「バイ」の検索結果
全体で5,256件見つかりました。
死後ブラックバイト、始めました。
女子高生・影森ゆらは、ある日突然、怪異事件に巻き込まれて死んだ。
……のだが、完全には死ねなかった。
目を覚ますと、見知らぬ事務所。正面には、顔だけ完璧に整っているくせに中身が終わっている男——
怪異相談屋・夜見朔夜(よみ・さくや)。
「蘇生費と、呪具の破損費。合計してこれだけ。払えないなら、ここで働け」
こうしてゆらは、借金のカタに《夜見よろず相談事務所》で強制労働させられることになった。
業務内容は怪異相談、心霊配信の囮、現場調査、呪物の処理……そして必要なら死後の身体のまま怪異の内側へ潜ること。
時給三百円。危険手当なし。死亡中は休憩扱い。
「休憩じゃないし! 普通に死んでたし!」
怖い。痛い。もう二度と死にたくない。
こんなバイト、絶対に続けたくない。
それでもゆらが逃げ出せないのは、困っている人を放っておけないから。
そして朔夜が——どこまでも利用しているくせに——本当に取り返しのつかない瞬間だけは、必ずゆらを助けてしまうからだ。
この街には、怪異が入り込む"薄い場所"がある。
その場所に、ゆらは何度でも引き寄せられていく。
今日も配信は始まる。画面の向こうに、何かがいる。
死んでる場合じゃない——って、もう死んでるんだけど!
●ホラー×コメディ。怖くて笑えて、なぜか温かい――そしてちょっぴり切ない怪異バイト物語。
文字数 231,045
最終更新日 2026.04.20
登録日 2026.03.31
高校サッカーに突然舞い降りた天才。
彼の名は有村和樹(ありむらかずき)、だがその実は誰よりもサッカーの才能がなかった。
しかし『努力』の才能はあった。
そんな彼は試合でトラウマを追ってしまい、サッカーをすることができなくなってしまう。
傷心に暮れる彼が、深夜コンビニへと出かけると公園でバイオリンを弾く一人の少女と出会う。
彼は少女に請われて、幼いころ少しやっていたピアノで彼女と共に演奏することに。
それから、彼の運命は回り始める。
文字数 9,775
最終更新日 2020.07.03
登録日 2020.07.03
🍁広島県H市の町外れにあるペンション兼喫茶店【ストロベリームーン】。
オーナーの娘、理子が幼馴染みの六(りく)とバイトのイケメンコンビ徳さんと満月、【オカルト研究同好会】の仲間と一緒にご町内で起こった不思議な事件を解決!!
時々、喫茶店にやって来る妖達に振り回されながら、理子はご町内の平和と喫茶店の為に頑張ります。
🍓ストロベリームーン】🌕
喫茶店・営業時間
AM 8時〜 PM7時まで
木曜定休
美味しい料理とコーヒーと手作りデザートをご用意してお待ちしています。
☆この作品は、童話・児童書【豆狸の宿】の姉妹作です。
是非、そちらも読んでください。
キャラ文芸大賞93位になりました。
投票していただいた皆様、ありがとうございました😭
現在、体調不良につき不定期投稿中。
申し訳ありません。
この作品は、『なろう』『カクヨム』にも投稿しています。
12/17『カクヨム』にて新作短編【赤緑“まめ”合戦】を投稿しました。
赤緑“まめ”合戦
赤緑“まめ”合戦/砂月ちゃん - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/16816700429369763359/episodes/16816700429422473906
文字数 89,377
最終更新日 2023.03.10
登録日 2020.12.26
現実世界で警察管をしていたユーリ。
白バイで事故って死んでしまい、神に出会う。
謝って死亡させてしまった神はこう言った。
「一つだけスキルをマックスにしてやろう」
そこでユーリが手にしたスキルとは?
異世界勤務開始であります!
文字数 1,848
最終更新日 2021.08.22
登録日 2021.08.22
叶わなかった恋のお話です。
あなたの暇を、彩りますように。
――――――――――――――――――――――――――――――――
初投稿なので、少々のミスなどは見なかったことにしていただけると嬉しいです!
