「無性」の検索結果
全体で59件見つかりました。
「僕は、人を愛したことがないんだ」
容姿端麗、文武両道。非の打ち所がないモデル・有栖は、鬱屈とした日々の中で平々凡々な青年・遊沙と出会う。自らの見た目や才能だけに頓着しない遊沙の態度に惹かれた有栖は、自分の気持ちに戸惑いながらも遊沙に思いを伝えるが――。
完璧モデル×無性愛者のもどかしくも優しい恋の物語。
※この作品は、作者の初投稿作品です。文章が拙い、誤字脱字がある、など、至らない点あるかと思いますが、生暖かい目で見守ってくださると嬉しいです。また、作者が性的描写を受け付けないためキスシーンすらない可能性が高いです。そちらを期待していらっしゃる方には物足りないかもしれませんが、ご了承いただければ幸いです。
文字数 277,330
最終更新日 2023.04.16
登録日 2020.12.02
わたくし、隣国の王子と婚約関係にありながら、平民に恋をしてしまった公爵令嬢のカトレアですわ。
国のためにも、この気持ちは諦めようとしたのですけれど、婚約者である隣国の王子に、ある提案を持ち掛けられましたの。
その提案に乗ったわたくしと平民の彼は、結ばれるために、異世界追放‥という名の、駆け落ちをすることになったのですわ!
追放先でわたくしを保護してくれたのは、ちょっと中性的な声が素敵なとても可愛い女性のシズク‥‥って、え!?この世界には性別という概念がほとんどなくて、あなた女性じゃないんですの!?
しかもあなた‥メイク落としたらいわゆる『イケメン』ってやつですのね‥‥!
追放された異世界でかけおちした彼と会えないまま、恋人探しを手伝ってくれるシズクへと次第に惹かれていき‥。
※この作品のヒーローは、イケメンですが女性や男性といった性の区別がありません。
苦手な方は、読むのをお控え下さい。
もしも誰かの性癖に刺されば嬉しいです‥。
小説家になろう様にも掲載中です!
よろしくお願い致します!
文字数 20,144
最終更新日 2021.09.11
登録日 2021.09.04
※こちらの作品は一人称視点の小説になります。
魔王ジュジュアン。
比類なき魔力と叡智によって瞬く間に魔王の座に就くや、長年戦争状態にあった人族と和平条約を交わし、魔人族と人族の争いに終わりを迎えさせた魔に属するモノ達の王。
……と言えば聞こえはいいが、配下の魔物や魔獣、果ては相対した人族の兵士からも「あいつお菓子作り好きすぎじゃね?」と思われているほどお菓子作りが好きな見た目おじいちゃんな魔人族。
付いたあだ名が、甘いお菓子作りが好きな魔王ーー【アマオウ】である。
平和になったのに勇者を使って首を狙ってくる人族にイラつき、だったら死んで転生して気ままにお菓子作ってやると一芝居打ち、そうして無事転生を果たしたジュジュアン(好々爺から美少年ショタに変化)。
だが何百年後の世界で、彼の周りには昔の因縁をもつ相手ばかりが集まって……
「お待ちしておりました魔王、いえアマオウ様。そのショタ具合脳内フォルダに永久保存です」
「ちょっとアマオウ!あなたが死んでる間に神界はお菓子ロスになってるんだから早くお菓子作りなさいよねーーって誰がダメダメ女神よ!!?」
「私はお前を知らない。知らないのになぜかその顔を見てると無性に甘いものが食べたくなるぞじゅるり」
「よし。まずはおぬしらジュジュにお菓子作りをさせるのじゃ!!」
ついでに一人称まで(あざとく)名前呼びに変わった元魔王であった。
文字数 15,989
最終更新日 2018.12.06
登録日 2018.12.06
時代は中世。この世界では3つの性がある。男性と女性とそして───無性。
ある島から新しい自分を探すため数少ない財産と食料、船を持ち4人が旅を始めた。島の人達に見送られながらこれから始まる旅に胸を踊らせていたが。
皆さんこんにちは!この物語はファンタジーです!頑張ります!まぁ、ちょっと残酷な部分もあるのでR指定にしました!これからのんびりと書いていこうと思うので応援よろしくお願いします!
