「本」の検索結果
全体で48,145件見つかりました。
あんたはなア、貴族の血を継いでるさかいに……」
そう語った婆やは既に亡くなり、男は退屈の日々を過ごしていた。そんな折、彼は夜の街の中に見慣れないバーを見かける。光に導かれるままに中へと入ると、そこには女が佇んでいた。
「あなたには、話しておかなくちゃ……」
彼はいつしか眠りに落ち、目が覚めるとそこは奈良時代の日本であった。女は、自身の正体が幾千年と生きる狐であることを明かすと、父について徐に語り始める。父とは、かの大悪人、弓削道鏡であった。
文字数 30,742
最終更新日 2024.02.13
登録日 2024.02.13
★作者個人でAmazonにて自費出版中。Kindle電子書籍有料ランキング「SF・ホラー・ファンタジー」「児童書>読み物」1位にWランクイン!
「お前みたいな無能は分家がお似合いだ」
幼い頃から魔法を使う事ができた本家の息子リーヴは、そうして魔法の才能がない分家の息子アシックをいつも笑っていた。
東にある小さな街を領地としている悪名高き貴族『ユーグ家』―古くからその街を統治している彼らの実態は酷いものだった。
本家の当主がまともに管理せず、領地は放置状態。にもかかわらず、税の徴収だけ行うことから人々から嫌悪され、さらに近年はその長男であるリーヴ・ユーグの悪名高さもそれに拍車をかけていた。
容姿端麗、文武両道…というのは他の貴族への印象を良くする為の表向きの顔。その実態は父親の権力を駆使して悪ガキを集め、街の人々を困らせて楽しむガキ大将のような人間だった。
悪知恵が働き、魔法も使え、取り巻き達と好き放題するリーヴを誰も止めることができず、人々は『ユーグ家』をやっかんでいた。
さらにリーヴ達は街の人間だけではなく、自分達の分家も馬鹿にしており、中でも分家の長男として生まれたアシック・ユーグを『無能』と呼んで嘲笑うのが日課だった。だが、努力することなく才能に溺れていたリーヴは気付いていなかった。
自分が無能と嘲笑っていたアシックが努力し続けた結果、書庫に眠っていた魔法を全て習得し終えていたことを。そして、本家よりも街の人間達から感心を向けられ、分家の力が強まっていることを。
やがて、リーヴがその事実に気付いた時にはもう遅かった。
アシックに追い抜かれた焦りから魔法を再び学び始めたが、今さら才能が実ることもなく二人の差は徐々に広まっていくばかり。
そんな中、リーヴの妹で『忌み子』として幽閉されていたユミィを助けたのを機に、アシックは本家を変えていってしまい…?
◇過去最高ランキング
・アルファポリス
男性HOTランキング:10位
・カクヨム
週間ランキング(総合):80位台
週間ランキング(異世界ファンタジー):43位
登録日 2024.12.18
急に王子との婚約破棄を告げられたノエル。
理由は分かっている。王族の座を狙うファビエンヌによって陥れられたのだ。
まあそれは良いとして、本当にその方を嫁にするつもりですか?
国が傾いても私は知りませんよ?
文字数 5,895
最終更新日 2025.01.19
登録日 2025.01.19
高校三年生になった私、咲本 心花は新しいクラスの同級生、黄瀬 亮太に密かに恋をした。クラスの人気者で明るく、特に爽やかな表情に段々と惹かれていった。奥手で特に自分からアクションを起こせず、日々の高校生活で見ているだけだった。恋をしてるからこそ、嬉しくなることを題材にした、片想い視点の淡い恋話。
文字数 9,115
最終更新日 2025.01.31
登録日 2025.01.30
物語は2025年の万博が計画性の欠如や資金不足により歴史的失敗として記録されるところから始まります。主人公の篠原恵理子は当時子供として失敗した万博を見学し、50年後には首相として2075年の新たな国際博覧会の開催を決断します。
折しも宇宙からはプロキシマ・ケンタウリ星系から来た「アルタリアン」と呼ばれる地球外知的生命体が訪問。彼らは平和的な交流を望み、万博への参加を希望します。両文明の交流により、「光合成エンハンサー」などの革新的技術が地球にもたらされ、環境問題の解決に貢献します。
かつての失敗の反省から、2075年の万博は「過去の失敗は未来の成功の種」という理念のもと、「One Sky, One Future」をスローガンに開催されます。日本は2025年の失敗を隠さず展示し、その教訓を活かした国際協力と透明性のある運営で、史上最大の成功を収めます。
物語は、人類とアルタリアンの友好的な交流を通じて、失敗から学び前進する勇気の大切さを伝えています。恵理子の幼少期の挫折体験から首相としての成功までの50年間の変化が、日本と世界の未来への希望を象徴しています。
文字数 7,689
最終更新日 2025.03.27
登録日 2025.03.27
桐嶋凛音(りおん)、高校2年生。
高身長に整った顔立ち、洗練されたファッションセンス。
「女? 興味ねぇし」と冷たく言い放ちながらも、校内の女子はみんな彼に夢中。
けれど彼の“女嫌い”は、ただのキャラではない。
実は彼、4人きょうだいの末っ子で、上は全員“過保護な姉”たち。
新しい髪型の実験台にされ、寝る時間まで管理され、自由は夜9時からたったの2時間のみ。
モテモテ男子の裏側は、姉たちの愛に押し潰されそうな日常だった――!
