「朝」の検索結果
全体で6,382件見つかりました。
・・夜汽車には、ひとつの光の部屋があります。そして人間模様・・そっと慰めるようなことです。
夜汽車に揺られて失意の旅をしたのは、もう半世紀も前だった。車両の電灯がやや黄色がかっている、そんな切ないスポットは、まるで私の心の中のようだと、少青年は想った。車両内にパラパラと空席もあるが、何も意識していない、行く宛も少青年にはもちろんどうでもよかった。そっと手を降ろして拾うと白いハンカチだった・・・。「あ、どうもありがとう。」斜め前にすわっている少女が微笑みながら、受けとった。「・いいえ、」列車がキィーンと泣くような汽笛を鳴らした。少女は十六か十七歳くらいに見える、髪を後ろにまとめた、ポニーテールの感じで、瞳がにこやかな透明な光をしていた。「どこまで行かれるの?」‥「・いえ、特に・・どこでも・・」「私はちえと言います。伯母さんと軽井沢の方へ、帰るところなのよ」・・「・夜汽車で慰められる気がしたので」「つらいわねぇ・・」・・「・・ええ、気力がなくて」「家には部屋だけいっぱいあります。早朝には着くから・・泊まっていきます?私には友だちが居ないの・:・」「・ええ、でもご両親が心配するでしょう」夜汽車はガタン・ゴトンと単調にリズムを刻む。「大丈夫ですよ。弱っている人は、助ける・・これは家訓ですから。私はこの娘の伯母です。」
「うわ、うれしいわ。元気出してね。」ちえさんは喜んで、パッと白と黄色の混ざった光を放った。・・「それでは、お言葉に甘えさせていただきます」少青年は言葉をしぼり出した。「私は光行と言います。・・光に行くという字ですが、光には縁も遠くて・・」「ちえさんは、明るい人ですね」「白いハンカチが何かを光ったのね」「詩は書けるけど・、僕は凡才のまま、母ももう亡くして、どうしたらいいかと考え中なんです。」まるで空から人生を背中にしょい込んだ旅人たちを、そして、宇宙から見守る光があるようだった。
文字数 3,019
最終更新日 2025.03.04
登録日 2025.03.04
ある朝俺は見かけたのだった、峠道の路肩に停まった、赤いホンダのビートと、すぐそばに立つかわいい女の子を。
文字数 3,070
最終更新日 2018.11.28
登録日 2018.11.09
平凡なサラリーマン朝永哲也に突然送りつけられた「箱」は、【7BOX】と言う名のゲーム機であった。その「箱」を立ち上げた時から、ただのサラリーマンは戦士となり、自らの運命を自ら決める戦場に立つことになる。果たして、サラリーマンは「箱」の中に何を見いだすのか。
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登録日 2024.03.16
康太が中学生時、東京からレナが転校してきた。その二人が結婚し、そして今朝レナが息を引き取った。そして20年後二人の愛の証でもある愛娘美鈴が結婚相手をつれてくる。
康太はレナを死後も愛し、そんな父親に育てられた美鈴がその巣からようやく旅立とうとする。
文字数 4,302
最終更新日 2021.08.21
登録日 2021.08.21
まつろわぬ民と天皇家が率いる朝廷軍の戦いが終わり、平安の世が訪れた倭ノ国。
倭ノ国では、稀に生まれつき白い頭髪や皮膚を持った人間――白人が生まれるが、災いをもたらす存在として断罪されることが定めとなっている。
しかし、倭ノ国・予波ノ島を治める美弥藤家の側室の娘・青は秘密裏に白人の少年・東を匿っていた。
常人には見ることのできない世界と繋がれる能力――巫覡の才を持つ東は、自分の命を助けてくれた青のために能力を使うが思わぬ事故が起きてしまう。自分の能力のせいで幾人もの命を奪ってしまった現実を受け入れることができない東は怯えていた。
