「タバコ」の検索結果
全体で132件見つかりました。
とある嗜好品に捧げます。当たり前にあり続けると思っていたものがある日突然消えてしまったときの、淡い喪失感。しかし私達は身勝手で日常に忙しいので、いずれ慣れてしまうのでしょうね。
文字数 2,436
最終更新日 2019.11.05
登録日 2019.11.05
──鄙びたトイ・ストーリー。
鄙びた温泉街に続く道路脇の馬鹿でかい駐車場を有した土産物屋。
トイレ休憩に大型観光バスや家族連れの車が停まる。
ガチャガチャや観光会社の看板がずらりと並ぶタバコ臭く、昭和の終わりと平成の初めにタイムスリップさせる入り口を通り抜けると、老店主自慢の奇抜な電池玩具が出迎える。
ラジカセ犬を偲ばす馬の玩具がひんひんぱからぱからと紐で繋がれたポールの周囲を駆け巡る。
びかびかと光る蛍光グリーンの馬体から流れるは「ウィリアムテル序曲」。彼の道化じみた珍妙な様に訪れた客は噴き出したり、小馬鹿にしたり。
ある日、店にやって来た美しい女の人形に馬は恋をした。
しかしプライドの高い彼女にも蔑まれ、馬は落ち込みつつも密かに想う。
──果たして馬の想いは成就するのか?
文字数 10,397
最終更新日 2020.01.21
登録日 2020.01.21
『〈ライトだけどガチ〉な〈ドラゴンが登場する〉小説が読みたいな』
そんな方向けです。
「ライトなのにガチ」
「名前を沢山覚えなくていい」
「専門用語や知識のウンチクは最低限」
「各話コンパクトにまとめる」
「少しスパイス的な要素を入れてメリハリをつける」
「各話でそれなりにオチをつける」等々…
色々な謎ルールを自分に科して、時間の合間を見て書いてますので、更新が少ーし遅いです。
そのかわり、ドラゴンが本当に暮らしている日常へトリップできる事をお約束します(努力目標ですが…)
久しぶりに、一杯だけ呷るお酒、一服だけ吸うタバコ。五臓六腑に染み渡ってクラクラする様な、あの感覚をお楽しみ下さい…
さて、あらすじですが、ざっくり言うと…
昔それなりだったオッサン、事故を起こして悪役を被り免許剥奪され止む無く離職追放。その時に拾った竜の子と辺境でのんびりほのぼのとしたスローライフをと目論むが…
『隣の国が攻めてくる』
そんな噂に踊らされ、慌てて本国に帰るべく竜の子を連れて港町にやってきました。その後の展開ですが…
『隣の国が攻めてくる(噂)』→「竜の子もいるし取り合えず逃げるか」→「受付で即身バレ&半ば脅され復職」→「48時間後に荒天&航路は72時間後に全閉鎖。ちなこれ秘密」→「え? 新米仮免が隊長で、生意気な小娘が補佐で、他は全て竜の子の隊構成」→「もしかしなくても、オッサン隊長のワンオペ? ねぇこれ何て無理ゲー? というよりこれ死にゲーだよね?」
…色々勘違いが重なるざまぁな展開で、気付いた時はもう遅い。果たして、無事に(ry
《龍空風飛親父羽長旅》
登録日 2021.02.11
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文字数 2,761
最終更新日 2023.11.02
登録日 2023.11.02
岡本健一は、仕事の帰り道に古びた小さなタバコの自動販売機を見つける。
「マイセン、180円」
現在の値段より大幅にディスカウントされたその銘柄を健一は見た事が無かったが、安さに惹かれ購入してしまう。何かあった時の為に連絡先を控えようと自販機の機体を確認していたら、警察官の田上誠作から「つり銭泥棒」の職務質問を受け、交番で誠作にこのタバコと自販機の話をする。誠作はこのタバコを知っており、1980年に発売された銘柄で子供の頃によく父のお使いで買いに行っていた。二人で試し吸いをしてみると、それは賞味期限切れのせいか、風味はなく苦いタバコだった。
健一がベランダでこの謎タバコを吸っていると、タバコを持つ手にお湯が落ちてきた。見上げると一つ上の階に住んでいる、このマンションのオーナーの娘である楠笑がケトルを持ち、ベランダでタバコを吸うなと健一に注意をしている。誰にも煙害が及ばない屋上で吸えば、と笑に誘われるまま健一は屋上へ。この事をきっかけに二人はタバコと自販機、つり銭が全て「ギザ十」だった事の真相を追い、警察官誠作の捜査にも協力する事になる。