文字数 19,934
最終更新日 2023.04.01
登録日 2023.04.01
皆様、初めまして。ご機嫌よう。
私の名はカナリア・ドロテア・ドロシー・アチェッタ伯爵家が三女です。
今…………私は戦々恐々としております(戸惑い)。
ええ、はい。その……何故???
…………
……。
…えっと……。
私には実はここでない世界──所謂“前世”のようようなものがありまして…ええ。はい。戸惑いますよね?私も“始めは”戸惑いました。
……だって?前世ですよ?!
おまけにこの世界──前世なら「地球」と言うものに該当──シャングリアはファンタジーそのもの世界。
家電の代わりの魔道具が様々出ており、人々の生活水準事態は前世と遜色ない…ただ、魔物が居て魔物を狩る組合──所謂“冒険者ギルド”なるものがある…ラノベ並──いや、それ以上に発展した独自組織となっている。
彼等は国家には属さず、だが、“依頼料”から税金は天引きされる自由民。
狩った魔物から素材を手にして武器防具に仕立て常に危険と隣り合わせの冒険に生きる生き物…そんな冒険者と迷宮(ラビリンス)は切っても切れないだろう。
迷宮(ラビリンス)──それは所謂「ダンジョン」のこと。
迷路のように入り組んだ不思議空間…いや、そうとしか言えないのですよ。実際何度も潜った事のある身としては。
…前世の名前は覚えていませんが…。
仲の良い父母と弟妹、白い柴犬のコロ助…ああ、時々彼に無性に会いたくなります、コロ助…元気にしているでしょうか?
コロコロと白い体毛、短足短尾の子犬…彼は私が実家に帰省途中の××インターで“もらい事故”で亡くなった…いや10台の自動車(トラック含む)の事故。
爆発炎上もしたし…、うだつ日の真夏の炎天下。火の勢いは止むことがなく…おまけに生温い風が一層炎の勢いを増す。
ああ、助からないだろうな…そう思っていました。
──そうしたら。次の瞬間瞼を開いたら……銀髪碧眼の美形と深緑髪琥珀目の美女が私の両親と判明した日には…ポカーンと大きな口を開けていました…あ、気付いたら“赤ちゃん”でしたので。悪しからず。
…異世界転生、と言えば誰もが憧れるかもしれませんけど。
私、24歳のキャリアウーマンでしたので。夫?フフ、フフフフ。知 り ま せ ん よ 。あんなの!…あ、いや。多忙な方だったのです。典型的な事は言ってませんよ?“私と仕事どっちが大事?”とか。……めんどくさい女の典型的うざ絡みはしなかった…あの日も久々の帰省に実家に一人帰っていただけですし。
(子供がいなかったのはまだ結婚2年目で二人とも仕事が忙しく夜は寝るために帰っているような状態だったから)
身軽な内に親孝行…や、孫はまだかとずっと言われてましたねー、そう言えば。
兎も角!今、私はこの目の前の「夫」にいつの間にか囲まれていた…。
──いや、どうしてこうなったのでしょうか?
文字数 3,701
最終更新日 2021.02.25
登録日 2021.02.25
森の中で今世に目覚めた令嬢ラティファナ。
前世は三十路OL倉木さん。大好きだったあのラノベのように異世界転生できたことに神に感謝したり、心踊ったり。
でも別に、自分が悪役令嬢だったり王子様とか沢山のイケメンたちからチヤホヤされたりするわけじゃない。
ましてやここが乙女ゲームの中だったり知ってる話の中ってわけでもない。
ごく普通のそこらへんにいる(前世の記憶があるけど)ただ無性にハムハムしてしまいたくなるだけの、ちょい煩悩持ちの伯爵令嬢様。
だって今世のわたしの両親はそれが当たり前のようにやっていたから!
