「運転」の検索結果

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ファンタジー 完結 短編
不思議なバスの運転手さんが、貴方を思い出へと連れて行ってくれます。
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小説 220,253 位 / 220,253件 ファンタジー 51,082 位 / 51,082件
文字数 2,503 最終更新日 2025.06.23 登録日 2025.06.23
ファンタジー 完結 長編 R15
一人の女子高生が、歩きスマホで赤信号の横断歩道を渡る。 そこに迫りくるトラック……そして儚くも落命したその魂の前に現れたのは、異世界の冥府を守る番人・クロス。 「お前を私の世界に転生させてやろう」 ただし、ある交換条件と引き換えに。そしてその魂は叫ぶのだ。 「なんでトラック運転手側の俺が死んで転生してるんだよ!」 アラフォーおっさんの、理不尽な異世界転生記が幕を開ける――。 ☆「魔皇リリィディアと塔の賢者たち」の第二章の裏で起こっていたストーリーです。 ※そちらのストーリーとは絡みませんので、この作品単独でもおいしくお召し上がりになれます。
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小説 220,253 位 / 220,253件 ファンタジー 51,082 位 / 51,082件
文字数 163,548 最終更新日 2023.05.19 登録日 2023.04.16
青春 連載中 長編 R15
◇あらすじ 原付二種で瀬戸内を駆ける少女たちの物語**『しまなみブルー ー風のSHIFTー』**の直後、 彼女たちはそれぞれの日常に戻りながらも、まだ終わらない夏を生きていた。 悠真――走ることで自分を変えたいと願ったトランスジェンダーの少年。 結、彩花、琴音、そして凛――風を掴む仲間たちの絆は、確かに強くなっていた。 そんな彼女らの前に現れる、新たな存在。 悠真の保護者であり母方の叔母、水野志保。 普段は着物姿で着付師として穏やかに暮らす大人の女性。 しかし、かつてはジムカーナで名を馳せ「しまなみの魔女」と呼ばれた凄腕ライダーだった。 愛する家族を事故で失い、風を止めていた彼女の心に、再び灯がともる。 「風は……まだ止んでいない。」 悠真を支え、結たちと共に、志保は眠っていた“魔女”としての力を解き放つ。 夏のしまなみ海道を舞台に、新たな仲間が加わり、物語は再び走り出す――。 「――さあ、しまなみの魔女の走り、見せてあげる」 これは、夏の空に吹き抜ける魔法のような風の物語。 しまなみブルー、第二章。新たな“WITCH”が今、走り出す――! ■ チーム「しまなみブルー」 ―風を繋ぎ、絆を紡ぐ六人のライダーたち― リーダーは瀬戸結。 メンバーは水野志保、橘凛、伊吹彩花、三浦悠真、伊吹琴音。 今治を拠点に活動しており、しまなみ海道を中心にツーリングや動画配信を行っている。 世代も立場も異なるメンバーが、バイクという共通の絆で結ばれている。 志保の復帰をきっかけに、チームとして新たな段階に進みつつある。 ※本作に登場する一部の組織や団体、一部の峠、走行シーンや勝負の描写は、あくまでフィクションです。 公道での無謀運転や違法行為を推奨するものではなく、登場人物たちのドラマを盛り上げる演出として描かれています。 実際の道路では、交通ルールを守り、安全第一でライディングをお楽しみください。
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小説 220,253 位 / 220,253件 青春 7,710 位 / 7,710件
文字数 37,502 最終更新日 2026.04.05 登録日 2026.01.25
大衆娯楽 連載中 短編
筆者は子どものころから大の旅行好き! 国内はもとより海外(専ら豪州含むアジア圏中心だが)も様々な場所を色々な交通手段で 行く。 長距離バス・タクシー・レンタカー・トゥクトゥク(海外)などあるが個人的には鉄道の 旅が一番!! 道中の風景をのんびり楽しめる(自分が運転してるレンタカー等や航空機では無理)、 見知らぬ人とのつかの間の温かい交流、駅弁、思わぬハプニングなど旅情満載! 筆者の実体験と共に特に今は無き国鉄の列車・寝台列車、海外の鉄道の旅、貧乏旅行 の代名詞18切符など、「乗り鉄」にも「時刻表マニア」にも楽しめる旅行記を書いて みました
