現代文学 絆 小説一覧
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高校球児・悠翔は、食道閉鎖症や心疾患を抱え未熟児として生まれながらも、家族の深い愛情に支えられて成長した。母・菜月は自身の病気と家庭の事情から息子の試合を観戦できず、祖父・隆介がその橋渡し役となっていた。ある試合の日、隆介の提案で菜月は密かに試合を観戦し、息子の成長に涙を流す。さらに隆介の知人・菜緒子の温かな言葉が菜月の心を癒し、やがて夫・健吾も心を開き、家族は再び一つになる。愛と再生の物語が、グラウンドに力強く響く。
文字数 7,011
最終更新日 2025.05.25
登録日 2025.05.25
3
『ポチと僕の約束』は、十五年間共に歩んできた老犬ポチと飼い主の健太の、心温まりながらも切ない最期の一日を描いた物語です。
長年の友情、無条件の愛、そして避けられない別れ——ペットと人間の間に生まれる特別な絆を優しく、そして深く描き出します。いつか必ず訪れる別れの瞬間を前に、互いへの深い感謝と愛情を静かに交わす二つの魂の姿は、読む人の心に深い余韻を残すでしょう。
この短編小説は、あなたが今まで愛してきたペットたち、そしてこれからも愛していくペットたちへの感謝の気持ちを思い起こさせてくれます。たとえ時が過ぎ、別れが訪れても、共に過ごした日々の記憶と愛は永遠に続くことを教えてくれる物語です。
文字数 1,610
最終更新日 2025.05.21
登録日 2025.05.21
4
乗り越えられない壁にぶつかることがあります。
そんな時は、どんなにあがいても、どんなに頑張っても、跳ね返されてしまいます。
自分の力だけではどうにもならないのです。
しかし、
親友がいれば、
愛してくれる人がいれば、
心から応援してくれる人がいれば、
知恵が生まれ、力が漲り、不可能と思えたことが可能になります。
高い壁を乗り越えられるのです。
それが、『絆』が生み出す特別な力なのです。
✧ ✧
薬剤師の妻から老人性難聴の患者のことを、親友から耳鳴りで苦しんでいることを聞いた男は、難聴治療薬の開発に乗り出すことを決意する。
一方、プロのギタリストになる誘いを断ってレコード会社に就職した男は、娘のバンドを世界トップレベルに育て上げると共に、音楽業界の活性化のためにFM放送の抜本的改革に着手する。
そして、固い絆で結ばれた二人の想いと活動は一つになり、世界中の難聴患者救済へと向かう。
文字数 172,393
最終更新日 2025.04.14
登録日 2025.03.29
5
家業を息子に引き継いだ華村醸(はなむら・じょう)の頭の中には、小さい頃からの日々が浮かんでいた。
祖父の膝にちょこんと座っている幼い頃のこと、
東京オリンピックで活躍する日本人選手に刺激されて、「世界と戦って勝つ!」と叫んだこと、
醸造学の大学院を卒業後、パリで仕事をしていた時、訪問先のバルセロナで愛媛県出身の女性と出会って恋に落ちたこと、
彼女と二人でカリフォルニアに渡って、著名なワイナリーで働いたこと、
結婚して子供ができ、翔(しょう)という名前を付けたこと、
父の死後、過剰な在庫や厳しい資金繰りに苦しみながらも、妻や親戚や多くの知人に支えられて建て直したこと、
それらすべてが蘇ってくると、胸にグッとくるものが込み上げてきた。
すると、どこからか声が聞こえてきたような気がした。
それは、とても懐かしい声だった。
祖父と父の声に違いなかった。
文字数 140,138
最終更新日 2025.03.26
登録日 2025.03.02
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「私は、実琴とは全然違う」
活発な姉“実琴《みこと》”と内気な妹“真琴《まこと》”は性格が全然違う双子の姉妹。
中学生の真琴はあることからクラスでいじめの標的にされてしまう。
姉の励ましもあり登校を再開するが日に日にエスカレートするいじめから真琴をかばった実琴は運悪く屋上から転落し亡くなってしまう。
いじめについて黙秘する学校側、“なかったこと”にされた姉の存在。
消された姉の存在を証明するために真琴は姉の生涯を書いた小説を出版社に投稿する。
応募した作品が受賞したことを期に真琴の運命は大きく変わり出す。
青春のその向こう側まで、私たちは進み出す。
*この作品はエブリスタ、カクヨムに掲載しています。
文字数 52,757
最終更新日 2023.01.01
登録日 2022.12.31
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文字数 1,769
最終更新日 2021.10.14
登録日 2021.10.14
9
月見に込められた人々の祈り。
華やかなイベントばかりが花じゃない。
風情ある日本由来のイベントも大事にしていこうとする人たちが確かにいる。
文字数 4,940
最終更新日 2020.11.29
登録日 2020.11.29
10
「ママ、あたし妹がほしいな」
次女、遙のこの一言によって生まれた三浦家の三女、恵。
恵の誕生によってとても和やかな雰囲気の一家だったが……。
ある日を境に「家族」に囚われる、三浦家の姉妹たち。
「家族」はとても大事だけれど、何よりも自分にとって負担になっているのも「家族」。
年を重ね、それぞれの人生を生きるものの自分という存在の根底には「家族」があって……。
どこにでもいる「家族」の、どこにでもある話。
***
【家族構成】
父:隆司(たかし)
母:詩織(しおり)
長女:美月(みつき)
次女:遙(はるか)
三女:恵(めぐみ)
父方の祖父:浩志(ひろし)
父方の祖母:桜(さくら)
主人公は三女の恵です。
ただ、美月目線だったり遙目線だったり、ちょこまか視点は変わります。
父方の祖父と祖母はあまり名前が出てこないですが一応ここで紹介しときますね🙇
処女作ゆえ、至らないところが多々あるかと思いますが……。
感想・誤字脱字指摘等どんどん下さい!
よろしくお願いします😊
文字数 5,991
最終更新日 2019.03.29
登録日 2019.03.29
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