「歯」の検索結果
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「さあ、行こう。僕が外の世界を見せてあげる」
精霊大樹に育まれた閉鎖的なエルフの村。そこで特別な使命を背負って生まれた純エルフ・フェオと、異端として村に馴染めずに育ったハーフエルフ・イング。
毎朝妖精を通して挨拶を交わす関係を続けてきた二人だったが、ある出来事をきっかけに、久しぶりに言葉を直接交わすようになる。
村を彩る祝祭の準備、月夜の森、交わされる言葉と無意識のぬくもり。
それは静かに、けれど確かに、二人の心を重ねてゆく──。
変わりゆく想い、解けていく過去、そして村に秘められた始まりの闇。
運命の歯車がまわりだす、恋と再生の物語。
◆本作は他媒体(書籍・Pixiv)でも公開しています。
本掲載分ではキスなどの身体的接触や暗転表現を含みますが、直接的な成人向け描写は含まれていません。
Pixivでは一部シーンをサンプルとして掲載しています。
◆一章の完了まで、毎周木曜12時更新です。
その後はPixivでの連載がひと段落したところで連載再開いたします。
文字数 37,453
最終更新日 2026.04.02
登録日 2026.02.06
今年が裸の大将と呼ばれる放浪画家『山下清』の生誕100年になるが、この小説の登場人物は同姓同名なだけで、本人ではありません。似たような人だと思ってくれると助かります。
♦︎あらすじ♦︎
白いランニングシャツに薄茶色の半ズボン、黒い鼻緒の二枚歯の下駄をカランコロンと鳴らして、山下清は田舎道を歩いていた。目的地は決めていない。目的地は突然決まるものだ。
田舎道で出会った農家のおじいさんに、山の中にある白鳥が立ち寄るという秘境の湖を教えられて、清は喜んで山登りを始めた。
山の湖から流れる川を目印に進んでいくが、途中で急な雨に襲われてしまった。山の天気は変わりやすいから仕方ない。その結果、複数の川が出現してしまい、清は山で遭難する事になってしまった。もちろん初めての遭難ではない。冷静に対処する事が出来る。
まずはリュックサックから水筒を取り出して、飲み水を確保した。次に食糧になりそうな青いとんがり幻覚キノコを数本採取した。食べても死なない弱めの毒キノコだ。よく焼けば大丈夫だと清は判断した。
だが、よく焼いても駄目な物は駄目だ。清は幻覚状態になってしまった。雨が降る中を赤い傘を差して、湖を目指して、なんとなく見える気がする道を歩き出した。もちろん幻の道で、湖には絶対に辿り着けない。
でも、洞窟に辿り着いてしまった。その洞窟に入ると、麦わら帽子を被った骸骨を見つけた。骸骨の側には虫網と虫カゴがあり、虫カゴにはカブト虫の残骸が入っていた。虫取りに来て、遭難した人間で間違いない。未来の清の姿だ。
幻覚状態の優しい清は骸骨に紅白饅頭の絵を渡して、マッチを線香代わりに供養した。そのマッチの明かりで、清は洞窟の奥に白い雲のようなものを見た。骸骨から麦わら帽子と虫網を借りて、清は洞窟の奥を目指した。そして、長く白い雲を通り抜けて、清は異世界にやって来てしまった。
文字数 90,143
最終更新日 2022.09.27
登録日 2022.08.31
孤高の美と、ひだまりのような笑顔。
運命に導かれた二人の旋律が、静かに恋に溶けていく。
名門・鳳聖学園に通う御堂雨音(あまね)は、花道の家元を継ぐ宿命を背負った国宝級の美貌を持つ高校二年生。
周囲から憧れの視線を浴びながらも、彼の心はいつも冷たい孤独に沈んでいた。
そんな雨の日、彼は音楽室からこぼれるピアノの旋律に足を止める。
無邪気に鍵盤を奏でるのは、同じ学年のクラスに通う少年――藤崎日向(ひなた)。
天真爛漫でひだまりのように誰をも照らす彼の笑顔は、雨音の凍てついた心に初めて温もりを灯した。
「わぁ……まさかアマネくんに聴かれてたなんて!
