青春 友情小説一覧
文字数 2,162
最終更新日 2019.09.24
登録日 2019.09.24
アイリッシュ・ラリアート・マクシミリはマクシミリ帝国第一皇女。第一位王位継承権を持つ。いわゆる皇太子だ。可愛くて一見すぐに婚約者が決まりそうなのにこう見えてもアイリッシュは囲碁マニア。プロ棋士ではないものの、未来のクイーンと言われる腕だ。学園の部活でも、三年前にできた囲碁部に入っている。15才でプロ入りしたアイリッシュの前に、囲碁界きっての強者が現れる。勝者はどっちか?
文字数 329
最終更新日 2019.09.09
登録日 2019.09.09
女子高生の感動系の物語です。
下手、つまらない、感動しない などのコメントは不要です。
自分でも下手なのも、つまらないのも分かっています。
※不快表現が時々含まれているので、苦手な方の閲覧はご遠慮ください。※
文字数 2,722
最終更新日 2017.07.08
登録日 2017.07.08
この小説は男たちによるバンドの物語です。男たちの友情や危機を描きました。
文字数 244
最終更新日 2017.09.25
登録日 2017.09.25
卒業式の日、皆が帰った教室に居残って思い出話をする樹里とユリ。
卒業後、樹里は東京の服飾系専門学校へ行き、ユリは地元の大学へ進む予定だった。
クラスの中心的人物で皆の人気者、サバサバした性格のギャルの樹里。
教室の隅っこで本を読む、地味で目立たたないユリ。
正反対の二人が友達になったきっかけは、クラス替えから間もないある日、購買の列の前後に並んだこと。
人気のハムサンドが売り切れてがっかりするユリに、樹里は自分のぶんを半分分けてやった。
以来二人は急速に親しくなっていく。
樹里は小説家志望のユリを応援し、ユリは親友の樹里にだけ自分が書いた話を読ませる。
高校を卒業すれば進路は別々、心理的にも物理的にも距離ができる。
樹里はいずれユリが出すかもしれない本に自分と同じ名前の登場人物を出してくれとお願いし、互いに別れを惜しむ。
さらに卒業祝いにピアスを開けようと持ちかけ、自分が左耳にしているピアスの片割れをユリに見せる。
文字数 5,027
最終更新日 2022.10.30
登録日 2022.10.30
桐谷春陽は新卒の編集者。父は地元の老舗町中華を営んでいる。海のそばで生まれ育ちながらも、亡くなった母のことを思い出す海に近寄れない。かつて栄えた地元商店街は、高齢化と老朽化によって、閑古鳥が鳴いていた。そんな廃れかけた町に大手企業の再開発計画が進行中だと知る春陽。時を同じくして、地元の海にイルカの母子は住みつき、にわかに観光客で賑わっていく。遠き昔にも家のすぐそばの海にイルカの母子が住んでいた。春陽は幼少期を思い出しつつ、仕事に恋にと社会人の新生活に頑張りながら、いつしか地元の町と父の中華料理店を守りたいという想いが芽生える。幼なじみや地元の仲間に支えられ、失われた過去を取り戻そうと奮闘する春陽は、新しい季節を迎えるなか――。
文字数 159,976
最終更新日 2024.03.31
登録日 2024.03.31
小さなバーで、ライブを公演している女性シンガーソングライターに花束を届けに来た男性…
それは彼女の運命を大きく変える出来事の始まりだった。
「ありがとうを伝えに来ました…」
文字数 12,647
最終更新日 2022.01.28
登録日 2022.01.28
漫才の練習。出番前。ストップウォッチで時間を図る。舞台に出て滑った。止め忘れたストップウォッチ。59分28秒14。
解散した。ツイッターは週末ということもあり賑やかだ。自分もその賑やかさに入って行きたいが、解散したとつぶやいたところで誰も興味ないしそういうのは気がひけるのでやめた。後輩が誕生日らしいリプライ10のリツイート21。自分だったらそんなに来ないだろう。羨ましいと思うがリプライは送らない。
解散した理由はもう練習してどうこうという問題ではないと思った。音を拾いにくいスタンドマイク。舞台の中心から離れると客席に声が届かない。出番前相方に念を押した。離れるときは声をはれ。前の順番のコンビのネタが終わる。僕は座っていた。出囃子がなり舞台へ小走りで向かう。M-1の出囃子。恥ずかしい。どうもーギャンブルスタートです。ここまでは順調。相方が自己紹介代わりのギャグを披露する。マイクから離れているが声が小さいので客席に届かない。うけてない理由は練習量の少なさでもネタが客にはまってないわけでもない。ただ声が小さいだけである。僕はなんとか声を出さずに相方をマイクにちかづけようとした。相方は必死で僕の合図に気づかない。恐らく恐らくだがプライドが高いタイプなので声が聞こえていないことなんて気にする余裕もないのだろう。最悪の場合は声が聞こえてないことを良しとしてるのかもしれない。そうなったら即解散である。笑いを取ることよりプライドを取るようなやつは人前に立つ器ではない。うけない。早く舞台から降りたい。