警察の保管場所へ移動させたはずの自販機が、また元の場所に戻されていたり、健一の出張先である仙台のホテルに現れたりと神出鬼没な様を見て、健一と笑はこの自販機が霊体ではないかと思い始める。自販機に話しかけると機体が呼び掛けに答えた事で、推理が確信に変わり、事件解決には自販機の成仏が必要だと結論付ける。さらに笑はこの自販機が見えるのは健一が幽霊だからだと仮説を立て、健一の成仏の根拠も一緒に見つけようと言う・・・
文字数 53,058
最終更新日 2023.06.13
登録日 2023.06.13
再会
私は今日或る人に出逢った。。彼女の名は京子という。昨年の三月に卒業した高校の同級生である。お京という名が彼女の通り名である。
「おはよう」
「おはよう」
二人は久しぶりの再会で言葉が上手く出ない。空から粉雪が突然振り降りてきた。
「雪だー」
「うん、雪だね」
さりげない京子のしぐさが健太の心を一陣の風が吹き抜けていくように突き動かした。何か喋らなくてはならない。健太はおもむろにタバコをポッケットから取り出し、火をつけた。すうーとたばこの煙を鼻から出した。京子が笑う。
「まるで、煙をだす龍だね。可笑しいわよ。フフフ」
「笑ったりするなよなー。このやろう!」
「このやろうだって!女には野郎じゃなくて、海女って言うのよ。知らなかったの?」
「そうなんだ」
「フフフ・・・」
喋る筈が黙り込むしかない健太だった。今度はタバコを煙一杯吸い込んで鼻からではなく、口から吹き出す健太。
「ところでサー、コウジとユミにあった?あいつら結婚するってよ。子供ができちゃたって。まだ若いのになー。どう思う?」
「いいんじゃない。二人は両想いなんだから」
「それもそうだな。・・・」
粉雪がボタン雪へと変わった。この調子だと積もりそうだ。九州にしてはそうめったにないことである。この街久留米は福岡にあり人口は約三十万程度である。市町村合併して人口が増えた事になる。福岡では博多、北九州につぐ都市といっても過言ではないだろうか。京子とぼくはこの久留米市で生まれ育った。昔よく百年公園でデートしたものだった。まあ、デートといっても二人で公園のベンチに座ってよく話しをしただけだった。手を握った事もなく、ましてやキスをする事などなかった。小学校は別々の学校だったが中学、高校と同じ学園で六年間を過ごした。
「お前どこの大学だったっけ?」
「中村学園。保育士になるのが私の夢なの。それに親元を離れられるからね。あんたは?」
「俺は西南。外国語学部英語科ってやつ。商社かなんか、英語を生かせる職業に尽きたいからね。まあ、今のところは白紙に近いと言えばそうなんだけど。・・・」
「あんた、頭良かったからね。特に英語はいちばんか、二番だったもんね」
「一番だよ。高校のときの通信簿を見せたっていいぜ」
「そんなものまだ持ってるんだ。フフフ・・・」
またしても黙り込むしかない坂口健太、・・・僕の事だ。
久留米でも超有名なこの学園は福岡一円から優秀な生徒が集まってくる。中には東京大学、京都大学へと進む学生もいる。九州大学には四十人程度が進学する。そんな中でぼくが西南学院大学に決めたのは理数系の勉強が出来がよくなかったからであり、京子は実力があるのに九大に行かなかったのは、自由で伸び伸びとした大学生活を送りたかった為だ。勉強で忙しい学生生活を送りたくはなかったのだ。
文字数 19,239
最終更新日 2021.09.27
登録日 2021.09.27
時はレイワの新時代、我らが大日本帝国はあらゆる面で他国に後れをとっていた!!!
終わらないサービス残業!
リフレッシュと称したパワハラ飲み会!
有給休暇・育児休暇を取ることは悪とされ、上司は部下の仕事も知らん顔でタバコ部屋へ突入する!
なんてことだ!DXやリモートワークが叫ばれても、ショウワの人間は未だになんの成長もしていないじゃないか!
働きたくない……!!
コイツらを頭に据えて60歳まで働くなんてまっぴらごめんだ!!
……え?もしかして定年が70歳に延びるかもしれないって!?
そんなのますます嫌だ!私は若い内に資産を貯めて、不労所得だけで生きていきたい!!
そうだ、FIREしよう――。
「魔法学校で一番楽しいのは、”お金の勉強”です」
魔法学校に入学し、魔法よりもお金の勉強に興味を持ってしまった生徒たち。
FIRE――”Financial Independence, Retire Early”――すなわち、”経済的自立と早期リタイア”を目指して、10代終盤の彼らは40代での退職を決意する!
