「本能寺」の検索結果
全体で138件見つかりました。
陸上自衛隊幕僚長から戦国の世へ!吉法師10歳って信長だよな?風呂上がりのビールも飲めないガキ…明智光秀が何で俺の守護神?本能寺の変はどうなるの?
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陸上幕僚長・織田仁誠(じんせい)
2024年、公務で移動中の不慮の事故により56年の生涯を終えた。。。ハズだった?
1544年5月12日
織田信長として目覚めた織田仁誠は、己の体がまだ十歳の子供であることに戸惑いを覚える。
同時に吉法師として生きた十年間の記憶が、洪水のように脳裏に流れ込む。
『光秀、今川義元は石巻山へ向かった!山に入られると樹木が射撃の邪魔で面倒だ、追い付きそうか?』
『その石巻山の麓にて、鶴翼の陣を敷き伏せております。』
『かぁーーー嫌だねえ、そうやって本能寺でも俺を逃がさない様に、布陣したんだろ』
『それは32年も未来の事で、(まだ)やってませんが…』
『まだ?32年後ヤル気満々だな(笑)』
創造神の執事長だったイツメン君を、明智イツメン光秀と命名。尾張から富国強兵で天下布武を目指す物語。
文字数 86,300
最終更新日 2026.01.15
登録日 2025.12.01
篠塚胡蝶は、戦国時代の美濃で濃姫・胡蝶として転生する。
やがて尾張へ嫁いだ胡蝶は、「うつけ」と呼ばれる若き織田信長の中に天下人の資質を見出し、誰よりも深く彼を理解していく。信長もまた、自分の本質を見抜く胡蝶を唯一無二の妻として愛し、絶対の信頼を寄せる。
しかし戦国の現実は過酷だった。側室の吉乃が嫡男・奇妙丸をはじめ次々と子を産み、胡蝶自身は子に恵まれない。嫉妬や苦悩を抱えながらも、胡蝶は正室として家を支え続ける。
現代知識を活かした情報網、経済政策、兵站管理、心理戦――。胡蝶は戦場に立つ信長を陰から支え、尾張統一、美濃攻略、上洛、将軍との政治戦争を成功へ導いていく。
信長が掲げた「天下布武」の真の目的は、武による支配ではなく、戦そのものを終わらせることだった。胡蝶はその理想を理解し、共に天下統一への道を歩む。
数々の強敵を退け、天下統一が目前となった時、明智光秀の謀反による本能寺の変が起こる。炎に包まれた本能寺で、信長と胡蝶は最後まで共にあることを選ぶ。
「胡蝶……愛しておるぞ。俺の妻は生涯お前だけじゃ」
「次は――同じ時代に生まれましょう」
爆発と共に歴史は終わる。
だが二人が目覚めたのは、戦のない現代日本だった。
身分も政略もない世界で、信長と胡蝶は初めてただの男と女として結ばれる。
これは、天下統一を目指した覇王と、彼を支え続けた転生濃姫が、本能寺の炎を越えて愛を成就させる戦国ラブロマンスである。
文字数 40,176
最終更新日 2026.07.20
登録日 2026.06.05
異国出のリーゼロッテが石積の墓に手を合わせ、隣に立つ雑賀孫一へ呟く。
「どうして……みんな、殺し合うのかな」
「……誰もが、明日を恐れているからさ」
無垢な少女に、雑賀の長が静かに答える。
「誰もが、終わらせ方が分からねぇんだよ。……殺し合いの螺旋から降りる道をな」
「……そっか。みんな、怖くて、必死なんだね」
──”それでも”と願った彼女が、戦国の常識を変えていく物語。
・第一章 雑賀の里編(大体14.5万字程度)
・第二章 信長邂逅編(大体8.3万字程度)
・第三章 本能寺編(大体8万字程度)
・第四章 九州編(大体24.6万字程度)
・第五章 奥州編(大体32.8万字程度)
・第六章 ???