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小説 220,253 位 / 220,253件 大衆娯楽 5,967 位 / 5,967件
文字数 33,063 最終更新日 2023.09.22 登録日 2022.07.22
ファンタジー 連載中 長編
ーこれは、愛とロマンの物語ー 地球と呼ばれる青き星、不景気渦巻く平成元年に生を受け、大人になった今なお中二病の後遺症と戦う一人の男がいた。 彼の名は『あきら』。 すまない、『彼』っていうか……オレだ。 この物語は、オレがオレの目線でお送りする、オレ要素強めのお話だ。 平々凡々に、そこそこ幸せな日々を過ごしていたオレはある日、突然出会った未知の発光体に頼まれ、なんやかんやあって『地球とは異なる星』へ移住することになった。 地球から持ち込んだ可愛い愛車達をお供に、『ロマンを叶える旅』に出たオレは、御多分に漏れず様々なトラブルに巻き込まれていく。 ……期待してくれる人がいるかもしれないから今の内に言っておこう。 オレが無双する事はないし、愛車達が突然女体化して『あるじ』とか『マスター』とかぬかして、オレとイチャイチャする事もない。 オレが人より優れてる事と言えば、ゴールド免許を維持し続ける運転技術と、良質な漫画と映画によって育まれた、特濃のロマンへの憧れだけだ。 そんな普通のおじさんが、戦乱渦巻く未開の星で一体何ができるってんだろうな…… まぁ、あんまり肩肘張らずに、生暖かい目で応援してくれたら幸いだ。 できたらでいい、刮目してくれ……ヌルき男の魂を。
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小説 220,253 位 / 220,253件 ファンタジー 51,082 位 / 51,082件
文字数 190,910 最終更新日 2023.02.18 登録日 2022.12.28
現代文学 完結 短編
 雪が降り、そして止み、また降り、風に流され、そして、また、止む。  その宿は特急停車駅から送迎バスで一時間半ほど、ネット上では温泉と山菜が客人を迎える宿、という惹句で紹介されていたが、実際に泊まってみると、それ以外のものは特になく、客の存在に一喜一憂せず、静かに温泉宿として数十年以上の時間をやり過ごすかのように佇んでいた。  とりあえずの一泊で部屋を取ったが、想定以上の大雪が降り積もり、このあたりの公共交通機関はほぼ動かなくなってしまった。  旧交の仲間と酒を呑もうかと土日にかけて松本まで足を伸ばし、月曜の朝に間に合えばいいからと夕方まで遊んでいたところに大雪のニュースでにわかに騒がしくなった。急な仕事もあるわけでもなしと、チャットで職場に事情を投げ、雪に阻まれ帰れなくなった旨を伝え、ひとまずは月曜の有給を申請している。  日曜の夜から大雪でバスが動かないとのニュースが流れていたのは知っているが、ここまで積もるのは近年ではあまり聞かないのだという。  雪も誤算だったが、誤算の上乗せは、うかつに移動したことだった。  電車に乗って少しでも東京に近づこうとしたのが良くなかった。普段は客に優しさを見せない鉄道会社が、こういうときに限り安全に考慮し始め、計画的に運転を中止するという決断をしたのだった。  しかも、寝てれば着くだろうと車両の端の席で深く寝てしまっていたのもあり、気付いたときには、電車は止まり、車掌に起こされ雪だらけのホームに放り出された。  駅舎からも出るように言われ、渋々駅を出る。  大雪とは言え、まだ日が暮れるのには早く夕方と言うよりは昼下がりに近い時間帯なのに薄暗い。少しは人が居るだろうと思っていたが、人影はほとんどなく、駅前商店街らしきシャッターの並びの景観が閑散というか殺風景というか、この世から人が消えてしまったのではないかと妙な心配をしてしまうような景色だけがあった。  かろうじて一台、温泉宿の送迎バスがあった。
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小説 220,253 位 / 220,253件 現代文学 9,260 位 / 9,260件
文字数 7,050 最終更新日 2023.04.09 登録日 2023.04.09
ファンタジー 連載中 長編 R15
いつも通り学校から帰る途中、不幸にも居眠り運転のトラックに引かれて死んでしまった鈴木 慎也(すずき しんや)。 しかし神のミスにより死んだと伝えられお詫びと転生させてもらうことになった。 この作品は、処女作品です。おかしな部分や誤字がたくさんあると思いますができれば楽しんで下さい! 投稿は不定期の気まぐれなので暖かく見守って下さい!
