中世風小説一覧
それは誰のための正義か。答えを知る者は誰もいない。それでも聖女は戦い続ける。
*小説家になろうでも投稿しています。
文字数 10,529
最終更新日 2019.08.21
登録日 2019.08.19
現代と中世ファンタジー風の世界”暁(アカツキ)”、二つの異世界が数日ごとに切り替わる世界、昨日は剣と槍で所属する国のために戦に挑んだかと思うと次の日には平和な学園生活。
二重生活の中、自信家で自己中心的な男、鈴原 最嘉(さいか)は自身の名前の由来通り最高を目指す。
可愛らしい容姿とは裏腹に、最嘉をトコトン利用する最悪の謀略家である京極(きょうごく) 陽子(はるこ)。
凄腕だが、自らの生きる意味さえも他者にゆだねようとする人形少女、白き将軍、久鷹(くたか) 雪白(ゆきしろ)。
野心と無関心、黒と白、知謀と武力、それぞれの思惑が重なる時……
食わせ物、最嘉と黒と白の姫が織りなす戦国ファンタジー開幕。
文字数 1,531,164
最終更新日 2024.04.21
登録日 2017.11.12
人間と吸血鬼の、友好と不和の物語
:人間と吸血鬼が共存する、『吸血都市』ことレボア市。だが、つねに平穏が続いているわけではなかった。民間人のエディと一般兵のタックがトラブルに立ち向かう。「現場に行くぞ。殺人事件が発生した」――短編連作集。他のサイトにも重複投稿中。
文字数 6,710
最終更新日 2023.11.19
登録日 2023.11.09
魔法が当たり前の世界、ティファトス。
いま、この世界に黒い雲が迫っていた。
魔法大国エデンに生まれた魔導師のサラ・エトワールは、ある事件をきっかけに冒険の旅に出る。
世界のあるべき姿とは何か。
正義とは何か。力とは何か。
サラと仲間たちが各々に想うものを、
世界を救う物語がここに開幕する。
文字数 281,388
最終更新日 2022.10.22
登録日 2021.09.27
ー不思議なことですが、この台地が湛える水鏡の夜空に、時折星々が空と間違えて迷い込むことがあるのですー 旅人カムラン・リードと、星鏡の台地で出逢った一人の星の守り人、メリッサ。壮麗な台地と、その地を治める豊かな公国が、彼らの旅のはじまりだった・・・
<著者より>
ツイッターで、作品情報、イメージイラスト等ご案内しています。
@LeiAsaka_1212
最強の勇者も、万能の神様もいない、ファンタジー世界のおはなしです。
物語の軸としての主人公はいますが、群像劇の視点で物語は進みます。
もし、読者様のお気に入りのキャラクターがこの世界にできたら、とてもうれしいです。
文字数 98,455
最終更新日 2023.06.16
登録日 2023.05.15
魔剣士レニングラードは、数百年に1人という逸材。
そんな彼の悩みは、言葉のキャッチボールが出来ないこと。
その所為でどんどん婚期を逃していたのだ。
俺だって普通に恋愛したい!
そんなレニングラードの前に、可憐な子爵令嬢アンリが舞い降りて??
文字数 16,850
最終更新日 2021.11.11
登録日 2021.11.11
主人公、サファは、秘密を持つ、人にあまり関心がない孤児。ある日、祭事補佐役をやる事になり、サファの心に変化が生まれる。彼女の”小さな正義”が起こす事件は、周りを巻き込み、どこまでも存在は大きくなっていく。待ち受ける困難にあきらめず、乗り越えた先で、自身の正体を知り、そして、サファは、本当の自分を手に入れる。
【長いあらすじ】
この世界には、剣術と魔術、それと唄で広範囲に及ぶ魔術を展開する”トラヴギマギア”と言う、音術が存在している。
物語の舞台となる、『フェガロフォト国』、7つの領地があり、その真ん中に位置するのは、王都『アクティナ』
そこに建つ、アクティナ大聖堂の孤児院に、主人公の少女は暮らしていた。
無口で、優しくて、頑固な少女の名前はサファ。
彼女には、孤児院に来る以前の記憶がない。
そして、彼女には、約束を守るための『契約の魔術』が使われていた。
そのため、サファは契約を果たすためだけに、静かに、目立たないように、暮らすことにしていた。
ある時、サファは、司祭であるエミュリエールから、『祭事の補佐』をするようにと、強く言われ、渋々ながら引き受けることになる。
魔術は、貴族しか使えない。
なのに、ある事がきっかけで、魔術を使ってしまったサファは、そのことを皮切りに、さまざまな、事件に巻き込まれることになった。
その中で、関わった人物たちは、サファを見守りながらも、彼女は一体何者なのか?
そして、彼女がしている契約はなんなのか……と考え始めるようになる。
少女の謎の解明と、成長を描いた、大型長編ファンタジー小説。
文字数 9,336
最終更新日 2021.03.24
登録日 2020.06.02
お義母様とアンお義姉様は、出会ってからしばらくは私の顔をよく打っていた。しかしリザお義姉様は顔以外の部分すら、私を傷つけるのを恐れていた。
痩せたリザお義姉様の身体。背中に残る痣。それはきっと私と同類の証で、私はただ、海のように深い瞳に溺れていく。
※暴力描写あり
文字数 2,174
最終更新日 2023.12.25
登録日 2023.12.25
教会で暮らす少年、レオナルドは16歳。日々真面目に、ヴィルトゥム教の教えを学び、歌を歌い、学友らと仲良く過ごす彼には一つの夢があった。それは、幼い日に未来を示してくれた青年、ルカの助手になることだ。戦禍の中で明日を無くしたレオナルドが見た淡く優しい光。たった一つの光をよすがに、夢を追い、縋り、そうして生きてきた彼の目は世界を何色に映すのか。学びを深め、ひたすらに自分を見つめ続ける彼が、確かな夢を手にするまでの物語。
※本作は実在の人物や団体等とは一切関係ありません。
※本作に登場するヴィルトゥム教は架空の宗教であり、現実におけるどの宗教もモデルとしていません。
文字数 230,477
最終更新日 2022.06.30
登録日 2022.06.16
「悪を纏い、自由をもたらせ」
独りの騎士が背負った信託、それは、たった今自らが差し向けた一筋の刃が貫いた、愛しき友の言葉。
その女は神託をもたらし、人類が進むべき道を照らし続けた、聖女にして魔女。
それは、人類から自我を奪い、自らの手で選択することを放棄させた、悪の権化――それが決して、彼女の望みでなかったとしても、人々が望むままの傀儡を演じていたとしても。
だから女は、騎士にその手を汚させた。この世でただ独り、自分を殺せる者だから。人が人として生きてゆく為に。
導かれし軌道を進むことが安楽な生き方だとしても、無為自然こそが命の正しき在り方だから。
――その身は悪に堕ち、血に染まる騎士は、最期に言祝ぐ。
天を見よ、我こそは明けの明星、咲かせ芽吹くは惡の華。
汝らに、自我をもたらす悪魔なり。
文字数 83,948
最終更新日 2019.08.20
登録日 2019.07.13