(1部6章構成の予定)
文字数 974,883
最終更新日 2026.07.20
登録日 2025.12.31
元流行作家の秋月は、もう十数年も本を書けていなかったが、秋月の信奉者の桐谷美香からの勧めで起死回生の策としてユーチューブ番組を立ち上げることにした。『歴史探偵! ナイトスクープ』という番組で、視聴者から解いてもらいたい謎を募り、視聴者受けするような謎を選んで、回答を準備して番組で回答、解説するのだ。流石、元流行作家だけのことはあって、ホームページで謎を募集後一週間でかなりの応募が集まり、応募件数の多かった本能寺の変の謎を解くことに決めた。本能寺の変で、信長が暗殺された理由、すなわち明智光秀が信長を自害に追い込んだ理由は、光秀やその重臣達が信長暗殺後、短期間に討ち取られてしまったため、明らかになっておらず、謎とされている。御多分に洩れず、歴史小説家として秋月も本能寺の変について書きたいと思い、資料をかなり読み込み、構想もまとまりかけていたのだが、あと数ピース嵌まればというところで頓挫して、うっちゃっておいたのだ。美香が手伝ってくれると言ってくれたものの、番組は1カ月半後とホームページで告示してしまったため、1ケ月半で構想をまとめ上げ、撮影まで持っていかねばならない。締め切りが大いに気になるものの、美香と一緒に仕事のできる嬉しさもあり、二人で前祝に一杯飲みに行った。都内近郊の居酒屋で、時間も早かったため、すいており、周りを気にせず、二人で本能寺の変の話で大いに盛り上がった。近くの席で秋月の元愛読者で、最近会社からリストラされて暇を持て余している福山に話を盗み聞きされているのに気づかずに。秋月は上機嫌でしたたかに飲んでしまい、美香と駅で別れた後、千鳥足で家に帰る。泥酔していて、鍵を開けて家に入る際に頭から床に倒れ込んでしまった。そして秋月の後をつけてきた福山も共連れで家に入り込んだ。
翌朝、秋月が目を覚ますと、頭はハッキリしているが体が動かない。そして初対面の福山が自分を見守っているのに気づく。福山によると、体が動かないのは一時的な脳震盪に伴う脱力や、長時間の圧迫による神経の麻痺によるもので2~3日で動けるようになるのではないかという。ただし、慢性硬膜下血腫の可能性もあり、これだと後日意識を失ったり寝たきりになる可能性があるという。夕方には救急車を呼んで、ちゃんとした病院で精密検査を受けた方がよい、17時迄に本能寺の変の謎を解け、17時迄に謎を解いたら救急車を呼ぶが、17時迄に謎を解けなければ秋月を放置して去ると福山から申し渡されてしまった。不法侵入で罪に問われるぞと言っても、危ないから助けようと思って家に入ったので刑法37条の緊急避難や、刑法35条の正当な行為に該当し、罪に問われることはない、手荒なこともしていないと、軽くいなされてしまう。謎解きには福山も知恵を貸すというので、秋月は福山を相方に夕方までに本能寺の変の謎を解かねばならぬ羽目に陥ってしまった。
文字数 35,004
最終更新日 2026.07.15
登録日 2026.06.30
真田昌幸が上越国境の要衝沼田城を調略。駿河三枚橋の高坂昌元は北条の攻撃を良く防ぎ。沼津の曽根昌世は伊豆戸倉城を調略。駿河湾では北条の水軍と互角に渡り合う等こと対北条に関しては順調に推移している武田家でありましたが当主の武田勝頼は浮かぬ表情。
問題は西。
遠江の要衝高天神城は包囲され、援軍を送ろうとすると東から北条が動き出す。取り囲んでいる徳川の背後には本願寺との戦いを終え、大量の兵を送り込む準備が整った織田信長。このままでは高天神を見捨てなければならない。
この大ピンチの状況で……本能寺の変が勃発したら……。
文字数 53,432
最終更新日 2026.06.26
登録日 2026.05.03
文字数 5,478
最終更新日 2026.06.27
登録日 2026.06.21
六十二歳の大学教授・黒田総一郎は、政治、社会、歴史、軍事を専門とする研究者だった。
彼は生前、何度もこう語っていた。
「江戸幕府は、もっと早く改革を始めていれば滅びなかった」
