「上げる」の検索結果

全体で1,154件見つかりました。
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芸術大学の大学院で音楽を学ぶ三喜雄(みきお)は、声楽専攻科の杉本(すぎもと)教授から突如呼び出されて、他の音楽大学の辻井(つじい)教授の研究を手伝うよう命じられる。辻井は音楽教育と音楽療法の研究をしており、三喜雄が依頼されたのは、老人ホームのクリスマスコンサートで歌うことだった。三喜雄は新曲への興味から、演奏時間10分の「恋するくじら」を、2ヶ月半で仕上げることを了承する。 初練習の日、三喜雄は共演者である篠原(しのはら)が、高校時代に懇意にしていた後輩・高崎(たかさき)に似ていることに驚き、軽く動揺する。篠原は美声の持ち主だがその歌にはやる気が見えず、頭に来た三喜雄は、歌が終わるなり篠原と衝突してしまう。しかしその翌週、篠原は謝罪してきて、三喜雄もあらためて一緒に曲を仕上げていく気になる。 練習を進めるうち、三喜雄はこの歌が、高崎に絡む高校時代の悔やまれる思い出を呼び起こすことに戸惑う。一方篠原も、この歌を歌いたくないと最初に言ったのは、曲が自分に合わないこと以外の理由があるらしくーー。 『あいみるのときはなかろう』『彼はオタサーの姫』のバリトン歌手・片山三喜雄の、大学院1年目のアナザーストーリー。BL要素はありません。両作品未読でも、お楽しみいただけます。両作品のキャラがチラ登場するので、読了してくださっているかたにはちょっと楽しいかもしれません。
文字数 52,005 最終更新日 2024.05.27 登録日 2024.04.24
俺は一条理普通のオタク高校生だ。俺はいたってモブだが、俺の幼馴染みは違う。いわゆる主人公だ。あいつはイケメンでもなく普通の顔なのにやたらと美少女にモテる。それにトラブルに巻き込まれやすい。それを俺は一緒になって解決してるのに、あいつばっかしモテるのだ。 なぜだ!俺だってあいつとそんなに変わらないだろ。神様は不条理だ。なんであいつばっかしモテテ俺がモテないんだ。まぁいいやつではあるんだけど。 「ごめんなさい私近江くんが好きなの。もしかしたら勘違いさせちゃったかもしれないけどそいうことだからこれからは勘違いしない方がいいよ」   そう言って桃井先輩は体育館裏を去っていった。なんであいつばかり好かれるんだ。俺が好きになる相手は皆義孝が好きなのだ。ちなみに俺が振られのは10回連続だ。そして彼女はできたことはない。つまり振られたことしかないってことだ。そして大体が義孝の好感度を上げるためについでに俺にも話しかけてる感じだ。そのたんびに勘違いして振られている。 オタクだったら、美少女に優しくされたら好かれてるかもしれないと願望を抱くものだろ? そうやって振られてきたから、これからと振られるんだろうな。 これ差俺が振られ続けて、事件などを主人公である義孝と解決していって、ある女子に好かれて彼女が出きるまでのラブコメである
文字数 51,124 最終更新日 2024.05.28 登録日 2024.04.26
渡辺かなたは僕の元クラスメートで、天文部の部長だ。 彼女が思い付きで始めた天文部に無理矢理入れられた僕は、彼女と共に冬の空を見上げる。 彼女は恋をするように夜空を見上げ、いつか宇宙に行きたいと呟くのだった。 SF要素を含んだラブストーリーです。 表紙イラスト制作:ウバクロネさん。
文字数 6,931 最終更新日 2023.04.22 登録日 2023.04.22
 湊は、無気力になっていた。  楽しかったはずの歌い手活動は、アンチやネットストーカーに邪魔され、家では姉の機嫌で部屋の壁を叩かれる。  逃げ出した夜、海で出会ったのは、人魚の格好をした「マリン」という女の子だった。 「知らないの人魚って夜行性だよ?」 「広い海なら、なんだってできる気がしない?」 「有名になって、会いたい人がいるの」  不思議を纏ったマリンに誘われて「カップルチャンネル」を立ち上げることになったが……
文字数 77,549 最終更新日 2024.05.16 登録日 2024.04.30
中学一年生の夏休み。 田舎町にある祖父母の家に預けられた速水明日花は、おばあちゃんの紹介で仲良くなった女の子・間宮由香の案内で、立ち入り禁止の森へと入る。 そこで、明日花はひょっとこを被った幽霊の少年・四十万司と出会った。 成仏できない理由を「恋人ができなかったのは、心残りかもしれないな」と笑いながら話す司に、真面目に受け取った明日花は「じゃあ、わたしが恋人になる!」と意気揚々と名乗りを上げるが――。
文字数 32,548 最終更新日 2024.05.22 登録日 2024.04.30
不定期に短編を上げるよ ランキング頑張りたい!!! 作品内で、章分けが必要ないような作品は全て、ここに入れていきます。 毎日投稿頑張るのでぜひぜひ、いいね、しおり、お気に入り登録、よろしくお願いします。 それと、投票お願いします!!!!!!!