そのとき、現れたのは――。
文字数 67,857
最終更新日 2023.08.04
登録日 2023.04.17
エドワード朝の英国で享楽に身を沈めて生きてきた若き貴族アーサー・スタンリー(セッティンガム男爵)の物語。
1907年の夏、彼は醜聞を引き起こし一時英国を離れることになる。
翌年、帰国した彼を待っていたのは「結婚しなさい」という母の命令。
果たして彼の人生はどう展開していくのか――。
メラヴェル女男爵ミステリーシリーズ(本編は推理小説)のスピンオフ作品です。
第3部外伝「アルバート卿に必要だったもの【後編】」(https://www.alphapolis.co.jp/novel/279601349/366997610/episode/10619571)に出ていたスタンリーの話です。
文字数 29,259
最終更新日 2026.02.14
登録日 2026.02.08
大好きなクラスメイト。しかし気持ちを伝えられずにいた。
そんな彼に遊びの延長とばかり体を許すことにした。卒業して遠くにいってしまう彼を体に刻み込むために。
文字数 1,170
最終更新日 2022.02.28
登録日 2022.02.28
800年を生きた異世界の鬼の少女から剣を習っていた男子高校生。
朝の修行を終えて朝食を取った直後、現れたのは異世界に繋がるゲートだった。
抵抗すること虚しく二人はゲートに吸い込まれて剣と魔法の異世界に飛ばされてしまう。
最強の鬼とその弟子による異世界バトルが今始まる。
文字数 101,820
最終更新日 2023.05.28
登録日 2022.12.13
神様、お願いがあります。
――俺を、殺してください。
朝目が覚めると、生きてることに絶望する。
生きることは地獄でしかない。
殺人鬼でも、殺し屋でも、泥棒でも、強盗犯でもいい。
誰でもいいから、ネェ、ハヤクオレヲコロシテ?
――明日なんて一生来なくていい。
俺は人殺しだから。
そう思っていたし、そう思わなきゃいけなかった。
そう考えないといけないハズだったんだ。それなのに、
俺は生きたいと、死にたくないと思ってしまった。
――お前らのせいで。
「俺は死にたいんだよ!」
生きる気力がない死にたがりの少年。
赤羽奈々絵
×
「お前、本当は死にたいなんて思ってないだろ」
社会常識が身についていない死にたくない少年。
亜月空我
価値観が違いすぎる二人が出会う時、歯車は狂い出す。
文字数 10,207
最終更新日 2024.07.21
登録日 2024.07.11
ある日、猫村虎は、仕事関係で知り合った澤端隼人を家に匿うことになる。隼人は「幼馴染から逃げてきた」と言うが、虎はその幼馴染——東雲祐介がただの幼馴染で済むわけがないことを知っていた。
静かに過ぎた1週間。しかし、突然現れた祐介によって、虎の部屋は一瞬で支配される。
「俺が簡単にお前を離すとでも?」
冷たい声とともに暴かれる隼人の逃亡理由。
「なら、ここで証明しろよ——俺の目の前で」
歪んだ愛と独占欲に絡め取られた3人の関係。
逃れられない夜が、今始まる。
——これは、終わりの見えない籠の中で繰り広げられる、甘く、苦しく、抗えない物語。
文字数 4,667
最終更新日 2025.07.11
登録日 2025.07.11
クラリッサ・ヴァレンティーナは、公爵家の華やかな家に生まれた令嬢。
けれど入学式の日、式場に響く鐘の音に触れた瞬間、彼女は思い出してしまう――。自分は前世で、傲慢で見栄ばかり張り、弱い子をいじめてた挙げ句に孤立した「加害者としての人生」を歩んでいたことを。
しかも今世も悪役令嬢クラリッサのまま。このままだと物語の結末は「断罪」され、群衆の前で見せしめのように処刑される悲劇しか待っていない。
(……どうしてよりによって、この役なの……!)
