「北」の検索結果
全体で4,158件見つかりました。
西暦一八四〇年ごろから、西欧の脅威に晒されることになった清王朝。その事態を強く憂い、末期の清を支えるために尽力した者達の中に左宗棠がいる。
挙人の資格は得たものの、科挙試験に失敗した癖に、自らを「湖南の今臥龍」と称していたため、周りの人間からは変人と見られていた。しかしそんな彼が、ひょんなことから高級官僚の陶澍に気に入られ、親戚となる。
そのことで陶の女婿、胡林翼とも昵懇になった彼は、胡によってさらにアヘン戦争の立役者であった林則徐にも知られることとなった。林は宗棠青年に「最も警戒すべきはロシアである」との言葉を残し、他界する。やがて太平天国の乱が起き、湖南巡撫の客としてようやく日の目を見た宗棠は、時の皇帝である咸豊帝の声がかりで曽国藩の帷幕に加えられた。この時の活躍が評価されたので、咸豊帝崩御後も北京へ呼び出され、今度は陝甘総督として捻匪討伐の任務に就く。
砂漠に面している、西の不毛の地。捻匪の背後にいた回民との戦いにもあけくれながら、彼は、陝西省及び甘粛省の産業の発展にも心を砕いた。彼によって整えられた、西安から玉門関へ至る道には、柳が植えられており、これは宗棠にちなんで左公柳と呼ばれている。
清朝廷に対して反乱を起こした捻匪や回民を討伐し、さらにタリム盆地のほとんどを占拠していたヤクブ・ベクも滅ぼした宗棠の前に立ちはだかったのは、かつて林が彼に警告していたロシアであった。どさくさに紛れてイリ地区を占領していたロシアの理不尽な要求から何とか妥協を引き出し、新疆地区を奪回した彼に、北京からの召還状が届く。清国の代表、李鴻章が宗棠の暴走を懸念したためで、「俺を誤解している」と失望したまま宗棠は北京へ戻り、軍機大臣及び内閣大学士という、挙人出身にしては異例の栄達を遂げた。
だが、そんなポストは到底彼の気質には合わない。半年もせぬうちに病気と称して辞した後、両江総督として再び政府中枢から現場へ出た宗棠は、この時すでに七十二歳。ようやく念願であった海軍建設に着手し、曲がりなりにも形を整えた頃、清仏戦争が勃発、彼の築いた南洋艦隊は壊滅したのである。失意の上に、清にとって不利な天津条約を再び結ぼうとしている李鴻章への怒りが重なって「海軍を頼む」との言葉を残し、一八八四年九月五日、ついに清の大黒柱であった宗棠は帰らぬ人となった。
こちらも亡くなった母の小説です。たくさんの皆さんに読んでいただければ母も浮かばれると思います。
母が管理していたサイトです。アカウントもパスワードもメールアドレスも紛失してしまって放置状態ですが……
→ http://moment2009.ojaru.jp/index.html
文字数 135,916
最終更新日 2018.04.11
登録日 2018.04.03
歌舞伎町の一部が異世界に転移した。ノースアイランドというヨーロッパ、北欧のような地域。魔法鉱石が大量に取れる資源国家で機材は豊かだけど徴兵制度があり、早乙女アキナも例外じゃなかった。アキナは軍事に参加すか迷いながらコンカフェをしていた。見た目が女の子の男の娘であるアキナはケメン領主様の伴侶の誘いを断りながら、給仕するドタバタな話し。
文字数 20,691
最終更新日 2026.04.17
登録日 2026.02.26
勇者や魔王、姫、王子、騎士団長、異世界人…etc。
この世界の主役キャラに該当するキャラは、全員退場。
主役キャラが居なくなった世界で、モブキャラだけの異世界生活。
文字数 328
最終更新日 2022.01.18
登録日 2022.01.18
2024年、8月。
お盆の帰省シーズン序盤、台風5号が北東北を直撃する予報が出る中、北三陸出身の不良中年(?)昌弘は、ひと回り年下の不思議ちゃん系青年(?)圭人と一緒に東北新幹線に乗っていた。
いつまでも元気で口やかましいと思っていた実家の両親は、例の感染症騒動以来何かと衰えが目立つ。
緊急安全確保の警報が出る実家へ向かう新幹線の車中、地元に暮らす幼馴染の咲恵から町直通のバスが停まってしまったという連絡が入る。
昌弘の実家は無事なのか?そして、無事に実家でのお盆休暇を過ごすことができるのか!?