あとそれと、ここって貞操観念どんな感じ?
のんびりゆっくりラティファナは第2の人生(時々アダルトな世界)を楽しみます。そんなお話。
文字数 55,486
最終更新日 2019.11.26
登録日 2018.11.17
ゾンビに噛まれた高校1のソンは、なんと異世界にトリップしてしまった。人をみると無性に腹がへってしまい、気が付いたら、完食している始末
元に戻ることができるのか?
文字数 5,439
最終更新日 2021.12.03
登録日 2021.08.15
小学生の頃、無性に鍵が欲しかった。何故かと言われると答えに詰まるが、今思い返してみると「カッコいいから」だ。鈍い金属の歪な輝きと、鍵一つで開けられない扉を開けることができる、なんとも不思議な物。更に輪をかけるように、決まって女子生徒の胸元からするりと取り出す魔法の物。性の芽生えはまだなかったが、予想だにしないところから出てくるものに対して憧れを持った。
しかし、中には例外もいる。後から分かったことなのだが、こやつらを「鍵っ子」と言うらしい。「鍵っ子」の子は両親共働きなせいで、彼ら彼女ら自身余り良くは思ってなかったそうなのだが、僕にとってはとても眩しく見えた。
「鍵っ子なんて良いもんじゃないよ。家に帰っても誰もいないし。」
とある友達がそう呟いた。確かに彼は毎日のように放課後遅くまで遊んでいた。
「ほう、鍵っ子には鍵っ子の悩みがあるのか。体験してみたい。」
小学生の僕にはそう解釈してしまった。早速母親におねだりをする。
「鍵が欲しい」
「なんで」
「ドアを開けたい」
「私が家にいるじゃない」
「違うんだよ、自分の力でこう……開けたいんだよ!!」
「いや、鍵無くしたらシャレになんないし」
「無くさないから」
「へぇ〜、この前トイレでカバン忘れてゲーム●ーイアドバンス無くしたの誰だっけ??」
「あ、あれは取るやつがいかんたい!」
「忘れなきゃとられなかったのでは?」
「ぐぬぬ」
こうして第一次鍵おねだり作戦は失敗したのである。
数年後、鍵のことをすっかり忘れた僕は意気揚々と家に帰った。すると母が
「ほら、6年生になったから『鍵』、無くさないようにね!」
「あ………ああああああ、鍵が……鍵が手に入ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「無くしたら小遣い一生抜きだからね!!」
「はい!お母た……ま……?このひとつだけ水色の物体は??」
「あぁ、鍵穴二つあるでしょ!普通のやつが上で、水色の奴が下ね!分かりやすいでしょ!!」
「Nooooo!!!!!! な、なんなんだこのかっちょ悪いのは!恥ずかしくて友達に自慢できん!(今は区別しやすくて重宝してます)」
「少し高かったんだから〜(ドヤッ)」
「何故……何故大人はいつも余計なことをするんだ……パンツ裏に名前を書えたり、傘がダサかったり、雨の日に長靴用意したり、鉛筆一本一本名前を書いたり、消しゴムの裏に名前を書えたり、進研●ミの答えを隠したり……(今となってはいい思い出です。名前を書くことは所有物としての証なので、親が正しい)」
ここから僕の鍵とゲートの日々が始まる事を、未来の僕以外知らなかった……
文字数 3,747
最終更新日 2021.09.03
登録日 2021.08.07
夜に無性にあずきのアイスを食べたくなってコンビニに買いに行った、村井善哉(むらいよしや)。
コンビニに居た同じクラスのギャル、高茶屋七妃(たかぢゃやななひ)と共に事故に遭い異世界転移をする事になった善哉は、狭間の世界に居た女神に、転移先の世界での魔王退治を頼まれる。
そしてその為に授かった力は……。
ヘンテコスキルで無双する、抱腹絶倒の異世界転移ファンタジーラブコメ?!
