「チ」の検索結果
全体で31,890件見つかりました。
十五歳の時、両親を殺した。
手元に落ちていたガラスの欠片で父親の喉元を引っ掻くと、ぎゃあぎゃあとやかましい叫び声を上げて、しばらく床をのたうち回ったのち、それまでの騒ぎが嘘のように静かになった。
動かなくなった父親の隣で母親が震えている。
「成大ちゃん、ママは成大ちゃんの味方よ? だからそれを置いて、ね? ね?」
腰を抜かした母親は足元にしがみつき、ガラスの欠片を置くように説得してきた。
うるさいのはいやなので、指示に従って欠片を置くと、母親は安堵したように息を吐いた。
部屋の入り口に横たわる父親の死体を飛び越え、キッチンに向かう。
そして戸棚を開けて包丁を取り出した。
「せ、成大ちゃん⁉︎」
うるさいのはきらいだ。
この酒臭い部屋も、ゴミが散乱していて、怒号が響く小さな箱庭も。
「うっ」
腹部にどっぷりと包丁が食い込んだ母親が小さな悲鳴をあげる。
包丁の柄を離すと、母親はふらふらとベランダにつながる割れた窓の方へと後ずさった。
「た――」
この家にある刃物はあの包丁だけではない。
母親がうるさい声をあげる前に、流し場に置かれたままにされていた果物ナイフで喉元を掻き切った。
母親の口からひゅうひゅうと空気が漏れる音がする。
しかししばらくするとその音も止んだ。
これでやっと静かになったのだとほくそ笑んだ。
―― 登場人物は全員人殺し――
文字数 83,144
最終更新日 2025.03.29
登録日 2025.02.26
ある日、急に愛の告白をされたチヨコ。
少々驚いたが、相手は長年思いを寄せていたミノル。
喜んで告白を受け入れる……のだが。
突然、怨神と呼ばれる『神』が、村を襲ってきた。
怨神はなんと、ミノルに恋愛感情を持っていたのだ。
余計な死者を出さないため、ミノルはチヨコを押し退け、怨神のもとへ行ってしまう。
「北に行きなさい。そこに怨神様の森がある」
ミノルを救うため、チヨコは一人旅に出ようとするが、長老の勧めにより、ショウイチとともに出発することになった。
そしてそのショウイチも、ひそかにチヨコに思いを寄せており……
女の女による女のためのファンタジー小説です。
……と言いたいところですが、作者は男性なので悪しからず。
登録日 2014.08.15
高校二年の夏休みを謳歌し、翌日からの登校に期待し、帰宅した郁坂恭介はそこで自宅が派手に燃え上がっている光景を目の当たりにする。
なんとか仮の住まいを見つけ、新しく始まった二学期と奮闘する事になった恭介は、ひょんなことから超能力存在を知る事になる。そして、自身も超能力者であること、家族も全員そうであることを知り、超能力を悪用する人間を秘密裏に片付けるNPCという組織に所属する。
そして、NPCで任務を進めて行く内に、新たな形の超能力を出会い、そして、ジェネシスの新の目的と対峙する事になる。
登録日 2014.09.25
舞台:あつ森の島「ぬキチの森」(たぬきちが長年運営してきたが、住民投票で追い出された世界線)
主人公:たぬきち(追い出された可哀想な狸社長)
キーキャラ:
星野アクア&星野ルビー(アイの遺児たち。星が落ちて島に転移)
ライオネル(観光客として乱入するチャラいライオン貴族)
黒川あかね(鋭い観察眼で島の秘密に気づき始める女優)
そして島の住民たち(まめきち・つぶきち含む、たぬきちを冷たく追い出した面々)
文字数 1,645
最終更新日 2026.02.24
登録日 2026.02.24
主人公ミカは、ひったくりを柔道で撃退した森山先輩に一目惚れし、彼を追って柔道部のマネージャーになります。お菓子作りや裁縫が得意なミカですが、森山先輩への恋心や「女子力お化け」と呼ばれる個性から、副主将の美奈代と対立し、部を辞めてしまいます。
