「遊郭」の検索結果
全体で95件見つかりました。
遊郭で脱走する遊女を連れ戻す仕事をする長吏の青年、一ミはある日乱暴な余所者、焔硝の頭と呼ばれる男に出会う。
苛烈で自己中心的なカシラは、絵の才能を持つ一ミに目をつけ、娯楽広告を作らせるために強引に置屋から引き抜く。成金めいた生活に突如放り込まれた一ミと、その一ミに少しずつ心を開いていくカシラの、なんちゃって江戸時代風衆道小説。
受け
一ミ
主人公。
引っ込み思案な青年。小柄で絵が得意。
攻め
焔硝の頭
自己中心的な青年。大柄で身体中に包帯を巻いている。
※この作品はフィクションです。実際の人物、団体、事件、また時代背景とは一切関係がありません。
※江戸時代非差別部落に関して大いに参考にさせていただいておりますが、この作品に差別助長等の意図は一切ありません。
※舞台設定を江戸時代日本を参考にしておりますが、よく似た別の世界として扱っているため時代考証等に違和感等あるかと思われますがご容赦ください。
※リアル多忙につき不定期更新
文字数 14,714
最終更新日 2023.10.06
登録日 2023.09.29
影間の仕事をする事になった。
没落家の僕。
借金の方に、三男の僕が売られた。
抱かれているのですが…。
そうではなくて…。
文字数 18,291
最終更新日 2022.11.09
登録日 2020.07.16
――Ωの遊郭――
そう呼ばれる地域がある。男性、女性の他にα、β、Ωという三つの性別。Ωの数は少ないにもかかわらず、その地域にはΩが数多いる。
そして、そこにいるΩの半数がとある娼館に在籍しているという、「噂」からそう呼ばれるのだ。
「……上手いこと言うじゃないかねぇ」
煙管から口を放した女性が自嘲気味に笑う。流石α、といった貫禄があり、この「花の街」の顔役でもある。
「ママはそれでいいの?」
ここに勤めるβが心配そうに彼女を見た。
「いいも何も、言いたい奴に言わせてやればいいのさ。この都市に住む大半のΩがいるのは事実だしねぇ」
Ωであることを隠すのは、法令に違反し強い罰則が与えらえる。最悪の場合は、罪が課せられ、前科を持つこととなる。その代り、隠さずにいれば|発情期《ヒート》を抑えるための抑制剤を購入することもできるし、補助金も貰える。
だが、それだけに過ぎない。
数か月に一度の|発情期《ヒート》があるがゆえに、まともな職に就けないΩは数多いるし、補助金で賄える抑制剤が効きにくいΩもいれば、拒絶反応を起こすΩもいる。抑制剤もピンキリだが、一般家庭が補助金で賄おうとすると、粗悪なものが多いのも事実だ。
だが、この「花の街」は違う。街の医師が処方する抑制剤は、各Ωに合わせたものであるし、寝食も保証される。侮蔑されたΩたちにとってここはある意味楽園なのだ。
ここのΩに課されたものは二つ。一つは発情抑制剤の治験。――これがあるからこそ、各々にあった抑制剤が貰えるというのもあるのだが。もう一つは「発情期が酷い場合にのみ客を取る」こと。こちらは、希望者のみだ。客は無論、顔役が厳選している故、おかしげな者は来ない。それどころか一度でも問題を起こしたαも街への出入りは禁止である。これは他の娼館ではありえない。
この花の街に住むΩは大半が風俗を「副業」として、一般社会で働いている。それがあっさり通るのも、この花の街ならではである。無論、風俗一本で生きている者もいる。大抵、他のΩに尊敬されている。
そんな都市を舞台にした、摩訶不思議なお話。
文字数 4,229
最終更新日 2021.02.08
登録日 2021.01.25
金融業を隠れ蓑にし、古くから、そこでは違法な性の取引が行われていた。
地下を根城に暗躍する組織、虎はその支配者であった。
幼い頃から闇に生きる事を余儀なくされた虎は、密かに外の世界への憧れを抱いていた。
地下から出られないわけではない。けれど、地上にいても心には暗い影がつきまとった。道化師のように自分を偽っても、どこか虚しさがよぎる時があることに、虎は気がついていた。
そんな虎の前に、坂崎と名乗る冴えない男が現れた。
坂崎は純粋で汚れを知らないように思えた。闇が光りを求めるように、虎は少しずつ坂崎に惹かれていった。
++++++++++
本編はシリアスですが番外編「帝王の失態」はくだけた感じの虎主体のお話で、「目隠しの輪舞曲」は本編に登場する男の子のお話です(^^)
続きも書けたらいいなと思います!
