「音色」の検索結果
全体で104件見つかりました。
文字数 17,343
最終更新日 2018.12.09
登録日 2018.10.21
馬車で揺られること数日、目的地まであと少しだ。
山林を抜けた馬車の先には、花が咲き乱れていた。そして遠くに城が見える。
少年は、周りの景色の美しさに見惚れて、ついフルートを吹きたくなった。
フルートとは、木管楽器の一種の横笛である。
少年のフルートの音色と、美しい花の咲き乱れた景色、まるでお伽噺の世界のようだ。
少年が目指す場所は、風と大地の国、エアリア。この国では、一種のハングライダーである風羽を利用し、空を飛行することができる。
文字数 289
最終更新日 2021.12.29
登録日 2021.12.29
まじめな純恋愛物語です。
カヌレが紡ぐ恋物語。
この恋は親から子へと受け継がれていく……。
僕らの出会いはこのカヌレが引き寄せた恋だったのかもしれない。
三浦恵美が奏でるアルトサックスの音色は、僕にずっと語り掛けていたんだ。
それは彼女の中でずっと生き続けている、彼からの声だったのかもしれない。
念願の高校に幼馴染と共に受かった笹崎結城は入学式の6日前、ある河川敷の公園でアルトサックスを奏でる金髪の妖精の様な少女に出会った。
彼女のアルトサックスの音色はとても悲しく、その彼女の心を映し出す様に僕の心に問いかけていた。
それは最愛の人を亡くした彼女の苦しみと、閉ざされた心が語り掛けてくるようだった。
僕はその妖精を愛した。一目惚れだった……。
だが、彼女の本当の心の中には踏み込むことが出来ない。何故なら、彼女は未だに今は亡き北城響音の事を心の底から愛していたから。
運命は時に悪戯をする。
僕の両親が事故で他界し、僕はあの妖精の様な彼女と共に暮らす事になる。そして知る彼女の本当の真実の姿を。
僕はただ彼女、恵美の傍にいてやる事しか出来ない。でも……僕は三浦恵美を愛したい。
閉ざされた彼女の心と想いを僕は変えていく。
フランス・ボルドーの修道院で作られ広まった「カヌレ」そしてその姿は一度は消えた。
また、この世にその名を世界に広まる事を夢見て。
恵美の消えた心がまた自分に戻る事を信じて……
儚くも淡い青春時代を映し出すラブストリー。
共にその想いは成長していく。大人の恋の姿に……
そして僕らは……。
文字数 175,361
最終更新日 2024.01.07
登録日 2023.01.07
※自傷描写があるため、15歳未満の方は閲覧に注意してください。
仮想の日本で、怪異と呼ばれる現象を解決する組織に所属している主人公。
事件解決後に屯所へ帰る際、主人公は怪異に憑りつかれてしまい、事件解決に躍起になるも主人公は憑りつかれた霊との同化がすすみ、徐々に体に影響が出始めてくる。
登録日 2016.01.09
惰性で生きる人生が一番という持論を持つ一般女子高生、萩村優。
彼女は夏の暑さから逃れるためVR機器を買ったことをきっかけに、新作VRMMO『幽玄の魔記章』を始めた。
そして初めて入った武器屋で、彼女はVRゲームにのめりこむ理由となるそれと遭遇する。
あっ、これ可愛い。白い、横笛?
彼女は毎日のように、この世界で横笛を吹く。
やがてその音色は、多くの人々の心へ届くようになる。
ある者には、幸福を呼ぶ天使の歌声として。またある者には、死を招くトラウマとして。
彼女は今日も、横笛を吹く。これは、そんな彼女にとっての『平凡な日常』である。
文字数 31,690
最終更新日 2022.09.17
登録日 2022.08.18
騎士団長を目指すスワンブロードはある日、団長の命令で生命が絶たれると終焉の音色という世界に終わりを告げる音色を響かせてしまう女の子クリスを守ることになった、あまり乗り気では無かったスワンはクリスとの共通点を少しずつ知っていき騎士団長の死をきっかけにクリスを守ることを誓う。
文字数 15,413
最終更新日 2017.05.23
登録日 2017.05.23
※自傷描写があるため、15歳未満の方は閲覧に注意してください。
仮想の日本で、怪異と呼ばれる現象を解決する組織に所属している主人公。事件解決後に屯所へ帰る際、主人公は怪異に憑りつかれてしまい、事件解決に躍起になる。
登録日 2016.01.09
主人公・舞莉は、小学6年生の冬休み明けにあった中学校の吹奏楽部の演奏を聴いて、吹奏楽部に入ることを志す。その中でも、あたたかい音色をもつクラリネットに憧れた。
中学校に入学し、仮入部の全期間を吹奏楽部に費やし、吹奏楽部に入部した。
たくさんの楽器が吹ける『楽器体験』では、舞莉の吹きたいクラリネットをよく褒められ、先輩も舞莉を欲しがっていた。
しかし、ありえないオーディションの方法をとられて失敗してしまい、第4希望のパーカッション(打楽器)パートになってしまう。
パートリーダーや他の先輩に舞莉だけ冷たく扱われ、少しのミスも許されず怒鳴られる日々が続いた。楽器に触らせてもらえず、楽器で練習もできず、ついには「使えないなら部活に来るな」と言われてしまった。
そんな舞莉を救おうと、音楽の精霊が手を差しのべる……!
