「誰」の検索結果
全体で18,736件見つかりました。
<第32回岐阜県文芸祭佳作受賞作品>
そのさほど大きくない私鉄の駅を降りて駅前の商店街を歩くこと数分、そろそろ商店街も尽きようかという少し寂しい場所に、その写真館は建っている。正面入口の上には福野写真館という看板がかかり、看板の下には昔は誰でもお世話になったカラーフィルムのロゴが今も残っている。
入口の左右のウインドウに所狭しと飾られているのは、七五三や入学記念、成人式といった家族の記念写真。もう使われなくなったのか、二眼レフのカメラも置かれている。
どこにでもある写真館、いや、どこにでもあった写真館と言った方が正しいか。
デジタルカメラ、そしてスマートフォンの普及により、写真は誰でも、いつでも、いくらでも撮れる、誰にとってもごくごく身近なものとなった。一方、フィルムで写真を撮り、写真館に現像や引き延ばしを頼むことは、趣味的なものとしては残ってはいるが、当たり前のものではなくなっている。
人生の節目節目に写真館で記念写真を撮って、引き延ばした写真を自宅に飾るということは根強く残っているものの、写真館として厳しい時代となったことは否めない。
それでも、この福野写真館はひっそりではあるが、三十年以上変わらず営業を続けている。店主は白髪交じりの小柄な男性。常に穏やかな笑顔を浮かべており、その確かな撮影技術とともに、客の評判はよい。ただ、この写真館に客が来るのはそれだけ故ではない。
この写真館は客の間で密かにこう呼ばれている。「想い出写真館」と。
文字数 25,182
最終更新日 2026.05.03
登録日 2024.06.29
真人-Mahito-(♀)です。
乳がんサバイバー9年目にして、再発しました。(ステージ4とかではない。取り敢えず、まだ、何とか)
凹みましたが、凹んでいる暇はなく生きて――生活して行かなければなりません。
右往左往しつつ、揺蕩う-たゆたう-とも沈まず――徒然書いていければ、と思い、アカウントを取ってエッセイを書かせて頂くことにしました。
(声に出していく-書く-こと-も、乗り越えて行く大事なプロセスだから)
僕自身が消化するためではある日記ですが、(今回再発なのですが)元々乳がんの中でも”小葉がん”という少々レアなタイプで情報が割と少ないのです。流れ流れて、必要としている誰かに”大丈夫だよ”、”しんどくないワケじゃないけれど、大丈夫、何とかなるよ”と届けばいい……とも願っています。
文字数 7,168
最終更新日 2025.01.13
登録日 2025.01.07
小5が作った低クオリティのやつなので温かい目で見守ってやってください
これは、幼いかなとくんが、生と死、現実と夢の狭間で体験した、悲しくも恐ろしい物語です。
【終わらない悪夢】
ある朝、かなとくんは飛び起きました。前夜、ハンバーグを食べた後に倒れ、ママと、亡き双子の姉であるかなみの霊に「成功ね😏」と冷たい笑みで囁かれた悪夢を見たのです。ママの「どうしたの?怖い夢って?」という優しい声に安心するも、かなとはママの目の中に一瞬、あの冷たい光を見ました。
さらに、食事中、ママが突如無表情になり、理解不能な呪文のような言葉を口にします。そして、再び正気に戻ったママは、記憶がなく混乱します。「最近意識がなくなることが多いのよ その時もしかして誰かが私の体に入ってる...?」
やがて、ママの口から再びあの声が響きました。「私の人生はサイショデオワッタノニオマエはズットタノシソウズルい」「''こ''ろ''す''!!」。ママは、亡き姉かなみの霊が自分にとり憑き、生きているかなとを恨んでいることを悟ります。
【お祓いの儀式】
かなとを守るため、ママは「大丈夫!目を瞑って!(その声は力強くたくましい声だった)」とかなとを抱きしめ、お祓いへ向かいました。お坊さんのお経の中、かなとはママの「終わりましたよと言われても部屋から出るまでは目を瞑ってるのよ!」という約束を思い出しながら耐えます。
