「包丁」の検索結果
全体で147件見つかりました。
僕の名前は、シオン・ノート 年齢は15歳。
8歳の神託の儀で、僕はあらゆる攻撃が一切出来ない無能者という神託を得た。
それ以来、料理用の包丁や鍛冶のハンマーは持って扱えるのに、武器として使用すると手から弾かれてしまうのだ。
そして家は代々戦闘系のジョブを持つ家系で、僕は疎まれて育っていた。
そんな両親から言い渡された事は、15歳の成人までなら家に置いてやるが、それ以降は家から追い出されるという事になってしまった。
僕は必死に勉強をして、木工・鍛冶・彫金・裁縫・調理・細工・錬金術などの生産系スキルを身に付けた。
それを両親に話したが、決定が覆る事は無く家を追い出された。
そして僕は冒険者になり、ソロで依頼をこなしていく内に、あるチームに誘われた。
僕の事情を話しても、快く受け入れてくれたのでお世話になっていたのだけど…
そのチームで強い魔物から逃げる為に僕を囮にして置いてけぼりにされ、生きたいという強い気持ちで魔法を開花して生き延びたのだった。
そんな事があって、人と関わるのはまだ少し怖いけど…
いつか僕の様な存在を快く受け入れてくれるパーティに出会う為に、僕は頑張る!
とりあえず、完結です!
この作品もHOTランキングで最高8位でした。
文字数 120,508
最終更新日 2022.06.06
登録日 2021.12.24
ある時、
突如現れた獣人達が世界を侵略し始め
人類は滅亡の危機に襲われる
そんな切り札は名のある勇者や兵士、 冒険者ではなく 『料理人』 !?
普段は小柄で臆病な料理人の少女
アリシア・ヴァンシィは食材の前では
人が変わったように凶暴で狂ったように
攻撃性の高い人物になるのだ
『君のような料理人は我が王宮には要らない』
そんな凶暴になった時、
王太子が料理人である彼女の言動を見て
追放して戦場に追い出してしまう
『はわっ…食材がないですぅ…
オラッ! 肉落とせやッ!ゴラァッッ!!』
…そんな彼女は今日も兵士の飯のために巨大な肉切り包丁を持って戦場に飛び出すのであった
文字数 47,099
最終更新日 2026.06.02
登録日 2026.02.06
告白に失敗し、この世に一切の未練がなくなった虎孔開陽(とらくかいひ)は高校生からひきニートに大胆なジョブチェンジを図るも、世間の目が怖くて結局真っ当に生きようとする。再出発をはじめようとしていた彼を…女神の遣いたる四輪駆動は轢き飛ばす。『目覚めよ勇者、汝…異世界を救うチカラに目覚めた英雄なり』。神々しい光に包まれた女神の囁きに導かれ、トラックに無惨に、無慈悲に轢き殺された開陽は勇者として世界を救う運命を背負う。どうせ生きていたって、元の世界にいたらなにも背負うことのない背中だった。世のため人のため、そして美しく慈悲深い女神様のために、これからはせいぜい女子にフラれた記憶を含む元の世界の記憶を残しチートとは無縁の役立たずの知識で存分に戦って、戦って、使い道がなく有り余っていた命を燃やし尽くしてもらおう。……と、すべては女神の計画どおりになるはずだった。開陽は…俺は、トラックを間一髪で回避した。だが避けたところで俺は日常を選べない。転校、護衛付きの学園生活――もう一人の神様に守られながら、本当の再出発がはじまった。女神は今日も今日とて俺の命を狙ってくる。ダンジョンに閉じ込め、魔物を送り込む。神の戦士たる護衛の女騎士は剣の達人、剣を常に握っておかないと頭から転んでしまう。女神の送り込んでくる強力な魔物に耳を貸してはならない…少女の姿で俺を騙し、俺の『奥さん』を名乗りほかの女がいると包丁をふり回すから。ああ、女神様…こんな俺の命を何度も何度も何度だって狙う親愛なるゲロカス麗しい女神様! これからの我が青春に、安らぎとは無縁のストレスを。そして願わくば――クソみたいなお前のクソな殺害計画なんて失敗しちまえバァああああああカ!!!!
