「あの」の検索結果
全体で8,076件見つかりました。
「子犬の瞳」 高木康文
工場の敷地の片隅のエアコンが鈍く響く事務所に 作業服を着た青年は子犬を抱いてきた
「子犬が捨てられてたんだ・・・・」 黒と白の毛が模様で混じった子犬 青年が床におろすと泣き声を出す元気もない 疲れて足がたち上がれず お腹を床につけてしまう 青年は段ボールの箱とどこからかミルクも持ってきた
子犬の瞳にちょっとの余裕ができ 私の心に少しだけ青空が見えた 夕方の空気が黄色いとき 事務所の出口で青年が微笑んだ そこには女性工員にしっかりと抱き締められた 黒と白の毛の子犬の姿があった 女性工員の顔に母の愛情がみなぎり 優しい言葉を子犬にかけている 「さあ お家へ行こうねえ」 幸せという安堵感
ああ 終わったんだね 土曜出勤をしたときだった 女性工員と犬のほえ声がした あの子犬が成長して 元気な成犬になったのだ 中型の犬という体格で 子犬のときのあの弱々しさはもう影も見えない 母がわりの女性工員の愛情を受けて 自信に満ちて精悍だった 心の空に虹の橋が渡って ・・これ以上言うことはない・・できることとできないことがあるには違いない・・ ただ生きる命のために・・当たり前でもただ・思っていないことはできない・・
文字数 900
最終更新日 2025.03.28
登録日 2025.03.28
※ 勢いだけのギャグ ※
戦争の勝利を掴み取ったゼキオン・ゼファール・ゼストは誰もが見惚れる美男子だったが、その苛烈すぎる性格なせいで社交界では嫌厭されていた。
だが一人だけ目をそらすことなく好意を伝えてくる伯爵令嬢リノレア・ルディ・アドルフォが現れて一目で恋に落ちてしまった。
「好き」だととびっきりの笑顔で告白され、相思相愛だと思ったのに彼女には実は婚約者がいて…?
え、もしかして弄ばれた!? そんなの許さない! 初めて可愛いと思える人ができたのに…! それなのに裏切るなんて絶対許さない! 仕返ししてや……あ、ちょ、っとこっちを見るな…。やばい目が合ってしまった…やっぱり可愛い…! って騙されてたまるかぁ!!
初恋に振り回され、暴走し、強烈なツンデレを発動するも犬のように懐いてくる彼女にはまっっったく通じない。
それどころかドストレートな愛情表現に押されてゼギオンの情緒が安定しない!
そうか、こうやって弄ぶ彼女は…いやあの女は稀代の悪女に違いない。
可愛い彼女に騙されない、絆されないようゼギオンはリノレアに復讐することができるのか。
文字数 35,043
最終更新日 2025.05.18
登録日 2025.05.17
___初恋。人によってはそれは奇跡を起こすのだろうか?五十歳の男性は四十年前のことを思い出す。遊んだこと、勉強したこと。それから恋をしたこと。それはすべて幻だったのだろうか?___
一人の男性の初恋は四十年前終わったはずだった。しかし五十歳になった今、再び初恋の女性が現れて―――
2016夏一発ものとして書きました。お盆の時期なのは幽霊的立場のキャラがいるからです。そして、霊に安らかに眠ってほしいなんて願いも込めて書きました。恋愛系って難しいです、個人的に。
文字数 2,933
最終更新日 2016.08.16
登録日 2016.08.16
高校二年生の奏と瀬川。
彼らは喧嘩別れのように別れた苦い過去が。
しかし、奏の通っていた高校に瀬川が転校してきたことによって奏の日常に変化が訪れ………?
高校生二人の、ちょっともどかしい友人以上恋人未満な関係を楽しんでくださったらうれしいです。
P.S.ちゃんと書けてるか心配です。
文字数 1,969
最終更新日 2019.03.12
登録日 2019.03.12
「本当に水の精霊のようだ。ひんやりして。
俺の熱と溶け合って、ちょうどいい温度になる」
そんなありえないような熱をもった台詞をいうエキゾチックイケメンが夢にでてきた。
男性経験のないままに社会人になることを気にするアンナはどうせ夢の中だし!と大胆な気持ちになってその青年と一時過ごす。
そして一年後、川に落ちたアンナは水の中で女神様にあう。
女神様から異世界の水の精霊の巫女として召喚されてほしいと依頼されて、そのときに夢の中と思っていたあの青年との出来事は召喚される異世界での現実の出来事と告げられる。
ただ、その青年がどうしているのか、あれから一年なのか、大事なことは何も教えてもらえないままにアンナは水の神殿に巫女として降り立つ。
ちょうど大国の時期皇帝といわれる第三王子の後宮にはいる女性を募集しているタイミング。
女神様にお願いされた依頼にも都合がいいので、妃になるつもりはないけれど、アンナは後宮行を志願する。
一年間の後宮滞在中、女神様のお願いをこなしつつ、次期皇帝に目をつけられずに過ごしたら、水の神殿にもどしてもらって素敵な旦那様みつけてすごしたい。
目指せ一夫一妻! 後宮では目立たず静かに!!