しかし、柔道家としての美奈代の真剣な思いや、仲間たちが抱えるコンプレックスを知る中で、ミカは柔道の精神や「助け合い」の絆に目覚めます。マネージャーに復帰したミカは、食中毒の危険を回避するなど裏方としてチームを支え、ついに美奈代からも認められます。初恋をきっかけに、柔の道を極める仲間と共に成長し、彼らを全力でサポートし続けることを決意する青春物語です。
文字数 54,691
最終更新日 2026.05.15
登録日 2026.05.12
私、見習い巫女のフィリアは転生者です。一応チートもあります。
それは『祝福』、この世界には精霊の祝福というものがあるのですが、私はなんと、精霊に頼らず自力でそれを贈ることが出来るのです。
私を育ててくれた巫女長様には「絶対に人前では見せるな」と言われているんですが、でもこれ、時々勝手に出てきちゃいまして、すごく困ってます。
特に、可愛い子供とかイケメンの男の人とかを見るとこう、ぶわっとですね、ほとばしっちゃうのです。
自分で抑えられなくもないのですが、無理に我慢するとタラリと鼻血が……。
ええと、変態さんではないです。絶対に違うのです。かわいい男の子を見るたびに興奮して鼻血出してるとか、絶対にそんなのじゃないんです!
でも、なぜか最近私の周りはイケメン率や子供率が高くなってきてまして。
やばいです。乙女の危機なのです。
え? 領地経営のお手伝いしてくれ?
ううーん、私にできるのでしょうか……
登録日 2016.04.14
憧れのフィリップ先輩に話しかけられ、妄想を膨らませる私は先輩との身分の差に頭を悩ませるようになる。
いま、同じ学院の生徒であるうちに自分想いを伝えておかないと、もうこんな風に気軽に話をすることはできないかもしれない。
焦る私が見つけたのは、一冊の本だった。
そこにはチョコレートを贈ることで想いを伝える、とある地方の風習が書かれていた。
これだ! と直感した私は、フィリップ先輩にチョコレートを贈ることに決める。
ちょうどその頃、私の兄で重度のシスコンでもあるサイモンは、私のために可愛らしいパンティーを買ってきていたのだった。
登録日 2017.06.08
天翔ける獅子に変ずる魔物「シオウ」と、それを恋人と呼び慕う男「サニ」。魔物が普通に蔓延る世界で、少し歪んでいるかもしれない2人(?)の話。
※獣姦要素やグロ表現、真っ当なBL18禁(人間同士の性行為)など入るシチュエーションに節操がない予定です。
地雷を踏んでも静かにブラウザバックできる方のみお願いします。
2021/10/5 追記
リメイクにあたり作品設定・タイトルの変更、章の追加を行いました。
短発の話が思い付けば「ケモノたちの小噺」の方に追加していきます。
文字数 4,484
最終更新日 2019.02.25
登録日 2019.02.25
オメガバース☆孤高の獣人ロウ(α)と、乳が出る体質を隠し生きて来た少年トカプチ(Ω)の運命の物語。
男なのに乳が出るという特異体質を恥じ、必死に隠して生きてきたトカプチは、初めての発情期間近で己の躰の変化に困惑していた。
そんな時、出会ってしまったのが狼の獣人ロウ。
ロウに攫われるようにやってきた土地で、彼を待っていたものは……
オメガバースも獣人も初挑戦ですが、どうぞよろしくお願いします。
※
fujossy
fujossy.jp/contests/14y
※こちらは【獣人×オメガバース短編小説コンテスト】応募作品の転載になります。更に続編を追加して連載していきます。
文字数 141,929
最終更新日 2021.09.16
登録日 2019.06.18
夕凪家のみみこお嬢様は超名門校である私立白薔薇大学の2年生である。そして彼女は、それなりに名の売れたゲーム配信者でもあった。
VRFPSゲームを主戦場としている彼女は、eスポーツ配信者としての栄光道《グロリアスロード》を歩んでいけるのか。
これは、みみこお嬢様と数多のライバル・仲間との出会いを描いた、愛と友情とゲームの物語である!