(作中では、アイスの名前を若干変えています)
文字数 117,956
最終更新日 2022.06.22
登録日 2022.04.03
お気に入りに追加
2
〜Aセクシャル、無性愛(むせいあい、英: asexuality)とは、他者に対する性的な惹かれ(sexual attraction; 性的魅力を感じること)の欠如、すなわち性的な行為への関心や欲求が少ないか、あるいは存在しないことである。
wikipediaより〜
Aセクの私が、自分がAセクだと気づかずに「夢中になれる人がいつか現れる」と信じ、暗中模索しながら生きていく。そんな面白くもなんともない話。
文字数 69,044
最終更新日 2022.11.01
登録日 2022.03.16
文字数 8,873
最終更新日 2022.11.21
登録日 2021.11.07
道場の息子として、父から柔道の英才教育を受けてきた俺
しかしその反発から、中学でグレて、高校は底辺高校。
そして、そんな俺を気にかけてくれていた、幼馴染の紗江
そんな紗江にした仕打ちは、学生妊娠・・・紗江の親父にはぶん殴られ、親父にもぶん殴られた。
高校中退、雇ってくれる所なんて余りなかった・・・
引っ越しやで働いて、運転免許とって2t車から始まって、今は大型の運転手。
今は会社を起こし、家族を養っている。
何から何まで我武者羅だった。
娘はもう高校生、まだ俺30台前半なのにな・・・・
息子も中学生に上がり、俺に似て反抗的だ・・・父ちゃんのすげえ所、見せてやりてえ。
最近、無性に柔道に明け暮れていた頃を、思い出す。
今の生活に不満が有るわけではない、かわいい嫁さんがいて、娘がいて息子もいる。
幸い会社は順調で、手が空いてきた。俺は町の道場の門を叩いた・・・
文字数 20,772
最終更新日 2019.05.29
登録日 2019.04.20
お気に入りに追加
0
一回、読んでみ?
毎日、たまに、時々、無性に溢れ出てくるものを文字に落とし込んでいる作業をしています。
読みやすいように、分かりやすいように、読むことを楽しんでほしいから書いています。
内容は、一応、詩(という名の、たぶん?、エッセイ)です。
ーー。人間ってなんやろな、って思いながらつくってます。(完)
…………………………言いたいこと?
はい。そうですか、
伝えたいことを一言にしますと、そうですね。
「「愛されたい。話を聞いてほしい。頷くだけでいい。何も言わないで。放っておいてよ!!何で言うの。幸せ。そう思えてる?実は人を見て自分を見ているんだ。でも叱られたくない。幸せになんかなれない。そうなりたくない。そう思うことは罪なの?悪いことって何?正義ってどうして痛いんだろう。逃げたい。お別れしよう?どうして。これは違うっっ!!!だから?はぁ。えーと。うぅん。あーあ。本当はね。好きです。だいっっっ 嫌いとか言いたくなかったんだ。ごめんね。ごめんありがとう。すみません。それで?それが?心配しちゃう。私がかわいい。あなたは誰?わたしはどこにいるんだろう。きっと知らないし知りたくもない。だったのに。それなのに。
だから、
話を聞きたくない。」
思った気持ち。
それをシンプルに、くどくなくて良いから、すなーおに言ってほしいーー
(大丈夫、大丈夫だよ。それは、誰にも否定できない事実なんだから。私は聞くことが趣味だから、聞いてみたいんです。良かったら、聞かせてよ。
食事しながらでも。
でも、ごめんね、本当は、私も心が塞がって、苦しくても泣けなくて、眠れなくなってしまう。それだから、聞けないときもある。
手間にはなるけれど、それでも、伝えたいことがあったら私は知りたい。
私とあなたのために、あなたの今の気持ちも言えなかった言葉も、すべて、すべて、すべて、できる限りで良いから。