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小説 220,253 位 / 220,253件 ファンタジー 51,082 位 / 51,082件
文字数 75,816 最終更新日 2018.08.11 登録日 2016.11.18
ファンタジー 完結 長編
運転中の事故で死亡した男性は見知らぬ場所に居た そしてそこで神と名乗る者からある世界に存在する魔王を倒し世界に生じたズレの修正を頼まれる 拒否権はなく説明を受けた後、男性の魂は器を得て魔物が蔓延る魔術ある世界に生まれ落ちた その身体は女でありカエデという名を与えられた 生まれてから数年の時が経ち元冒険者の両親に剣と魔術を教えてもらいながら暮らしていた 子供達の目付け役として一緒に遊んでいたカエデは行っては行けないと言われていた森の奥へ子供達と入ってしまった カエデは魔物の攻撃により消えぬ傷を負ったカレンと共に戦うことを選ぶ
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小説 220,253 位 / 220,253件 ファンタジー 51,082 位 / 51,082件
文字数 104,486 最終更新日 2023.11.23 登録日 2023.10.13
キャラ文芸 連載中 長編
ある事が切っ掛けでスポーツカーと全く無縁だった女性がスポーツカーのハンドルを握る事となる。 恋愛にも視点を置いてあえて旧車の物語です。 小説というよりは設定、プロットかもしれません。 物語ではありますが登場する車種は全て様々なチューニングパーツを取り付けてある設定です。 NISMO、HKS、BLITZ、TRUST、TOMEI、SARD、無限 MUGEN、TOM'S、BBS、RAYS、SSR、ENKEI、 TEIN、CUSCO、RS-R、HYPERCO、RACING GEAR、ENDLESS、EXEDY、OS GIKEN、 KAKIMOTO RACING(柿本改)、FUJITSUBO、RECARO、BRIDE、etc・・・ 名前を挙げればまだまだ沢山ありますが、そのようなメーカーさんのパーツや色々と取り付けてあるわけです。 しかしサラッと読みやすくする為にメカニックの部分や難しい事は抜きです。 途中で思い出したかのように書き直してみたり、誤字脱字も多いかと思いますが温かく見守って頂けたら幸いです。 実際の物語の中では様々な車種が登場しますが、この投稿作品では省略している部分があります。 ※車種、地名などは実在してもこの物語はフィクションです。 演出等で「これはあり得ないでしょ」と思われる演出等もあるかと思いますがフィクションです(;^_^A 現実の世界では交通ルールを守って安全運転を心掛けてほしいと思います。 アニメや漫画、映画の世界と現実の世界は違う・・・
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小説 220,253 位 / 220,253件 キャラ文芸 5,500 位 / 5,500件
文字数 43,624 最終更新日 2021.03.06 登録日 2021.03.05
ファンタジー 完結 短編 R15
朝を見送り、夜を越えて。 今日も今日とてトラック転がし、西へ東へひた走る。 誰かの1ポチ背負って眠い目こすり 目指すは県境またいだどこかのお宅…… じゃなくて、刑務所だとぉ!? 冗談じゃない! 絶対阻止してやる! これは、異世界への魂運搬を拒んだ とあるトラック運転手の奮闘記である。 …………多分?
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小説 220,253 位 / 220,253件 ファンタジー 51,082 位 / 51,082件
文字数 4,268 最終更新日 2020.06.10 登録日 2020.06.10
キャラ文芸 連載中 長編
事故発生件数の多い都道府県、愛知県。 そこでは『車なんでも相談所』を営む関朝陽、警察本部の交通捜査課で働く凪愛昼、自動車学校に勤務する要叶夜が暮らしていた。 また、朝陽と愛昼は『車の声が聞こえる』という少し変わった能力を持ち、車と会話することが出来る。 人間の荒い運転に嫌気がさした一部の車が良からぬことを企むなか、三人はそれぞれの立場から心に傷を負った車達と関わり合いながら『人間と車にとってよりよい社会』を模索していく。 *この話は一部の県名や地名、建造物の名前等を除き、全てフィクションです。登場する人物や交通事故等は架空のものであり、実在のものとは関係ありません。
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小説 220,253 位 / 220,253件 キャラ文芸 5,500 位 / 5,500件
文字数 289,080 最終更新日 2023.04.05 登録日 2022.11.12
ファンタジー 連載中 長編
棚田智貴50歳。自分が研究していた異世界転生装置をやっとの思いで完成させた。 試運転をしてみたら転生することができた。それからハチャメチャな人生を送ることに?!