そんな凛音の前に、ある日突然現れたのは、
小学生時代の初恋の相手・白石天音。
天然で天真爛漫、でも勝気でまっすぐ。
小さいころのように距離を縮めてくる彼女に、凛音の“俺様キャラ”は通用しない。
戸惑いながらも、再び恋に落ちていく凛音。
けれどそこに巻き込まれるのは、親友の悠真、女子バレー部の部長・夏菜、
そして姉たち+芸能事務所まで!?
「もう子供じゃねぇ。ちゃんと、守りたい」
俺様男子の恋が、今、大暴走する――!
文字数 103,568
最終更新日 2025.09.19
登録日 2025.07.02
※こちらの作品は改稿したものです、以前掲載した作品があまりに齟齬だらけだったので再投稿します。完結しています※
「日生くんでしょ、僕、染崎紫ノ」
「……えっ!? 紫ノくん!?」
幼い頃アンドロイドと揶揄われいじめられていた親友と再会した俺は、紫ノくんのあまりの容姿の変わりように、呆然とした。美青年、その言葉はまるで、紫ノくんのために作られたみたいだった。
恋に敗れ続ける俺と、小学生の頃から一途に俺を好きでいてくれた紫ノくん。
本当は同じ中学、同じ高校と一緒に通いたかったけど、俺の引っ越しをきっかけに、紫ノくんとは会えずじまいでいた。
電車を降りて、目の前の男がICカードを落とした人が居たから拾ったら、手首を掴まれて、強制連行……!?
「俺はずっと、日生くんが好きだよ。終わりまで、日生くんが好きだ」
紫ノくんの重い愛。でもそれは、俺にとっては居心地が良くて——?
美形攻め……染崎紫ノ(そめざきしの)
平凡受け……田手日生(たでひなせ)
文字数 50,388
最終更新日 2026.01.24
登録日 2026.01.23
人類は長らく、救いを「上」に求めてきた。 天国は雲の彼方にあり、魂は死と共に高く昇るものだと信じて疑わなかった。 だが、それは広大な虚無に目を眩まされた、哀れな地上の迷信に過ぎない。 いや、本能的に逃げていたのだ。真実の空は、地の底にある。遍く星々が散らばる外宇宙が「剥製」であるならば、この星の深淵こそが、熱を帯びた「中心」だ。 人は天国へ近づくために、死骸を地に埋めるのではない。 中心という名の空へ、その魂を届かせるために送り込むのだ。植えるのだ。今、君たちは深海という名の境界線に立っている。 潜水艦ノーチラス号のハッチは、既に水圧と、それ以上の食物連鎖という摂理によって閉ざされた。窓の外を見よ。 そこにあるのは暗黒の海水ではない。 重力に押し潰され、歪み、それでもなお輝きを放つ、もう一つの宇宙だ。ここでは、死は救済ではない。 意識は肉体という檻に留まり、腐敗することさえ許されず、ただそこに在るという事実だけを保存される。 君たちの英雄、ネモ船長もまた、その沈黙の先駆者となった。この旅の終わりに待つのは、名誉か、それとも告発か。 君たちの胸に刻まれるのは、生還の証か、それとも永遠の沈黙か。それは、世界の中心を目撃した者にのみ許される、最も重い呪いだ。
文字数 718,782
最終更新日 2026.06.09
登録日 2026.02.21
(欝っぽい内容が含まれます。ご注意ください)
アンはお城で侍女の仲間として働いています。
このお城には王子さまがいません。国王夫妻も子供をほしがっていましたが、ついに生まれることはありませんでした。
でも、アンは知っています。
このお城には本当は王子さまがいるんです。
誰も王子さまのことを覚えてないし、誰も王子さまのことを見ることができません。
でも、アンだけはその姿を見ることができるんです。
登録日 2015.06.22
終点のバスを降りると、そこは名もない海辺の集落だった。鏡のない宿で日付の感覚が狂い始めた時、俺はある事実に気づく——自分がここにいる本当の理由に。
文字数 1,814
最終更新日 2026.04.03
登録日 2026.04.03