しかし、お坊さんの「終わりましたよ」の声に、かなとくんは思わず目を開けてしまいました。とたんに空気がどんより重くなり、お坊さんの顔があの時のママのような無表情で冷たい顔に変わります。
恐怖の極限で、ママは最後の力を振り絞り、かなとを抱きしめて「祓え給え、清め給え!!!」と叫びました。霊は退けられ、空気は清々しく戻りましたが、ママはそのまま倒れ、植物状態となってしまいます。
【儚い目覚めと真実】
一ヶ月後、毎日ママの手を握り続けたかなとの前で、ママの腕がピクッと動きます。そして、眩い光の中でママは目を開けました。「か、かなと...?」
ママはかなとを優しく抱きしめ、「もう祓ったんだから大丈夫よ」と囁きました。二ヶ月のリハビリを経て、二人はあの**「へんな顔」**に怯えることのない平和な日常を取り戻します。
ですが、実はこれは全て、交通事故で意識不明の重体(植物状態)となり、病院のベッドに横たわっているかなとくんの魂が、深い眠りの中で見ていた、生への渇望とママへの愛を紡いだ長大な夢だったのです。
文字数 7,644
最終更新日 2025.10.16
登録日 2025.10.16
大学生の透は、心霊スポットからの帰り道、深い霧に包まれた山道で道に迷い、地図にない集落「追分村」へと迷い込む。村の入り口には、「決して後ろを振り向いてはならない」と朱書きされた異様な立て札が立っていた。
村に足を踏み入れた瞬間、透の背中にずしりとした冷たい重みがのしかかる。それはまるで、誰かに背負われているかのような生々しい感覚だった。直後、耳元で囁き声が聞こえ始める。「透、おかえり」「ご飯できてるわよ」。それは、三年前に病で亡くなったはずの、最愛の母の声だった。
友人の姿はいつの間にか消えていた。村人たちは顔を隠し、透の前方だけに立って「前だけを見ろ、出口は向こうだ」と繰り返す。背中の「何か」は、透の記憶にある母の優しさで絶えず語りかけてくる。幼い頃の思い出、好きだった歌、そして死に際の感謝の言葉。その声はあまりにも温かく、透の理性を削り取っていく。
「ねえ、顔を見せて」「どうして私を置いていくの?」。声は次第に哀願へ、そして怨嗟へと変わっていく。振り向けば母に会えるかもしれないという誘惑と、掟を破れば破滅するという直感。極限の葛藤の中で、透は出口を目指し歩き続ける。
愛慕と恐怖が交錯するノンストップ・ホラー。果たして透は、背中にへばりつく「母」の声を振り切り、この呪われた村から生還することができるのか。
文字数 1,389
最終更新日 2025.11.20
登録日 2025.11.20
10年前ワールドトレードセンターに
飛行機が衝突した映像は世界を震撼させた
それから10年経ち
ここ東京にある私立影蔵高校。
名門進学校として知られるこの学園には、一般人は誰も知らない“裏の顔”がある。
内閣直轄組織――シャドー。
警察、公安、自衛隊など
国家を守る者たちと
国内で暗躍するテロ組織、武器密売組織、国家転覆を狙う組織を、
抹消する実行部隊。
その一員として戦うのは、
15歳の少女――桜 陽奈(さくら ひな)。
冷静無比な射撃能力を持ち、
「銃器を扱わせたら右に出る者はいない」と言われる天才狙撃手。
そして、彼女の相棒。
秋月 紅葉(あきづき もみじ)。
国立大学で研究をしていた
両親を殺害された過去を持ち、
シャドーに引き取られ、桜と共に生きる道を選んだ少女。
表では普通の女子高生。
裏では国家の影。
笑顔と銃声。
制服と硝煙。
友情と殺意。
――乙女たちは今日も、影から国を守る。
文字数 97,101
最終更新日 2026.07.17
登録日 2026.02.04
夏休み最後の日、高校三年生の水瀬陸は恋人の七海を海に連れて行こうと半年かけて準備してきた。バイト代を貯めてバイクを買い、免許を取り、今日こそペアリングを渡して「いつか結婚しよう」と伝えるつもりだった。一年半前、図書館で『ノルウェイの森』を同時に手に取ったことで始まった二人の関係は、水族館、映画館、クリスマス、花見、誕生日と重ねてきた思い出に彩られていた。しかし高速道路で対向車のトラックと衝突し、0.03秒という引き延ばされた時間の中で二人は叶わなかった未来を語り合い、手を繋いで衝撃を迎えた。
