ジャズ 小説一覧

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小説検索AIアシスタントβ

アルファポリスに投稿されている小説を紹介します。
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小説検索AIアシスタントβとは
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キャラ文芸 連載中 長編
 ジャズの街に、何もかも似てない双子が二組。そう、二組いた。  二十世紀前半のニューヨークを舞台に、血の繋がりがない片割れと共に育った二組の〝双子〟の関係性を描く予定。  ビッグバンドの名物シンガーとして生きる双子は、両親に似て音楽の天才である金髪碧眼の兄と家族で唯一の黒髪に琥珀の瞳を持つ凡才の弟。  一方新聞少年として生きる孤児の双子は、弟を天からの贈り物と信じ護り続ける黒髪で琥珀色の瞳の兄と、家族と違い金髪碧眼、そして音楽の才能を持って生まれた弟。    それぞれ互いに執着しつつ仲の良い兄弟として育った彼らだが、『ギャングが似ていない双子を狙っているらしい』という噂を聞いたことから自分らの出生にまつわるとある陰謀に近付きはじめる。そして彼らの運命には、友人である少年たちの人生も複雑に絡んでいた……。    果たして血の繋がった双子同士が出会う日はくるのか。その時、育ちの片割れは? 初めまして、藍棺織海(アイカンオリミ)と申します。 不定期更新予定。 各話の合間にTwitter( @Millionkaia &color(#4A68CE){ https://twitter.com/Millionkaia?t=7xNgHxbH9KJi6XSFUt9Y9g&s=09 } )でちょっとした小噺を掲載予定です。 双子が好きな方、少年たちの関係性物語が好きな方、二十世紀前半のアメリカ文化が好きな方……誰かしらに刺さるものになったら嬉しいです。よろしくお願いします。 表紙素材……ソラ様( https://www.pixiv.net/artworks/61297542 )
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小説 212,183 位 / 212,183件 キャラ文芸 5,178 位 / 5,178件
文字数 91,716 最終更新日 2025.12.03 登録日 2023.06.16
2
ライト文芸 連載中 ショートショート
夜更けの街角、静かに響くピアノとサックスの音。 だが、その音に“怨念”が宿るとき――音楽は祈りとなり、呪いを癒す。 喫茶店《幽韻庵》を舞台に集うのは、どこかズレた“音霊使い”たち。 ピアノを奏でるのは皮肉屋の青年・奏真。 マイクを握るのは滑舌改善中の幽霊ボーカル・貞子。 サックスを吹くのは陽気な怨霊配信者・おいわさん。 ステージには、怨念をリリックに変えるラッパー・平将門ニキ。 韻を呪術に昇華する陰陽師ラッパー・MCセイメーン。 そして、理屈と旋律で霊の波長を解析する偏屈な天才バイオリニスト・如月レン。 彼らが奏でるのは――魂を救う“怨奏ジャズ”。 音と呪いが共鳴するたび、封じられた記憶が呼び起こされ、 人も霊も、涙と笑いのセッションへと誘われていく。 「魂(ビート)が鳴れば、呪い(ノイズ)は解ける。」 生者も死者も、音に導かれ共に奏でる“祈りのジャズ”。 これは、音が世界を癒すまでの交響譚―― 《怨奏セッション ― Symphonic Jazz Curse ―》、開演。
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小説 212,183 位 / 212,183件 ライト文芸 8,763 位 / 8,763件
文字数 19,912 最終更新日 2025.11.24 登録日 2025.10.12
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恋愛 連載中 短編
 あの日のことを、私は今でも鮮明に覚えている。春休みの大学街はひっそりして、まるで時間が止まったようだった。明大の古い講堂でピアノを弾くのは、私のひそかな習慣だった。借りものの舞台と鍵盤に、キース・ジャレットの「ケルン・コンサート」を響かせる。譜面はない。自分の呼吸と記憶だけを頼りに、即興で再構築する。演奏しているあいだは、誰もいない世界にただひとり閉じ込められているような心地がする。  けれど、あの日は違った。弾き終えた瞬間、私は気づいたのだ。後方の暗がりに、ひとりの青年が座っていることに。ドアを開けた一瞬の光で、気配は感じていた。知らない男に覗かれていた、と一瞬、怒りが胸をよぎった。けれど、その怒りはすぐに戸惑いに変わった。彼の目が、演奏を汚すような視線ではなく、ただ真剣に聴いていた人の目だったからだ。  彼の名は宮部明彦。油絵を描き、物理を学び、そして偶然ここに迷い込んだという。私は「偶然」という言葉をあまり信じない。けれど、彼と話しているうちに、その偶然がどこか運命のように感じられた。ジャズの話、本の話、ユングやデミアン、相対性理論や犯罪心理学……私たちの会話は、初対面とは思えないほど滑らかに、深く潜っていった。  そして気がつけば、講堂を出て、山の上ホテルのバー「ノンノン」に座っていた。午後四時の空いたカウンターで、私はマーテルを、彼はメーカーズマークを頼んだ。ブランデーの琥珀色が、雨のしずくで曇った窓に映える。学生らしくない静けさと、少しだけ大人の時間。奇妙なことに、私はその時間を全然怖いとは思わなかった。むしろ、胸の奥にずっとあった孤独な旋律に、初めて和音が重なったように思えた。  女と男は、どこまでいっても分かり合えない、と口では言いながら、私は彼に話しつづけた。彼の笑顔や、少し考えこむ横顔が、曲の終わりに響く余韻のように心に残った。偶然が、たまたまが好きだという彼に、私の中の何かが静かにほどけていく。ペルソナも、仮面も、ここには必要ないような気がした。 「ねえ、四月から、あなたの学部にニセ学生として通ったらどうかしら」思わず口にしていた。彼は笑って「いいよ」と言った。  雨の土曜の午後、ケルン・コンサートから始まったこの出会いが、私にとってどんな物語になるのか、そのときの私はまだ知らなかった。
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小説 212,183 位 / 212,183件 恋愛 61,543 位 / 61,543件
文字数 23,464 最終更新日 2025.10.01 登録日 2025.09.29
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SF 連載中 長編
人はどこまで“普通”であることを強いられ、どこから“異常”とされるのか。 雨に濡れた都市の隅で、静かに歪み始める現実。 これは、無音の叫びのような物語。 やがて、何もかもが「正常」とされる前に──誰かが違和感を抱くことを、世界はきっと待っている。
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小説 212,183 位 / 212,183件 SF 6,118 位 / 6,118件
文字数 24,333 最終更新日 2025.08.05 登録日 2025.06.30
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恋愛 連載中 長編
高校生栗原圭太は学校でいじめを受けていた。クラスのみんなが自分のことを馬鹿にしいるように感じていた。味方なんていなかった。そんな中で圭太自身、自分を本当にどうでもいい、いらない人間と考えていた。しかし、池田栞との出会い、ジャズを知る。ジャズに目覚めた彼は少しずつ世界に対する見方を変化させていき、、、?