「今日のところはこれで配信を終わりにしますの。チャンネル登録と高評価、よろしくお願いいたしますわ! あと概要欄からSNSもフォローしてくださいまし!」
※あらすじには誇張した表現がある場合がございます。
登録日 2019.12.21
彼女いない歴=年齢=34年の近藤涼介は、プライベートでは超奥手だが、ビジネスの世界では無類の強さを発揮するスーパーセールスマンだった。
社内の人間からも取引先の人間からも一目置かれる彼だったが、不運な事故に巻き込まれあっけなく死亡してしまう。
せめて「男」になって死にたかった……
そんなあまりに不憫な近藤に神様らしき男が手を差し伸べ、近藤は異世界にて人生をやり直すことになった!
もらい物のチートスキルと持ち前のビジネスセンスで仲間を増やし、今度こそ彼女を作って幸せな人生を送ることを目指した一人の男の挑戦の日々を綴ったお話です!
文字数 325,014
最終更新日 2021.03.25
登録日 2020.03.01
もし、いま、チャットアプリで話している相手が自分の認識している相手じゃなかったら……。
これは、中の人こと、月夜桜が実際に体験していることである。
個人情報保護や商標権回避のため、一部名称の変更等を行っています
文字数 699
最終更新日 2021.04.24
登録日 2021.04.24
想起の必要がないほどリアルな夢を見たとき、人は運命的な何かを感じ取るのかもしれない。メッセージであったり、潜在意識でであったり、それらは私たちに気づかせ、助け船を出し、送り出す。しかしそれが無意識下で理解する現実だとは誰も思わないのだ。
文字数 5,240
最終更新日 2021.11.24
登録日 2021.11.24
キャッチコピー:『転生したら女の子勇者に懐かれました。だけど、可愛いから問題ないよね?』
ある日こと、白澤黒江(シロサワ・クロエ)は気がつくと真っ暗な部屋の中にいた。そこでクロエが出会ったのは、自分を女神と名乗る少女、ソフィアだった。ソフィアは「貴女は死んでしまいました」とクロエに言うがクロエはそれをすんなり受け入れ、ソフィアからの提案で、異世界転生する道を勧められて了承する。
こうして異世界に転生し、第二の人生を歩むこととなったクロエだったが、そんな彼女を待っていたのは自分のことを「師匠」と呼んで慕う勇者と、大食いで清楚な魔王の娘だった。クロエはそんな女の子達に好かれながら、ただただまったり生きていくのであった。
こちらの作品以前投稿していた、お願いだから、私を師匠と呼ばないで!を、大幅に内容変更したものになります。カクヨムとなろうをメインに投稿しています。番外編はカクヨム限定!
また1話、1200〜2500文字ぐらいをめどにしているので、読みやすい内容を心がけています。
登録日 2022.04.27
アリーシャは涙が宝石になる特殊な病気、傾国の涙症候群を患っていた。財政難だった国はその噂を聞きつけ、皇太子に彼女にアプローチさせた末、結婚することに。
浮かれるアリーシャと両親だったが宝石目当てだった王宮の人々は彼女を泣かせるために酷いいじめをするようになってしまう。
しかし、ある日を境に彼女の目から普通の涙が出るようになった。それに怒った殿下はアリーシャに婚約破棄を言い渡すが、彼女はなぜか嬉しそうで――?
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※一話完結の短編なのでさくっと読めます
※3/7 お気に入りやエール贈ってくださった方本当にありがとうございます(泣)
文字数 2,576
最終更新日 2023.03.03
登録日 2023.03.03