感想などをいただけるとめちゃくちゃ喜びます。
この作品は、pixivでも投稿させていただいています。
文字数 3,653
最終更新日 2023.08.13
登録日 2023.08.13
新宿の雑踏、ネオンが煌めく夜空の下、現実と仮想現実の境界線が曖昧になる青春物語――。
高校2年生の神楽坂遥は、新型VRゴーグル「ネクストリア」を手に入れたことで、想像をはるかに超える世界へと足を踏み入れる。 現実世界では少し内向的な彼女だが、VR戦略型ボードゲーム「シティ・オブ・ザ・デッド」の世界では、仲間たちと共に、困難に立ち向かう勇敢なプレイヤーへと変貌を遂げる。
陽気なリーダー、天才的な戦略家、冷静沈着なサポート役…個性豊かなプレイヤーたちとチームを組み、幾多の試練を乗り越える中で、遥は友情の大切さ、そして、自身の隠された才能に気づいていく。 ゲーム内の成功体験は、現実世界の自信不足を埋める一時的な拠り所となり、彼女を成長へと導く。
しかし、VRゲームの世界は、現実逃避の場にとどまらず、やがて現実世界にまで影響を及ぼす、予期せぬ事件を引き起こす。 ゲームと現実の境界線が曖昧になる中、遥は、友情、葛藤、そして、自身の価値観と向き合うことになる。 重要な決断を迫られる場面では、彼女の揺らぐ心、葛藤する思いが、リアルに描かれる。
「シティ・オブ・ザ・デッド」をクリアした後、遥たちは、さらに高度な戦略とチームワークが求められる新たなVRゲーム「エクストリーム・クエスト2」に挑戦する。 より複雑なゲームシステム、強力な敵、そして、新たな仲間との出会いを通して、遥は、リーダーシップ、コミュニケーション能力、そして、危機管理能力を磨いていく。 過去の経験を活かし、困難を乗り越える過程で、彼女は、想像を超える成長を遂げる。
最終決戦では、チームの総力を結集し、最強の敵に挑む。 手に汗握る戦いの末、ゲームをクリアした遥は、現実世界での大きな変化を実感する。 ゲームで培った経験は、進路選択、人間関係、そして、自己実現へと繋がる。
卒業後、それぞれの道を歩み始めた仲間たち。 しかし、VRゲームで築き上げた友情は、時を超え、距離を超え、彼らの未来を照らし続ける。 遥は、心理学を専攻し、VR技術と心理学を融合させた革新的な研究に没頭する。 それは、VRゲームで得た経験と、友情の温かさ、そして、自身の成長の証だった。
この物語は、VRゴーグルを通して見た、青春の輝きと、未来への希望を描いた、感動の青春小説である。 新宿の街並みを舞台に、現実と仮想現実の狭間で揺れ動く若者たちの姿は、多くの読者の共感を呼ぶだろう。 友情、成長、そして自己発見…「バーチャル・リアリティ・サバイバル」は、現代社会を生きる若者たちへの、力強いメッセージを込めた作品となっている。 現実と仮想現実、どちらの世界でも、自分自身と向き合い、成長を続ける遥の姿は、読者に勇気と希望を与えてくれるだろう。
文字数 64,355
最終更新日 2025.07.23
登録日 2025.07.23
「根性で上達するなら、科学はいらない。そうでしょう?高岡さん、、、」
吊り輪の絶対王者として君臨してきた高岡健吾。
その武器は、血を吐くようなトレーニングを重ねて得たちぎれんばかりに膨れ上がる筋肉と、限界を超えて耐え抜く不屈の根性だった。
誰よりも熱く、誰よりもストイックな男。
「限界の先にある景色を見ろ!」
その苛烈な根性論と圧倒的な練習量で自らトップアスリートへと登り詰め、教え子たちを力強く牽引してきた。
その瞳には、勝利への純粋な熱が宿っていた。
しかし、若手達が激しくその座を追う。
10歳も年が離れた若者に時代遅れと評され、己の武器である根性を見せつけようと臨んだ大会で敗北を期す高岡。
だが、そんな高岡の前に現れたのは、かつて気合が足りないと高岡が衆人環視の中で切り捨てた元後輩・瀬名凌だった。
数年越しの再会。
海外でバイオメカニクスを極めて帰国した瀬名は、高岡の根性論を笑顔で、しかし完膚なきまでに論破していく。
「あなたの根性は、選手を壊すための暴力に過ぎない」