文字数 170,434 最終更新日 2024.05.28 登録日 2024.04.03
 ――人は生きる限り、生き続ける限り、過去の幻を背負い歩いていく ※当作品は長い構想を経て生まれた”青春群像劇×近未来歴史ファンタジー”長編シリーズ小説です。 イントロダクション 西暦2059年 生き別れになった三つ子の魂が、18年の時を経て、今、巡り合う。 それは数奇な運命に導かれた、少年少女たちの長い一年のほんの始まりだった。 凛翔学園三年生、幼馴染三人組の一人、樋坂浩二(ひさかこうじ)、生き別れとなった三つ子の長女、稗田知枝(ひえだちえ)のダブル主人公で繰り広げられる、隠された厄災の真実に迫る一大青春群像劇。 EP2~震災のピアニスト~ ~あらすじ~ 凛翔学園(りんしょうがくえん)では各クラス毎に一つの部活動を行う。 樋坂浩二や稗田知枝のクラスの仲間入りをしたクラス委員長の八重塚羽月(やえづかはづき)はほとんどのクラスメイトが前年度、演劇クラスとして活動していることを知っていた。 クラスメイトの総意により、今年も演劇クラスとして部活申請を行った羽月のクラスであったが、同じ演劇クラスを希望したのが他に二クラスあることから、合同演劇発表会で一クラスを選ぶ三つ巴の発表会に発展する。 かつて樋坂浩二と恋仲であったクラス委員長の羽月は演劇のための脚本を仕上げるため、再び浩二と同じ時を過ごすことになる。 新たな転校生、複数の顔を持つ黒沢研二(くろさわけんじ)を加えて 演劇の舞台の準備が進んでいく中、語られる浩二と羽月の恋愛の思い出 羽月が脚本化した演劇“震災のピアニスト” 主役に任命された転校生の”稗田知枝”と”黒沢研二” 演劇クラスを巡って立ち塞がる他クラスの存在 交錯するそれぞれの想いが、一つの演劇の中でかつてない最高の舞台を作り上げる。 ※エピソード2開始です!近未来の世界観で巻き起こる、エピソード1よりさらに濃密になった青春ドラマをお楽しみください! 表紙イラスト:麻mia様 タイトルロゴ:ささきと様
文字数 222,927 最終更新日 2024.05.28 登録日 2024.04.29
眼の前に並んだ封筒が4つ。 社長室に呼び出された田宮は、一つ選ぶことを求められる。 引いた封筒には南と書かれた紙が入っていた。 「おめでとう! 君の赴任先は南だな!」 こうしては南の島オフィスへ赴任することになった田宮。 課せられたミッションは、赴任先の島の税収を十倍に上げること。 週に一便しか就航していないフェリーで五時間。 やっとの思いでたどり着いた南の島は過疎化の進む楽園とは程遠い南の島。 産業と呼べるのは漁業くらいで、ろくな観光資源もない。 …どうすんだ、これ?