そんなアンナの思いをよそに、ライバルとしてにらまれたり、まわりがはりきったり。
文字数 47,002
最終更新日 2021.02.24
登録日 2020.01.31
「皆の者よく聞け!この俺、レイノルド・イル・アークライドは今この時を持ってここにいるミリア・エルモナ侯爵令嬢との婚約を破棄することを宣言する!!」
あの日、あの時。あの婚約破棄を宣言したあの瞬間が。
俺――レイノルド・イル・アークライドにとってまさしく人生の節目だった。
これは初恋に破れ見せかけの真実の愛にも捨てられてザマアされてブサ犬になって、それでも恋を諦め切れないブサイクでバカで屑で愚か者でちょっぴりチョロ男な俺の話だ。
(3/20 カテゴリを恋愛〜ファンタジーに変更しました)
文字数 4,045
最終更新日 2021.03.20
登録日 2021.03.19
「子どもができた。きみの子だ」
ホテルのラウンジでコーヒーを飲みながらなされた爆弾発言に、わたしに思考は完全に停止した。
そもそも、わたしは単なる業務を委託された中小企業のいち作業員で、相手は委託元の大企業の、最重要取引相手。
ヨーロッパのどこかの国に住むというVIP中のVIP、ルネ様だ。
それが実は、男が妊娠できるなんていう無茶苦茶ななんちゃら星人で、元請の大企業のみならず、日本、いや世界にとってもとんでもないVIPだとは。
そんな相手とわたしにどんな関わりがあるかというと、全てはあの一夜の過ちーープロジェクト成功を祝った、あのお祝い会の夜から始まった。
文字数 1,016
最終更新日 2019.01.31
登録日 2019.01.31
虐めなんて終るわけがない。あの日、私は諦めることを覚えた。虐めをやってる人がバカなだけだと、少し蔑んだ考えで、思い込もうとした。バカは何をやってもバカなんだろうな、と思うことにした。何かに気付かない限り、直るわけなんかない。私は虐めが始まったその日を境に、そう思って生きることを決めたんだ。
文字数 60,827
最終更新日 2021.05.10
登録日 2020.09.16
悩んだときはこう考えるようにしている。すべてはコンピューターワールド。恐ろしい戦争も悲しい事件も美しいあの女性も。はじめから存在していない。そう思うと楽になる。僕はそんな弱虫。
文字数 378
最終更新日 2024.05.25
登録日 2024.05.25
とある島の小さな村に生まれた男の子と女の子は、同じ日に生まれたことから運命共同体として育てられる。いつも二人で同じ時を過ごす二人は互いが互いに恋愛感情を抱いており、これからも今までと変わらない日々を過ごすと、そう思っていた。二人が十二歳の、──あの日までは。世界を見たい男の子と、男の子と離れたくない女の子。そんな二人のすれ違いから生まれる、ちょっぴり重たくも甘酸っぱい恋愛群青劇です。
【キャッチコピー:十五年の時を過ごし、憂う三年に傘が差す】
ーーー
とある島の小さな村に、ある日二人の男女が産まれた。その二人は同じ日に産まれたことで、運命共同体の様に育てられる。身体が弱く本ばかり読んでいる男の子を、毎日のように連れ出す女の子。しかし当時十二歳だった二人がいつもの様に二人で遊んでいると、船で島に商人がやって来た。男の子の知らない世界を教えてくれる商人に、その世界を直で見たいと……三年後成人したら商会に入れて欲しいと、頼み込んだ男の子。そして、その願いを受け入れた商人。そんな二人の目には、顔を曇らせている女の子の姿は映らなかった……。男の子の、女の子に対する気持ち。女の子の、男の子に対する気持ち。商人の、二人に対する思惑。そんな三人の感情が絡まり生まれた物語の末、十五歳の男の子と女の子の思いがぶつかり合う。
文字数 20,430
最終更新日 2024.10.02
登録日 2024.09.28