だが、死後に目を覚ました彼がなっていたのは――。
後に江戸幕府最後の将軍となる、五歳の徳川慶喜だった。
黒船来航まで、あと十五年。
幕府滅亡まで、あと二十七年。
このまま何もしなければ、安政の大獄、桜田門外の変、薩長同盟、大政奉還、鳥羽・伏見の戦い、そして戊辰戦争が起こる。
多くの人間が死ぬ。
江戸幕府は消える。
そして自分は、最後の将軍として歴史に名を残す。
ならば。
全部、変えてしまえばいい。
英語教育。
財政改革。
人材登用。
軍制改革。
海軍創設。
産業育成。
身分制度改革。
議会政治。
そして、徳川幕府そのものの近代国家化。
だが、未来を知っているだけでは人間は動かせない。
父・徳川斉昭は怒鳴る。
井伊直弼とは命懸けで対立する。
勝海舟は言うことを聞かない。
坂本龍馬は幕府の悪口を言う。
西郷隆盛は敵になる。
大久保利通も、高杉晋作も、桂小五郎も、それぞれの正義を持っている。
正論だけでは国は動かない。
歴史上の偉人たちは、誰一人として主人公の都合よく動いてはくれない。
それでも慶喜は諦めない。
「私は徳川家を守りたいのではない」
「未来で死ぬはずだった人間を、一人でも多く生かしたいだけだ」
史実では最後の将軍となった男が、
五歳から幕末をやり直す。
幕府滅亡を阻止し、
黒船にも、
薩長にも、
内戦にも負けない国を作るために。
これは未来を知る大学教授が、面倒くさすぎる幕末の怪物たちと喧嘩し、笑い、時には泣きながら、日本史そのものを書き換えていく物語。
黒船来航まで、あと十五年。
幕府滅亡まで、あと二十七年。
歴史改変は、五歳の徳川慶喜から始まる。
文字数 5,255
最終更新日 2026.07.15
登録日 2026.07.15
戦国時代の日本を背景に、織田信長の若き日の物語を語る。荒れ狂う風が尾張の大地を駆け巡る中、夜空の星々はこれから繰り広げられる壮絶な戦いの予兆のように輝いている。この混沌とした時代において、信長はまだ無名であったが、彼の野望はやがて天下を揺るがすことになる。信長は、父・信秀の治世に疑問を持ちながらも、独自の力を蓄え、異なる理想を追求し、反逆者とみなされることもあれば期待の星と讃えられることもあった。彼の目標は、乱世を統一し平和な時代を創ることにあった。物語は信長の足跡を追い、若き日の友情、父との確執、大名との駆け引きを描く。信長の人生は、斎藤道三、明智光秀、羽柴秀吉、徳川家康、伊達政宗といった時代の英傑たちとの交流とともに、一つの大きな物語を形成する。この物語は、信長の未知なる野望の軌跡を描くものである。
文字数 11,653
最終更新日 2024.02.12
登録日 2024.02.12
大阪にある、緒狩斗家の4人兄妹による異世界旅行を専門に行う「株式会社オカやんツアーズ」で巻き起こる、「珍事件」、「珍道中」を、新米JKツアコンのミスティーが兄達と協力し知恵と工夫と超能力で、『お客様の希望を満足させます!』のキャッチコピーを守るため、各自の特技と能力をフルに活かしてサービス提供!
「あの人が生きていたら!」、「なぜ、そうなったの?」と歴史マニアだけで無くても、ちょっと気になる「歴史上の人物と事件の「たら」、「れば」を異世界に出かけて事実を確認!
今回の客は、織田信長を追っかける二人のヤング歴女!「本能寺で信長が死なないハッピーエンドの世界が見たい!」との希望にミスティーたちは答えられるのか?
塗り壁バリヤー、式神使いの長男「好耶」、遠隔投資のできるテレパシストでタイムワープ可能な「物質K」を扱う次男「フリーク」、アスポート、パイロキネス能力を持つウォッカ大好きの3男の「メチャスキー」の3人の兄と現役JKプロレスラーの「ミスティー」が、「夏子」、「陽菜」を連れて、信長の謎を解き明かしていく!信長は、本能寺で死ぬのか?はたまた生き残るのか?そしてその結論は?
ちょっと笑って、ちょっと納得、ちょっとホロっとする、歴史好きが読んでも楽しい歴史的証拠を積み重ねた「歴史ミステリーワールド」へようこそ!
文字数 124,187
最終更新日 2025.03.19
登録日 2025.02.27
知っているだろうか?