文字数 12,326
最終更新日 2025.10.01
登録日 2025.09.26
武家の嫡男、九条顕隆。
勝気で不器用な彼の胸に転がるのは、幼き日の過ちと失恋の痛み。そんな顕隆を、近習頭・相良朝尚は静かに見つめ続けていた。硬い石のような心が、少しずつ解けていく恋物語。
『忠義の忠吾』の後のお話になります。
文字数 6,438
最終更新日 2026.04.01
登録日 2026.03.29
私が夢の中でみたお話です。世界は滅亡の危機を迎えて
大人達が未来を似合う子供を作ろうと翻弄するが失敗作が…
それは白髪で瞳の色は青く…大人になれないが不思議な能力を持ち合わす子供達と新しい希望の象徴として産まれた普通の子供。
失敗作は森へ追いやられ自分が何なのかわからないまま、命を落として行く。
そんな中、普通の子と迫害を受けた子供達が出会って…
文字数 1,931
最終更新日 2017.04.30
登録日 2017.04.30
夏休みを境に女の子は変わるというけど・・・
二学期の朝、登校したら同級生がロボットになっていた?
学園のザコキャラであった僕、鈴木翔太はクラスメイトの金城恵理がロボット姿であるのに気付いた!
彼女は、国家的プロジェクトのプロトタイプに選ばれたという、でもそれは波乱の学園生活の始まりだった!
それにしても、なんですか、そのプロジェクトって!! 大人はいつも説明責任を果たさないんだから!
*作者の妄想を元に作ったので大目に見てくださいませ。
文字数 57,657
最終更新日 2019.04.21
登録日 2018.08.24
「2030年3月1日、あなたは、議員としての資格を失いました」
と、2030年3月1日の朝、ある議員のパソコンとスマートフォンにメールが来た。
また、その日の夕方、郵便でも同じ内容の文言が書かれた書面が届いた。
発送元は、
「議員管理AI」
と書かれている。
その議員は、裏金で問題となった議員である。
その通知を受けた議員は、議員資格を失った。
文字数 1,030
最終更新日 2024.02.18
登録日 2024.02.18
目を覚ましたら、異世界の引っ込み思案な伯爵令嬢・ヒナ・エトワールに転生していた!
言葉遣いも違う、マナーも違う…そして何より、人前に出ると緊張で汗が滝のように止まらない体質まで受け継いでいて!?
文字数 17,015
最終更新日 2025.08.23
登録日 2025.08.12
福岡県朝倉市の国道三百八十六号線から、企業団地側の路地に入ったところにある新聞店で、私が、毎朝、午前五時に、電動自転車に乗って、新聞を受け取りに行き、朝倉市内の中宮野という地区に、配達に行っている実話を、エッセーに仕上げました。軽妙に書けていると思います。書籍化は無理だと思われますが、どうぞよろしくお願いいたします!
文字数 1,077
最終更新日 2022.09.19
登録日 2022.09.19
「マリーズ。すまないが君との婚約を破棄させてもらう」
長年連れ添ってきた婚約者のトリスタンに、マリーズは婚約破棄を突きつけられる。
これまで献身的に尽くしてきたにもかかわらず、理不尽な婚約破棄。
仕方ないかとマリーズは諦め、父に命令されて次なる婚約者を探していた。
ある日、夜会帰りにマリーズは賊に襲われてしまう。
そこを通りかかった伯爵令息、ローティスに助けられる。
「マリーズ嬢……叶うことなら、君と一緒に幸せを掴みたいものだな……」
次第にローティスと絆を深めるマリーズ。
両親もその気になってローティスとの婚約を望み始めた。
「まずは謝罪させてほしい。君に婚約破棄を突きつけたことを」
そんな折、マリーズに婚約破棄を突きつけたトリスタンが戻ってくる。
しかし、彼は人が変わったように誠実な性格になっていて……。
*浮気した婚約者と復縁する展開です。苦手な方はご注意ください。
文字数 55,990
最終更新日 2023.06.18
登録日 2023.06.18