「伊」の検索結果
全体で2,451件見つかりました。
彦根藩井伊家の藩士五名に、一年前父の首を落とされ斬殺された鷹木豪介は、報復を誓っていた。
まず江戸井伊家藩邸下屋敷詰め大槻主水の後をつけ、死闘の末に斬り首を落とした。あと四名である。
全て首を落とすまでやめない。すでに姓名も居場所も全て調べ上げている。四人は井伊家江戸上屋敷、中屋敷、下屋敷かのいずれかにいる。必ず四人の首を挙げて父の恨みを晴らす。
五人に共通しているのは、北辰一刀流伝馬道場の高弟であることだった。いずれ凄まじい反撃が始まる。
それでも一人づつ斃して行くのだ。同じ井伊家の連れがいたらそれもやる。。それが豪介のやり方だった。
結果十人以上斬ることになるだろう。それは彦根藩三十五万石と一戦交えることを意味している。
信州上田藩の江戸屋敷勘定方を、高齢で退き余生を上田で過ごそうとしていた矢先であった。
豪介は父の後を継がず、浪人となった。父の仇を討つためである。
豪介には人に言えない秘密があった。知っているのは、恋人八重だけである。
そちらが彼の本業である。料理を一口、口にするだけでその料理の素材が全て分かる他人には真似のできない稀有な才能を持っていた。依頼は八重が持ってきた。それだけで生活して行くのに不自由ない金を得た。
まずい料理も簡単に極上の料理にする、それが豪介の生きがいでもあった。
今にも潰れそうな不味い料理をだす店を、客が行列を作る店にすることができる。これ以上のことはない!
すでに、そうした店が江戸市中に五十店以上もある。
八重にとってはそれが自慢の種だった。
彼女は井伊家と豪介のいきさつを全く知らない。いずれ彼と所帯を持つのが夢だった。
江戸の今にも潰れそうな店にとって、豪介はまさに救いの菩薩、味菩薩だった。
一年後には豪介は刀を捨て、故郷上田へ戻って町人になるつもりだつた。八重も大賛成だった。
だが、大藩井伊家の名にかけて、強力な豪介包囲網の網がジリジリと彼を押し包んで行く。
文字数 3,955
最終更新日 2020.05.21
登録日 2020.05.21
刀子(梗概)
五世紀中頃、ヤマト朝廷による関東への支配が進む中、下毛野国も例外ではなかった。ヤマト朝廷の大王は盟約の印として王女を差し出すよう要求し、下毛野王はその条件を吞もうとした。だが、王女の兄(王子)は断固反対した。実はこの二人は同母兄妹で密通していたのである。王子は妹のヤマト行きを阻止するため、堂々とそのことを公言すると、瞬く間に妹のヤマト行きはご破算となった。同母兄妹で通ずるのを禁忌とする世間の常識からすればそれは当然であった。
破談にはなったものの、王子は自死を迫られ、妹は伊予へ流罪。が、王子は妹を追うべく獄から脱走、自死するべくあてがわれた刀子一本のみを武器として伊予へと走る。苦難の末、王子は伊予へ来たが、逃亡生活で心身が弱り、心の支えでもあった刀子の刃が折れたことで、死する時がきたことを悟る。が、ふと遠方に見えた微かな灯りに、なぜか心が誘われるのだった。
灯りは一軒の住居で、そこには老婆が一人住んでおり、彼女はかつて王子のように同母兄妹で愛し合ったヤマト朝廷の軽大娘皇女の「侍女」であったという。そこで王子は老婆から、皇女とその兄の軽皇子の悲恋の話を聞き、ついには倭において、なぜ同母兄妹の愛が許されぬのかの理由を、さらに昔、ヤマトに存在した同母兄妹で愛し合うパイオニアとも言える兄妹の話からヒントを得るのである。また、老婆の説得力ある話しぶりから、彼女が意外な人物であることを知る。王子はかけがえのない理解者である老婆から励まされ、最愛の妹の元へと向かうが……。
文字数 80,813
最終更新日 2026.05.08
登録日 2026.05.08
山の中にある小さな村で生活している夏目伊吹、当麻佐介、月岡詩織は遊べることはすべて遊びつくしていた。そんな退屈をしのぐために村の起源にかかわる、ある言い伝えがある場所に肝試しに向かった。そこで一人の少女と出会い、1000年前からの事件に巻き込まれる。それは偶然か必然か…
文字数 14,744
最終更新日 2023.09.08
登録日 2023.09.08
幼い頃に父を失った主人公、落花伊織の母はある日、再婚を決意する。再婚相手には落花伊織と同い年の息子がいて__?