部員たちの前で、高岡が信じてきた「血と汗の結晶」が、ただの「非効率なデータ」としてゴミ箱に捨てられていく。
白い粉(チョーク)が舞う体育館で、部員たちの前で晒される、高岡の「非効率な肉体」。
部員の信頼を奪われ、自分の存在価値に揺らぎを感じ始めた高岡。
焦りから空回りする彼に、瀬名は救済のような、恐ろしい提案を囁く。
「崩れたフォームも、その無駄な筋肉の使い方も、、!僕がすべて再構築してあげますよ」
夜の体育館、二人きりの秘密の「調整」。
高岡の熱い吐息と、瀬名の冷ややかな指先。
「僕が、正しい重心の置き方を教えてあげます」
倒立する高岡の腰を掴み、脚のラインをなぞり、呼吸のタイミングさえも瀬名が掌握していく。
根性では抗えない理路整然とした快楽に、高岡の強靭な身体が、ゆっくりと、しかし確実に陥落していく――。
根性とは全く異質の理路整然とした愛撫の前で、高岡の強靭な肉体がとろけ始め、再構築を始める。
根性を胸に宿した熱血アスリートが、年下の冷徹なロジックに跪き、身も心も作り変えられる、、、
プライドを懸けた「魂」と「理論」のせめぎ合いが始まる、、、
#年下攻め #強気受 #アスリートBL #復讐 #執着愛 #下克上 #筋肉描写 #調教
文字数 9,090
最終更新日 2026.04.14
登録日 2026.04.07
※タイトルを君に熱視線°から変更しました。
《あらすじ 》
毎日バイトと節約生活の日々を送る極貧・勤労少女の田中 苗 貧乏なんてヘッチャラさっ! と健気に頑張る彼女を新たな不幸が襲う…
なんと入学して間もない学校が超金持ち名門校に合併吸収されるという話しが!?
今後の金策に頭を抱え込む苗!
チャームポイントといえばクリクリお目々と色白お肌に
ずんどうぽっちゃり体型が自慢の普通の女子校生
“苗”‥
そんな苗に何故だか興味を持ってしまった学園一の
大金持ち
結城財閥の御曹司
“結城 晴樹”
(ゆいじょう はるき)
彼は自分の周りにいないタイプの苗に初めてあった瞬間、目を奪われるが──
この時には晴樹もまさか自分がそんな苗に想いを寄せるとは思ってもいなかった。
ニブちんな苗にヤキモキさせられっぱなしの晴樹‥
そんな二人の甘々なラブコメ。
走り出した届かぬ想いに終着駅は存在するのか!?
∞∞∞∞∞∞∞
随時更新
“一風変わった”王道ストーリー 笑ってください。
文字数 448,745
最終更新日 2019.02.25
登録日 2017.06.20
普通に暮らしていた高校生の「萱野迅」。
友達と下校中、電車に引かれそうになったおばあちゃんをかばい電車に引かれてしまう。
迅が目覚めるとそこは、死んだ人が集まる場所にいた。
そこでは、神と名乗る者がいて、そこで、現実世界を再現した所で、サバイバルをし、サバイバルで生き残った何万人の人の中のたった五人だけが死なないで生き返れると言う。
迅は、そのサバイバルで生き残れるのか!
文字数 8,769
最終更新日 2018.07.06
登録日 2018.06.11
この夏からアルバイトを始めた主人公東 浩介 しかしそこで出会った先輩がなんと…?
☆学園×バイト☆
人生初のアルバイトそこで会ったバイトリーダの先輩はどこかで見たことある人でした。
初投稿です! 誤字などありました教えてくれたら恐縮です。
色々とおかしな部分があるかもですが、よろしくお願いしますm(*_ _)m
文字数 10,891
最終更新日 2018.09.01
登録日 2018.08.31
1999年12月31日
世紀末を噂する書き込みが頻繁に書き込まれている
和也は自作PCでメモリーも516mbまで上げたパソコンで、31日の夜9時テレホーダイの時間を待ってパソコンを接続する
相変わらずつながりが悪い、無理もない12月31日だ全国一斉につながりだしたのだろう。
目的の掲示板につく
彼が入った版はツクール版 RPGツクールをこよなく愛する版だ
ななし
もうすぐ完成する、モデルは家族で作った
ななし
お前!家族って・・さみしすぎるぞ、恋人とかだな
ななし
そんなものがいるやつこの版にいるわけねえ
ななし
アルマゲドンが攻めてくるぞ!