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小説 212,183 位 / 212,183件 恋愛 61,543 位 / 61,543件
文字数 2,099 最終更新日 2024.11.24 登録日 2024.11.24
6
ライト文芸 完結 短編
戦争の臭いが近づく帝都。敵性音楽ジャズを指摘され、銀座から散り散りとなるバンドマンたち。宛てのない上寺智。手には一度も演奏したことのない「ムーンライトセレナーデ」の楽譜。上寺は考えもなしに、小河内へと流れていく。もうすぐ湖底に沈むと囁かれる鄙びた温泉地、そこはダムの作業員で活気に溢れていた。 「サックス奏者だった上寺智さん。ジョーさんですよね?」 ダム工事の若い男は、彼の演奏を覚えていた。ひょんなことから、二人はこの小河内で、一緒に演奏することとなる。
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小説 212,183 位 / 212,183件 ライト文芸 8,763 位 / 8,763件
文字数 17,618 最終更新日 2024.05.06 登録日 2024.04.17
7
ミステリー 完結 長編
 かつて「ジャズの聖地」と呼ばれた長崎県佐世保市の商店街にひっそりと店を構えるジャズ・カフェ「ビハインド・ザ・ビート」──  ひょんなことから、このカフェで働くジャズ好きの少女・有栖川ちひろと出会った主人公・住吉は、彼女とともに舞い込むジャズレコードにまつわる謎を解き明かしていく。  だがそんな中、有栖川には秘められた過去があることがわかり──。  これは、かつてジャズの聖地と言われた佐世保に今もひっそりと流れ続けている、ジャズ・ミュージックにまつわる切なくもあたたかい「想い」の物語。
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小説 212,183 位 / 212,183件 ミステリー 4,865 位 / 4,865件
文字数 169,100 最終更新日 2024.03.16 登録日 2024.02.05
8
ライト文芸 完結 短編
ジャズ喫茶で、起きる 不思議な出来事。 雨の日の忘れ物? それは、何故? 何故、そこに置かれているのか? 折り鶴の意味するものとは? 人生の悲哀と、 急展開なサプライズ感ある 結末。 ダークな人の心と、 純粋な愛する心。 しかし、真相にたどり着くには、 時間が必要。 そう、それが人生というもの?
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小説 212,183 位 / 212,183件 ライト文芸 8,763 位 / 8,763件
文字数 10,095 最終更新日 2022.04.05 登録日 2022.04.05
9
キャラ文芸 完結 短編
じゅりは、身長8cmの猫耳妖精の女の子。 背中に羽だって生えている。だけど、8cm以上高くは飛べない。 それなのに、高度10000mのひつじ雲の中にある『くらうどcafé』でアルバイトをしている。 なぜに? じゅりと不思議で楽しい仲間たちのゆるゆる哲学???風味のおとぎばなしです。
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小説 212,183 位 / 212,183件 キャラ文芸 5,178 位 / 5,178件
文字数 13,682 最終更新日 2018.12.22 登録日 2018.11.30
10
児童書・童話 完結 短編
さびれた港町にある流行らない酒場。 そこには弾かれることもなくなってもう何年もたったピアノやドラムセットたちがひっそりと暮らしていましたが、もう自分が楽器であったことすら忘れ果て…
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小説 212,183 位 / 212,183件 児童書・童話 4,034 位 / 4,034件
文字数 1,786 最終更新日 2018.11.29 登録日 2018.11.29
11
ライト文芸 連載中 長編
 中学生最後のピアノ・コンクールで地区予選落ちした神崎は、ピアノを辞めるという決断をする。だが、高校の音楽室で、ジャズバンドのリーダー、サックス担当の西谷茜と偶然出会う。そして、ジャズバンドのピアノ担当となってしまう。一緒にピアニストを目指していた幼なじみの佐々木。ジャズバンドの個性的なメンバーとの出会い。神崎と、神崎が出会う仲間達が繰り広げる青春群像。
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小説 212,183 位 / 212,183件 ライト文芸 8,763 位 / 8,763件
文字数 11,514 最終更新日 2018.04.12 登録日 2018.03.29
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