三日後、七海は病院で目を覚ます。しかし驚くべき事実が明らかになる。ドライブレコーダーの映像には、バイクを一人で運転する七海の姿しか映っていなかった。陸くんは存在しなかった。図書館の防犯カメラにも、一人で誰もいない空席に向かって話しかける七海の姿が残っていた。精神科医の田中医師から、七海は一年半前から統合失調症と診断されて通院していたことを告げられる。陸は幻覚だったのだ。
さらに衝撃的な真実が明らかになる。封筒から取り出した出生届には、水瀬陸と水瀬七海、二人の名前が並んでいた。陸は七海の双子の兄だったのだ。しかも十年前、七歳のとき、七海が道路に飛び出したのを庇って交通事故で亡くなっていた。辛すぎる記憶を封印した七海の脳は、兄の存在を完全に消去し、やがて幻覚として呼び戻し、さらに恋人として作り変えていたのだった。
病院の屋上で、七海は最後の幻覚として現れた陸に別れを告げる。陸は「いつか本当の恋をしてほしい」と言い残し、星空に溶けるように消えていった。
退院後、七海は写真立ての中で笑う七歳の陸と自分の姿を見つめ、お墓参りで前を向くことを誓い、事故があった公園で最後のお別れを言う。そして一歩ずつ現実を生き始める。
一年後の春、七海は大学の文学部に入学していた。美波という友人ができ、幻覚は完全に消えていた。ある夜、レポートを書き終えた七海は窓を開けて星空を見上げる。「お兄ちゃん、ちゃんと生きてるよ」と呟くと、小さな風がカーテンを揺らした。七海はそっと微笑んで、窓を閉じた。
文字数 68,844
最終更新日 2026.04.30
登録日 2026.04.30
文字数 7,908
最終更新日 2021.04.08
登録日 2018.02.19
侯爵家令嬢のアマリー・レイスタンは舞踏会の隅っこで静かに婚約破棄をされた。
誰も見ていないし、誰も興味なさそうではあったが、アマリーはやはりショックで涙を流す。
これは、ポチャッ娘令嬢のアマリーが、ありのままの自分を愛してくれる人を見つけるまでの物語。
文字数 138,814
最終更新日 2019.09.16
登録日 2019.04.13
婚約破棄から聖女 スピンオフ
公爵令嬢シルヴィアはダニエル王太子殿下から、我が愛する男爵令嬢リリアーヌを虐めた咎と他の男と浮気していたなどというあらぬ疑いをかけられ、婚約破棄と国外追放を言い渡されるが、ダニエルの母、王妃殿下が大変な浪費癖でシルヴィアの家から借金をしていたのだ。
シルヴィアは、婚約破棄の違約金とわが家からの借財を耳をそろえて返せと要求するも、金がない。
そこで、シルヴィアは借金の一部を王城と引き換えの代物弁済契約を結ぶのであった。
着の身着のまま王城から追い出され、行く宛てのない王家の人々。事の発端を作った男爵令嬢のリリアーヌの家へ大挙して押しかけるが、リリアーヌの父男爵が怒り出し、男爵もまた家ごと家出するのであった。
婚約破棄から聖女の一話にする予定でしたが、長くなりそうなのでこちらに独立して書きます。
文字数 10,520
最終更新日 2021.04.20
登録日 2021.04.17
まさかこの領内に、あの恐ろしいドラゴンが棲み付くだなんて──
アリシア・ロマーダ伯爵令嬢は、つくづく自分は運命に見放されていると思った。
古からの慣わしにて、領主の娘はドラゴンの生け贄とされる定めである。
領主の一人娘として生まれたアリシアはその定めに従い、生け贄となる運命となった。
自分を守ってくれるはずの父や母も、運命に連れ去られてもういない。
残った家族の継母は、アリシアを虐げ続けてきた女である。生け贄となることを喜んでさえいた。
だけど騎士であり婚約者でもある彼だけはと──そう願ったアリシアであったが、婚約者もまたドラゴンが現れては仕方がないと、あっさりと婚約を破棄してしまったのであった。
運命は悲しいことばかりを与えてくれた。その締めくくりが、自分の死であったというだけの話なのか……