ななし
いや2000年問題でパソコンが誤作動おこして核戦争がはじまるんだ
ななし
勇者が俺で、妹が武闘家 母ちゃんが賢者で父ちゃんが戦士 ばあちゃんは魔法使いだな!
ななし
お前、世紀末だってのに、平和だな!
ななし
世紀末なんて関係ねえよ、冒険のはじまりだぜ!
ななし
バイト帰った~流石に2000年をバイトで迎えたくなかった・・
ななし
もう少しだな・・
ななし
10分前
ななし
なんか・・地震おきてね?
ななし
いや、なんも
ななし
揺れてる!まじかよすげえ揺れてる、外が光ってるなんだよこれ
ななし
まじか?
ななし
お~い無事か?速報見たけど地震なんて起きていないぞ
ななし
それよりもうすぐカントダウンだ準備はいいか?
文字数 162,318
最終更新日 2020.02.26
登録日 2020.01.25
フリーターで一人暮らし、三度の飯よりエロゲームが大好きな百瀬和馬(ももせかずま)はある日、バイト終わりに立ち寄ったゲームショップで幻の人気エロゲーム『らぶ☆ほたる~ふたりの同棲日記~(初回限定盤)』を見つける。プレミア価格がついたそのタイトルを、財布の中の全財産をはたいて購入し早速プレイすると…… ゲームのヒロインが画面の中から飛び出し、現実世界に現れてしまった。
目の前に現れたエロゲのヒロイン・望月ほたる。しかし現実のほたるは和馬に対して「なんだ、このカス」と暴言を吐く性悪女だった。
ズボラでグータラ、口が悪くて人をこき使う、しかしとびきりの美人。 「エロゲでのキャラは作り物なんだよ、バーカ。いいからあたしに飯を食わせろ」と言うほたるとの、ドタバタな二人暮らしが始まる。
「ゲームであたしに勝ったらチューしてあげる」をリアルで展開する ゲーム×恋愛のラブコメです。
文字数 90,176
最終更新日 2021.01.03
登録日 2020.12.15
佐々木 セイ 27歳、しがないサラリーマンで4人兄妹の長男。
ある暑い日の夜、コンビニに向かう途中で光に包まれた!
気が付くと、大勢のゾンビと戦う少女たちと出会うが、みんな剣と魔法、銃もありありで戦ってる??
近未来転移SFバトルサバイバル!
これは1人の青年が荒廃した未来に転移し、グールと呼ばれる怪物たちと闘いながら、少しずつ成長して元の時代への戻り方を探し強くなっていく物語。
成り上がり最強と兄弟愛。
※一歩ずつ着実に強くなり成長しながら、最強になる物語です。
覚醒などは極力ないような展開の物語です。
話の展開はゆっくりめです。
文字数 895,441
最終更新日 2022.12.16
登録日 2021.04.01
アラサー独り身の坂本勇馬は、しがない会社員をしながらも、それなりに充実した日々を送っていた。
だが、趣味であるサバイバルゲーム――いわゆる『サバゲー』の最中に、穴へ落ちて異世界に飛ばされてしまう。
目を覚ました勇馬が慌てて愛用の電動ガンを確認すると……なんと『本物』に変わっているのだった!
呆然とする勇馬だったが、突然森の中に響き渡った悲鳴で我に返ると、銃を手に駆けだす。
そして、勇馬は本物化した89式小銃とM26手榴弾を使って獣をあっさりと倒し、女騎士を救うのだった。
すると――、
『ショップが開放されました!』
勇馬の目の前には、普段から利用している『ミリマート』というミリタリー系を扱うネットショップが突然現れたのだった。
だがその中身は、勇馬の知るものとは違う、本当の兵器を扱うショップなのだった――。
※作者は軍事知識がかなり薄いため、間違っていたりおかしなところがある場合があります。できる限り修正いたしますが、温かい目で読んでいただけると助かります!
