁に巻きこまれていくヒナタと美月。
今こそ、魔眼をひらいて、闇と戦うとき!
「太陽」のヒナタと、「月」の美月は最強コンビ!
ドキドキの怪奇幻想バトル開始!
◆◆◆第1回きずな児童書大賞エントリー作品です◆◆◆
表紙絵は「イラストAC」様からお借りしました。
文字数 58,924
最終更新日 2023.08.25
登録日 2023.07.30
耳から投影されるビジョンを形にしていく。犬や鳥や子供の笑い声、木々の葉音、そして、音楽に乗って、ヘッドホンの向こうから聞こえてくる街の喧騒。幻想をタイプしていく詩人の心。
文字数 5,505
最終更新日 2023.02.07
登録日 2022.12.06
文字数 9,328
最終更新日 2022.11.24
登録日 2022.11.21
腹ペコオオカミがトマトを見つける。「これはありがたい」とガブリとトマトを食べようとする。オオカミとトマトがお互いの命についてふれ合ううちに、いつしか二人には友情が芽生えるのだが。
文字数 1,732
最終更新日 2020.04.27
登録日 2020.04.27
とても大切にされていたパンダのぬいぐるみ。
ある日、駅に置いてけぼりにされてしまう。
パンダは持ち主の女の子のことが大好きだった。
パンダは再び女の子に会いたいと、強く願った。
女の子が探しに来てくれることを。
そんなある日、女の子を待っていたパンダの元に、星が降ってきた。
雲ひとつない、綺麗な夜空だった。
「僕、動ける!!」
置いてけぼりにされた、パンダのぬいぐるみの冒険の始まりです。
文字数 15,660
最終更新日 2022.01.20
登録日 2022.01.02
父親の仕事の都合で海の見える街へと引っ越してきたショウゴ。引っ越し作業のおりにケガをしてしまい入院することとなったショウゴは、病院でツカサという少女に出会う。浜辺に現れた謎の怪物やショウゴを呼ぶ声の正体とは。ツカサを助けるべく、少年はひと夏の冒険へと挑む。
文字数 19,574
最終更新日 2023.08.04
登録日 2022.11.30
瑠夏のクラスメイトで、お調子者の原田くん。彼は少し、変わっている。
一ヶ月も先のバレンタインデーは「俺と遊ぼう」と瑠夏を誘うのに、瑠夏のことはべつに好きではないと言う。
瑠夏が好きな人にチョコを渡すのはダメだけれど、同じクラスの男子ならばいいと言う。
テストで赤点を取ったかと思えば、百点満点を取ってみたり。
天気予報士にも予測できない天気を見事に的中させてみたり。
やっぱり原田くんは、変わっている。
そして今日もどこか変な原田くん。
瑠夏はそんな彼に、振りまわされてばかり。
でも原田くんは、最初から変わっていたわけではなかった。そう、ある日突然変わり出したんだ。
文字数 61,398
最終更新日 2023.07.26
登録日 2023.07.07
初投稿。きずな児童大賞応募作品です。完結済。
8月上旬に番外編も出す予定です。そちらもよろしくお願いいたします。
あらすじ 小学5年の渋谷ひびきの夢は、金持ちになって、嫌な母親から逃げること。クラスで浮いているツートップ佐伯峻と話すようになる。峻には、誰にも言えない秘密があって…。ひびきと峻、少しずつ思いが重なって、自分たちの自由のために、たたかう。
無断転載は禁止いたします。
文字数 97,879
最終更新日 2023.07.25
登録日 2023.07.06
凌(りょう)が住む帝天(だいてん)町には、古くからの言い伝えがある。
『黄昏刻のつむじ風に巻かれると呪われる』────
小学6年の凌にとって、中学2年の兄・新(あらた)はかっこいいヒーロー。
凌は霊感が強いことで、幽霊がはっきり見えてしまう。
そのたびに涙が滲んで足がすくむのに、兄は勇敢に守ってくれるからだ。
そんな兄と野球観戦した帰り道、噂のつむじ風が2人を覆う。
ただの噂と思っていたのに、風は兄の右足に黒い手となって絡みついた。
言い伝えを調べると、それは1週間後に死ぬ呪い──
凌は兄を救うべく、図書室の司書の先生から教わったおまじないで、鬼を召喚!
見た目は同い年の少年だが、年齢は自称170歳だという。
彼とのちぐはぐな学校生活を送りながら、呪いの正体を調べていると、同じクラスの蜜花(みつか)の姉・百合花(ゆりか)にも呪いにかかり……
凌と、鬼の冴鬼、そして密花の、年齢差158歳の3人で呪いに立ち向かう──!
文字数 115,269
最終更新日 2022.12.02
登録日 2022.11.13
このお話のつづきは、ルーカスと呪われた遊園地(中)に公開しました。ご覧いただく方法は、大森かおりの登録コンテンツから、とんで読むことができます。
かつて日本は、たくさんの遊園地で賑わっていた。だが、バブルが崩壊するとともに、そのたくさんあった遊園地も、次々に潰れていってしまった。平凡に暮らしていた高校二年生の少女、倉本乙葉は、散歩に出かけたある日、そのバブルが崩壊した後の、ある廃墟の遊園地に迷い込んでしまう。そこで突然、気を失った乙葉は、目を覚ました後、現実の世界の廃墟ではなく、なんと別世界の、本当の遊園地に来てしまっていた! この呪われた遊園地から出るために、乙葉は園内で鍵を探そうと、あとからやってきた仲間達と、日々奮闘する。
文字数 176,315
最終更新日 2021.05.21
登録日 2021.04.10
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