「夕景」の検索結果
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婚約破棄を宣言した王子は、破棄した相手である公爵令嬢イザベラともつれるようにして階段から落ちてしまう。そして、その衝撃で中身が入れ替わってしまうのだった。
イザベラとなった王子は入れ替わりを主張するも、魔法は物語の中だけの話とされているこの国では、「階段から落ちて頭を打っておかしくなっただけだ」と周囲から思われるばかりだった。
まもなく、公爵令嬢イザベラの身体に入った王太子は知ることになる。
可愛いと思っていた男爵令嬢アイリスの、醜い裏の顔を。優れた者達だと思っていた側近達の、腐った心根を。
王子はいかに自分が、人を見る目の無い馬鹿な奴だったのかを思い知る。
それと共に、この国の女性達がいかに生きづらく理不尽な立場にたっていたかを、女性の身となり初めて思い知るのだった。
「女なんて飾りと同じ、外見さえ美しければいい」と言っていたバカ王子が、
「国政とは想像力を働かせることだ。同性の方が想像しやすい気持ちは分かる。だが、国を治めるものがそれではダメだ。女性のことを蔑ろにするやつは『想像力』という国を担う重大な資質を欠けているということで、査定を厳しくするつもりだ。今後は実力主義に切り替えるから、想像力不足なものの昇進は遅くなるだろう。覚悟しておくように」と議会で演説するようになるまでの成長録。
文字数 24,755
最終更新日 2021.11.27
登録日 2021.11.05
「昨日の舞踏会で、僕を悪者から剣で守ってくれた、あのご令嬢に一目惚れしました!僕の婚約者は彼女がいいです!」
朝食の席で第二王子が放った言葉に、国王と王妃は頭を抱えることになる。
なぜなら、第二王子を守ったその令嬢は、女装した男性騎士だったからだ。
やがて、第二王子の初恋は、国を動かすことになるのだった·····。
※おやつ感覚で軽ーく読んで頂けると幸いです。
『それってBL?』という感じのあらすじですが、残念ながらBLにはならないです。
文字数 6,417
最終更新日 2022.01.09
登録日 2022.01.09
公爵令嬢ロージーは卒業パーティの日、金髪碧眼の第一王子に婚約破棄を言い渡された。第一王子の腕には、平民のティアラ嬢が抱かれていた。
ロージーが身に覚えのない罪で、第一王子に糾弾されたその時、守ってくれたのは第二王子だった。
そんな婚約破棄騒動があった日の夜に、どんでん返しが待っていた·····
文字数 9,582
最終更新日 2021.05.22
登録日 2021.05.16
ガリガリに痩せて肌も髪もボロボロの『醜い悪役令嬢』と呼ばれたオリビアは、ある日婚約者であるトムス王子と義妹のアイラの会話を聞いてしまう。義妹はオリビアが放火犯だとトムス王子に訴え、トムス王子はそれを信じオリビアを明日の卒業パーティーで断罪して婚約破棄するという。
卒業パーティーまで、残り時間は24時間!!
果たしてオリビアは放火犯の冤罪で断罪され絞首刑となる運命から、逃れることが出来るのか!?
文字数 23,363
最終更新日 2022.05.08
登録日 2022.05.08
「僕の味噌汁を毎日作ってくれ!」
「無理よ」
「まさか、僕以外に好きな奴がいるのか!」
「違うわよ」
なぜ彼女は、味噌汁を作ってくれないのか?
なぜ、彼は時代錯誤甚だしいプロポーズを言い出したのか?
昭和と令和が交差する、ショートショート!
文字数 1,929
最終更新日 2021.12.17
登録日 2021.12.17
深い森の奥に隠れ住む一族の『姫』と『勇者』の物語。
予知の力を持つテキトーな祖父に『次の族長を産む運命にあるから、お前の渾名は姫だな』と言われたティナ。
ティナのお爺さんに『この村で1番魔力が高いからお前の渾名は勇者だな。お前は17歳になったら、運命の相手を探しにこの村を出ていくだろう』と言われたガイル。
そんなティナ姫と勇者ガイルの、どんでん返しの恋愛ストーリー!