アリシアはもうそれでいいと思った。
ドラゴンの棲む洞窟へと、アリシアはたった独りで歩いていく。
果たしてドラゴンはそこにいた。彼の名はラフィンドル。
そのドラゴンは意外にも、アリシアの知る人間たちの誰よりもずっと、優しかったのであった────
*全12話(短編)
*他サイトにも掲載
文字数 20,229
最終更新日 2021.09.03
登録日 2021.08.30
都内の大学に通う黒木 天(クロキ ソラ)19歳は唯一の肉親である母を亡くし消沈していた。
そんな中、コンビニでのアルバイト中に突っ込んできたトラックにより事故に巻き込まれてしまう。
生きる事に未練などなかったソラだったが、神と名乗る存在にgiftと呼ばれるスキルをあたえられ別の世界にソラの意思とは関係なく転移させられてしまった。
転移した世界は中世ヨーロッパ時代の文明レベルの世界。
人と魔族が世界を二分し争いが続く時代だった。
あたえられたgiftを使い、以前飼っていた犬に似た従魔のコロ、母親の面影のある従魔サクラを呼び出し、誰にも関わらず静かに暮らしていく事を決意する。
しかしその世界は、黒髪や黒い瞳を持つものを異端者として蔑み侮蔑するソラにとってあまりにも過酷で残酷な世界だった。常識では考えられない不遇の生活を余儀なくされたソラだったがそれでも極力、人とかかわらず我慢しながらも従魔たちと楽しく生活していた。
だが、ひと時の平穏な時間は“とある事件”により崩れ去ってしまう。
その事件により世界は新たな魔王を作り出してしまったのだった。
文字数 36,619
最終更新日 2023.02.26
登録日 2022.04.05
私立高校三年生の道重歩は、婚約者の雪村撫子と、小型旅客機で殺処分島に向かっている。殺処分島は人間狩りが楽しめる絶海の孤島で、二人は多数の修学旅行先の中から殺人旅行を選んだ。
理由は殺人が道重家の成人の儀式で、二人が結婚する為に必要な条件だからだ。成功すれば修学旅行から新婚旅行へと変わる。もちろん死亡した場合、誰も殺せずに逃げ帰った場合は重い罰が待っている。
旅客機の中には二人以外にも、六人の青緑色の学生服を着た乗客達が乗っている。だが、住民達は無抵抗に殺されるだけの存在ではない。島にやって来る旅行者を殺す為に武装している。その数は三百人を超えている。
島の住民は世界各国から日々送られてくる人間から出来ている。住民が死ねば、新しい住民が送られてくる。時代は金にならない支援から、金になる死援へと変化した。
島に旅行者を乗せた飛行機が到着すると、フェンスに囲まれた殺人エリアに食糧が落とされる。殺し合い開始の合図だ。住民には若い女性も多くいる。殺人、強姦、全てが合法になる島で、血塗れのパーティーが始まる。
文字数 57,289
最終更新日 2022.07.24
登録日 2022.07.24
ニーニャは【バフ】と呼ばれる支援スキルしか持ってなかった。
おかげで戦闘には一切参加できない無能。
それがクラン内でのニーニャの評価だった。
最終的にクランはニーニャを使い物にならないと判断し、追放することに決めた。
ニーニャをダンジョン内に放置したまま、クランメンバーたちは去っていく。
戦えないニーニャはダンジョン内で生き残ることは不可能と誰もが思っていた。
そして、ニーニャ自身魔物を前にして、生きるのを諦めたとき――
『スキル【バフ】がレベル99になりました。カンストしましたので、スキルが進化します』
天の声が聞こえたのである。
そして、ニーニャを追放したクランは後に崩壊することとなった。
そう誰も気がついていなかった。
ニーニャがクラン全員を常に【バフ】していたことに。
最初だけ暗いですが、基本ほのぼのです。
文字数 106,784
最終更新日 2023.03.09
登録日 2023.02.14
あらすじ:
主人公の杏奈(アンナ)は、都会の喧騒から離れて田舎の祖母の家に夏休みを過ごすために訪れる。そこで杏奈は、祖母の古い屋敷の裏にある「秘密の庭」に迷い込む。庭は荒れ果てており、かつて美しかったその庭に何があったのか、誰も話したがらない。ある日、杏奈はその庭で古い日記と一枚の写真を見つける。
日記は彼女の祖母の若い頃のもので、そこには一人の友人との不思議な出来事が書かれていた。その友人は突然姿を消したというが、何か隠された真実があるように感じる。杏奈は庭の謎を解こうと日記を手掛かりに調査を始めるが、次第に自分自身の心の奥底にも隠された感情や傷があることに気づいていく。
文字数 9,903
最終更新日 2024.09.30
登録日 2024.09.30
冴えない「空気」な男子・田中健太。クラスでいじめられても反抗せず、誰からも気に留められない、そんな存在だった。
はずなのに——私、佐藤花だけは知っている。
体育祭の短距離走で見せた信じられない速さ。球技大会のバスケでの超人的な活躍。クラスの誰も気づかない彼の「異変」を、なぜか私だけがはっきりと認識できるのだ。
「私だけが知ってる」という優越感と、得体の知れない胸の高鳴り。彼の秘密を追い続けた私は、ある日、とある路地裏で光のゲートへと吸い込まれる田中くんを目撃する。危険を顧みず、私はその光の先へと飛び込んだ。
そこは、剣と魔法、魔物が跋扈する異世界だった。
異世界で「勇者」として孤独に戦い続け、現実世界のわずかな時間を使って膨大な努力と鍛錬を積み重ねてきたという田中くん。彼は現実世界でのコミュ障な姿からは想像もできないほど、圧倒的に強かった。
戸惑う田中くんに、私は高らかに宣言する。 「アンタの異世界冒険、私が手伝ってあげる!」
私だけの特別な「目」と、異世界で手に入れた便利な「アイテムボックス」。やがて親友の由希子、豪快な姉の茜、そして担任の神崎先生まで巻き込み、私たちの秘密の二重生活が始まった。
学校では相変わらず冴えない田中くんと、普通の女子高生な私。でも放課後の異世界では、最強の勇者と、彼を支える特別なパートナー。
しかし、この世界の成り立ちには、ある大きな秘密が隠されていた。
これは、冴えない隣の席の彼が異世界で最強の勇者となり、孤独な戦いを乗り越え、そして私だけの存在になっていく——恋と成長の物語。
最初は「私だけの秘密」だったものが、やがて仲間たちと共有する「みんなの秘密」へと変わっていく、ちょっと特別な青春ラブストーリー。
文字数 127,067
最終更新日 2025.09.30
登録日 2025.08.31
『──須崎くん。愛もテロも、構造は同じなんだ。どちらも『理解されたい』という欲望が、誰かを壊す形で噴き出しただけだよ』
主人公・須崎透は、大手製薬会社の“事故死”をきっかけに、完璧な上司・香山慎之介の闇に触れてしまう。
そして香山は、製薬会社社長の娘・詩織を「自分の隠し子」だと告げる。
須崎は、香山と詩織を通じて
一般人が決して足を踏み入れてはならない “世の中のタブー” に踏み込んでしまう。
――官僚、財閥、血統。
三代にわたり政財界の子弟が通う名門ーー修加学院。
それらに付随する――性と死。
そこで笑っている香山慎之介は、一体何者なのか。
須崎は、彼を知るために、決して触れてはならない領域へと手を伸ばす。
文字数 11,667
最終更新日 2025.11.03
登録日 2025.11.03
藤田一葉(ふじたかずは)は持病の頚椎症と職場の人間関係に疲れ、五年働いた会社を退職した。その後、偶然街で出会ったのは誰に言うことも無かったけれど憧れていた会社に営業マンとして時々来ていた牛島榛(うしじましん)だった。その時になんと彼も一葉の事が好きだったと告白され、恋人同士になった。
彼に会ったことで引きこもり気味だった一葉の生活は一転し、優しさに心が癒されていき、最後はハッピーエンドのお話です。
関連作品として、猫が繋ぐ縁
括りはスイーツ男子-猫が繋ぐ縁-
栞~猫が繋ぐ縁~
だって、コンプレックスなんですっ!
があります。宜しければこちらもどうぞ。
文字数 33,393
最終更新日 2016.12.03
登録日 2016.09.09