よろしくお願い致します♪
※商業作品と名前がかぶっていてわかりづらいかなと諸々変えたりしていたのですが、元に戻してあげ直しました。
文字数 68,933
最終更新日 2020.11.30
登録日 2016.01.06
明治時代。
遊郭の花魁夕霧(18歳)は、元武家の姫だ。不運にも遊女に売られた。遊郭の街吉原一の美貌と名高く、店では常にトップの存在だ。気位も高い。
彼女は、吉兆のシンボル神獣麒麟を持つと噂される大富豪の老華族専属の花魁だった。男女の仲ではなく、娘のように彼女を可愛がってくれていた。
しかし、頼みの老華族の足が途絶えてしまう。ほどなく、死亡の知らせが届く。
失意の彼女に、その息子(柊理)の意思が告げられた。父を継いで彼女との契約を続ける、と。
これまでとは違う。
夕霧は新たな覚悟で受け入れるが、柊理の彼女への行動は、辛辣でプライドを折るようなものが続く。とうとう息子へ本音を出してしまった。
「下がれ、下郎!」
太客に決して見せてはいけない夕霧の本音が露わになたっとき、柊理は怒りとは違う反応を見せた。彼女を遊郭から引き取り、自由にしてやるつもりっだったというが―――。
「あんた、処女か?」
「何がいけない!?」
「処女なら話が違う」
「どうしてだ?」
柊理の持つ秘密が、二人の関係絡ませていく————。
かなしい過去を持つ元姫と麒麟の息子と呼ばれる華族の男の恋愛ストーリーです。
パラレル明治時代のお話です。設定等ちぐはぐな場面もあるかと思います。ご容赦いただけますと幸いです。
※小説家になろう様にも別タイトルで投稿させて頂いております。※
文字数 96,726
最終更新日 2023.04.17
登録日 2023.04.14
航空自衛官の兄の所属基地で起こった幽霊騒動をきっかけに、櫻李(おうり)はおなじ大学の他学科の女子大生、鈴原禅と出会う。
霊感があることで有名な彼女との出会いをきっかけに、自分の中にもうひとり別の人格が存在することが判明し――
『わちきは、今生に生を受けた櫻李の前身でありんす』
禅の手助けにより目の前に現れた遊女、夜桜の告白によって、事態は思わぬ方向へと転がっていく。
登録日 2016.08.26
江戸時代の遊郭に拾われた孤児、
お花。
月日が流れて晴れて遊女になる。
お花が選ぶ未来とは、、、!
文字数 3,357
最終更新日 2022.07.02
登録日 2022.07.02
陰間茶屋から徐々に発展した男色の街。夜な夜な通う者達の間では、街の繁盛ぶりから〝裏の吉原〟と呼ばれていた。
多くの遊男達が格子に並ぶこの街で、小さくとも名は大きく知られていた一つの店。そこは少し変わっており、この街一の太夫が営む。他より高値にも関わらず、客は絶えなかった。
性別などどうでも良く思える程に、美しい遊男達。複雑な思いを抱えながら、華やかなこの街で身体を売る。客への恋心、そして周囲への嫉妬心や劣等感……。
これは美しい遊男たちの恋物語であり、
彼らに恋した男達の恋物語。
⋱⋰ ⋱⋰ 主より⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰
⚠️ゴリゴリ未成年(設定)の子の性描写もありますので、R18に設定しております。どうかご理解下さい⚠️
┣¨┣¨┣¨素人エンターテインメントなので、どうか暖かい目で見て頂ければ助かる。
読んでくれたちみが幸せならOKです♡
‼️歴史にある遊郭や陰間茶屋等については調査しておりますが、物語の内容に沿ってかなり変えています。本当にファンタジー・エンタメつよつよなので、『歴史に忠実にいこうぜ!!』という方にはとても向いていない‼️
️👉細かいこと気にしないで。後で直す。
めちゃめちゃ不定期更新です。よろしこチャン
文字数 46,203
最終更新日 2024.03.25
登録日 2023.05.13
篠 桜は十四歳という若さで、女でありながら十七家の組織を束ねる御庭番の頭領となる。
桜は一言で表せば朱唇皓歯。
ただ残念な事に態度はでかく口が悪い。慇懃無礼な態度はお手の物。その性格のせいで敵も多い──そんな子供が御庭番を立て直すなんぞ誰も想像していなかった。
そんな彼女は十歳の頃に拾われる。
花街に八歳で売られた桜は十歳で廓から逃げ出し追手から逃れていた際に一隻の船に逃げ込んだ。荷物に隠れて、そのお陰で御庭番の一人である伊賀忍者の末裔の女に拾われるのである。
その女に拾われて、桜は御庭番の一人として鍛えられる事になり巨大組織に身を置く事になる。そこは御庭番としての役目を失いつつある、才能もない権力を盾にした男が管轄するせいで腐敗した組織と成り果てていた。
彼女はその場所で頭角を現して行く。
細腕であるのにも関わらず、どの大人よりも剣術に優れ武術にも精通していく。誰をも凌駕し、しまいには彼女に敵う者は居なくなる。但し彼女には学もない身分もない。あるのは自尊心の高さ、向上心。傍若無人で自信家。それでも他人を引き寄せる。誰をも魅了する美貌と才智──。
桜は昔は天真爛漫で泣き虫だった。
己が泣いて見せれば、誰よりも優しい姉が必ず慰めてくれるのだ。
ある事がきっかけで彼女は修羅の道を進む事を決意する。
これは、泣き虫だった少女が野望を勝ち取る物語。
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朱唇皓歯…色白で美人、の意。
『遊び人の恋』の篠 雪の妹のお話、『篠 桜編』です。
シリアス、R18シーンは『遊び人の恋』と違い糖分はありません。但し本命は居ます……。
R18シーンはまだまだ先になると思います。
『遊び人の恋』を読んでいなくても問題ないですが、繋がっている部分もあります。
本編へ行くまで、またR18シーンまでは遠いですがお付合い下されば嬉しいです。
時代背景設定はゆるゆる、遊郭の設定もゆるゆるです。間違いが多々あり想像の設定です。ツッコミどころ満載ですが、宜しくお願いします。
他サイトでも更新しております。
文字数 41,472
最終更新日 2021.04.30
登録日 2021.04.15
文字数 8,048
最終更新日 2023.11.30
登録日 2023.08.31