「涙」の検索結果
全体で2,727件見つかりました。
自らの足を勃起させることによって、江戸の市中を縦横無尽に奔走することができた久衛門の逸話『飛脚の涙』を、大学卒業以来久しぶりに再会した先輩に話して聞かせるぼく。唐突に語られるそれら奇妙なエピソードの数々は、どこに意図があるかわからないまま、聞き手である「先輩」は久衛門の内心に近付いていきます。最後には狐につままれたような感覚を味わうことでしょう。
全文口語体で書かれた江戸奇譚物です。
文字数 23,121
最終更新日 2015.06.01
登録日 2015.05.30
「緑なんて名前より桜みたいな鮮やかな名前が良かったわ。」
生前の緑はそう良くこぼしていた。
3度付き合い直した僕らだったが、僕はふらふらと他の女性にも言い寄られ緑にその日も別れを告げられる。
それでも緑を忘れられない僕は彼女の住むマンションを訪れるがそこに緑はもういなかった。
知人、友人の話で僕は緑が余命宣告を言い渡され好きなことを仕事にして新しい毎日を送っていることを知る。
せめて子どもが欲しかった。久しぶりに再会した緑はそう言って涙を流す。
「僕が育てるから産んでくれ!!」
僕はそう言って泣くが緑は首を縦には振らなかった。そうして緑は余命通り息を引き取り僕は緑の父母に呼ばれる。
文字数 16,390
最終更新日 2025.09.25
登録日 2025.08.28
本作は〈影咒記(EIJUKI)〉の江戸咒譚 第三篇 ― 湯煙鬼火奇譚(ゆけむりおにびきたん) ―です。
江戸の闇に息づく恋と祈りの記録を描きます。
――影は祈りを映し、咒は恋を刻む。
江戸の夜に咲いた十の物語、それを人は『影咒記』と呼ぶ。
鬼火は、忘れられた言葉の温度で燃える――江戸怪異伝奇。
湯の香の奥で、ひと夜だけ灯る鬼火。
江戸の夜を照らす、影咒記第三篇。
江戸・深川。湯気の消えた湯屋の中で、ひとすじの火が揺れていた。
それは怒りの炎ではない。怨みの炎でもない。
ただ、伝えられなかった言葉の温度が、闇の底でまだ息づいている。
榊原新右衛門。南町奉行所の同心。
理(ことわり)を信じ、人の道で事を裁こうとする男。
だがこの夜ばかりは、法も理も、ひとつの声の前に立ちすくむ。
――「忘れないでください」
声の主は、十七年前に千歳湯で焼け死んだ娘・お蓮。
鬼火と呼ばれ、夜ごと深川の水面を漂うと噂された。
けれど彼女は怒っていない。ただ、言えなかった。
火事の裏で隠された帳簿の記録、封じられた名、嘘で塗り固められた裁き。
それらを「誰かに伝えたい」と願っただけなのだ。
おせん。
かつて新右衛門が愛した女。今はこの世とあの世のあいだに立つ影。
彼女は夜ごと湯気の中に現れ、誰も聞かぬ声を拾い上げる。
その瞳には涙も笑みもない。だが、残された者の痛みだけは知っている。
そして道明。
修験の徒。山を下り、祈りとともに火を封じる男。
「怨みは祓えば消えるが、想いは祓ってはならぬ」
彼はそう言って、焔影(えんえい)と呼ばれる霊刀を授ける。
焔影は斬るための刃ではない。
声を受け止めるための器だ。
その刃に映るのは敵ではなく、訴えである。
そして静かに語りかける。
――「罪を斬るためじゃない。声を届かせるために、俺はここにいる」
鬼火の謎は、やがて人の罪に触れる。
火事の夜、なぜお蓮は逃げなかったのか。
湯屋の帳場に残された焼け跡は何を語るのか。
望月家、与力・香坂、そして沈黙を守り続けた老人。
ひとつの火事に織り込まれた欲と愛憎が、再び炎を上げる。
おせんの指先が灯をなぞるたびに、記憶の残滓が蘇る。
そこに映るのは、ただ人の生と死の形。
鬼火とは、誰かに見てほしかった命の記録なのだ。
物語は、裁きでも祓いでも終わらない。
最後に残るのは、「伝える」というたった一つの救い。
――「忘れない。それが、俺の務めだ」
それは終わりではなく、始まりだった。
『影咒記』連作はこちら → 明神恋咒変/紫陽花庵夢死帳/湯煙鬼火奇譚