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小説 220,253 位 / 220,253件 ファンタジー 51,082 位 / 51,082件
文字数 703 最終更新日 2023.08.06 登録日 2023.08.06
ホラー 完結 短編
火葬場に向かって走る霊柩車。 IT企業の社長が運転する高級スポーツカー。 この二台の衝突がきっかけで、恐ろしいものが目覚めた。
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小説 22,035 位 / 22,035件 ホラー 759 位 / 759件
登録日 2024.06.17
エッセイ・ノンフィクション 完結 ショートショート
tocana 2021/9/17 【閲覧注意】タクシー運転手を突然メッタ刺しにする巨漢女!! カメラがとらえた狂気の決定的瞬間=中国 https://tocana.jp/2021/09/post_220659_entry.html
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小説 22,035 位 / 22,035件 エッセイ・ノンフィクション 797 位 / 797件
登録日 2021.09.18
現代文学 完結 短編
 俺は今日、彼女が出来た。俺の名前は神垣順二、34歳。彼女の名前は前島道子、32歳。  俺の職業は、大型トラックの運転手。21歳で大型免許を取得した。主に、冷凍したマグロ等の魚を運搬している。    彼女の道子の職業はサラブレットを扱う牧場に勤めている。もともと道子は東京に住んでいた。でも、馬が大好きで北海道にやってきた。中学を卒業して住み込みで牧場で働いている。  道子と知り合ったきっかけは、牧場や農家で働いている人達の出逢いの場を設けるためのテレビ局の企画に俺が参加して知り合った。そして、見事カップルになれた。
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小説 220,253 位 / 220,253件 現代文学 9,260 位 / 9,260件
文字数 15,334 最終更新日 2022.10.31 登録日 2022.10.31
経済・企業 完結 ショートショート
サンエイ科学研究所で助手として働いている大津君は、通園バスの園児の置き去りを防止する装置を発明した。その装置は、通園バスの園児が座る座席に、園児が座るとスイッチが入り、運転席のパネルに、それぞれの座席に対応する赤ランプが点灯し、園児が座席から離れると赤ランプが消灯するようにしたものである。また、エンジンを停止したあとも赤ランプが点灯している場合には、警報が鳴るようにした。
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小説 220,253 位 / 220,253件 経済・企業 403 位 / 403件
文字数 1,272 最終更新日 2022.09.14 登録日 2022.09.14
現代文学 完結 短編
田之倉大賀《たのくらおおが》は 丸山運送㈱に勤める長距離トラック運転手。 愛妻の見紅《みるく》と結婚して、ちょうど一年が過ぎた。 ほんとなら、かわいい嫁さんと毎晩団らんできる暮らしがいい。 だが、オレは男だ。意地がある。必ず一旗あげてみせるぜ! 見紅よ、オレを信じて待っていてくれ! ころは3月の末。桜の花盛り。 大賀は雨のしと降る山道を、一心にトラックを走らせていた。 ところが夜になると、おだやかに降っていた春雨が、冷たい雪に変わり……。
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小説 220,253 位 / 220,253件 現代文学 9,260 位 / 9,260件
文字数 5,367 最終更新日 2021.01.23 登録日 2021.01.13
SF 完結 短編
未来の交通戦争を描いたSFアクション。 交通ルールが変更された近未来。 信号無視の歩行者は、車で轢(ひ)いても罪に問われなくなった。 運転者としてのプライドを持つドライバー。 それに対抗するのは、歩行者としてのプライドを持つウォーカー。 両者の我慢が限界を超えた時、ドライバーとウォーカーは骨肉の争いに発展した! 『走る凶器』でウォーカーを狩るドライバーたち。 それに対抗するウォーカーの真の目的とは? 運転者と歩行者の戦争が大きな渦となって、世界を巻き込んでいく! いま、二大勢力のDUEL が始まった! DUEL : 決闘