文字数 104,773
最終更新日 2026.01.07
登録日 2025.11.27
核戦争で崩壊した近未来。愛する者を失い荒野を彷徨う元警官マックスは、愛車を「キッチンカー」に魔改造し、銃を包丁に変えて命のスープを作る料理人となっていた。ある日、飢餓で脱水状態の白塗りの少年ニュークスを絶品のお粥で救い、弟子にする。
二人は暴走族を自慢の豚汁で改心させ、極上のスパイスを命がけで仕入れると、独裁なき後も悪党の支配と飢えに苦しむ要塞「シタデル」へと乗り込む。銃弾ではなく「極上の薬膳カレー」の圧倒的な美味しさで悪党の戦意を削ぎ、民衆の胃袋と人間性を救済したマックス。要塞をニュークスに託すと、孤独なスープ職人は再び飢えた荒野へ爆走していく。
文字数 14,778
最終更新日 2026.06.19
登録日 2026.06.19
※下ネタ注意
剣と魔法とその他諸々が混在する世界・ムジカ。
ムジカでは20年前に勇者スコアと【八英女】と呼ばれる戦士たちの手によって魔王が討たれ、平和な時代が訪れていた。しかし魔王との戦いは激しさを極め【八英女】は全員が戦死したと歴史に刻まれていた。
そんな中、世界を救った勇者・スコアの息子であるメロディアは剣ではなく包丁を持つ料理人になる夢を持ち日々研鑽を積んでいた。
するとある日のこと、勇者スコアと共に苦楽を共にして魔王討伐に多大なる功績を納めた【八英女】の一人であるドロマーと言う女竜騎士がメロディアの元に尋ねてきた。伝説の英雄が生きていたという事実に心を躍らせるメロディアであったが、実は【八英女】は魔王の手によって悪の道に堕とされていたのである。
魔王の『洗脳』によってサキュバスと化したドロマーは【八英女】たちが魔王を倒した勇者を逆恨みして、復讐の機会を狙っていると告白するが…
※この作品は「小説家になろう」様、「エブリスタ」様でも掲載しております。
文字数 239,143
最終更新日 2024.08.24
登録日 2022.05.11
この世界は男女の立場と貞操観念が完全に逆転しているからだ。
社会を動かし、汗水垂らして働くのは女性。男性は希少で、か弱く、家の中で大人しく保護されるべき存在。
当然、男性が包丁を握る文化などない。この世界の男が料理をするシチュエーションといえば、お姫様のように飾り立てられたフリルのエプロンを着てスイーツを作るか、特権階級のパトロンに媚びるために、宝石のような高級創作料理を嗜む程度。
それ以外の一般女性たちが普段口にするのは、機能性と効率だけを重視した、味の薄い「栄養補助ゼリー」や「プロテインバー」、あるいは力任せに塩コショウで炒めただけの無骨な肉料理ばかりだった。
そんな狂ったバランスの世界に身一つで放り出された俺は、危うく肉食獣のような目をした女性たちに囲まれ、「保護」という名の監禁をされそうになった。
それを救ってくれたのが、この街の一帯を牛耳る地主であり、老舗工務店の先代社長である「おばあちゃん」だった。
『男だてらに、飯が作れるだと?』
おばあちゃんの屋敷へ連れ帰られた俺が、お礼代わりにあり合わせの食材で作ったのは、出汁巻き卵、豚の生姜焼き、そして豆腐の味噌汁。
五臓六腑にしみわたる「本物の出汁」と、計算された職人の味を口にしたおばあちゃんは、目を剥いて絶句した。そして、豪快に笑ってこう言ったのだ。
『気に入った。お前のその腕と、男だてらに職人として自立しようという気概、私が買ってやる。……私の持ち物件を一つ貸してやろう。私が後ろ盾(パトロン)だ。誰もお前を無理やり連れ去ろうとはさせんよ』
最高権力者であるおばあちゃんがバックに就いてくれたおかげで、俺は怪しい組織に拉致されることもなく、合法的に自分の城この定食屋を持つことができたのだった。
文字数 15,159
最終更新日 2026.06.28
登録日 2026.06.28
王宮付きの天才料理人・リオンは、ある日突然、婚約者である公爵家の三男エドワードにこう告げられた。