これは、彼ら生徒たちが安泰な老後を過ごすため、投資と貯蓄に魂をかけるサクセスストーリー!!
※日・木の20時更新予定。
※※この作品は、前作「異世界ギルドで業務効率化 ―残業なし、年間休日130日、有給消化率100%の職場です―」と同一の世界線です。前作を読まなくても単体で楽しめます。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/839959079/764463622
文字数 45,766
最終更新日 2021.12.16
登録日 2021.10.03
「将来、タイに行って性転換手術しようと思ってるんだー」
あざみは膝抱きの姿勢で電子タバコの煙を燻らせながら、突然そう口にした。別に会話の流れがあった訳でも、何かを求めていたわけでもない。ただ今の気怠さを感じる体がそのうち無くなる、その事を再確認しただけだ。
「手伝おうか?」
里梨(さとなし)は横になったまま、そう問いかけた。
この時の感情は、あざみにとって一生の宝物であり、胸を掻き毟れば色や形が見えるのではないかと思うほど全てを満たしてくれるものだった。
しかし。
「三年アメリカへ行ってくれないか?」
里梨に海外赴任の打診が来る。それは、二人にとって余りにも長い時間。果たして二人はどんな道を歩むのか、その先はどこに続くのか。
多様性という魔法の言葉はどこまで受け入れられるのか、理想と現実の狭間で揺れ動く二人と、そんな二人に容赦なく降り注ぐ想定外。心身共に傷付きながら、しかしお互い相手の幸せを求めて一歩ずつ歩みを進める。一人の女性に見守られながら。
文字数 44,944
最終更新日 2023.09.05
登録日 2023.07.26
ある日、仕事の休憩中に屋上でタバコを吸っていると、隣接した建物の屋上にいた女子高生に話しかけられる。少女は自殺を考え、死に場所を探しているという。
少女と話をし、関係を持ってしまった主人公は面倒事だと理解しながらも少女に歩み寄ろうとした――。
これは死にたい少女と死ねなかった青年の、やり直すための出会い。
文字数 23,480
最終更新日 2019.05.20
登録日 2019.05.20
💕ライト文芸大賞に応募しました💕応援よろしくお願いします!
寝ても起きてもずっと行き倒れた自分を助けてくれた女の子が忘れられない。
毎日適当な日々を過ごしていた、如月 幸太郎(キサラギ コウタロウ)。
いつものようにお酒とタバコをベンチで楽しでいた。
だが隣では今にも自殺しそうなほど落ち込んでいた不登校少女、弥生 風花(ヤヨイ フウカ)がいた。
そう、その隣の彼女こそが生きる意味をくれた女の子だった。
少しでも力になりたいという恋心から、彼女に対して彼はこう切り出した。
「不登校少女よ、一年だけ俺のモノにならないか?」
ぐうたら家庭教師が不登校少女へ愛を伝える。
文字数 35,874
最終更新日 2021.05.14
登録日 2021.04.30
僕の名前は寺島 泰虎(てらしま やすとら)昔から身長は高くなくて更に童顔で顔付きも女の子みたいみたいって言われてきました。
年齢は22歳なんだけどコンビニで、お酒やタバコを買おうとすると身分証明を必ず提示しないと買えなくて、友達と居酒屋行っても、お酒を頼もうとしても身分証明……
アメカジ系の服に憧れて雑誌を見て真似したけど身長が足らなくて買えない。ってか、身長が中学生で止まっているというね。
こんな感じだから怖いお兄さんにカツアゲとかされるんだけど……
実は僕の家って古武術道場やってるんだよね。おまけに僕は体術と剣術の師範代だから自分より大きい人でも力を使わなくても一捻り(苦笑)
そんな僕だけど家の敷地内でやってるお爺ちゃんの代からやってる接骨院の個人社長をやってるんだけど、そんな日だった。
蔵の中を整理をしている時に古い懐中時計を発見して時計を見てみると止まっていた時計が動き出すんだけど、動いている方向は反時計回り。
そして何か光に包まれながら眩しくて目を閉じてしまい、気がつくと自分の居た別の世界。昔アニメとかマンガや小説で見たファンタジーの世界。
僕の隣には機械型のカブトムシが飛んでおりカブトムシ(以下、名前をビート)から画面が開かれると職業は魔法使い(仮)と書いてあった。
訳の分からない僕だけど、そんな非日常的な世界に放り出された僕は元の世界に戻れるのだろうか……
文字数 70,686
最終更新日 2019.09.16