※毎晩21時頃更新予定。
江戸に残る“祈りと咒”の記録を、どうぞゆるやかにお読みください。
文字数 53,904
最終更新日 2025.11.10
登録日 2025.10.18
この世界では茨城県の魅力がないというので異世界で茨城県の魅力をわかってもらおうと思いました(笑)
ただ、魅力度ランキングってやらせ的なものに対して、ふと思いついた話を書いただけです。
そう、この世界で認められないなら異世界で認められればいいんじゃないというただ、それだけの理由ですが、文章力があまりないので、うまくまとめられない(涙)
小説家になろうさんにも投稿してみました。
野望はいずれ長編にしたいのですが、今はまだそこまでの力がないです。いつになるのやら。
文字数 5,166
最終更新日 2018.11.12
登録日 2018.11.12
流産で元気を失った主婦、きょう。毎日を笑って過ごしたくても笑った分涙が押し寄せてくる。そんな時、ある美容室を見つける…そして、不思議な男の子に会うのだけれど…
文字数 2,340
最終更新日 2024.06.20
登録日 2024.06.20
群馬県を舞台に高校生たちの時にゆるく時に涙あり?そんな学園ドラマです。同じ県民なら共感できる部分もあるかもです。
文字数 1,059
最終更新日 2016.12.13
登録日 2016.12.13
超鬼畜なRPGの世界をギャルゲーの世界と勘違いした主人公が紡ぐ物語。
ある日、大学生である三田が倒れ目を覚ますとそこには夢にまで見た世界が広がっていた。そう、大人気ギャルゲーの「ライク ライブ ライブズ」である。そこでは異世界に転生してしまった主人公が学園で出会った女の子達と時にイチャイチャしたり、時に寂しい青春ドラマがあったりと甘々あり涙ありの名作である。
と三田はこの世界を「ライク ライブ ライブズ」だと思っているが……実はこの世界は「ライク ライブ ライブズ」のスピンオフ作品で同時にクソゲーとも言われる「NOT ライク ライブ ライブズ」であった。
鬼畜クソゲーとも言われるこのゲームはキャラクターこそ「ライク ライブ ライブズ」ではあるが世界感は全く異なり、魔法や剣を交えた異世界ファンタジーゲームである。
少しでも選択を間違えるとすぐ死ぬ!
と大評判のこの世界で勘違いをした主人公はギャルゲーを楽しもうとするが……?
文字数 14,792
最終更新日 2022.12.06
登録日 2022.12.06
文字数 3,099
最終更新日 2023.08.07
登録日 2022.04.02
現実と向こうの世界「桃源郷」が混ざることが稀にあるらしい。
迷い込んだ主人公はあるBABY守り神に出会う。嘘のようなホントの話かもしれないのほほんちょい涙のお話。
文字数 1,569
最終更新日 2018.12.10
登録日 2018.12.07
異世界に転生したらドラゴンに!?レベルアップして進化したらルシファーに!?
そんな私が異世界で目にしたのは、人間に圧政を強いられている魔物達だった。
異世界に転生したJKは、魔物の国を再建しながらも『産業』『鉄道』『兵器開発』そして戦争!?ってこれ本当に異世界物語!?
これは、少女が繰り広げる冒険あり、涙あり、笑いあり?のドラゴンに転生したJKの物語である。
ってこんなJKいるかぁぁぁ!!
文字数 56,967
最終更新日 2022.06.23
登録日 2021.09.14
騎士として市民を守る。そのために研鑽してきた私ですが、よく子供に泣かれます。
救出した子は、怖い目にあっているので安心した途端に涙が出てくるのはわかるのですが。
私自身を怖がってしまう。「剣を持っているせいでしょうか?」
「んー、職務中は無表情になりがちだからじゃないかな。」
狙われた・狙った騎士様の話。
騎士でいるため、剣は手放せません。この剣に人々を守ると誓ったのですから!