歴代の天下人に愛された名宝の存在を。
足利義満、松永秀久、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康。
彼らを魅了し続けたのは一つ茶入れ。
本能寺の変で生き残り、大阪城の落城の後に壊れて粉々になりながらも、時の天下人に望まれた茶入。
粉々に割れても修復を望まれた一品。
持った者が天下人の証と謳われた茄子茶入。
伝説の茶入は『九十九髪茄子』といわれた。
歴代の天下人達に愛された『九十九髪茄子』。
長い年月を経た道具には霊魂が宿るといい、人を誑かすとされている。
他サイトにも公開中。
文字数 10,120
最終更新日 2022.05.19
登録日 2022.05.06
信濃の小さな国衆(豪族)に過ぎない真田家は、甲斐の一大勢力・武田家の庇護のもと、どうにかこうにか生きていた。
……のだが、頼りの武田家が滅亡した!
家名存続のため、真田家当主・昌幸が選んだのは、なんと武田家を滅ぼした織田信長への従属!
ところがところが、速攻で本能寺の変が発生、織田信長は死亡してしまう。
こちらの選択によっては、真田家は――そして信州・甲州・上州の諸家は――あっという間に滅亡しかねない。
そして信之自身、最近出来たばかりの親友と槍を合わせることになる可能性が出てきた。
16歳の少年はこの連続ピンチを無事に乗り越えられるのか?
文字数 137,992
最終更新日 2020.06.25
登録日 2015.05.29
本能寺の変は、宣教師からイエス・キリストの奇跡を知った織田信長が、戦国乱世終結の為に自らの命を天に捧げた『自作自演』の計画であった!
明智光秀が、計画協力者=ユダとなりて、信長による『エヴァンゲリオン(福音書)計画』を発動す!
……そして遂に信長は、『聖書』最大のミステリー、預言書『ヨハネの黙示録』の暗号《666》の謎に迫ります。
※本作は論説と参考文献、そしてそのイメージ・世界観を小説で描く、ハイブリッド作品です。
※小説部分は、歴史があまり興味ない方でも読んで頂けるよう、若干ギャグティストの部分もありますので、ご了承ください。
文字数 303,976
最終更新日 2019.06.02
登録日 2019.04.30
天正十年六月二日未明、京都本能寺で、織田信長が家臣の明智光秀に殺された。このあと素早く行動したのは羽柴秀吉だけだった。備中高松城で、秀吉が使者から信長が殺されたことを聞いたのが、三日の夜だといわれている。堺見物をしていた徳川家康はその日に知り、急いで逃げ、四日には自分の城、岡崎城に入った。秀吉が、自分の城である姫路城に戻ったのは七日だ。家康が電光石火に行動すれば、天下に挑めたのに、家康は旧武田領をかすめ取ることに重点を置いた。この差はなにかー。それは秀吉が機を逃がさず、いつかくる変化に備えていたから、迅速に行動できたのだ。それは秀吉が、他の者より夢を持ち、将来が描かける人物だったからだ。
この夢に向かって、一直線に進んだ男の若い姿を追った。
木曽川で蜂須賀小六が成敗しょうとした、若い盗人を助けた猿男の藤吉郎は、その盗人早足を家来にした。
どうしても侍になりたい藤吉郎は、蜂須賀小六の助言で生駒屋敷に住み着いた。早足と二人、朝早くから夜遅くまで働きながら、侍になる機会を待っていた。藤吉郎の懸命に働く姿が、生駒屋敷の出戻り娘吉野のもとに通っていた清洲城主織田信長の目に止まり、念願だった信長の家来になった。
藤吉郎は清洲城内のうこぎ長屋で小者を勤めながら、信長の考えることを先回りして考えようとした。一番下っ端の小者が、一番上にいる信長の考えを理解するため、尾張、美濃、三河の地ノ図を作った。その地ノ図を上から眺めることで、大国駿河の今川家と、美濃の斎藤家に挟まれた信長の苦しい立場を知った。
藤吉郎の前向きに取り組む姿勢は出る杭と同じで、でしゃばる度に叩かれるのだが、懲りなかった。その藤吉郎に足軽組頭の養女ねねが興味を抱いて、接近してきた。
信長も、藤吉郎の格式にとらわれない発想に気が付くと、色々な任務を与え、能力を試した。その度に藤吉郎は、早足やねね、新しく家来になった弟の小一郎と、悩み考えながら難しい任務をやり遂げていった。