「お前のような下賤な料理人は必要ない」
料理を愛し、誰かの幸せのために作ってきた料理を、「下賤」と切り捨てられ、リオンは王宮から追放されてしまう。
心に深い傷を抱え、辿り着いたのは辺境の町。潰れかけの小さな食堂で、新たな人生を歩み始める。
そこで出会ったのは、寡黙で誠実なアレク。料理に込めた想いをまっすぐ受け取ってくれる彼の存在に、リオンの心は少しずつ癒されていく。
「君の料理は、想いが伝わってくる。……そんな料理は、初めてだ」
そして訪れる、王都最大の料理祭。
かつて自分を捨てた元婚約者と、料理の本質を問われる舞台。リオンはもう一度、包丁を握る。
――大切なのは、技術でも身分でもない。
心を込めて、誰かのために作ること。
料理人としての誇りを胸に、リオンは自分自身の味で、人生と愛を取り戻す──。
これは、すべてを失った青年が「心で味わう料理」で世界と繋がっていく、美味しくてあたたかい逆転の物語。
文字数 56,336
最終更新日 2025.07.24
登録日 2025.07.05
ついに俺はニートとして三十歳の誕生日を迎えてしまった。かと思いきや、母親が腹部に包丁をプレゼントしてきたので、当然のように死んだ。しかし次に目覚めたとき、俺は剣と魔法な世界の奴隷幼女になっていた。その世界では女だけ基本的に魔力を持たず、魔力持ちの女は聖神に祝福された魔女としてありがたがられる変な世界だった。
今度こそ真面目に生きて天寿を全うすべく、前世で得た教訓を活かし、俺は第二の人生を最底辺からスタートさせる。
登録日 2017.06.22
明政の家は、桃山亭と言う日本料理店で父親の進士忠政は日本料理の流派、進士流の包丁師で有る。
高校を卒業した明政は五年間、叔父の店京都翠光亭で修行を積んだ後、実家桃山亭に帰り父と共に料理の腕をふるう。
ある日小学校の同級生、上杉君が食事に来た昔話をする二人だが、上杉君が過去に戻れる機械を制作している事を聞く。
そんな日々の中、桃山亭の厨房で事故が起きる。明政の不注意で調理場の後輩谷口君に火傷を負わせてしまう。落ち込む明政は、上杉君の話を思い出し会いに行く。
上杉君は、何と過去に戻れる機械を完成させていた。名前は、バックタイムペーパーそれを使い、過去に戻った明政は、谷口君の事故を防ぐことができた。
その事がきっかけとなり、料理人で庖丁師である明政は、日本料理と庖丁式を勉強、見学しようと、室町・戦国・安土桃山・江戸時代へとタイムトラベルをする。
そして時代時代で起きた数々の事件に遭遇することとなる。裏切り、陰謀、渦巻く日本の歴史には必ず食べ物やそれを作る料理人達が関係している。
現代、過去と奮闘する明政だが、バックタイムペーパーを作った上杉君の秘密を知って物語は、次の展開へと繋がっていく。
文字数 99,998
最終更新日 2024.09.27
登録日 2024.09.27
「ようやく終わるんだ…」両親の離婚、毒親へと変貌した母、度重なるいじめーーー。私は何のために生きているんだろう……生きる希望を失い、孤独な毎日を送っていた少女、一華。自分が死んでも誰も悲しまないと考えた彼女は、自殺する事を決意する。荷作りをした一華が向かった先は、山や田んぼに囲まれた小さな村『白里村』。彼女はその村の山奥で包丁を突きつけて自殺を試みる。意識が遠のき、視界がぼんやりしていた時、1匹の狐が現れる。「イチカ、俺と契りを交わそう」この出会いをきっかけに一華の人生が大きく変わっていく…
文字数 38,426
最終更新日 2024.09.24
登録日 2023.10.21
暗い森の中で誰かが笑ってるの。「うふふふ…」って気味悪く。私が「誰なの?」と聴いても答えは返ってこなくて、にやっと笑うだけ。それだけ。
…ピピピ…ピピピ
またあの夢だ。この夢は日に日に見る頻度が高くなっている気がする。最初見たときは確か、宇宙の星を見ながら歩いていたら突然穴に落ちて遥か遠くにやっと目視出来るぐらいの白い点のようなものが見えただけだった。