文字数 4,650
最終更新日 2021.06.27
登録日 2021.06.27
男子高校生が学園祭でかぐや姫役をやったらこんな感じかな·····というイメージです。頭をカラッポにして読んで頂けると幸いです。
文字数 2,525
最終更新日 2021.01.19
登録日 2021.01.19
「道具に心は不要だ」
父である国王に、そう言われて育った聖女。
彼女の周囲には、彼女を心を持つ人間として扱う人は、ほとんどいなくなっていた。
聖女自身も、自分の心の動きを無視して、聖女という治癒道具になりきり何も考えず、言われた事をただやり、ただ生きているだけの日々を過ごしていた。
そんな日々が10年過ぎた後、勇者と賢者と魔法使いと共に聖女は魔王討伐の旅に出ることになる。
旅の中で心をとり戻し、勇者に恋をする聖女。
しかし、勇者の本音を聞いてしまった聖女は絶望するのだった·····。
ネガティブ思考系聖女の恋愛ストーリー!
※ハッピーエンドなので、安心してお読みください!
文字数 24,643
最終更新日 2021.12.12
登録日 2021.12.12
国の祭典の前日に勇者と聖女は、広場にて国民たちからバッシングを受けていた。
聖女は憤り、勇者は信じた。
文字数 2,909
最終更新日 2021.07.23
登録日 2021.07.23
肉団子系令嬢はダンスパーティーで婚約者な足を踏んでしまい、婚約破棄をつきつけられる。
落ち込む彼女の目の前に、イケメン公爵が現れる。
公爵からの突然の結婚申し込みに、戸惑いながらも肉団子系令嬢は頷く。
そしてクリスマスの公爵領にて、お互いのクリスマスプレゼントを通して真意を知ることになるのだった。
※クリスマスの童話『賢者の贈り物』のパロディです。クスリとして頂けたら幸いです。
文字数 6,311
最終更新日 2020.12.24
登録日 2020.12.24
肥前長崎丸山遊廓、梅木楼抱えの秋野は、外出の帰り道に廓近くの思案橋の上で、稲佐山のなだらかな稜線を眺めながら、その向こう側にある故郷の福田村を偲ぶのを常としていた。元治元年春の夕方、思案橋の上で、稲佐山が福田から見るのとは左右あべこべに見える、と背後から秋野の心情を代弁するように言ったのは、勝海舟の供で初めて長崎を訪れていた坂本龍馬だった。
翌慶応元年夏の夕方、同じく丸山遊郭の門前橋の上で、秋野は長崎に亀山社中を設立して程ない無一文の龍馬と再会する。揚げ代を自らの借金にし、梅木楼で時を過ごしながら、福田から丸山へ売られた身の上を龍馬に語る。
慶応二年初春、「亀山の白袴の大将」と呼ばれ長崎の町で噂の種になっていた龍馬は、梅木楼を訪れ、昨夏のお礼にと、木製の紅い簪を秋野に渡す。以後、馴染みの情人(シャンス)となった龍馬から、梅木楼に面白可笑しい手紙が届くようになる。
慶応三年春、亀山社中改め海援隊の蒸気船いろは丸が、航海中に紀州藩船と衝突し、沈没してしまう。龍馬と、三味線を手にした秋野は、ふたりでいろは丸の唄を節付けする。その唄は丸山遊廓だけでなく、海難談判の場となった長崎で大流行し、海援隊は町の世論を味方に付けることに成功する。
同年秋、龍馬は長崎を発つ前日に秋野を誘い、婦人用ブーツを履かせ、夕刻から晩にかけてデイトする。眼鏡橋を渡って中島川沿いの上野彦馬撮影局でふたりの立ち姿の写真を撮り、旧亀山社中からの夕景と風頭山からの夜景を眺め、感動を分かち合う。別れ際に、秋野は龍馬から脇差を渡される。
同年晩秋、龍馬暗殺の報が長崎に届く。程なく年季が明け、秋野は紅い簪を髷に差し、シャンスからの数々の手紙が入った風呂敷を持ち、三味線を背負ってブーツを履き、懐にふたりの写真と脇差を納め、丸山遊廓を後にする。思案橋の中程で立ち止まり、稲佐山を眺めながら、零れそうになる涙を懸命に堪える。
この作品は「ノベルデイズ」にも投稿掲載しています
文字数 10,916
最終更新日 2021.04.05
登録日 2021.04.02
《前向きになりたい時にオススメ!変化球シンデレラストーリー!》
お笑い動画視聴が趣味の16歳の少年はある日、シンデレラの世界に異世界転生してしまった。
そして、少年は異世界の魔法使いにネズミに変身させられてしまう。
ネズミから人の姿に戻る為には、シンデレラに惚れてもらうしかないらしい!?
果たして、シンデレラはイケメン王子ではなくネズミに惚れてくれるのだろうか?·····いや、どう考えても無理だよ!というお話。
文字数 32,026
最終更新日 2021.04.21
登録日 2021.04.18
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