「言葉遊び」の検索結果
全体で74件見つかりました。
時は明治・大正時代をモチーフにした日本。
物語の主役は十九歳梅子。
今日は両親が設けてくれたお見合いの日。
お見合いの席から見える遠くの丘では風に揺られて桜が散っていた。
あの桜の木は梅子にとって思い出の桜。
―――あの馬鹿はどこで何をしているでしょうか。
※※
一万問字以内。
多くの人に気軽に読んでもらうため、文量を制限しました。
そのため、説明が足りないような部分が御都合主義に感じうる部分もあり、
読み応えないと思う方もいるかと思いますが、和風な恋愛と言葉遊びをお楽しみいただければ嬉しいです。
明治大正時代としてのステレオな考えと物語としての斬新な考えが入り混じっております。
文字数 9,636
最終更新日 2022.04.16
登録日 2022.04.10
公爵令嬢リーデハルトは見た目こそ儚げで華奢だが、その実かなりのぐーたら娘だった。
社交界での言葉遊びや腹の探り合いに辟易した彼女は、自身を病弱だと偽り、引きこもりの生活を送るようになった。
だけどそんなある日、彼女はひょんなことからこの国の第一王子であるユーリアスと婚約することになった。ユーリアスはなんちゃって病弱なリーデハルトとは違い、本物の病弱である。
お互いの利害が一致したがための婚姻であったため、てっきり白い結婚になるだろうとリーデハルトは思っていたけれど。
*エセ病弱ヒロインとガチ病弱ヒーローが色々頑張るお話です
文字数 27,193
最終更新日 2021.05.09
登録日 2021.05.06
文字数 51,700
最終更新日 2022.12.31
登録日 2021.06.08
物語はある病院の待合ロビーから始まる。言葉遊び的な話題でおしゃべりをしていた不知火と源に、後ろの席にいた子が話し掛けてきて……。
文字数 64,314
最終更新日 2024.05.18
登録日 2020.04.30
新年あけましておめでとうございます。正月早々仕事な作者から、ショートショートをお送りいたします。
コメディ、言葉遊びタイトルなので、良かったら初ばか笑いを。
兎年ですねー。ぴょんぴょんかわいいもふもふ。では、こんな姫はじめをどうぞお楽しみくだされば嬉しいです。
あらすじ
パンダ獣人の婚約者と結婚したヒロイン。学園でも結婚してから素っ気なく過ごされていたので、未だにキスすらした事がない。体の触れ合いもなく、ただ政略で結婚したからとダンスをする時くらいしかスキンシップをしてくれない夫との関係の構築を諦めて距離を置いていた。
なのに、今年になってから人が変わったかのようにグイグイ迫って来る夫。戸惑いつつも、彼の言うがまま従順に受け入れ始めたのだが──
なんでパンダ?というツッコミが聞こえるようです。パンダかわいいですよね。不遇のパンダ救済物語です。
なんでも笑える人向け。
お読みくださりありがとうございます。
一年が過ぎ新しい年になったので、過去作を改稿していきたいと思っております。
今作を最後に改稿以外の新作は当分出せないかと思います。それでは、宜しければ楽しんでいってください。
文字数 12,107
最終更新日 2023.01.02
登録日 2023.01.01
あの方の心が閉ざした瞬間を覚えている。
敬愛と恋情との区別も曖昧な時分のことだ。
「結婚しようとも貴方ほど愛せる人はいまいよ」
冗談めいていながらもまごうかたなき本心だった。それを、あの方の想い人は笑い飛ばしたのだ。
「そういうことは好いた女に言うのだな。男同士で寒気がするわ」
その言葉は、彼の人なりの冗談であったのだろう。表情は柔らかく、しかしどこか呆れたような色を滲ませていた。
気にすることなどない一幕のはずであった。ただの言葉遊びに過ぎぬ、他愛のない遣り取りのはずであ
った。
しかしながらその頃すでに己の性癖――同じ男に性の欲求を抱くということを感じ始めていたあの方にとって、彼の人の言葉は強い拒絶となり、あの方を酷く萎縮させた。あるいは、彼の人は彼の人の想いを感じ取られていあのかもしれない。今となってはもう、確かめようのない話ではあるが。
そのようにして、あの方はそっと心を閉ざされた。誰にも気づかれぬように、美しく気高いヴェールで幾重にも覆い隠してしまわれた。
表面上は何も変わらないまま、誰にも見せぬ心があることさえも気づかれることの無いよう、厳重に、そして自然に。
文字数 117,538
最終更新日 2023.11.12
登録日 2021.07.19
君ってさ、私のこと名前で呼ぶよね。どうして?」
高校二年の君野は、片想いしている吹奏楽部の先輩と二人きりの幸せな時間を過ごしていた。いつもの取り止めのないお喋りの中でそんなことを尋ねられて……。
「他の子のことはみんな苗字呼びなのに、どうして私だけ下の名前なの?」
大胆な猛アピールをし続けていると誤解されて、でもその気持ちは誤解ではなくて。
誤解と言葉遊びが転じた、高校生の不器用な恋愛短編。
登録日 2021.02.06
ある日、少年は夢を見た。
自分と比べるのも恥ずかしくなる位の天才少女に、理由も無く殺される夢を。
彼はその夢をきっかけに少女に巻き込まれていく事になる。高校生に流行ったようなアニメやライトノベルの影響でふざけた名前になっている部活動で、自殺しようとする人々を大真面目に助ける少女。何でもできるのに何にでも飽きる少女は、時に少年には理解できない行動をとりつつも、少年に何かを伝えようとしていた。
予知夢の見える少年と飽き症な天才少女の物語。
登録日 2019.03.01
ボッチ高校生の旭雪は、ある夜の帰り道一匹の尾が一つしかない九尾の狐に襲われた。
そして、そこへ偶然?居合わせた化け物退治のオーソリティー、弥山鉋に命を救われ、「君の体に鬼を宿した」と告げられる。
なぜ、雪は九尾に襲われたのか?
なぜ、九尾の狐だというのに、尾が一つしかないのか?
雪の身に鬼を宿された本当の理由とは?
謎多き、怪異談。
張り巡らされた伏線。
これは彼、旭雪が自分の愚かさ、怠惰を知るまでの物語。
登録日 2020.04.13
文字数 13,506
最終更新日 2019.12.16
登録日 2019.10.22