僕は自分のネタを人に押し付けるのが嫌だった。だから自分が考えた方がうけると思ってる相方でも、相方にネタを書いてもらっていた。漫才はツッコミが大事なので、経験値が高い方がツッコミに回るというやり方だった。自分がどう思っているかより相手がどうとらえたかかもしれない。相方は解散を告げられてプライドがズタズタかもしれない。がそこは僕が干渉するべきではない。解散を告げた以上僕は何も言える立場では無い。
なぜか解散を告げた自分が今までのやり方は間違ってたのかもという思いにかられる。
そら解散告げられた方は辛いやろな。自分のことをおもろいと思ってるから。舞台に立つ人間はそう。一度でも舞台に立ったことある人にしかわからへん。周りの人にコンビ組もうって言いまくるのはいいがそれは節操ない。
文字数 987
最終更新日 2021.07.31
登録日 2021.07.31
先天性の障がいにより、右手の中指が無い状態でこの世に生を受けた「奈良栄治」
野球一筋の人生を歩んできた父親の雄介は、生まれてくる息子に自らが叶えられなかった「プロ野球選手」への夢を託していただけに妻の妙子と共に落胆し「神様の悪戯」を嘆き悲しんだ。
それでも栄治に野球をやらせたかった雄介は、成長した栄治と何気なくキャッチボールをしていた時にある「異変」に気付く。「そうか~!これが怪我の功名っていうやつか~!」そう叫んだ雄介は、何かを確信したようだった。
欠指症というハンデを逆手に取って、栄治は高速変化球を駆使してエースピッチャーへと成長していく。
ガチンコ青春野球小説。
文字数 13,796
最終更新日 2018.11.17
登録日 2018.11.17
実の姉妹のように仲の良かった海嶋 陽香と山藤月華、お互いに信頼しあい憧れていた2人しかしそれも永遠とは続かなかった、、、ある日を境に陽香を拒絶し自分のからに籠ってしまった月華、陽香は昔のように月華と仲良くしたい一心で月華の殻を破ろうとする、、、果たして陽香は昔のように月華との仲を取り戻せるのか
文字数 3,358
最終更新日 2021.07.23
登録日 2021.07.20
初投稿です。
一人旅の帰りの新幹線で思いついた大学生と女子高生のお話です。
恋愛話ではありません。
歳の差で友達のような男女の関係性とか素敵だなあとか考えながら書いてました。
至らない文章力ですがお付き合いくださると嬉しいです。
構成・表現の改善点などがあれば是非教えてください。
文字数 6,904
最終更新日 2023.06.14
登録日 2023.06.14
結婚して千葉県の郊外に夫と息子の三人で暮らす町屋しおりは、ある日高校の同級生だったゆきから地元島根で行われる同窓会への誘いの電話をもらう。
都合が合わず、同窓会を断るしおりだったが、高校時代の思い出話が盛り上がる。
ゆきは同じく仲良くしていた同級生のちさとから電話をもらっており、同窓会のあと、会うことを約束して電話を切った。後日、同窓会に行ったというゆきは、ちさとがすでに死んでいた事実をしおりに打ち明ける。
文字数 20,270
最終更新日 2020.07.11
登録日 2020.07.11
これはある女子高校生達が花美女子高等学校にて廃部になっていた和太鼓部を作り直し「多楽器軽音部」としてバンド活動を開始し、武道館を目標に目指そうとする物語です。
色々な苦難を乗り越え結成したバンドは無事に武道館進出ができるのだろうか、またその後はどうなるのだろうか。
文字数 33,824
最終更新日 2021.03.14
登録日 2020.12.25
初めまして。
人生で初めて書かせていただきます。
幼い時からずっと野球をしてきて野球しかないくらいの人生を送ってきた主人公"白"あることがきっかけで高校一年生の秋に野球を辞めてしまう。
そんな時中学時代の友達から連絡が入り会いに行く、怪我でバスケができなくなってしまったと言われ代わりにバスケを始めるが、白の通う高校のバスケ部は指導者のいない一回戦を突破したことすらない弱小校だった。
高校生の友情、努力、恋愛、現実。
実際にあった話を織り交ぜながら書いて行きます。
火曜、木曜、土曜の午前8時に出して行く予定です!