そして、日をおうごとに白い点が人に変わった。その人の顔は少し青白くて気味が悪い。
もう眠ることが出来ない。あんな夢は見たくない。
「唯~。お母さんもう仕事だから行ってくるねー。」
階段下から母が叫ぶ。
「うーん。行ってらっしゃいー」
ベットのなかから叫び返した。私はベットから体を起こし下へ降りた。ドアを開けるといつも通り綺麗なリビングが私を迎える。配置が生まれる前から変わらない戸棚に机、シワのないカーペットに、雰囲気に合った桃色のカーテン。いつもと何も変わらない。つまらない。母がいないことに心が鳥渡弾んでいる私は椅子ではなくソファーに腰を降ろし、朝食を座卓に運ぶ。
「いただきます。」
母には小さい時から厳しく育てられているのもあってある程度のことは1人でも出来る。別に悲しくない。テレビをつけて取りだめていたバラエティーを見ながら、狐色に焼かれた食パンにかぶり付く。私は幸せと孤独を手に入れた。
10時だ。休日だといってゆっくりし過ぎた。特にやることなんてない、勉強でもしよう。これでも毎回20位前後には食い付いている。さぁ勉強だ。
「あ…えっ」
起きたのは夕方だった。でも二時間勉強したからまだいいや。私は立ち上がりリビングに向かう。リビングの奥のキッチンに向かう。
エプロンもせず包丁を握り料理をし始める6時には料理が出来るように調整して、その間にお風呂に入る。これが私の休日の過ごし方だ。学生だからといって休日出掛けることなんて滅多にない、何回あっただろうか。別に関係ないや。どうでもいい。外からヒールの高そうな足音が微かに聴こえる。母が帰ってきたのだろう。早めに入ろう。
棚に入っているバスタオルを手に取ると窓から見える一番星は濁っていただけど
「綺麗…」
と言ってしまった。その瞬間私は穴に落ちた。深く深く深く深く暗く暗く暗いその穴に落ちた先は大きな鏡の前だった。そこにいたのは自分の口を包丁で切り裂いて笑いならが泣いているわたしだった。
「唯…唯…唯!!」
目を覚ますと目の前には洗面台の鏡が私を見つめていた。母が何度も叫び私を見つめていた起こした。
「ごめん。ぼーとしてた。あははは…」
「気を付けなさい唯。さぁご飯にしましょう。」
「はい。お母さん。」
私はゆっくり微笑んだ。
文字数 1,105
最終更新日 2020.03.01
登録日 2020.03.01
拙作「星のオーファン」及び「星のオーファン《外伝》~蜜月~」の続編です。
特に、その「蜜月」の中でのお話となります。
ベータのために朝食を作ろうとしたアルファだったが、包丁など持ったこともないため指を切り。
ベータ激怒。そしてさらに激怒させてしまったアルファ……。と、そんなお話。
基本的には甘々です。
楽しんでいただけるかただけご覧くだされば。どうぞよろしくお願いします!
※ムーンライトノベルズにも掲載しております。
文字数 17,046
最終更新日 2019.04.19
登録日 2019.04.14
かつて高度な魔導文明が栄えた異世界。
修理工の青年ザックは、古代の遺物を改造した魔導キャンピングカー『銀のクジラ号』を完成させる。
彼と共に旅をするのは、故郷を飛び出した好奇心旺盛なエルフのリィナと、戦斧を包丁に持ち替えたドワーフの料理人バルグ。本来なら相容れないはずの異種族一行は、拡張魔法や快適なキッチンを備えた「走る隠れ家」を拠点に、まだ見ぬ絶景と美食を求めて世界を巡る。
道中で出会う不思議な生き物や、魔導車の故障、そして各地の絶品食材……。
これは、種族の垣根を越えた三人が、自由な風に吹かれながら自分たちだけの「轍(わだち)」を刻んでいく、心温まる冒険と日常の物語
文字数 1,468
最終更新日 2026.04.17
登録日 2026.04.17
目が覚めると主人公たち4人は教室にいた
いつもの教室ではなく
そこは外の出ることのできない異世界だった
ここから出るための方法はただ1つ
教卓にある包丁を使って自らの命を絶つことだった!