※公開中のサブタイトルを一部変更しました。内容にほぼ変更はありません(9.18)
※先に執筆した「ばあちゃんの豆しとぎ」のシリーズ作品です。前作の主人公、静子の祖母の葬儀から約20年経った現代が舞台。
前作を読んでなくても楽しめます。
やや残念気味の中年に成長したはとこの(元)イケメン好青年・昌弘が台風の近づく北三陸で、鉄オタの迷相棒・圭人と頑張るお話(予定)
※体験談をヒントにしたフィクションです。実在の人物、団体とは関係ありません。
※題材に対してネタっぽい作風で大変申し訳ありません。戦乱や気象変動による災害の犠牲が世界から無くなることを祈りつつ真剣に書いております。ご不快に思われたらスルーでお願いします。
文字数 34,369
最終更新日 2024.10.05
登録日 2024.09.11
「本来の魔王。それは世界を更に未来(さき)へと進ませる変革者(ゲームチェンジャー)に他ならない!」
一部の存在により閉じられかけている数多の世界を壊す為。総括者のアインはその計画(プロジェクト)の開催を宣言した。それにより敵対する事となる様々な神々達やその関係者。参加者として集められる世界様々な奇人変人、変態達。
その中の一人となる北白河・北斗も人外狩りのアルバイトをしていたただの青年であった。
コレは最新・最強の魔王作成譚
文字数 35,029
最終更新日 2023.12.02
登録日 2023.08.15
「え? ライノクって熊なの? 犬じゃなくて?」
とはいえ別に、彼がなんの獣人だって関係ない。ライノクは優しい自慢の婚約者だもん。なんて思っていたのは甘かった!
「……リンネアは、小さくてかわいいものが、好きだもんね」
「うん!」
「……でもそれ、北極熊だけど」
「うん!」
「がっかりした?」
「う……、え? は?」
リンネアの勘違いは、彼のコンプレックスをゴリゴリに刺激してしまったらしいのだ。
「キスしてよ……できないんだろ?」
デカくてゴツくていかつくなった圧倒的迫力の身体に怒りをみなぎらせる獣人彼氏(※頂点捕食者)
完璧に臍を曲げてしまった彼とはどうしたら仲直りできるの⁈ 誰か教えて!
と思ったんだけど、彼は怒ってるんじゃない。デカくてゴツいその身体がコンプレックスならば……リンネアはえっちなオイルを手に取った。
「待ってて、わたし、自分でひろげてみる」
でもそれはそれで大変なことになっちゃうわけで
「……ぼくのリンネアがえっちすぎる……!」
犬じゃなくて熊だった!北極熊の獣人彼氏✖️彼のためにひと肌脱いじゃう天然彼女(人間)
いつもの愉快なラブコメです。よろしくどうぞ〜
他サイトにも投稿しています。
文字数 12,987
最終更新日 2026.04.04
登録日 2026.04.02
七人の魔女の呪いである七つの誓約。
誓約を破れば死亡する。
もし俺が死亡すれば、ある世界から分岐し、それに並行して存在する別の世界へ飛ばされる。
いわゆるパラレルワールドの世界だ。
七つの誓約はパラレルワールド毎に違う。
例えば、肉を食べてはいけないなどや、傘を差していけなかったり。
違うパラレルワールドでは、肉を食べることや傘を差しても大丈夫だった。
なぜこんな呪いを受けてしまったのか………
俺は、このパラレルワールドの世界から抜け出せるのか?
文字数 315
最終更新日 2021.05.13
登録日 2021.05.13
貴方は変えたい過去はありませんか?
もしその力を手にすることができるなら、貴方はどんな未来を描きます?