文字数 28,092 最終更新日 2024.05.18 登録日 2024.04.30
青春 完結 ショートショート
バレー部に入部した由紀子が自慢のロングヘアをバッサリ刈り上げる物語
文字数 10,323 最終更新日 2024.04.08 登録日 2024.04.08
 会津若松市、春。高校三年生の酒井美緒は、片想いしている幼馴染みの自衛官・佐久間悠迅について考えながら登校していた。するといきなり頭上が暗くなり、見上げると巨大な腕のようなものが会津磐梯山の方角から伸びてきた。振り返ればそこには、巨人の姿があった。美緒は思う。もしかしてこれって、手長足長なんじゃ――そう。これが、後に激甚災害に指定されるテナガアシナガ災害の幕開けだった。※災害描写がありますので、苦手な方はご注意下さい。
文字数 11,245 最終更新日 2024.05.01 登録日 2024.04.28
~作品紹介~ 池袋の街を舞台にした青春ボーイミーツガールストーリー! 家出少年『真田勇貴』が池袋の街で出会ったのは、魔法少女を名乗る不思議な少女『アイカ』。 貧困、暴力、虐待、家出、ホームレス問題、養護施設に保護される子供たち… クソのようなリアルを前に、それでも魔法少女アイカは愛の魔法をその胸に掲げ、笑顔で声を上げる。 「さあ、愛で世界を回しに行こう!」 ~あらすじ~ 家族、学校、受験、そのすべてを投げ出して、単身山口県から東京・池袋まで家出をしてきた中学3年生の少年『真田勇貴』。 彼の目的は一つ。 「プロのミュージシャンになって、すべてを黙らせてやる!」 そんな勇貴は、ギターと夢を抱え、早速のように池袋駅前で路上ライブを決行する。 だが、許可のない路上ライブはご法度の東京。 やって来た警察官から一目散に逃げ出す勇貴。 そうして逃げ込んだ先は、東池袋中央公園。 見つけたのは、植え込みにひっそりと立てられたテント。 無我夢中でその中に逃げ込んだ勇貴が目にしたのは、派手なフリルだらけの真っ赤な衣装を着た女の子。 「魔法少女…?」 『アイカ』と名乗った自称・魔法少女は、魔法少女活動(マショカツ)と称して人助けをする不思議な少女であった。
文字数 69,469 最終更新日 2024.04.23 登録日 2024.04.23
三十路を過ぎ、役者の夢を諦めた佳世の前に現れた謎の黒猫。 劇団員時代の憧れの先輩、巽に化けた黒猫のミカは、佳世の口ずさむ歌が好きだから、もう一度、あの頃のように歌ってほしいからと、半ば強制的に佳世を夢への道へ連れ戻そうとする。 ミカと始まった共同生活、ミカの本当に思うところ、ミカが佳世を通して見ていたもの。 佳世はミカと出会った事で、もう一度、夢へ顔を上げる。そんなお話です。 現代ファンタジーで、少し恋愛要素もあります。 ★過去に書いたお話を修正しました。
文字数 27,728 最終更新日 2024.04.30 登録日 2024.04.30
 夏休みに行われた天文地学部の流星群観測合宿から突然姿を消した走(かける)。 幼なじみの突然の失踪を心配する奈津希(ナツ)だが、顧問の先生も、また走の父もその行方を教えてはくれない。 ようやく知った真実、それは奈津希には信じられないほど重いものだった。 「僕のことは忘れて」と悲観的なメッセージを残す病床の走。 奈津希は決心する。見舞いさえも拒否し、絶望に苛まれる彼を励ますために、彼の夢でもある、宇宙に届くロケット作りの夢を私が叶えようと。  文系素人の女子高生ナツがたった一人で突然始めたロケット作り。的外れな試行錯誤から始まった無謀なチャレンジは、いつしか多くの仲間を巻き込み、やがて本格的なプロジェクトへと変貌していく。  果たしてナツは走との約束通りクリスマスイブの空に無事ロケットを打ち上げることが出来るのか?
文字数 87,811 最終更新日 2024.04.02 登録日 2024.03.24
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