文字数 47,233
最終更新日 2018.05.07
登録日 2017.02.25
師の勧めで、堰聖学園高等学校に入学した『小桜 さや』だったが、そこは非常識なとんでも学校だった。
理念というよりは偏見による校風があり『男子はアスリート、女子はアイドル』という男女を独断で区別するイカれた学校。
何故、差別でなく区別なのか? それは男も女も等しく平等に蔑視されているからに他ならない。
さやの不幸は、二つある。一つはプロアスリート志望の女子高生だったこと。もう一つはお勘違いした不良達がとにかく集まる学校だったこと、
出会う男子の生徒の9割が不良と呼ばれるバカであり、話しは通じず喧嘩好きでとにかくイキってくる。
女子生徒は、勝ちぬいた『修羅』に与えられる『褒美』か何かと勘違いしているのが気に入らない。
さやはそんなイキりバカの肝臓を迷わずパンチし、悶絶させ地面に這いつくばらせるのだった。
しかし、この学校のバカ達の間には、裏校則と呼ばれる、バカにだけ通じるバカげたルールが存在していた。
それが『番長』の称号である。
この学校で、喧嘩が一番強い奴は『番長』と呼ばれバカ達から恐れられるのだ。
ある時、さやは暫定的に『番長』となっている男を倒してしまう。
その瞬間、さやは『番長』となってしまい、数多のバカにその座を狙われるのだった。
『青春を謳歌する筈だったあたしの高校生活が……
師匠っ! あたしを騙したのねっ!』
文字数 25,106
最終更新日 2021.11.03
登録日 2021.10.15
「スカイフリューゲル」という空中でのスポーツが舞台の青春ストーリー。
空を駆け相手の腰に付いてる鈴を取り合う競技と中二の夏に出会った少女、冠崎 かなは鳥のように空を舞う姿に感動する。
そして、その時見た試合に出ていた鶻高校へと進学しスカフリ部の人達と出会うのだった。
それぞれの想いを込め空へ駆け上がる時、物語は始まる─!
文字数 17,630
最終更新日 2021.04.27
登録日 2021.04.12
県で唯一の女子高校野球部が誕生する。そこに集った十人の部員たち。初めはグラウンドも荒れ果てた状態、彼女たちはさまざまな苦難にどう立ち向かっていくのか・・・
[主な登場人物]
内藤監督 男子野球部監督から女子野球部監督に移った二十代の若い先生。優しそうな先生だが・・・
塩野唯香(しおのゆいか) このチームのエース。打たせて取るピッチングに定評、しかし彼女にも弱点が・・・
相馬陽(そうまよう) 中学では男子に混じって捕手としてスタメン入りするほど実力は確か、しかし男恐怖症であり・・・
宝田鈴奈(ほうだすずな) 一塁手。本人は野球観戦が趣味と自称するが実はさらに凄い趣味を持っている・・・
銀杏田心音(いちょうだここね) 二塁手。長身で中学ではエースだったが投げすぎによる故障で野手生活を送ることに・・・
成井酸桃(なりいすもも) 三塁手。ムードメーカーで面倒見がいいが、中学のときは試合に殆ど出ていなかった・・・
松本桂(まつもとけい) 遊撃手。チームのキャプテンとして皆を引っ張る。ただ、誰にも言えない過去があり・・・
奥炭果歩(おくずみかほ) 外野手。唯一の野球未経験者。人見知りだが努力家で、成井のもと成長途中
水岡憐(みずおかれん) 外野手。部長として全体のまとめ役を務めている。監督ともつながりが・・・?