文字数 5,413
最終更新日 2016.05.16
登録日 2016.04.29
ある時から限定的に女の子の心の声が聞こえる能力を発症した男子高生・紡は、過去の失恋を引きずり恋愛に積極的になれないまま高校二年の春を迎えた。友達・結音の無理矢理な言動をキッカケに、近隣の男子高生の間で有名になっているお嬢様校白鳥女学院の生徒・伊集院陽咲と知り合う紡だったが、一見完全無欠の彼女にもまた、誰にも言えない秘密があった。
登録日 2016.05.26
何の前触れも無く見知らぬ林に放り出された識条伊緒は、そこで町の住人に助けられる。どうやら異世界にやって来てしまったらしい。この世界ではヒューマンが絶滅危惧種扱いされており、伊緒も脆弱なヒューマンとして町民から手厚い待遇を受ける事になる。
周囲は非常に優しいし、住みやすい場所なのだが自警団に所属しているとある人物が異様に刺々しい態度で接してくる事に気付いた。何でも町外れにある館に魔女が棲み着いて大規模魔法を起動しようとしており、ピリついているらしい。自警団がその魔女と話し合いを試みるも、誰も生きて帰ってこない。そんな中、伊緒は自身のギフトが「任意の時間に戻る」能力である事に気付き――
異世界転移した女子高生が帰る方法を探しながらも、お世話をしてくれた町民の為にループを繰り返しながら魔女を討伐しようと奮闘する話。
文字数 75,001
最終更新日 2021.09.18
登録日 2021.06.28
人形師の楚寂柑は、戦続きで荒れた都から落ち延びてきた楽士の雷春応を訪ねる。寂柑の作った人形の歌を子供騙しと切り捨てる春応に、寂柑は悩みながらもある出会いをもとに最高傑作の人形を作り上げる。その歌声は春応のみならず多くの人を驚かせた。
文字数 9,549
最終更新日 2019.11.22
登録日 2019.11.20
世界史には、数多くの偉人と・・・それ以上に多くの暗君暴君も存在する。
しかし、名君と暗君は以外に紙一重で、それが妻や愛人として心強い手助けをすることもあれば、時に一刻を揺るがす邪悪の源にもなる。
この作品は多くのその女性の活躍を記すものである。
文字数 65,638
最終更新日 2026.02.06
登録日 2026.01.30
主要人物紹介
・佐倉桜
本作のメインヒロイン。マカロン帝国の選抜部隊Bの隊員。鮮血のような真っ赤で身長よりも長い赤髪ロングへアのスタイルが良い美女。
・伊集院玉子
本作のもう一人のヒロイン。マカロン帝国の選抜部隊Bの隊員。スタイル抜群で、巨乳と言うよりも爆乳の豊かな胸を持ち、黒髪ロングヘアの美女。
・満天ひろし
マカロン帝国の選抜部隊Bの隊員。小柄で女性的な美青年。
・永沢光彦
マカロン帝国の選抜部隊Bの副隊長。非常に頭が切れる優男。
・五郎丸五郎
本作の主人公。マカロン帝国の選抜部隊Bの隊長。
本作は架空のカードゲームによって行われる戦争を描いた作品。
舞台は地球。地球は今4つの国々でできており、その内三つの国は戦争中の三つ巴状態で、それら三つの国々が覇権争いをしており、3強1弱状態で地球は実質3つの国で構成されていると言っても過言ではない。
4つの国は、巨大な列島のマカロン帝国、大きな大陸のアヒージョ合衆国、マカロン帝国とアヒージョ合衆国の中間くらいの大きさの大陸のペペロンチーノ王国。そして、小さな諸島のマルゲリータ帝国である。マルゲリータ帝国は永世中立国で戦争には参加していない。マカロン帝国、アヒージョ合衆国、ペペロンチーノ王国の3ヵ国で三竦みの世界大戦を繰り広げているのである。
この星で決められている国際法では、戦争での人を殺す事・戦争で兵器を使う事が禁止されており、3ヵ国が繰り広げている戦争は全て「チケットモンスターズ」と呼ばれる一騎打ちのカードゲームで行われている。
文字数 90,466
最終更新日 2017.05.08
登録日 2017.04.30
真面目(?)な生徒会長×流されやすめなツンデレ男子高校生。そこに友達も加わって、わちゃわちゃの高校生活を送る話。
ネクタイをつけてこないことを毎日真面目に注意してくる生徒会長・伊佐野のことを面白がっていた水沢だったが、実は手のひらの上で転がされていたのは自分の方だった? そこに悪友・秋山も加わってやいのやいのにぎやか(?)な高校生活を送る話。
楽しんでいただけますように。どうぞよろしくお願いします。
文字数 19,275
最終更新日 2024.12.23
登録日 2023.09.17
まぁ仕事の移動中にラジオを聴いていたら、たまたま「伊勢物語 芥川」なんてモノをネタにした番組が流れていて思い出しちゃいました。そんな高尚な番組普段なら他の局に変えてしまいますがねw昼間のネタ番組だったり麗しの小林悠アナウンサーだったりしたためそのまま聴いてましたがな。二次創作というわけでもなく、リメイクというか不肖平岩版「伊勢物語」というわけでもなく、まぁグロテスクにしただけw
これも他の掌編群の中に編入してしまおうという魂胆でして_orz
文字数 3,927
最終更新日 2016.11.02
登録日 2016.11.02