紙に書いておいてくれませんか……。あなたの渡したいときに渡してね。傷付くのは、あなたが好きで、愛しているから。)
ーーそんなことが言えるくらい、それが出来ている人に、私はなりたいから、これを書いているんです。
あと、ここをお借りして、セラピーさせて貰ってます。本当にありがとうございます。
です。」
長いですか?短くしろと、はあ、まあ、その言い分、百里くらいありますね。
それなら、簡単です。
「いま笑えてる?」
って、聞きたいから書いてます。
まあ、笑えない人生なんて、なかなか無いですし。
本の一部分を切り取ったら、そうなるかもしれませんが、笑うのは、笑えるようになる自分を作るのは自分ですからね。
ってのを、細々と書き連ねて、いつか落ち込んだ自分や誰かのための文を作り置きする場にしている場所がここです。
文字数 20,990
最終更新日 2022.10.20
登録日 2022.10.13
無性愛者である男子高校生の伊藤 翼は
大佐和 龍に出会うことで気持ちに
振り回される高校生活が始まる。
文字数 1,769
最終更新日 2022.03.01
登録日 2022.02.28
「いいな、そういうしっとりした話。繊細で美しい」
生きててよかった。マンガを描いてて、よかった。
そう思って涙した少女の暢子は、綾乃とふたりだけの繭の中にいる。リラの香る繭の中に。
繭の中だけが世界だった。
ふたりの共同作業が始まった。部活を切り上げ寮の部屋へこっそり移動する。カギをかけた寮の一室で、ふたりは黙って原稿用紙に向かった。
まだ何ものにもならない、性別すら同定されない無性の生きものがひしめいていた。生意気ざかりの、背伸びしたがりの、愛らしい少女たち。
1990年、高校生だった暢子は、リラの林を越えてやってきた綾乃の共犯者となる道を選ぶ。
それから20年後の2010年、ふたりは「ノブさん」と「センセイ」になって――。
今回は女性の話です。
まだアナログだった時代のマンガ制作の様子もお楽しみください。
文字数 79,759
最終更新日 2022.07.24
登録日 2022.06.14
死に場所を探していた夏樹(なつき)は、観光案内雑誌の見開きページに掲載されていた、月の綺麗な場所を目指した。その場所で、幻想的な風景を一人占めした後に死ぬことを決めていたが、先客がいた。
先客は月の絵を描く美少女で、驚くことに夏希(なつき)という同じ名前だった。彼女との語らいにより、生きる希望を見出した夏樹であったが、夏希から自分は余命宣告をされていて、一ヵ月の命だと告げられる。
無性に腹が立った夏樹であったが、絵を描きたいという彼女の望みを叶えてあげたいという一心で、しばらく生き続けることを決める。
毎日のように交流し、心を通わせる中で、お互いにお互いを特別な存在であると認識するようになる。
絵が完成間近に控えた頃、二人の思い出の場所に夏希は姿を現さず、代わりに中年男性が夏樹の前に現れる。男性は夏希の父親で、夏樹に自分の後を付いて来てほしいと告げる。
夏希の自宅に到着すると、和室の布団で衰弱しきった夏希が眠っていた。夏樹は夏希と最期の言葉を交わすと、人目をはばからず泣きじゃくった。
夏希の母親に夏希からの手紙を託された夏樹は、生前、夏希が言っていた「生まれ変わって会いに行く」という言葉を本気で記していた手紙を信じて、三十年間、夏希のことだけを想い続けて生きてきた。
夏希の幻影を信じ続けることに疲れた夏樹は、再びロープを持ってあの場所を訪れることにした。夏樹は三十年振りに訪れたあの場所で、三十年振りに夏希と再会した。月はそんな二人の再会を祝福するかの如く、あの頃と同じように優しい光で包んでいた。
文字数 2,543
最終更新日 2024.01.17
登録日 2024.01.17