文字数 53,978
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.11
九 瑠一(いちじく るい)30歳独身。伊達メガネをかけて気弱さを演出する苦労人だけど、基本良い人。体を鍛えるために入門するも真面目さが高じて合気道六段の腕前を持つ。そんな彼が東大の医学部を卒業し研修の最中に気に入らない教授を殴り、医者の道を断念する。その所為で人間不信になり新潟の町工場に逃げこむように再就職してナイフや包丁を作っていたのだが、連休を利用して社員旅行に東京へ来た際横断歩道を渡っている最中に大型トラックにはねられ死亡。神様の手違いでレイス(生霊)になる。物語はここから始まる。
◇◆◇
主人公無双モノです。
本当は無双してるのに、その自覚がない主人公の成長をまったりお楽しみ下さい。
※弱NTR要素があります。
登録日 2016.03.26
■イーデスブックスで電子書籍化されました■
古代ゲルマン人の叡智を受け継ぐ「ゲルマン流・武装料理人」。
それは、狩りと料理が一体化した技術体系だった。
現代で異端とされ、色物とみられる武装料理人。
ライオン、トラ、ホッキョクグマ、アフリカゾウを狩り調理する。
身に着けた鎧「ゲルマン・調理装甲」は分解すると調理器具となるのだ。
古代ゲルマン文明のロストテクノロジーが生み出した魔包丁。
岩斬とマグロ裁鬼の両刀使い。
継承者である鬼刀法典が異世界に転移。
身長は2メートル、150キログラム近い巨体を誇る二八歳。
もはや、おっさんといっていい年齢。
風貌が完全に「おっさん」だった。
異世界で、潰れかけた店の助っ人になる。
潰しにかかる料理ギルド。
化学の生み出した調味料。現代料理が異世界に炸裂する。
更に、狩るのだ。狩れ。狩って。料理勝負に勝つのだ。
ゲルマン流・武装料理人に敗北の二文字はない。
異世界転移した異端の料理人の冒険と恋愛の物語なのです。
文字数 15,815
最終更新日 2016.12.03
登録日 2016.12.03
中世ヨーロッパ…世は正に血湧き肉踊る戦乱の時代──“英雄”…アーサー・ペンドラゴン或いはジャンヌ・ダルクと呼ばれた<聖女>が居た。
清純で純粋無垢な神の声を聴きフランスを救った【救世の聖女】──…
神の名の下にフランスを蝕みし毒虫を、病巣を、数え切れないほど斬り裂いて死出の旅路へと送った。
敵国の死体を積み重ね鮮血にまみれた気高き乙女(ピュアレディ)…彼女と彼女に付き従う100万人もの忠臣の活躍でフランスを覆う霧は晴れた。
これからは国内の事のみに注力すれば良い──そう思っていた矢先賄賂を握られた大臣によって〝聖女〟ジャンヌ・ダルクは国を民を惑わした“悪女”として火炙りの刑に掛けられた。
国の為に尽力した賢王はしかし対峙する敵国からすれば怨敵である。
聖女ジャンヌ・ダルクが人気になればなるほど彼女は憎まれ恨まれた。
アーサー・ペンドラゴン(王太子)が愛されれば愛されるほどアーサーに魅入られた妻や恋人がアーサーに袖にされるのを間近で見て、或いは人伝てに知って嫉妬と苛立ちは募った。
…アーサーが彼女達に応える事はない。…出来ないと言うのが正しいか。当然だ、アーサー・ペンドラゴンは王子ではなく王女なのだから。
聖女亡き後フランス全土は七日七晩雷雨と暴風に見舞われた。
…聖女を冤罪で殺害した件に関わった全ての人物が一部を除き雷に討たれ死んだ。
聖女を“悪女”とし賄賂を受け取った大臣、賢王に妻や恋人が取られたと一方的に嫉妬を募らせ逆恨み火刑に処する票に一票を投じた数人は生かされ神よりの呪いを直接に賜った。
誰にも愛されず聖女が受けた名誉を回復するまで王殺しの罪をその身に負った。
…具体的には男性なら三親等のみならず末代まで生殖不能の祝福(呪い)を。女性なら同じく末代まで女児しか産まれない祝福(呪い)を。
…斯くして【救世の聖女】は三度目の転生を果たすのだった。
一度目は悲劇の賢王、二度目は40年生きた日本人女性、三度目は──商人!?
聖剣エクスカリバーの持ち主にして聖剣を物干し竿や包丁代わりに使い時には高性能ノートパソコンに形状変化して使い倒す最強聖女の愉快な商人ライフの始まり始まり~~♪♪
文字数 4,198
最終更新日 2023.07.21
登録日 2023.07.21