※「舞莉」は作者の本名ではありませんが、内容はほぼ実話です。
※使用曲は2016〜2017年当時のものです。
※作者の『負のエネルギー』がようやく発散されたので、21話までで完結といたします。
登録日 2020.09.22
世界の終焉を前に
7人の天使がラッパをかまえた。
「貴方の大切なものを預かっています。返して欲しければ、あたしと付き合ってください」
あたしーーー鈴原 麦は、アンダーグラウンドの男を命をかけて、脅迫した。
3ヶ月という期限付きで時雨と付き合いだしたあたし。
脅迫から始まった恋は、複雑に絡み合っていくーーー
世界に響く不協和音
アポカリプティックサウンド
すべての音色が鳴り響いたとき、この世界は終焉を迎える。
彫り師 藤城 時雨
女子高生 鈴原 麦
※シリアス展開が続きますが、ハッピーエンドです。安心してお読みください。
文字数 36,395
最終更新日 2018.04.18
登録日 2017.10.27
時は大正時代。とある日不思議な笛の音色に導かれた青年、宮森司は、満開の桜の下で天女のような絶世の美女に出逢う。どうやらその美女は桜の精霊らしくて……。
これは桜の精霊と優しい青年が送る、切なくて儚いラブストーリーである。散りゆく桜のような一瞬の恋物語を楽しんでいただけたら幸いである。
文字数 4,967
最終更新日 2020.12.22
登録日 2020.12.18
文字数 41,334
最終更新日 2015.03.10
登録日 2015.03.07
ピアノコンクールで敗退した波間響は失意から音楽が聴こえなくなってしまう。体調を崩し病院に搬送された響は目覚めた夜、院内の音楽室でチェロを弾く少女、潮崎美海と出会う。聴こえないはずの音楽なのにチェロの音色が聴こえたことから少女に興味を持ちお見舞いにいくことにする。海の見える公園で再会すると、少女は水平線を見つめながらこう響に尋ねた。「ジャクリーヌ・デュ・プレって知ってる?」。 夭逝した天才チェリストに憧れた少女もデュ・プレと同じ多発性硬化症に侵され入院していた。彼女の最期の願い事とは?
潮騒の聴こえる街、横須賀で繰り広げられる、音楽に人生を捧げた少年と少女の青春物語。
文字数 95,469
最終更新日 2021.04.29
登録日 2021.04.29
イルハはある夜、美しい音色に誘われて、旅の少女シーラと出会った。
彼女は一人で船に乗り海を渡り、このタークォン王国にやって来たという。
耳に心地好い声でよく話し、人々から恐れられているイルハを面白いと語るシーラに、イルハは知らず恋をした。
だが彼女は一時この国に立ち寄った旅人で、また海へと返っていく。
一度、二度と去り行く彼女を送り出したイルハだったが──。
長く会えない時を挟み、念願の再会を果たしたイルハは、今度こそシーラを篭絡しようと動き出す。
※R15は保険です。
※一話が短いです。完結しますが先も長い。
※「カクヨム」にも掲載中です。
※『海の神々へ捧ぐ音』の「小説家になろう」版とは内容が異なります。
※2022.4.28プロローグ追加しました。読まなくても支障はありませんが良かったらどうぞ。
※2022.4.29~最終章開始しました。ようやく終わりが……まだ先は長いですけれども。
※2022.7.1改題しました。旧題『国を奪われた少女は、遠い海の向こうでエリート役人に捕まって溺愛される』→『海が魅入られたお姫さまに恋をしたら』→2022.8.6元に戻してみました。
文字数 374,901
最終更新日 2022.10.17
登録日 2021.10.20
音を色として視認できる浅沼春(アサヌマ シュン)は、親の関係で訪れた街である音色と出会う。その音色を忘れられなかった春は数年後同じ街へ転校することに。
しかしそこで再開した音色は全く違うものになっていた……。
文字数 7,902
最終更新日 2017.10.27
登録日 2017.10.26
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彼と過ごした日々は、鮮烈で過激で、身を焦がすような愛だった。もう消えた。手で掴めない移り香を、今もなお大事にする醜い女の話。
文字数 1,088
最終更新日 2021.02.27
登録日 2021.02.27