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小説 220,253 位 / 220,253件 SF 6,383 位 / 6,383件
文字数 31,257 最終更新日 2021.10.10 登録日 2021.09.09
恋愛 完結 短編
 夜明け前の温泉街は、雨の匂いと湯気で肺がぬるくなる。アスファルトに赤と青が跳ね、反射ベストの蛍光を細かく砕く。無線が胸骨の上で震え、名前を呼ぶたび心臓が一回、律義に返事をする。  長峰トンネルで停車車両、運転手意識レベル低下。排気の逆流かもしれない——。  口の中に金属の味が広がったのは、マスクのゴムと不安の擦れ合いのせいだ。トンネルの口は巨大な獣の喉みたいで、湿った冷気と排気が少しずつ吐き出されてくる。見えない火の匂いがする。一酸化炭素。目に見えないものほど、人は後回しにする。  私たちは“必要最小限”を合言葉にしている。触れるのは脈と皮膚温、問うのは名前と痛みの場所、渡すのは呼吸と止血だけ。余計な励ましは、時に判断を濁らせる。けれど、手袋越しの鼓動だけは、どうしても嘘がつけない。  車内は曇った窓に外の雨が滲み、運転席の男の顔色は紙のようだ。相棒が声をかける。「聞こえますか」男は浅くうなずいた。排気口は潰れて、黒い煤がバンパーの下に濡れた線を作っている。ビニールの匂い、消毒液の鋭さ、タイヤが水を割る遠い音。世界は役割ごとに層をなして、私の耳に順番を付けて落ちてくる。  酸素を当て、呼吸を飼い慣らしていく。男の胸がわずかに高くなり、低くなる。私は数える。吸って、吐いて、二、三。指先のパルスオキシメータが波を描き、相棒の額に雨粒が細い道を作る。ここでは希望も数値になる。数えられるものだけが、いったんの真実だ。  トンネルの奥から、遅れてパトのライトが滲んでくる。赤が壁に当たって、濡れた岩肌の皺が一瞬だけ浮き彫りになる。その皺のどれかを、私は昔知っている気がした。二本の傘の影。夜勤明けに並んで歩いた雨の朝。思い出は、現場の匂いを嗅ぐと、勝手に箱を開ける。  「戻ろう」相棒が合図する。男は自力で立てる。必要最小限が、今夜はぎりぎり届いたらしい。救急車のドアが閉まり、世界は再び雨の音で満たされる。私は手袋を外す。指の皮膚に残った体温が、雨に薄められて消えていく。  何かを助けるたび、何かを手放す。掟のような均衡だ。私たちはその上で歩く。次の無線が鳴るまでのわずかな間、庁舎前のベンチで二本の傘をひらく。一本は私のため、もう一本は、いつも誰かのため。  必要最小限の優しさとは、濡れないように傘を差し出すことではなく、濡れながら隣に立ち続けることだ、とまだ言えないままに。
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小説 220,253 位 / 220,253件 恋愛 64,273 位 / 64,273件
文字数 27,305 最終更新日 2025.09.12 登録日 2025.09.12
ファンタジー 完結 長編
 東堂院力也は、地球最強の男だ。  ある日、居眠り運転のトラックから少年少女を助けるために、彼は犠牲となった。 「…………む? ここは……?」  彼が目を覚ますと、見知らぬ森にいた。  状況整理に努めているときに、森の奥から女性の悲鳴が聞こえてきた。 「きゃあああっ!」 「むっ! 女の悲鳴か……。今向かうぞ!」  東堂院力也は駆け出す。  しばらくして、女性の姿が見えてきた。  数人の男に押さえつけられている。  服を脱がされ、半裸の状態だ。 「そこまでだ! 賊どもめ!」  東堂院力也が大声でそう言う。  男たちが彼を見る。 「何だあ? てめえは!」 「けっ。通りすがりの冒険者かと思ったが……。見たところ丸腰じゃねえか」 「消えろ。ぶっ飛ばされんうちにな」  賊たちがそう言って凄む。  東堂院力也は油断なく、しかしそれでいて泰然と構えを取ったのだった。
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小説 220,253 位 / 220,253件 ファンタジー 51,082 位 / 51,082件
文字数 135,446 最終更新日 2022.12.22 登録日 2022.04.24
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