じんわり切ない 小説一覧
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――感情が、わからない。けれど、それでも「誰かの声を聞きたい」と願った。
元自衛官の女性カウンセラー・篠原梓。
かつては“理想の指揮官”として部下に慕われながらも、守れなかった仲間の死を経て、静かに制服を脱いだ。
感情を“理解する”ことに困難を抱えながら、彼女は今日もカウンセリングルームで、人々の声に耳を傾ける。
パワハラに悩む人、子育てに行き詰まる母親、完璧主義に疲れた相談者――
“答え”を出さないまま、ただ寄り添うその姿に、いつしか誰かの心がほどけていく。
これは、「共感できないからこそ、観察し続ける」ひとりのカウンセラーの物語。
傷ついた人々の沈黙と向き合いながら、自らの過去とも静かに向き合っていく。
心にじんわりと沁みる連作短編、静かに始まります。
文字数 159,237
最終更新日 2025.11.07
登録日 2025.05.04
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婚約を一方的に破棄され、
「無用な娘」と言われて家から追い出された私。
けれど、寮での生活、仲間との出会い、
幼馴染の騎士との再会、そして不思議な魔法との縁が、
新しい道を開いてくれた。
もう“いらない娘”ではない。
私は自分の力で、ほんとうの幸せを掴む。
これは、無用とされた娘が愛され、大切にされるようになるまでの物語。
文字数 39,791
最終更新日 2025.10.06
登録日 2025.09.17
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故人が未来の誰かへ宛てた手紙を届ける、少し不思議な「未来郵便局」。
配達人は、古い制服に身を包んだ寡黙な青年、時雨(しぐれ)。
「この手紙が、あなたの未来を照らしますように」
二十年前に亡くなった祖父から届いた、結婚を祝う手紙。
若くして逝った親友が、残された夢を託した手紙。
伝えられなかった「ごめんね」と「ありがとう」を載せた、最後の手紙。
届けられるのは、過去からの温かい想い。
手紙をきっかけに、残された人々の心が解きほぐされ、止まっていた時間が再び動き出す。
これは、時を超えて繋がる人々の絆と再生を描く、優しくて、どこか切ない物語。
配達人・時雨が胸に秘めた、彼自身の「手紙」の秘密とは――。
読後、あなたの心に温かい光が灯る、感動の連作短編集。
文字数 112,411
最終更新日 2025.07.31
登録日 2025.06.23
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マッチングアプリで運命の出会いを夢見るイラストレーターの結衣は、最新AI「エクレア」に頼り、「完璧な私」を演じる。
理想のIT社長・蓮との距離は縮まる一方、蓮の「本当の君を知りたい」という言葉に、偽りの自分との葛藤が深まる。
AIが導く恋の結末は?
完璧を求める焦りと、本当の自分らしさの間で揺れ動く、じんわり感動のラブストーリー。
文字数 79,006
最終更新日 2025.07.31
登録日 2025.06.28
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最後の駅員が廃駅となる故郷の駅に綴る、未来へのメッセージ。
『最終列車の、その先に』は、旅立つ人々を見守り続けた駅と、駅員の温かい心を描きます。
そして、人生の困難に直面した時、過去の絆が静かな光となる家族愛と成長の物語。
優しいファンタジーが日常に溶け込み、切なさと希望が交差する感動の物語です。
文字数 1,446
最終更新日 2025.07.01
登録日 2025.07.01
8
これは、記憶と少しの想像が混ざった私的な記録です。
書くことで整理を試みた、感情の断片たち。
誰かを批判したいわけでも、正しさを主張したいわけでもありません。
ただ、納得できなかったことを、自分の言葉で残しておきたかっただけ。
読み流す程度で構いません。心の片隅に、少しでも届けば幸いです。
文字数 11,727
最終更新日 2025.06.21
登録日 2025.06.18
9
風鈴の音が、失われた記憶と切なく響き合う町がある。そこでは、古くから伝わる「風送り」という奇妙な慣習が人々を縛りつけていた。それは、忘れたい記憶を風鈴に託し、風に乗せて手放すための儀式。だが、その裏には、決して手放したくない大切な記憶を、あえて風鈴に封じ込める「逆風鈴」の秘密が隠されていた──。
ある「あの事」を胸に、故郷の町へと戻った「俺」。彼の心には、かつて「風の管理人」だった少女、アユとの甘くも苦い記憶が深く刻まれている。アユがくれたあの風鈴を、去年の風送りで吊るせなかったのはなぜか? その答えは、忘れ去りたいと願う記憶と、忘れられないと抗う心の間で揺れ動く「俺」の葛藤そのものだった。
町を巡るうちに、アユとの思い出が鮮やかに蘇る。彼女のお気に入りの和菓子、よく通った古本屋、交わした約束……。しかし、空き家から聞こえる「逆風鈴」の音は、封じ込めていたはずの後悔、言い残した言葉、そして衝撃的な事故の記憶を呼び覚ます。記憶が蘇るたび、「俺」の存在は現実から薄れていくようだった。
やがて、物語は「私」という少女の視点へと移る。そこで明かされるのは、あまりにも切ない真実。最愛の人を失った少女が、彼の記憶を永遠に留めるために逆風鈴に託した願い。そして、抗いようのない時間の流れの中で、彼女が下す究極の選択とは──。
風鈴の音に導かれ、記憶と喪失の境界を彷徨う魂の物語。これは、愛する人を失った悲しみと向き合い、記憶を風に還すことで再生へと向かう、切なくも温かい心の旅路である。あなたは、この風鈴の音に、何を願うだろうか?
文字数 71,204
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.06.07
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父は息子に厳しかった。
息子は父の笑顔を見たいと思った。
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小説家になろう様にも掲載しています。
文字数 2,258
最終更新日 2025.04.25
登録日 2025.04.25
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出会った少女は、育児中だった。
※第6回ライト文芸大賞にて奨励賞をいただきました。
応援してくださった皆様、ありがとうございました。
「あらすじ」
美大に通う千葉大地は、教育実習生として地元の女子校へ訪れていた。
ある日、「二年生の野田海頼には隠し子がいる」という噂を耳にする。
くだらない噂話だと思って聞き流すが、自宅の近くで野田が幼い男の子と一緒にいるところを目撃し……。
モラトリアムに片足を突っ込んだ男子大学生と、ヤングケアラーの女子高生のお話です。
文字数 110,723
最終更新日 2023.05.14
登録日 2023.04.29
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