神崎アイリは、冷徹な知性と鉄のリーダーシップで日本のエンタメ界に帝国を築き上げたトップCEOだった。推しアーティストを庇って命を落とした彼女が目を覚ましたのは、見知らぬ世界の海賊船の暗い船底だった。魔法も特別な力もなく、言葉すら通じない絶望的な状況で、アイリは絶望するどころか、海賊たちの杜撰な経営と流通を冷静に分析し始める。崩壊寸前の海洋国家タラシアの王子セラムに救出された彼女は、四大国王の同時暗殺によって大陸が戦争の危機に瀕していることを知る。生き残るため、元CEOは唯一にして最強の武器――現代の「経営戦略」を手に立ち上がる。
文字数 32,655
最終更新日 2026.07.30
登録日 2026.07.28
本シリーズは、実際に行われた試算をもとにしている。2026年7月29日を時間的起点とし、重要データ(為替レート、移民政策、人口、消費税など)及びそのトレンドに基づいて一連の試算を行い、2026年から2040年、さらにその先の近未来を描き出す。
……2040年の日本は、まさかこんな姿に?!
円安が止まらぬ中、出稼ぎの魅力は逆転——出稼ぎ逆流現象、発生?!
縮小する人口に、引き締められる移民政策、さらに下降する経済、急減する財政収入。それでも官僚たちの支出は減るどころか増える一方——財政の穴を埋めるべく政府が採用した極端な税率は、ついに「極悪消費税」を生み出した(「AI追徴アルゴリズム」?「自動追徴ロボット」?「臓器物納条例」?「盲腸物納」?「強制執行」?)?!
暴落する円は高騰するエネルギー輸入費を支えきれず、大半の地域はエネルギー不足に陥り廃墟化。ごく一部の原発跡地は外資に二束三文で買い叩かれ(借金のカタとして)、治外法権特区としてサイバー化?!
ダークエリアの住民は都市部の入浴用お湯代すら払えず、地熱エリアへと移住?!
人力ハイブリッド車両が街を占拠——「お前がペダルを漕がなきゃ、誰も走れない」?!
都市伝説やサイバー流行歌にまで、様々な異変が?!
——2040年、サイバーとルインズが共存する日本、開幕!
——官僚に搾り取られながらも懸命に生きる庶民たちの、ブラックコメディ!
登録日 2026.10.06
4月2日 入学式2人の男女の出会いがあった主人公の東藤雅文は特に何の取り柄もない普通の男子高校生である。
一方でヒロインの北瀬凛河は男子からも女子からも好かれるクラスのカリスマ的存在であるこれは、本来交わらないであろう2人のラブコメである。
文字数 2,011
最終更新日 2018.03.13
登録日 2018.03.13
死の概念が存在しない世界、アリス=キッチナーはイポンカ王国の公爵令嬢で何不自由ない生活をしていたが、女学校の授業中居眠りから目覚めるとなんと現代日本に転生していた!困惑していた彼女は偶然出会った女探偵、東郷有栖に助けられ、「2人のありす」コンビとして数々の難事件に当たっていくのだが...?
文字数 4,501
最終更新日 2018.09.02
登録日 2018.07.30
『―ただでは終わらない物語…―』
異界でも世界でもない『実界』と呼ばれる場所。
そこにある王国ドラストニアでは二つの王家の争いの最中にあった。統治者の王家『ドラストニア』国王が亡くなったことで王都では王位継承を巡って争われ、城壁の外では旧王家の『アズランド』が王都への侵攻を画策。
しかし王は自身が亡き後のために遺言を残していた。その者にこそ王位を継承するというものでありその者の名は―…。
そして奇しくも現代世界の何処かで生きる少女「ロゼット・ヴェルクドロール」は夏休みを迎え、読書感想文の本を探すために図書館へと足を運んだ。そこで『皇国物語』という一冊の本と出会い眩い光の中へと誘われる。
この出会いが全てに繋がっていくこととなった。
文字数 615,138
最終更新日 2020.10.21
登録日 2019.02.14