登録日 2019.08.07
文字数 2,026
最終更新日 2022.07.22
登録日 2022.07.22
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北海道に単身移住した永遠。
外の雪を眺めながら巻きタバコを吸う、吐き出す煙は部屋の中に雲のごとく漂う。
その光景を見ると何故かいつも実家を思い出だす。
おかん元気かな…
ふとおかんに手紙を書こうと思い紙とペンを手に取る。
おかんを思う気持ち、またその異常なまでのおかんへの愛情のうらにある物語。
文字数 6,170
最終更新日 2019.02.05
登録日 2019.02.05
私が知っている彼は、名前とは正反対の人だった。
長めの髪はボサボサで無精髭を生やし、スウェットの上下を着て仕事も碌に行かないような、酒好きで私にお金の無心をするようなクズで不埒でだらしない格好の紐男。不思議とタバコは吸わなかったけど、常にパソコンとタブレットみたなのを弄っていて、ゲームかなにかをしていた。
でも、私が出張から帰ってきたら、彼は消えていた――彼が持ってきた荷物の全てを持って。
そして一年半後、買い物に出た先で彼を見かけた。
その視線の先にいる彼は短く切りそろえた髪をジェルか何かでなでつけ、高級そうなスーツとネクタイを着こなし、眼鏡をかけた素敵な男性だった。そんな優しそうな、幸せそうな笑顔すら私に向けられたことはない。
胸が締め付けられて、つらかった。だから私は――。
どうしようもない男とそんな男が好きな彼女の話。
文字数 28,308
最終更新日 2017.12.01
登録日 2017.12.01
前半は群像的ラブコメ調子のドタバタ劇。
後半に行くほど赤面不可避の恋愛ストーリーになっていきますので、その濃淡をご期待くださいますと嬉しいです。
(各話2700字平均)
♧あらすじ♧
キザでクールでスタイリッシュな道化師パフォーマー、YOSSY the CLOWN。
世界を笑顔で満たすという野望を果たすため、今日も世界の片隅でパフォーマンスを始める。
そんなYOSSY the CLOWNに憧れを抱くは、服部若菜という女性。
生まれてこのかた上手く笑えたことのない彼女は、たった一度だけ、YOSSY the CLOWNの芸でナチュラルに笑えたという。
「YOSSY the CLOWNに憧れてます、弟子にしてください!」
そうして頭を下げるも煙に巻かれ、なぜか古びた探偵事務所を紹介された服部若菜。
そこで出逢ったのは、胡散臭いタバコ臭いヒョロガリ探偵・柳田良二。
YOSSY the CLOWNに弟子入りする術を知っているとかなんだとか。
柳田探偵の傍で、服部若菜が得られるものは何か──?
一方YOSSY the CLOWNも、各所で運命的な出逢いをする。
彼らのキラリと光る才に惹かれ、そのうちに孤高を気取っていたYOSSY the CLOWNの心が柔和されていき──。
コンプレックスにまみれた六人の男女のヒューマンドラマ。
マイナスとマイナスを足してプラスに変えるは、YOSSY the CLOWNの魔法?!
いやいや、YOSSY the CLOWNのみならずかも?
恋愛も家族愛もクスッと笑いも絆や涙までてんこ盛り。
佑佳最愛の代表的物語、Returned U NOW!
文字数 364,003
最終更新日 2021.06.11
登録日 2020.11.18
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まず最初に、この物語は異世界転生であり、異世界転生ではない。
それを、頭の片隅にでも留めて置いて欲しい。
理学療法士を目指す、佐谷 真矢は眠りに着いた途端、異世界へと飛ばされた。
しかも、悪魔の赤ちゃんの姿で。
中身は二十歳、見た目は赤ちゃんが、バーニーズの赤ちゃん『ルシ』と出会い、厄介事に巻き込まれていく。
ルシの仲間『魔王軍十二ノ階級』は変人ばかりで、サイコパス、魔法だけのロリ魔女、年季の入ったニート、自然を愛するニート、クソガキ、妻を愛し過ぎて頭のネジが何十本も飛んだ奴、脳筋、超シスコンドS&ドM、会話が全く通じないなどと、集団行動には一切向かない悪魔達と平和? に暮らしていく。
タバコ、酒は当たり前、言動、行動などは到底赤ちゃんと思えない。
笑い有り、戦闘有りの破茶滅茶な小説である。
文字数 28,523
最終更新日 2019.07.07
登録日 2019.07.05