九州小説一覧
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件
文字数 1,648
最終更新日 2022.03.19
登録日 2022.03.19
生きたまま、門司港へ不時着した黄島。彼は、青山と似た五つ星戦隊の隊員・黒岩と出会い、特別な感情を抱く。そして、自分の命を犠牲に、鬼軍団の野望を砕く、黄島の最期を描いたストーリー。
文字数 7,045
最終更新日 2022.03.05
登録日 2022.03.05
中原では織田信長が長年の宿敵であった武田氏を長篠の戦いで破り、本願寺の最終要塞石山を開城させ、畿内を中心に急速に版図を広げる。信長が天下人へと上り詰めようとしていたとき、九州では大友・島津・龍造寺を中心とした争いが激しさを増していた。だが、大友氏は天正6年に勃発した耳川の戦いで島津氏に大敗。もはや劣勢を隠し切れない。大友の沈淪をみた龍造寺も盟約を破棄、大友領へと勢力の拡大を図る。
斜陽の大友氏の苗裔にあたる『戸次』の姓を持つ少女。
名は誾千代、鬼道雪の異名をもつ戸次鑑連の一人娘。
立花山城督の地位を継ぎ、十三となった誾千代は思う、
「彼丈夫也、我丈夫也、吾何畏彼哉」と。
後の世の人々に『西国一の女丈夫』と畏怖されることとなる少女は、城督として自分の運命
文字数 27,512
最終更新日 2021.10.23
登録日 2021.10.23
文字数 99,692
最終更新日 2021.03.23
登録日 2021.03.17
豊臣秀吉が愛し、徳川家康が怖れた猛将“立花宗茂”。
義父“立花道雪”、父“高橋紹運”の凄まじい合戦と最期を目の当たりにし、男としての仁義を貫いた”立花宗茂“と“誾千代姫”との哀しい別れの物語です。
下剋上の戦国時代、九州では“大友・龍造寺・島津”三つ巴の戦いが続いている。
大友家を支えるのが、足が不自由にもかかわらず、輿に乗って戦い、37戦常勝無敗を誇った“九州一の勇将”立花道雪と高橋紹運である。立花道雪は1人娘の誾千代姫に家督を譲るが、勢力争いで凋落する大友宗麟を支える為に高橋紹運の跡継ぎ統虎(立花宗茂)を婿に迎えた。
女城主として育てられた誾千代姫と統虎は激しく反目しあうが、父立花道雪の死で2人は強く結ばれた。
だが、立花道雪の死を好機と捉えた島津家は、九州制覇を目指して出陣する。大友宗麟は豊臣秀吉に出陣を願ったが、島津軍は5万の大軍で筑前へ向かった。
その島津軍5万に挑んだのが、高橋紹運率いる岩屋城736名である。岩屋城に籠る高橋軍は14日間も島津軍を翻弄し、最期は全員が壮絶な討ち死にを遂げた。命を賭けた時間稼ぎにより、秀吉軍は筑前に到着し、立花宗茂と立花城を救った。
島津軍は撤退したが、立花宗茂は5万の島津軍を追撃し、筑前国領主としての意地を果たした。豊臣秀吉は立花宗茂の武勇を讃え、“九州之一物”と呼び、多くの大名の前で激賞した。その後、豊臣秀吉は九州征伐・天下統一へと突き進んでいく。
その後の朝鮮征伐、関ヶ原の合戦で“立花宗茂”は己の仁義と意地の為に戦うこととなる。
文字数 252,697
最終更新日 2019.04.30
登録日 2019.04.26
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