私は懐中電灯、俺はアイスの棒、僕はサッカーボール、アタシはお面。
人間に対して不都合を生む存在の正体は、人を縛り付ける醜花だった。
文字数 392
最終更新日 2022.11.02
登録日 2022.11.02
文字数 123,645
最終更新日 2025.05.18
登録日 2025.04.30
異世界からもたらされた呪いによって滅びた鈍異村の住民である小山内詩郎、北野愛、櫛引由美子の三人は死後幽霊となって自分達の村が滅びた理由を調べていた。
幽霊には寿命が無く、生者とは時間の感覚も違う。
真相が判明した頃には既に75年の歳月が流れていた。
鈍異村に呪いを持ち込んだ元凶である異世界の魔法使いエンフラーグは既に亡くなっていたが、詩郎達はエンフラーグが設立し、その子孫がギルドマスターを務めている冒険者ギルド【英雄の血脈】の存在を知る。
エンフラーグ本人じゃないなら復讐するには及ばないと思いつつも、長年怨み続けてきた気持ちに切りを付ける意味で彼らに接触してみた結果、彼らは全く悪びれる様子もなく逆に犠牲になった村人達を笑い物にする始末。
そっちがその気ならもう情けをかける必要はない。
異世界の連中に日本の怨霊の恐ろしさを思い知らせてやる。
詩郎達は怨霊の力で彼らを鈍異村に閉じ込め一人ずつ復讐を行っていく。
その中には密かに転生をしてギルドに潜り込んでいたエンフラーグ本人の姿もあった。
その過程で徐々に明らかになる異世界人の非道な行為の数々に、怨霊側につく者達も現れて復讐劇は更にエスカレートしていく。
これは和風ホラーを怨霊側の視点で描いてみた物語です。
小説家になろうにも投稿しています。
文字数 112,265
最終更新日 2021.05.29
登録日 2021.04.16
三国志の時代を生きた英雄、劉備、曹操、孫権、そしてもう二人。
同じ星の下、同じ名を持つ英雄が二人。
名を七星北斗と呼ばれている。
世は乱れ、漢王朝は衰退している。
黄巾と呼ばれる黄色い頭巾を身につけた、張角を頭目として、引き起こされた組織的な農民反乱である。
後漢末期の184年(中平元年)のことであった。
乱れた世を正すため、英雄たちは集う。
文字数 2,974
最終更新日 2025.12.23
登録日 2021.10.10
かつて世界には「星」が存在した。
空に浮かぶ普通の星ではない。
遥か昔、人々は夜空から降り注ぐ光を「星素(せいそ)」と呼び、それを利用して魔法を使っていた。
しかし約800年前、突然すべての星が夜空から消えた。
それ以来、世界では魔法が衰退し始めた。
現在では魔法を使える者はごく僅か。
そして星が消えた夜に生まれた巨大な災害――**「星喰い」**によって、世界の北半分は現在も人の住めない荒野となっている。
人々は800年前の出来事を、
「神々が人間から星を取り上げた」
と教えられている。
だが、その歴史には大きな嘘が含まれている。
文字数 98,114
最終更新日 2026.08.27
登録日 2026.08.26
夏は恋も勝負時...。
この恋絶対叶える!
そう意気込んでいたな、あの時は。
大好きだったのに...あなたはどこかへ行ってしまった。
文字数 4,025
最終更新日 2021.07.29
登録日 2021.07.28
冷徹なAI信奉者の榊原と、笑顔を担保に融資を迫る狂熱の本多が、数字の裏に潜む人間の醜悪さを暴くシニカル・銀行エンターテインメント。
文字数 1,327
最終更新日 2026.01.29
登録日 2026.01.29
北――そこは、ただの方角ではない。
世界の継ぎ目がほころび、“向こう側”が滲み出す境界だった。
北境界防衛線に配属された一人の少年は、
獣とも、人ともつかない異形と戦う最前線で、
白い糸を操る謎の存在――アトラと出会う。
だが彼女は、味方でも敵でもない。
人間と“向こう側”が混ざり合って生まれた、境界の例外存在。
やがて少年は、“門”に呼ばれ始める。
空は割れ、異形の群れが押し寄せ、
そして世界は再び、崩壊の淵に立たされる。
それでも彼らは戦う。
失われた過去のために。
守りたい今のために。
そして――まだ続く未来のために。
これは、観測の記録。
世界のほつれを、ひとりの少女が縫い止めた、最後の戦いの記録。
※この小説はフィクションです。現実の団体、組織、人物とは一切関係がありません。
文字数 12,623
最終更新日 2026.02.06
登録日 2026.02.06
鋼将軍の銀色花嫁
レンタル有り呪われた両手を持つ伯爵令嬢シルヴィアが、十八年間も幽閉された塔から出されたのは、借金のかたに北国の将軍へ嫁がされるためだった。 何もかもが嫌になり城を逃げ出したが、よりによって嫁ぐ相手に捕まってしまい……。 一方で北国の将軍ハロルドは困惑していた。軍師に無茶振りされた政略婚でも、妻には一目ぼれだ。幸せな家庭を築きけるよう誠意を尽くそう。 目指せ夫婦円満。 しかし何故か、話し掛けるほど脅えられていく気がするのだが!?
妻には奥手な二十八歳の将軍と、身体の秘密を夫に知られたくない十八歳の娘の、すれ違い夫婦のお話。 シリアス、コメディ要素が半々。
文字数 183,117
最終更新日 2020.07.30
登録日 2016.06.04