死亡フラグ回避小説一覧
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生前気苦労が絶えず息をつく暇もなかった。
侯爵令嬢を親友に持ち、婚約者は別の女性を見ていた。
所詮は政略結婚だと割り切っていたが、とある少女の介入で更に生活が乱された。
聡明で貞節な王太子殿下が…
「君のとの婚約を破棄する」
とんでもない宣言をした。
何でも平民の少女と恋に落ちたとか。
親友は悪役令嬢と呼ばれるようになり逆に王家を糾弾し婚約者は親友と駆け落ちし国は振り回され。
その火の粉を被ったのは中位貴族達。
私は過労で倒れ18歳でこの世を去ったと思いきや。
前々前世の記憶まで思い出してしまうのだった。
気づくと運命の日の前に逆戻っていた。
「よし、逃げよう」
決意を固めた私は友人と婚約者から離れる事を決意し婚約を解消した後に国を出ようと決意。
軽い人間不信になった私はペット一緒にこっそり逃亡計画を立てていた。
…はずがとある少年に声をかけられる。
文字数 140,057
最終更新日 2024.01.15
登録日 2023.09.09
孤児院に暮らす華奢で小柄な美少年ルーテは、転んで頭を打った拍子に前世の記憶を思い出す。彼は、自分が前世でプレイしていたゲーム『レジェンド・オブ・アレス』の世界に転生してしまったのだ。
しかもルーテや主人公たちが暮らす孤児院は、数年後のゲーム本編開始直後、魔物に襲撃され滅ぼされてしまう。
ルーテは、主人公が魔物と戦う動機を得る為だけにシナリオ上の都合で殺されるキャラなのである。彼が小柄で愛らしいキャラデザなのも、死に際の悲惨さを際立たせる為だ。
――かくして余命数年であることが判明したルーテは、生き延びる為に必死でレベル上げを始めるのだが……。
※小説家になろう、カクヨムにも掲載しています
文字数 258,111
最終更新日 2023.06.18
登録日 2023.06.03
とある国の公爵家に生まれたヘルガ・ヘーゼロッテは前世の記憶を持っていた。
夢を掴めず就職もできなかったかつての人生。
今世は順風満帆……と思いきや、7歳になった頃に――
『婿養子の父親はじつは復讐のために身内に入り込んでおり、ヘルガが20歳になったら見せしめとして殺すつもり』
『祖父はヘルガを忌子として嫌っており、社交界デビュー前に殺すつもり』
『姉は唯一父親と同じ髪色と目の色を受け継いだヘルガに嫉妬し自分が成人したら殺しを依頼するつもり』
――という話を一気に知ってしまう。
このままじゃ圧倒的集中砲火で殺される!
そう感じたヘルガは各人の不満を取り除くため、成長する前に解決策を模索し始めるのだった。
※カクヨムにも掲載中
文字数 85,834
最終更新日 2024.05.04
登録日 2022.06.25
恋愛がありえない幼なじみと×××するのは、死ぬよりマシか死んだ方がマシか?
死亡フラグを回避するなら、幼なじみと×××せよ!
私・佐久良美玖(さくら みく)は幼なじみの秋津甲斐(あきつ かい)との恋愛はありえない、と思っている。
幼なじみゆえに、勝手にけなされ、二人セット扱いでいじられる関係にうんざりしていたからだ。
ある日、私は先輩とのデート帰りに私は死んだ。
「甲斐と経験していないことを経験すると死ぬ。死んだら3日前に戻る」という謎のルールが適用されたのだ。
誰かと肉体的な接触をするには、まず甲斐と経験しなければ、死ぬ。
どうしてもイヤだった私だけれど、「死ぬよりマシだろ」と言われて実行することに……。
謎ルールを繰り返すうちに、甲斐の本音が少しずつに見えてきて?
子どもの頃の望みを叶えるのは、難しい!
幼なじみとのムズキュン×じりじりラブ。
文字数 45,930
最終更新日 2023.07.25
登録日 2023.07.21
ゲーム世界に転生したら嫌われ者で殺されまくる嫌われ者の従者になっていた。
最弱の称号を持つキャラを侮り『最弱風情がこの僕に一騎打ちを挑むだと。殺しはしないからまぁ安心したまえ。君のような弱者に弱さを教えてあげるのも
人の上に立つ者の務めだ』
と言って一騎打ちしたら実は最強で殺されて、凡人の称号を持つ者を『凡人よ、無駄死にする前に身の程を教えてやろう。
何、礼はいらない。僕は非凡で特別な存在なのだからこれぐらいの慈悲は行って当然なのだから』と言っては
実は非凡なチートスキル障壁壊しを持っていて殺され、『無礼な、アンセンサ家3男のこの僕にぶつかって謝りもしないか。
謝罪の機会を与えてやる。強者に礼を欠かすと命を無駄にするぞ。そうならない前に教えてあげよう』と言っては実は第一王子で"王権の炎"の称号を持つ者に殺され
モンスターと戦っては殺される。
一つのルート以外では必ず従者も死ぬため、放っておけば勝手にどこかで無様に死んで私も死ぬ事になるだろうし、子爵の
死亡フラグを回避し守らなければならない。
文字数 1,433
最終更新日 2020.09.27
登録日 2020.09.27
人間だけが住んでいたのは気が遠くなるほど昔の話…。
神と悪魔の戦争がこの地球にも及び、人は初めてこの世界が人間だけのもので無かった事を知った。
突如現れた神も悪魔も自分の領土、天界と魔界の拡大を狙い己の事しか考えず、人が初めて見る膨大な力を駆使し人間は蹂躙された。
神や悪魔から力を受け異質な存在になった者や、神や悪魔が闊歩する世界であっても人は人間通しの争いを止められず力の無い者はやがて死んでいく。
そんな弱肉強食の世界の中、自分の親も自身の名前も知らない少年がぎりぎりの中を生き延びていた。
それは、彼には死亡フラグが見えるから。
危機的状態になると、視界が真っ赤に染まる。
その時に正しい判断を出来ず危機的状況が大きくなれば、警戒音が聞こえる。
それでも判断を間違えば、視界が真っ赤に点滅して、警戒音がより大きく鳴り響く。
どう行動すれば警戒が解けるのか、考え行動する少年は幼くともなんとか一人で生き延びてこれた。
しかし、所属していた武器商会の商人に騙し討ちをされ、判断を誤り死の際に立たされる。
死を覚悟した時、彼が悔やんだのは愚かな人間に殺される事だった。
どうせなら、自分よりも大きな存在に殺されたい。
そう願い、差し出した手を掴んだのは悪魔のような人間だった。
文字数 20,352
最終更新日 2021.08.14
登録日 2021.07.17
ある日私は気がついた。
ここは前世で弟から借りてプレイしたギャルゲー(18禁)の世界!!!
その正ヒロイン(幼馴染ヒロイン)に転生している!
幼馴染の正ヒロインなんてうざいって言われちゃう正妻枠の不人気キャラじゃないですか。
おまけにこのゲームは泣きゲーで、正ヒロインの死亡フラグはいっぱいである。
せっかく生まれ変わったのに短命で終わりたくない!!
泣きゲーの正ヒロインとか殺意高すぎでしょ!
私は、ヒロインレースから降ろさせてもらう!!
あれ? なんで主人公が私に執着を……
まさかあんた、幼馴染ルートなの!?
ちょっと待って、それって不治の病にかかるんですけど!!
文字数 38,044
最終更新日 2024.02.02
登録日 2023.12.10
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