藤吉郎の打たれたも、蹴られても、失敗を恐れず、常識にとらわれず、とにかく前に進もうとする姿に、木曽川を支配する川並衆の頭領蜂須賀小六と前野小右衛門が協力するようになった。
信長は藤吉郎が期待に応えると、信頼して、より困難な仕事を与えた。
その中でも清洲城の塀普請、西美濃の墨俣築城と、稲葉山城の攻略は命懸けの大仕事だった。早足、ねね、小一郎や、蜂須賀小六が率いる川並衆に助けられながら、戦国時代を明るく前向きに乗り切っていった若い日の木下藤吉郎の姿は、現代の私たちも学ぶところが多くあるのではないだろうか。
文字数 99,791
最終更新日 2024.01.06
登録日 2024.01.06
明智光秀の将兵として本能寺襲撃に参加した丹波の地侍本城惣右衛門の「覚書」に我々は三河の家康を襲うと想っていた、記録がある。将兵がそのように想うのは、それに応じる事実があったと考えられる。そこから明智光秀の徳川家康殺害を命じられた心境と葛藤を元に小説にした。天下布武を旗印に全国制覇を目指す織田信長は、天正八年本願寺勢力を紀州に追い払うと、老臣の佐久間右衛門親子を高野山に追放した。その五日後、林佐渡守、安藤伊賀守、丹羽左近の三名を遠国の流した。この処置に信長配下の武将たちが脅えた。信長が古代中国で宿敵の項羽を倒し、漢帝国を築いた劉邦は敵がいなくなると、天下取りに貢献してきた重臣たちを粛清しだした。いつか信長に裸で追放されると覚悟した武将たちは、陰で武装しだした。牙を磨き身構えだしたのは家臣だけではなかった。徳川家康、足利義昭、吉田兼見等公家たちも隙があれば信長を殺そうと考えた。周りの不信をよそに、信長は天下に向かって邁進していたが、陰で己と家臣たちを守るために、信長に死に装束を着せようと目論む者たちが増えていた。
文字数 90,290
最終更新日 2024.01.20
登録日 2024.01.20
「母を、自由を、そして名前すらも奪われた。それでも俺は――」
天正十年、第六天魔王・織田信長は本能寺と共に炎の中へと消えた――
信長とその嫡男・信忠がこの世を去り、残されたのはまだ三歳の童、三法師。
清須会議の場で、豊臣秀吉によって織田家の後継とされ、後に名を「秀信」と改められる。
母と引き裂かれ、笑顔の裏に冷たい眼を光らせる秀吉に怯えながらも、少年は岐阜城主として時代の奔流に投げ込まれていく。
自身の存在に疑問を抱き、葛藤に苦悶する日々。
友と呼べる存在との出会い。
己だけが見える、祖父・信長の亡霊。
名すらも奪われた絶望。
そして太閤秀吉の死去。
日ノ本が二つに割れる戦国の世の終焉。天下分け目の関ヶ原。
織田秀信は二十一歳という若さで、歴史の節目の大舞台に立つ。
関ヶ原の戦いの前日譚とも言える「岐阜城の戦い」
福島正則、池田照政(輝政)、井伊直政、本田忠勝、細川忠興、山内一豊、藤堂高虎、京極高知、黒田長政……名だたる猛将・名将の大軍勢を前に、織田秀信はたったの一国一城のみで相対する。
「魔王」の血を受け継ぐ青年は何を望み、何を得るのか。
血に、時代に、翻弄され続けた織田秀信の、静かなる戦いの物語。
※史実をベースにしておりますが、この物語は創作です。
※時代考証については正確ではないので齟齬が生じている部分も含みます。また、口調についても現代に寄せておりますのでご了承ください。
文字数 157,576
最終更新日 2026.06.10
登録日 2025.05.30
本能寺の変の前夜、六月一日の宵。
本能寺の奥座敷にて、織田信長と森蘭丸は他愛ない会話を交わしながら夕餉をともにする。
天気、夢、家族の話、かつての戦の記憶、安土の噂話――
静かで、温かく、どこか切ない時間がゆっくりと流れる。
だが、蘭丸はその背後にじわじわと迫る「終わり」の気配を感じ取っている。
信長自身もまた、薄々そのことに気づいているのではないか――
しかし、互いに口には出さず、静かな夜を壊さぬように過ごす。
やがて夜は更け、灯りが消える。
襲撃の火はまだ遠い。
だが、すでに主従の世界は、終焉の予兆に包まれていた――。
文字数 12,019
最終更新日 2025.05.31
登録日 2025.05.31