うれしいな、僕、藤崎ひなた!」
光と影。孤高と癒し。
すべてが対照的な二人が出会ったその瞬間、運命の歯車は音もなく回りはじめる。
やがて訪れるのは――
雨音に溶ける、ひだまりのような恋。
文字数 58,895
最終更新日 2025.09.30
登録日 2025.08.27
人間と獣人が共存する国、カデリア。かつてその国を支配していた人間は、古くから王家に使える獣人の謀反によって衰退の道を辿る。
200年の時を経て、人間が劣等種として扱われるようになった現代。獣人達は新しい階級制度を始め、上流階級となった肉食系亜種の横暴な法整備により国の秩序は乱れきっていた。新たな法の制定により駆除対象となった人間たちは日々死と隣り合わせな生活に怯えながら、獣人から身を潜めて暮らしていた。そんな中、一人の少女もまた、獣人から逃げるように小さな家屋でひっそりと暮らす。少女は幼い頃から家族を亡くしていた。家族という形に深い憧れを持つ少女の前に、ある日優しく手を差し伸べる一人の男が現れる。彼は美しく、優しげな微笑みで少女を自らの屋敷へと誘うのだった。それは少女にとって救いの手かのように思えたが、しかし少女の気づかぬ内に、残酷な運命の歯車は回り始めていた。
人間である一人の娘に執着した獣人の男がどんな手を使ってでも娘を手に入れようとするお話。
残酷なシーン少しあります。
基本シリアスです。
ハッピーエンドになるかは未定です。
文字数 9,616
最終更新日 2022.10.02
登録日 2022.09.28
ラングランド王国に甚大な被害をもたらす竜が倒された。竜を倒した者に与えられる権利は、王の娘との婚姻だった。王には二人の娘がいた。姉のアンジェと妹のリコエッタ。美しい姉のアンジェと幾分劣る妹のリコエッタ。皆がアンジェのために剣を取ったが、竜を倒した勇者シオンはリコエッタを選ぶ。皆から祝福されるものの、だがアンジェだけは違っていた。それがすべての歯車が狂う原因だった。※「小説家になろう」にて同時掲載しています。
登録日 2018.07.22
前世が犬だった○○は今世は人間として生まれ変わってしまう。しかし○○は生まれ持った美少年というステータスや犬のだった頃の経験を生かして次々と人間たちを攻略していく。
そして最後には...
文字数 2,744
最終更新日 2025.02.22
登録日 2025.02.22
魔法は存在する。
天にはドラゴンが舞い、地には魔獣が存在し、草木には精霊が宿る。魔法が認知され、それを汎用化した魔術が成立している。地球とは違う別の世界、つながることのない世界。
その世界に、ほころびが生まれる。
ほころびは世界の境界線をあいまいにし、ゆがめる。
境界線がなくなり、二つの世界が一瞬繋がる。
そのとき、長い停滞から世界は動き出す。歯車が回り始める。
これは、とあるふたりの物語。
異世界へと招かれ、そこで美しく輝いた、ふたりの少年少女の物語。
※「カクヨム」様、「小説家になろう」様でも投稿しております。小説家になろう様がメインのため、完全版はそちらの方をご拝読ください。
文字数 354,493
最終更新日 2019.03.05
登録日 2018.04.23
戦士を育て選出するウォーリア学園に圧倒的強さを誇る男、アランは努力なしで不動の1位を手にしていた。
しかし、そこに現れた謎の銀髪の男、リアムの転校により、アランの完璧だった歯車が狂い出す。
いや、もしかしたら、既に狂ってるアランの歯車をリアムの登場により、正常に戻されるのかもしれない。
そんな彼らの青春物語。
文字数 28,797
最終更新日 2020.07.04
登録日 2020.06.10