文字数 177,253
最終更新日 2023.12.29
登録日 2023.11.10
高卒から二十年勤めていた会社を整理解雇された願屋港は、人生からリタイアしようと考えていたところ、友人から「うちの水族館でアルバイトしてみないか?」と誘われる。
アルバイト内容は、カキペンくんというペンギンの着ぐるみを着て、お客さんの相手をすることだった。
そんな水族館でのアルバイト中、夕方になると、奇妙なお客さんたちが港のところへやって来る。
その奇妙なお客さんの正体が幽霊だと気付いた港。そんなお客さんたちの話を聞いているうちに、だんだんと港の気持ちも変化してきた。そんな港の元へ今日も一人の幽霊がやってくる。その幽霊は小学生くらいの少年だった――。
文字数 50,623
最終更新日 2025.05.22
登録日 2025.04.28
恋をした経験は二回 中学の自分が嫌でメガネをコンタクトにし私服高を選び私服で暗いイメージ払拭バイトに明け暮れよくある高校デビューを果たした和田霧 颯斗は高三の九月 他校の文化祭でスノードームネックレスを売っているのを見つけ当時は何か分からぬまま惹かれ購入その後そのネックレスの売り子の女の子 黒咲 杏奈と仲が深まり友達から始まり、あるきっかけで颯斗は杏奈に恋をする。
一方的に颯斗がアタックをしていく中、杏奈の心境も大きく変わっていくが・・・・・・!?
「「黒髪ショートカットのツンデレ身長控えめ系女子 」」と「「話すことしか取り柄のないメルヘンノーマル男子」」のだいぶうるさい恋愛ストーリー
半分以上実話なのでリアルよりです。だんだんお互い性格をだし、言動も変わっていき、うるさくなります。
よく恋愛物語では女の子の目線で話が進みますが今回は男側の心理をお楽しみくだされ
文字数 5,394
最終更新日 2019.04.02
登録日 2019.03.29
『あなたを待っています。って意味なんだよ』
都心から少し離れた静かな場所にあるアンティーク調の店の前で
エプロン姿に髪を後ろに束ねた女性が少女に話す。
少女はへぇーと頷く。
『この花はね。お姉さんにとってすごく大事な花なの。
だからね、ここのお店の名前も花の名前なんだよ』
『ここってお花屋さんなの?』
『うぅん、違うよ。美味しいものを食べるところ。
今度パパとママと一緒に食べにきてね』
うん。と少女は女性に手を振って笑顔で何処かへ走っていく。
そしてその女性はエプロンのポケットから小さいメモ帳を取り出す。
そこには今日の予約の名簿らしき名前が書かれていた。
——したい事が何も見つからない日々。
そんな日々を変えたくて求人誌でお洒落そうなレストランにバイトで働きたいと電話した。
落ち着いた優しい男性が電話に出て
『学生のかたですか?』
『はい、大学に通っている二年の吉岡《よしおか》ユイというものです』
『よければ今日履歴書を持って面接にこれますか?』とのことだったので学校帰りにバイトの面接を受けにいつもより早めに準備を済ませて電車に乗って面接へ向かった。
帰宅時間って事もあって車内の中は割と混んでいて騒がしかった。
ユイは入り口付近の吊革に掴まって奥の方へ目をやると
そこには老人が立っていて、そしてそのすぐ前にはヘッドホンで音楽を聴きながら目を瞑っている青年がいた。
私と同じくらいかな。
老人は沢山荷物を持って辛そうにしていたのを見てユイは堪らなくなってその青年に近付いた。
『ちょっと!すみません!』
席を譲らないかと注意しようとするが
ヘッドホンで私の声が聞こえなかったのか無反応の青年。
ちょっとムッたしたユイは青年のヘッドホンを両手で広げ
『おじいちゃんに席譲ってあげたらどうですか?』と声を荒げて言った。
そんなユイをなだめる老人。
『この男の子がさっき席を譲ろうとしてくれたんだが、私は次で降りるから大丈夫だよ。と断ったんだよ』
そして、電車が次の駅で停車すると老人がありがとう。と言ってすぐ降りてしまう。
『お節介なヤツ……』
青年はズレたヘッドホンを元に戻しながら呟く。
何も言い返せないユイは顔を赤くしながら、逃げるようにして移動した。
てか、お節介なヤツって何!?と独り言を言いながら隣の車両の小窓からヘッドホンをつけた青年を睨んだ。
今思うとここが私のいわゆる人生のターニングポイントだったんじゃないかな?と思う。
でもそれは偶然。とかじゃなくきっと初めからそうなることがもう決まっていたかのような気がしていたんだ。
とっても辛くて、とっても切なくて。
沢山泣いて。
でもきっともう一度やり直せることができるとしても
私はまたこの道をきっと選ぶ。きっとあなたを選ぶ。
文字数 27,333
最終更新日 2021.08.09
登録日 2021.08.09