文字数 1,207
最終更新日 2021.11.08
登録日 2021.11.08
キシオの平凡な毎日は、ツインテールのミカンが財布をスったことで一変。彼女の料理とチャームに引き込まれるうち、二人は笑いあり涙ありの「増税メガネ」騒動に巻き込まれる。この小説は、予測不能な展開と温かい友情が心をつかむ物語だ。
文字数 11,961
最終更新日 2023.11.06
登録日 2023.11.05
「君! 心踊るような大冒険をするに於いて何が一番大事だと思う⁉︎ そう! 楽しむ事だよ!」
主人公の勇猛(いさみ たける)は転生する事99回、何の因果か宿命か全て《勇者》として生きてきた。そして遂に迎えた記念すべき100回目の転生の日だったのだが、今回の転生先もなぜか《勇者》に決まってしまう。
100回目の勇者人生を送る事になった主人公はこの際、ヤケクソだとばかりに開き直って今までとは全く違う勇者人生をゆる~く送る事に決めたのだが、なぜか今までの冒険よりも波乱万丈な大冒険を送る羽目に。
笑いあり、涙あり。王道の魔王討伐大冒険を新たな視点から描いた人間臭さ全開の新冒険活劇!
文字数 248,972
最終更新日 2019.11.03
登録日 2019.08.29
15歳の中学生、優子は長い髪が自慢の茶道部員。しかし、親友で柔道部のエースである弘美が怪我をし、最後の大会に出場できなくなったことから物語は動き出す。かつて小学校時代に柔道を共に学んだ優子は、弘美の代わりに大会に出場することを懇願される。柔道部の厳しい規則と自分の髪を守りたい気持ちの間で葛藤する優子だが、友情と約束の重さに心を動かされる。
監督との対話、仲間たちの支え、そして自身の決意により、優子は坊主頭になり、柔道部に復帰することを決意する。日々の厳しい練習を通じて成長していく優子。しかし、大会前夜に恐怖と不安に襲われた彼女は、一度は逃げ出そうとするが、弘美の存在に救われ、さらに覚悟を固めるためスキンヘッドにまで剃ることを決意する。
迎えた大会の日、優子は全力で戦い抜き、勝利の瞬間に喜びと涙が交錯する。最終的に優勝は逃すものの、その勇気と努力は多くの人々の心を打つ。友情の絆と自己成長をテーマにしたこの物語は、困難に立ち向かう勇気と真の友情の力を描いている。
文字数 13,775
最終更新日 2024.07.30
登録日 2024.07.30
王宮の秘術をめぐり翻弄される若者たちの物語。
不思議な無重力物質の産出で知られる北の小国スーサリアは、新王子の成人儀式を間近に迎えていた。
しかし王子タクヤ本人は記憶を失い、病におかされ、目覚めた日にいきなり王宮爆撃に直面する。
彼は病を癒す祈り師ユリとともに出立し、ユリの清楚な魅力に心を奪われていくが……
旅の過程で、貴族の娘ミルシード、守護騎士のゼン、おせっかいなポル爺など、にぎにぎしい仲間と知り合っていく。
はたしてテロリスト集団龍人族の正体とは。そして祈り師ユリがかかえる真実とは……
※王宮から始まる現代ファンタジー、近代兵器、AI、量子論も少し。
もちろんピュアな人物たちとともに、恋愛要素、コミカル要素も。
全45章と長いですが、おつきあいいただけましたら幸い。
作者は後半、ディスプレイが見えなくて困りました。涙出杉。
ノベプラでは音楽付きで全文公開中。
こちらもルビ設定しつつ公開していきます、よろしくお願いいたします。
文字数 51,722
最終更新日 2025.05.18
登録日 2025.05.16
親の再婚で幼少期に兄妹になった兄の星宮涙衣るいと妹の飾。
同い年ということもあり、兄妹でありながら親友のように育ってきたが、ある日親の離婚によって他人になってしまう。家族として好きだったはずだが、一緒に暮らせなくなったことで互いを想う気持ちに少しずつ変化が現れるようになる。
飾は新しい環境に馴染めず、親の離婚から一年後、高校入学のタイミングで再び涙衣のところに戻って来る。その頃には、涙衣は飾のことを異性として好きだと認識していて――。
義理の兄妹から他人になったふたりは、これからどのような形で“家族”になっていくのか?
甘くとろけるラブコメです。
文字数 54,222
最終更新日 2025.07.02
登録日 2025.06.24