異世界転生して生まれた1人の少年が、魔物と魔族、人族とその他数多な種族が存在するこの世界で、絶望と不安に押しつぶされそうになりながら、成長していく様を記すものである。事が起こったのは15歳に成ったある日、とある理由でたった1人、世界に放り出されたところから歯車は動き出す・・・
登録日 2020.04.12
【任侠小説】
関東最大暴力団組織、神林組6代目総長に君臨するのは年若い神林尊。
天使のように慈悲深い人物であり、総長としてはありえない人格者といわれていた。しかし、巻き込まれるトラブルに尊の本質があらわになる。
『慈愛』が得られるのは組に属する者と大切なものだけ。
尊は大切なものを傷つける者には容赦なく、残酷に報復する。『目には目を歯には歯を』をモットーに・・・・・・ やられたらやられた分だけね
文字数 163,837
最終更新日 2023.08.17
登録日 2023.08.17
文字数 3,416
最終更新日 2022.03.31
登録日 2022.03.31
転生者の男は皇后となる運命を背負った。しかし、その運命は「転移者」の少女によって狂い始める──一度狂った歯車は、もう止められない。
文字数 249,074
最終更新日 2021.03.05
登録日 2020.10.01
文字数 3,864
最終更新日 2016.02.27
登録日 2016.02.25
一条斗真 木属性~植物を司る~
特に植物から薬を調合することが得意
「ねぇ、斗真くん」
「ん、何?楓」
大分人通りの少なくなった港で、先を歩いていた斗真が振り返る。今夜は満月。しかも稀に見るスーパームーンとやらだ。
「あのね、私…」
斗真が楓の目をじっと見つめる。
「ずっとあなたの血を飲みたかったんだ」
楓の口元がニヤリと歪んだその瞬間、楓が鋭い歯を斗真の首元に突き立てて噛み付いた。
「い"っ…」
「ごめんね。この15日間、とっても楽しかったよ。」
そこにいるのは、もう斗真の知っている楓の姿ではない。恐ろしく醜いバケモノだ。
顔にも首にも血管が浮き上がる。楓が血を思い切り吸い込もうとしたその瞬間、
「ぐっ…ゴホッ」
楓の口から大量の血が溢れだし、その場に膝から崩れ落ちる。
「はぁ…痛ぇーよ。もっと噛み方ってもんがあるだろ。いきなり飛びかかって来るなんて、この礼儀知らずめ」
「?! 斗真っ…ゴホ」
「俺が、お前の正体に気づいていないとでも思った?」
座り込む楓の横に歩み寄る。
「はっ…きょ、今日のところはこれくらいで勘弁してやるわ…」
立ち上がろうと足に力を入れるが、すぐにへたり込む。楓の額に冷や汗が浮かぶ。
「おっ、そろそろ効いてきた頃かな。」
斗真が楓の顔をまじまじと覗き込んで言った。
「ゴホッ…何よ…」
斗真がニッコリ笑って言う。
「毒だよ」
「?!毒?!」
「そうだよ~。俺の首に毒、塗っておいたんだ♪」
「何考えて…っ」
「だってさぁ、見てごらんよ」
そう言ってバケモノと化した楓の肩に手を回して空を見上げる。
「こんなに月がきれいな夜に、吸血鬼のお前が襲ってこないわけ、ないでしょ?」
楓の肩がビクッと震える。
「俺が調合した毒はさ、巡りが速いんだよね。全身に巡った毒が、毛細血管の方から体の組織を分解していくの。ほら、こういうふうにさ。」
楓の足先がジュワッと音を立てて蒸発していく。
「俺を選んだのは間違いだったみたいだね♪じゃあ、せいぜい成仏してよ。じゃあね」
そう言って斗真は港を歩き出す。空を見上げると赤く染まった月が輝いていた。
「今夜は忙しくなりそうだ。」
その背後にはもう楓の姿は跡形もなく消えていた。
文字数 2,581
最終更新日 2021.04.18
登録日 2021.04.18