比石春飛(ひせきはるひ) 外野手。いつもはクールだが、実はクールを装っていた・・・?
角弗蘭(かどふらん) 外野手。負けず嫌いな性格だがサボり癖があり・・・?
文字数 32,558
最終更新日 2023.11.30
登録日 2023.11.02
幼い頃に両親を亡くした直人と雫。名家の長男の子ということもありお爺様に引き取られるのが決まっていたがそれを阻止したのが柊家初代当主にして稲荷狐の血を引く隼人であった。隼人はニホン国の神子様であり長らく双子の弟であり八雲家初代当主雪人と暮らしていた。それから数十年後、雫に異能の兆しが現れる……
文字数 1,477
最終更新日 2019.11.17
登録日 2019.11.15
文字数 4,045
最終更新日 2021.08.19
登録日 2021.08.19
CroSs MiND 第四部 八神家編、第二部までの恋愛物語からかけ離れ、第三部ともつながるADAMという謎の言葉を探る物語。 第三部で悲劇に見舞われた八神慎治はどうなってしまったのか。 八神家とADAM計画とはいったいどのような関係があるのか。その真相に迫るのはいったい誰だ?
文字数 174,763
最終更新日 2022.03.18
登録日 2022.03.18
同調と共感。
私が選ぶ、その人はーーー
高二の修学旅行。
そこで逃避を試みた山村沙咲は、あるきっかけから、片想いしていた仁井詩音と夜の街に繰り出す。
それを機に親しくなる二人だったが、仁井が沙咲に近づいたのには、沙咲を支配し続ける中学からの同級生、小路理花子が関わっていた。
さらには、仁井の親友の涼月司が、
「アイツは俺のコピーみたいなところがある。頼むから、アイツが沙咲のことを本気で好きになる前に、俺と付き合ってほしい。俺はアイツから逃れたいんだ」
と、自分は仁井に感情をコピーされ、沙咲への想いも仁井に真似されてしまうと言って告白までしてくる。
自分とは違う司に魅力を感じ、惹かれていくが、それは同時に、仁井と自分は似ていることを気付くきっかけになり・・・
高校卒業後に、沙咲の隣にいるのは誰なのか。
反対に、その後を知ることができなくても、思い出として残したいのは誰なのか。
青春を経て、
「同調、それだけでいいよ」
の意味は変わる。
文字数 106,379
最終更新日 2024.04.07
登録日 2024.03.21
高校初日。いつも通りの朝を迎えながら、千映(ちえ)はしまわれたままの椅子に寂しさを感じてしまう。
二年前、大学進学を機に家を出た兄とはそれ以来会っていない。
兄が家に帰って来ない原因をつくってしまった自分。
過去にも向き合えなければ、中学からの親友である美晴(みはる)の気持ちにも気づかないフリをしている。
眼鏡に映る世界だけを、フレームの中だけの狭い視界を「正しい」と思うことで自分を、自分だけを守ってきたけれど――。
*
眼鏡を新調した。
きゅっと目を凝らさなくても文字が読める。ぼやけていた輪郭が鮮明になる。初めてかけたときの新鮮な気持ちを思い出させてくれる。だけど、それが苦しくもあった。
まるで「あなたの正しい世界はこれですよ」と言われている気がして。眼鏡をかけて見える世界こそが正解で、それ以外は違うのだと。
どうしてこんなことを思うようになってしまったのか。
それはきっと――兄が家を出ていったからだ。
*
フォロワー様にいただいたイラストから着想させていただきました。
素敵なイラストありがとうございます。
(イラストの掲載許可はいただいておりますが、ご希望によりお名前は掲載しておりません)
文字数 31,085
最終更新日 2021.12.22
登録日 2021.12.13